記事No | : 1846 |
タイトル | : Re: 「大物政治家はクリスチャン」の謎 |
投稿日 | : 2013/01/22(Tue) 16:54:09 |
投稿者 | : 桃青 |
「週刊ポスト」が大物政治家クリスチャンとして名をあげた人々を列記してみよう。
自民党:
石破茂(母方の曽祖父が著名宗教家、金森通倫)
麻生太郎(祖母が吉田茂夫人幸子さんでカトリック信者。)
山谷えり子
谷垣禎一(クリスチャンではないが「国会議員が集まって聖書を読みながら祈る会」の中心メンバー。)
民主党:(落選議員、引退、離脱者を含む)
土肥隆一(牧師)
羽田雄一郎
藤田幸久
山田正彦
故人
片山哲
鳩山一郎
大平正芳
それぞれのかたが「大物政治家」であるかどうかは、異論があるかもしれないが、永田町のクリスチャンのパーセンテージは、日本全体のクリスチャンのパーセンテージよりは大きいようだ。
クリスチャン政治家が、靖国神社参拝に強いこだわりを持つのは、
「日本では新渡戸稲造氏をはじめ、武士道とキリスト教が結びついた「サムライクリスチャン」の考え方が根付いており、軍人や国の為に殉じた人々を弔うことはクリスチャンにとって当然なのです。」(富岡幸一郎。関東学院大学文学部教授、クリスチャン)
MRA:
反共の防波堤としてのキリスト教による道徳再武装運動。
戦後の日本政界には、MRA運動が一定の影響力を持っていたというのだが、日本ではこの運動は広がらず、韓国でこの運動によって人口の3割を占める国内最大宗教となった。
「韓国では、教会と無償の病院で信者を増やし、貧困層を中心にキリスト教の価値観を植え付けて行くという欧米の基督教団の伝統的手法が成功したわけだが、日本では奏功せず、一部のエスタブリッシュメントにしか定着しなかった。
だが、その一部が世襲政治家、あるいは高級官僚として日本を動かす立場にある。」
「米国やヨーロッパ、そしてイスラム諸国と、いまでも世界は一神教的な価値観で動いている。
日本は多神教の国だが、欧米を相手にするには、一神教の世界観を理解しておく必要がある。
クリスチャン政治家は、その点で強みがあるし、宗教という共通点があれば相手国とも話しもしやすい。
新渡戸氏がクリスチャンとして「武士道」を世界に発信したように、日本と世界を結びつける働きに期待したい。」
と、先の富岡氏は結ぶのだが・・・・??