13章 血の代償 |
シナリオの都合でキャラや展開がおかしくなっているのはアイク側(もしくはエリンシア側)になるまで治らないと諦めて、キャラたちでも追いましょう(待て)。 って言った傍から、トパック(ベグニオンにいるらしい)と連絡手段があるなら、いくらでも考えようはあるだろうが! この思考停止集団が!と叫びたい状況に(--;。ともあれセフェランが動き出して事態は変わってきました。ベグニオン的には。 ペレアス。言ってることは妥当だけど、単純に人の命と考えたら、全国民を滅ぼしても何の役にも立たないわけで。ほら、あれですよ。人質は無事だから価値があるって某話の(笑)。滅びるのはデインという国の形だけだと思います。仮にデインが天然資源が豊富だとか特別に肥沃な国土だとしても、働く国民がいなければ0から開拓になり実に非効率的で対費用効果が悪すぎですから。ゲーム序盤で商人さんたちも言ってましたね〜アシュナードはクリミアそのものを滅ぼそうとはしなかったと。国を取るなら普通はそうします。あ、そうか。元老院は加減を知らないから考えられないこともやるかもと思えばいいんですね(違)。1部のあれもありましたし。 よし、次行きましょう! ペレアスは自分を第3者が殺せば誓約は破棄されるといいました。ここまできて3−6あたりとのミカヤとペレアスの立場が逆転してきています。あ、ミカヤ弱い自覚はしてたんだ(おい)。基本的善人ペレアスがフォローしてくれました。あの人格七変化と混乱ぶりがなければ、同意はできたかな(--;。だから描写の問題だと……! ところで。 誓約に関わらぬ第3者って、ミカヤは思いっきり関係者(デイン国民)だと思います。 署名はしてませんけど犠牲者予定リストには居るはず。で、ここの選択肢。1周目はどうにもならないんですね。プレイしたときには既に情報が出回っていて、2周目にどうにかなると分かっていたので迷いませんでした。が、これ知らなかったら「他の選択肢はないのか!?」と絶叫したと思います(ネタバレを見てしまった己が憎い!)。他人の手を汚させる選択は言語道断だと思ったので1周目は自らを選びました。……ミカヤのここまでの行動からすると自分でできるとは思えませんが。この選択肢も凄い表現でしたね〜。主人公の行動選択で「他の者に頼む」ってそんなに卑怯者にしたいんですか、貴方達!と。そっちを選ばせない為だとしたら無難かもですけども。「……」くらいでよかったのでは。どうせ1周目の結果は一緒なんですし。2周目以降は当然「できない」です。以下、2周目以降の展開で書きます。(というか1周目をもう覚えていない(汗))ミカヤがタウロニオとペレアスの間に入って止めました。 ずっとこの行動タイプのままで一貫してくれていれば普通に好きだったはずなのに! 製作者出てきなさいっ!(違) いいじゃないですか、無理な行動とらせなくても普通の主人公で! ここでわずかな可能性というのは、まさかラグズ連合込皇帝軍を全撃破して元老院の望むとおりになるとかいうんじゃないですよね? 永久隷属国家を選ぶほど世間知らずに見えるだけに疑わざるを得ません。誓約破棄のほうだと信じたいですが、ちょっと過去が過去だけに。*拠点会話* 仲間たち:何も知らない2人が哀れ(--;。 ローラとブラッド:ものすごく和みました! この最初のノリはもう見られないかと思いましたよ(涙)。スリープ入手→即刻輸送隊へ。ローラ、君だけは暁メンバーで唯一(強制除き)終章出撃のチャンスがあるからね(違)! 進撃。 いきなりアイク側。団体が大きくなってからすっかり奥に引っ込んでいた感があるセネリオが沈黙の為だけにわざわざ出てきてます。シナリオ進行上は別にティバーンの台詞で終わっても通じるのに。しかもセネリオを認めて信用しているように見える台詞をきっちり入れてますし、なんかやたら扱いが丁寧な気がしてきました(笑)。連合軍になっても軍師やってたんですね。実際蒼炎キャラは殆どですが、以前と比べてはいけない程知識だけじゃなくて精神(対人関係)も成長したと思いますし、キャラ好きだから嬉しいんですけど、逆にいいんだろうかという気分にも(^^;。かなり好き嫌いはっきり分かれるキャラだと思うので。 でも深読みしまくると、対比もあるのかもしれないと思ったり。表の対比(ミカヤ/ペレアス)と裏の対比(セネリオ/ペレアス)の二重トリックというか。担ぎ出されて影に隠れているペレアスと基本的には地位後ろ盾ゼロから うわ、デイン側の行動スクリミルにまで正気の沙汰とは思えんって言われちゃってるし。 どこまでも繊細で優しげなラフィエルがまだミカヤを助けたいと言います。ニケ様が参戦してくれるなら歓迎とかうっかり思ってしまったところで、このMAPはミカヤ側を操作するのを思い出しました。まずいって、ただでさえ激弱暁メンバーなのにさらにラグズ王なんて増えたら詰みます。あと、アイク、寛大すぎます。でも、たとえ普通敵将なんぞ一番に落とすべき相手だと理解していてもアイクだと同意したくなるのはやっぱりプレイヤーに対するカリスマでしょうか(笑)。 にしても、この展開だと完全に心境アイク側です(汗)。というかここまでアイク側描写しておいて、操作がミカヤ側なんですか? MAPへ。 アイク・セネリオが隣接=支援A:攻撃+2回避+30。絆支援:必殺および必殺回避+5。 あれだけ辛かった3−6でも3−12でも黄色軍という救済措置はありましたし、きっと動かないんでしょう。敵将撃破なんて考えなければいいだけです、ええ。気分的にはアイクたちに撃破してほしいくらいですし(待て)。 戦闘開始。ミカヤはラインから外に出られない。パージなんて貴重品使う気はありませんし、それ以前に(1周目)武器LVが足りなくて使えません。貴重な火力が減ってしまいました。 アイクたちはやっぱり動きません。動いたらまず詰みますから当然でしょう(^^;。 1周目はサザ・タウロニオ・オルグ(とローラ)だけがまともにダメージを与えられるキャラ。そしてタウロニオが2,3回耐えられる以外複数の戦闘にはとても耐えられない状態。ちょっと前に出たりしながら、その後どうやってもまともに戦えないと悟り、防衛ラインの内側で守ることに。が、鳥翼族増援にあっさりラインを突破されてゲームオーバーどうしろというんだ! 初期レベルのフリーダたちを出そうとも思えないし……と考えた末に、防衛ラインの真下の更に下側の段差上にサザたち3人を並べ、ターンが進むにつれてギリギリまで防衛ラインを下げる。ジルの勇者の斧とローラのライトで鳥翼族に対応する、で弱小暁の団でもなんとか猛攻を凌げました。後で調べたら要請も利用してライン内側を隙間なく埋めるという手もあるにはあったのですね(^^;。 10ターン目。ライが登場。攻められている側なのに、とっととけりをつけてやれと思ってしまうのがなんとも。ちょっと待った! 合流次第仕掛ける!? 動く?動くのかアイクが!?さらにニケ様登場。こっちは緑だから攻撃はしてこないのかな。どっちも、残りターンからすれば全員ラインの内側にいれば届かないはずだけど。 そして続々と現れる傭兵団の面々。怖すぎ。しかもアイク・ライまで動いてきます。セネリオが動かないのは、うっかり遠距離を持たせていると、遠距離連続必殺追撃(しかも移動歩数から考えてアイクの支援攻撃+2付き)が飛んできて確実に詰むからでしょうね。ハールやマーシャがいないのも。 ちなみに、2周目以降はしっかり神官LV上げをしてそれなりに戦えるようにして下側の防衛ライン→10ターン辺りから徐々に逃げる、で進めています。ローラ(プリースト)が立派な戦力というのが実に複雑です。スリープを使うか根性で1人最上級を作っておけば敵将撃破は可能らしいですが、貴重なマスタークラウンやスリープを使ってまで倒そうとは全く思えない(笑)ので防衛のみ。 12ターン防衛後。サザが立場を忘れるなというのを実に穏便な表現で言いにきました。いっそデイン側サザ主人公でいきましょう。サザなら別に不自然も不愉快もないです(待て)。城内に入っても篭城すらさせてもらえない。元々差がありすぎる両軍なのだから真正面から戦えばこうなるくらい少なくともタウロニオは分かっていたはずです。ってミカヤまたここで問題発言を。 ちょっとフォローできない毒舌になるので、飛ばされる場合はこちら(本文続きへのリンクです)へお進み下さい。 やるだけのことはやった、という心境を表したのでしょうが、では戦い続けた為に失われた命は? 誓約なんかで命を奪われるより、という台詞はデインが負けても誓約は発動しないと考えていると取れます(もしくは一般国民のことを全く考慮に入れていないか)。であるならば全力で正々堂々と戦って全軍壊滅しておけば一般国民は助かるということになりませんか? 負けてもいいのなら皇帝軍と取引の余地がいくらでもありました。少なくともトパックと連絡が取れるのですから、裏で話をつけて全力で戦ったふりをして負けておく、あるいは全力で防ごうとしたのは事実なのだからとあの崖の所で退くetc。戦って負けても誓約に滅ぼされると思ったからこそここまで粘ったはずなのに、ここでこの発言は 明らかに矛盾しています(by:逆裁。ヒトサシ指をつきつけつつ) その後の発言は、ミカヤが1兵士なら何も問題ありません。自分1人のこと、戦いの末か誓約かくらい選びたいでしょう。しかし、ミカヤは総大将です。その命令で大勢の命が左右される。その自覚がまるでないのです。「つきあわされる皇帝軍には迷惑」ではなく、自軍に絶対何割かは居るはずの、同じ望みではない兵士たちの犠牲をどう思うのでしょうか。もし本当にデインに必要な行動ならばそのために兵が動くのは当然です。しかし理由がそんなこと(自己満足)であるとすれば……。それに「デインは滅びる」のが確定と思っているのならば、むしろ刃を向けるべきは元老院でしょう。誓約の性質からして、戦いを挑んだ瞬間にデインが滅びることはありません。それこそ最後の1人になるまで戦って自分たちは傀儡ではなく最後を自ら選んだのだ!というほうが、よほど潔いと少なくともプレイヤー側からは見えます。加えて現実的な問題として犠牲が最小で済みますし。思い出してみれば、1部のラストでもミカヤの甘さの為に民間人が大勢犠牲になったことに欠片も触れませんでした。あれと同様、ここでも恐らく台詞をつくったときにそこまで気が回らず、個人としてのミカヤの台詞にしかならなかったのでしょうが、雰囲気だけで台詞言わせてOKなのはプレイヤーが疑問に思わない行動をしているときだけです(待て)。3部のミカヤがどうしても受け入れられないのは、展開の為に人格が変わっている事に加えてプレイヤーが共感できるような混乱切迫描写がないままに(デインを救いたいんですっ!だけじゃ只のヒステリーです)言動に一貫性がなく矛盾が多い為です。 もっともここまでくるとシナリオの都合と割り切れる(苦笑)のと、4部になると半分くらいはユンヌで、ミカヤ自身割と普通に戻るので抵抗はなくなるのですが(--;。あとクリア後にみると「ああ、ユンヌ混ぜちゃったんだね。やっぱりストーリーの都合の為だけに喋らせてたのか」と理解できますし。 いっそ、ゲーム進行が楽すぎになってしまっても、そこは普通の敵ユニットで補正すればどうにかなるので、3部はエリンシアの章を除いて全てアイク側にして、1部のミカヤが何故変わってしまったのかを疑問に思わせながら(1部の操作キャラが何故ここまで!?と疑問があると気になって仕方ないかと)、3部ラストまで完全に敵として描き、ラストで理由を示して「じゃあ同情できることもあるな」と合流の方がプレイヤーは微妙な心境にならずにすっきり進められた気がします。実際3−6で変わったのを見た最初は、何が起きたんだろう?と単純に疑問でした。ペレアスを盲信するにもきっと何か理由があるんだろう、とか。で、その時には感情論以外何もなかったと知ってから「うむむ」となったので。もちろん、好き好きとは思いますが。 アイク側。ラグズ兵たちが負の気に飲まれだしたらしいです。そして不審な飛行物。ここでムービー。 派手に城をなぎ払って何かと思えばエリンシアとイナと黒竜。ああ、アイクは迷いがなくていいなぁ。蒼炎のときは猪なだけだったのに(おい)。 でクルトナーガ登場。やっぱりさっきの黒竜はクルトナーガでしたか。 助けようとしている側の城を思いっきり破壊してますけどね。 ニケ様たちも来たところで視点がアイク側へ。クルトナーガの目的はデインを守ること。アムリタ関係ですね〜。ここでサナキちゃんが怒るのも当然です。あれだけ手を差し伸べて拒絶されていれば。そして定番のファイアーエムブレムの説明(笑)。 アイクとエリンシアの会話。もう立派過ぎて何もいうことはありません(感涙)。アイクの言葉通り、クリミアは本当にいい統治者に恵まれました。重鎮とは言え部下の一人と連絡が取れなくなったという理由で国を空けるのは普通まずいと思いますが、ここまでのエリンシアが素晴らしすぎるので実際重大だろうと思えます。はっきり言ってしまえば、進行に多少の粗があっても魅力的なキャラならそちらの感情が大きいので殆ど気になりません(待て)。それこそゲームなんですから。爽快な進行の方がよっぽど大事だと思います。蒼炎アイクとかもそうでした。無茶をしても一貫性があります。キャラに共感できない描き方をするのが一番問題。 ユリシーズは漆黒調査でしたか。漆黒が見つからないのも当然。行方はベグニオン中央軍だったりしますし(笑)。で、今は別件と。 「あのおっさんは」が、らしすぎて楽しいです。やっぱりこちら側はキャラが生き生きしていますね〜。 |