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記事No : 1858
タイトル 選択肢を呈示するのは誰なのか。
投稿日: 2013/01/28(Mon) 16:43:55
投稿者桃青

人間の課題は、チンパンジーと共有するDNAから来る行動をいかにコントロールするかである。という説がある。

なるほど、チンパンジーの子殺しは有名だ。
自分と同じ種を積極的に殺す動物は、現在のところチンパンジーと人間しか発見されていないそうだ。
そのチンパンジーに最近、「平等」という概念がある。という報告がなされたという。

期待して読んでみた。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-techn ..... 6/10106632

うーん。
どうみても、これは「平等」という概念の話では無く、
相手に報酬を払って協力を求める「交渉」の話しだわね。
そして、その交渉の場で起きることは、チンパンジーも人間も基本的には変わらない。
相手より優位な立場なら、相手に払う報酬は少なくてすむ??
て、そっくりじゃん?!

ははあ、解った!
この研究はアメリカで為されたということですが、
アメリカでは、これが「公平な交渉」による「平等な配分」て概念なのかも。
だって、某M教のひとが「公平」「平等」で言っていることとそっくりだもの。
TPP交渉はそういう「公平」「平等」の概念の国を相手にするのですからね。
どんなにアメリカから無理難題押し付けられても、それが彼らの「公平」「平等」なのだということなのでしょう。

さて、この某M教的な「公平」「平等」を、卑近な例で説明してみましょう。
学生時代、歯医者で助手のアルバイトしたことがあります。
院長が勤務医に懇々と説教していました。
「君ね、君は自費の患者にも保険の患者にも同じように接しているでしょ。
君はそれを公平、平等と思っているかもしれないけれど、それは違うね。
自費で高いカネを出してくれる患者は高いカネに見合ったサービス、保険の患者には、保険に見合ったサービスをするのが、公平、平等というものなんだ。
どちらも同じように接するのは、不公平、不平等。解ったね。」

そういえば、この院長、少年時代、青年時代をアメリカで過ごした。と言っていたっけ。

「医は仁術」で、自費の患者も、保険の患者も同じ人間と見て、同じ態度で接しようとした勤務医は、日本の伝統的な公平平等の概念でそうしようとされたのでしょうが、
払ってくれる金額に見合ったサービスをするのが本当の公平、平等という概念で日本の医療を仕切ろうとする人々の声も大きくなってきたようじゃないですか?


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