GUNDAM SENTINEL RPG −OutLaws Edition−
ガンダム用語解説(6)
■地名
スペースコロニーのシリンダー1基を指す言葉。正式にはスペースアイランド。
コロニー一基を1バンチと呼び、30から40のバンチが集まって、サイドという一個のコロニー群となる。
→関連用語 : スペースコロニー / サイド / スペースノイド
アステロイドベルトにあった小惑星を改造した基地。ジオン公国が木星輸送船団の中継基地として建設した。
一年戦争に敗北したジオン公国軍の一部艦隊は、地球連邦への帰順を拒否して、この基地に逃亡した。そのため、この小惑星基地アクシズを本拠とした旧公国軍残党をアクシズと呼称する。
その後、グリプス戦役時に核パルス推進によって移動され、地球圏に帰還している。
第一次ネオジオン紛争の終結後、地球連邦軍に接収され、管理されていたが、第二次ネオジオン紛争時に再興ネオジオン軍に占拠され、地球寒冷化作戦の大質量弾として使用された。
しかし、ロンドベル隊の決死の阻止作戦によって破砕・分断され、地球への落下は阻止された。
→関連用語 : ネオジオン / 第一次ネオジオン紛争 / 第二次ネオジオン紛争
ジオン公国軍の宇宙要塞。もともと資源採掘用にアステロイドベルトから移動してきた小惑星を二つ連結し、軍事用に転用して要塞化された。L2宙域に設置され、サイド3本国を防衛する防衛線の一角を負った。
一年戦争最末期に、サイド3本国侵攻の前哨戦として地球連邦軍艦隊による総攻撃が行われた。ギレン・ザビ総帥率いる守備隊はこれを迎え撃ったが、内紛によってギレン総帥とキシリア少将が縦続きに戦死し、指揮系統が乱れたこともあり、陥落している。
→関連用語 : ジオン公国軍 / 星一号作戦 / ゼダンの門
□暗礁宙域 (deadlock space area) 【地名】
L1宙域の旧サイド5ルウムが存在した宙域。一年戦争初期の一週間戦争およびルウム戦役によって大量に発生した大小さまざまなデブリ(宇宙ゴミ)が滞留している。ミノフスキー粒子も高濃度に滞留しており、コンパスやレーダーも満足に機能しないため、航行するには非常に危険を伴う。
デラーズ・フリートの係留基地の呼び名。暗礁宙域内の廃棄コロニーなどを利用して設営され、継ぎ接ぎで特異な外観からそう呼ばれる。
□キャリフォルニアベース (California base) 【地名】
北米西海岸にある軍事拠点。一年戦争開戦直後、ジオン公国軍による第二次降下作戦によって占領され、以後公国軍の重要拠点となった。
大規模な港湾設備とドックを備えており、公国軍の潜水艦艦隊の母港となった。また、MS開発施設や製造工廠も設けられ、多くの陸戦用MSや水陸両用MSがここで開発された。
しかし戦争末期、地球連邦軍によって奪回されている。
→関連用語 : ジオン公国軍
□キリマンジャロ基地 (Kilimanjaro base) 【組織】
南アフリカのキリマンジャロ山にある地球連邦軍アフリカ方面軍の基地。宇宙港施設やニュータイプ研究所も併設されている。
グリプス戦役時にティターンズに接収され、ジャブロー消失後の中心的な拠点となっていた。後にエゥーゴ、カラバ連合軍による攻撃によって、陥落した。
→関連用語 : 地球連邦軍 / ティターンズ / エゥーゴ / カラバ
月の裏側にある月面恒久都市。一年戦争時、ジオン公国の統治下にあり突撃機動軍の本部が置かれていた。そのため、戦後も反地球連邦、親ジオン派が多く、グリプス戦役時にはエゥーゴの本拠地となった。
→関連用語 : ジオン公国軍 / エゥーゴ / 月軌道艦隊 / グラナダ工場
地球連邦軍の宇宙要塞。ジオン公国軍の宇宙要塞ソロモンを接収し、改名した名称。戦後、鎮守府が置かれ、宇宙軍の主要な拠点として運用された。
→関連用語 : ソロモン
宇宙での一部の宙域名の接頭語で、後ろに番号を付ける事でスペースコロニーの集合体を指している。各サイドは、地球と月のラグランジュポイントを巡る軌道に設置されている。
一年戦争開戦初期の一週間戦争によって、多くのコロニーが戦災によって破損したため、戦後「コロニー再編計画」によって再建が行われた際に一部改称されている。
各サイドには愛称が付けられており、サイド1「ザーン」、サイド2「ハッテ」、サイド3「ムンゾ」、サイド4「ムーア」、サイド5「ルウム」、サイド6「リーア」、サイド7「ノア」とも呼ばれる。
→関連用語 : スペースコロニー / ラグランジュポイント / コロニー再生計画
□サンダーボルト宙域 (Thunderbolt Sector) 【地名】
一週間戦争で破壊されたサイド4「ムーア」が存在していた宙域。コロニーの残骸が密集し、帯電した残骸から頻繁に雷のような放電現象が発生することから、「サンダーボルト宙域」と呼ばれる。ジオン公国軍の宇宙要塞ア・バオア・クーへの補給路であり、地球連邦軍によるア・バオア・クー侵攻作戦「星一号作戦」直前に激しい前哨戦が行われた。
→関連用語 : ムーア同胞団 / リビングデッド師団 / 星一号作戦
南米アマゾン川流域の巨大な地下洞窟を利用した地球連邦軍の基地。基地施設だけでなくMSや艦船の工廠、艦隊クラスの艦艇が停泊できるだけのドック、大規模兵器庫、保険庁、参謀本部までも備えており、名実共に連邦軍の心臓部・頭脳部である。広大な熱帯雨林のジャングルの中にあり、出入り口も植物などでカモフラージュしているため位置を特定しにくい。
一年戦争末期にジオン公国軍特殊部隊によって宇宙船用ドックを発見され、侵攻作戦が試みられたが、失敗に終わっている。
秘匿性が失われたこともあり、U.C.0087年には参謀本部の移転が計画されていた。その後、エゥーゴの侵攻に伴い、核爆弾による自爆が行われ、破棄されている。
ティターンズの拠点のひとつ。ジオン共和国の保有する宇宙要塞ア・バオア・クーを接収し、L3宙域に移動した。
グリプス戦役末期に、エゥーゴと同盟を結んだ旧公国軍残党アクシズによって、小惑星アクシズを衝突させられて、破壊された。
→関連用語 : ア・バオア・クー
ジオン公国の宇宙要塞。もともと資源採掘用にアステロイドベルトから移動してきた小惑星だが、ジオン公国軍によって軍事用に転用され要塞化された。
L5宙域に設置され、宇宙攻撃軍の本拠地となり、サイド3本国を防衛する防衛線の一角を負った。
一年戦争末期に地球連邦軍の星一号作戦の最初の攻略目標とされ、激戦の末に陥落している。その後、連邦軍に接収され、コンペイトウと改名された。
→関連用語 : ソロモン海戦 / 星一号作戦 / コンペイトウ
□フォン・ブラウン (Von Braun city) 【地名】
月の表側に位置する月面最大規模の恒久都市。もっとも最初期に建設された月面都市でもある。
旧世紀に人類初の有人月探査宇宙船アポロ11号の船長であるニール・アームストロングが初めて月に降り立った場所であり、市街地にはアームストロング船長の名を冠した公園も設けられている。
都市の名称は、アポロ11号の打ち上げに使用されたサターンV型ロケットに代表される、数々のロケット開発に大きく貢献したヴェルナー・フォン・ブラウンにちなんで付けられた。
→関連用語 : ルナリアン / アナハイム・エレクトロニクス社 / フォン・ブラウン工場
ジオン公国軍の小惑星基地。L2宙域に置かれた資材採掘用小惑星を転用した軍事要塞。MS開発が可能な工廠が設けられており、次世代主力MSの開発が進められていた。
戦後、地球連邦軍に接収され、戦技教導団が駐留して、IMPCのデータ開発を行っていた。
地球低軌道上に設置された浮きドック兼連絡ステーション。中心部から五本の連結用デッキが伸びていることから名付けられた。
→関連用語 : 本星艦隊
U.C.0001当時に首相官邸として建造されたスタンフォード・トーラス型宇宙ステーション。上下に二枚の採光用円盤型ミラーがあり、中央のドーナッツ型居住ブロックに光を供給するとともに太陽光発電を行う。居住ブロックは75秒周期で回転し、月と同程度の重力を発生させる。
スペースコロニー建設用の鉱物資源を採取するために、U.C.0045年代にアステロイドベルトから月軌道上のL3宙域に運ばれてきた小惑星ユノーが、U.C.0060年代から地球連邦軍によって軍事基地に改造された宇宙要塞。
一年戦争当時、宇宙における連邦軍の唯一の拠点として維持されていた。戦後、鎮守府が置かれ、宇宙軍の最重要拠点として運用された。
史跡の意。U.C.0001に爆破された首相官邸ラプラスの残骸。事件の史跡として小学校の社会科見学のコースにもなっていた。毎日、地球標準時午前零時に緯度0、経度0、高度200kmの位置を通過する。