記事No | : 1886 |
タイトル | : Re^2: 『黄昏流星群』 |
投稿日 | : 2013/02/09(Sat) 12:33:27 |
投稿者 | : 桃青 |
> 幽霊とかよく登場しますが、人の考察はリアルな漫画ですね。
あらためてwikiを見てみたら、作者の弘兼 憲史は、あの「島耕作」も書いておられるのですね。(笑)
> 結構、認知症に限らず自称専門家とか権威より漫画の方がリアルで訴求力がありますね。僕もいろいろ漫画で学ぶきっかけとなったものが多い。
麻生さんは、「ゴルゴ13で世界情勢を学んでいる」と言って、失笑を買いましたが、私も「ゴルゴ13」から、世界のどこに問題が起きているかを知らされることがあります。
>でも桃青さんがビッグコミック読まれるとは意外な感じ(笑)
>
そうですか?
読者の感想文のコーナーに投稿して、採用されたこともあるのですよ。
ネットをはじめてからは、書いて意見を表明する、という欲望は満たされていますので、投稿したいと思わなくなりましたが、それまでは結構あちこち投稿して、これでも案外採用されたりしていたのですよ。
> それほど身近に沢山ある大問題なんですね。
認知症のかたが一人いれば、その周囲には葛藤している人が必ずいます。最低一人はいます。
何故なら認知症は、誰かが手を貸さないと一人では生きていけないからです。
家族のあるかたなら、葛藤しているひとの数は増えるでしょう。
350万人の認知症なら、1000万人と書きましたが、1000万人なら総人口の約1割、10人に一人は、認知症に関わる何らかの大なり小なりの葛藤を抱えていることになります。
大悲山さんが認知症も精神病の一種と言われましたが、統合失調症の患者数は推定100万人、実際に患者として把握されているのは40万人(ちなみにガンの患者数も40万人)、鬱病、躁鬱病合わせて100万人、に比べると、認知症の350万人という数は、はるかに多いことがわかります。
認知症の周辺症状には、統合失調症のそれに似ているところもあります。
婚姻を継続し難い理由として精神病をあげることは法律も認めています。
もちろん精神病の配偶者と添い遂げるかたも多数おられますが、精神病の配偶者から離れたいという願いは、自分勝手な願いではないということを法律も認めているわけです。
それほど精神病のかたと生活を共にするということは、辛く苦しく、正常な日常生活を営むことができないこともあるものだということでしょう。
> 来週は妻の誕生日です、今の内にしっかり楽しんでもらうつもり、
> 阿頼耶識にすり込んで、できる事なら認知症になっても僕の顔を見て笑ってくれるように(^^♪
しんのすけさんなら、だいじょうぶでしょう。
夫が認知症になった場合、奥さんは在宅で愛情こめてお世話するかたが多いです。
中には、さほど認知症の進んでいない夫をさっさと施設へ入れてしまう奥さんもおられますが、それは夫のそれまでの態度に問題があったという例ばかりでなく、奥さんがもともと夫に愛情を持っていなかったんだろうな、と思われるような例もふつうにあります。
そういう場合、夫のほうが奥さんに惚れていたんだろうな、と伺えるようなひともいて、なんだか切なくなります。
それをある御上人のように、
「認知症になって大切にされるかされないかは、それまでそのひとがどういう家族関係を造って来たかによる。」
と、ぽんと言われると、
「ああ、一人がどんなに良好な家族関係を造ろうとしても、良好な家族関係は一人ではできないのに」と、思います。
思うだけで、その場では反論しませんが。
> でも、たぶん僕の方が先に行く。まだ先の話しだけど。
男性はそのように願いますけれど、それは、わかりませんよお〜。
(と、脅す)(^v^)