記事No | : 1658 |
タイトル | : Re: 人間は自由意思を持つのか |
投稿日 | : 2012/09/23(Sun) 12:57:26 |
投稿者 | : 修業者 |
自由意思ですか。
某M教は単純な自己中心型の選民思想で、某M教の教えが唯一絶対正しいのだ!と教会で洗脳されてしまうので、自由意志がなくなってしまうのだと思います。
仏教は、八万四千の法門があるといわれており、その中から自分に合った教えを選ぶことができるし、宗派や寺院の選択も自由ですので、自由意思で決めることができますよね。
諸法実相も一つの法門ですが、中古天台本覚思想に近くて、ちょっと首を傾げたくなる教えですね。
中古天台本覚思想とは、草も木も土もすべての生き物がそのまま仏であるという考え方です。
天台大師は密教に影響を受け、この思想を積極的に取り入れたため、他宗から仏教を堕落させたとして非難されたようです。
だって、すべてのものがそのまま仏であり、悪人もそのままで成仏できるなら仏道修行など必要ないですよね。
『諸法実相抄』は以前しんのすけさんが、「真蹟、古写本ともありません。」、「前半は偽書とする説が多いようですよ。」とおっしゃっていたよう、真偽未定のご遺文のようです。
「妙法蓮華経こそ本仏にては御座候へ。凡夫は体の三身にして本仏ぞかし、仏は用の三身にして迹仏なり、」
これは、妙法蓮華経や凡夫が本仏だと教示しており、日蓮聖人のご意思に反するのではないのでしょうか。
> 宿業の説明に、
>「現世で報いとしてこうむる、前世に行った善悪の行為。」
これは部派仏教の因果性縁起の考え方、龍樹は厳しく批判し、相依性縁起(無自性)を説いています。