記事No | : 2075 |
タイトル | : 私を見る眼の変化 |
投稿日 | : 2013/06/03(Mon) 18:10:26 |
投稿者 | : 桃青 |
NHK「あさいち」番組中での証言は、介護する側、される側どちらも、いちいち「そういうことってあるよね。」「そういうひといるよね。」と、頷くことばかりであった。
私の身近に、嫁として姑の介護をする女性がいた。
実際にお眼にかかったことはないが、その介護のさまを伝えてくださるかたがいて、大変な思いをされていることは知っていた。
休みなしの介護があまりに大変そうなので、その話を伝えてくださったかたに、デイサービスの利用を勧めてみた。
お姑さんは当初嫌がったが、一度行ってみたら、意外に気にったらしく、それから週に3日デイサービスを利用されるようになり、
お嫁さんは「楽になった。」と、喜んでおられると聞いた。
私は、その時ふと「お嫁さん、楽の味を知ってお姑さんを施設へ入居させることになるかもしれないな。」という思いがよぎった。
その後、しばらくして、お姑さんは施設へ入居させられた、と、聞いた。
さて、この話を伝えてくださったかた(男性70代)は、これまで毎日のようにデイサービスを利用して何やら楽そうに介護している私と、苦しげなお嫁さんを比べて、私をどこか非難する風情があった。
が、お嫁さんがお姑さんを施設に入居させていらい、私に対する態度がなんだか急に柔らかくなったように感じるのですね。
介護サービスを利用しながらも在宅で介護している、その「在宅」というところを評価されているのだろうかとも思う。
在宅介護サービス利用なし>>>>在宅介護サービス利用>>>>>>>>>>>>施設へ入居
という社会的評価は、まだまだ厳然としてある。と感じる。