無事にセリス軍と合流し、挨拶をするリーフを少し離れて眺めるセイジたち。
アスベル「ここまで長かったですね」
セリス軍の修理屋で愛用のグラフカリバーを修理して、中盤まで殆ど一人で戦い続けたことを思い出すアスベル。
ホメロス「長かったよなぁ。なんで俺、ここまでついてきちまったんだろう」
気楽に放浪していたはずなのにとホメロス。しかも従軍した理由であったナンナは既にここには居ない。
リノアン「ターラの皆は無事でしょうか」
残してきた市民たちに思いを馳せるリノアン。
サラ「あーあ、たいくつ」
戦いが終わり、暇をもてあまして残ったリワープの杖をかき集めるサラ。あちこちに飛んでヒマをつぶすつもりらしい。
セティ「まだ終わりではない。この先にはグランベルという強大な敵が待っている」
大真面目に先のことを考えるセティ。
加入時期により抱える思いは様々であったが、こうして、知力魔力にものをいわせたトラキアの戦いは幕をおろしたのであった。
ということで、なんとか無事に「賢者と愚者のトラ7 セイジonlyプレイ」を完結することができました。
始めたときは、途中で挫折するかもしれないけどいけるところまでいけばいいや、と割とお気楽な感じで、一部を除いて行き当たりばったりなところがありました。具体的には14章の為に遠距離魔法が撃てるように、と最終章用にブリザードを1つ以上取る、くらいしか考えてませんでした。今思うと恐ろしいです。
そんな大雑把なやり方ながら、なんとか最後までクリアして(失敗やり直しもあるので実質3回)思ったことをいくつか。
1.ブリザードほど使える魔法はない
フォルセティよりもある意味よっぽど凶悪です。魔防に関係なくあたりさえすれば確実に眠らせるというのは、状態変化永続のトラ7においては最強の手段でした。終章のエルフはこれなしで倒せる気がしません。
2.手間と思考を惜しむな、アイテムをケチるな
20章を代表として、各所で思い知りました。そもそも最初から何がいくつ必要になるかを計算しておけばいいんですが、後の事を思って、とアイテムをケチろうとしたところは悉く失敗して時間を使っただけという結果に終わっています。
3.序盤が勝負
これは全マップに言えることですね。要は積極型の敵を片付けるまでが勝負ということで、それを凌ぎきれるかどうかでクリア可否が決まってきました。
4.怖いのはダメージよりも魔法切れ
少人数プレイの宿命みたいなものですね〜。1人で大軍を相手にするような状況では、こちらもステータスは完璧に育て上げてから望むのですが、ウインドのような使用回数が少ない物を使っている時はいつ魔法が切れるかと冷や冷やしながら見守ってました。
5.セイジの強さに死角なし!
はい。これに尽きます(笑)。直間両方攻撃でき、アーマーや騎兵と違って弱点もない、杖も使えるからあらゆる局面に対応できるセイジたちは、最終章などほとんど遊びながら敵を駆逐してました。今後もユニットのバランス調整etcで弱体化することなく(←結構心配)、その強さと賢さで大軍をなぎ払ってください。
こんなところでしょうか。とりあえずクリアの為の最低条件としては「14章までにアスベルの雷or炎LVをAにして遠距離魔法を手に入れておく」「ブリザードを1つ以上ずつ最終章に持っていく」「リワープを数本確保しておく」の3点。補助的に、非売品で取れる杖は全て取る・11章外伝・12章にはたいまつを持っていく・12章でウインドを買い込む・最終章に扉のカギを6つ持っていく(何故補助かといえばリワープがあるので)・22章まで飛行兵を1人以上連れて行く(運搬用)、あたりをおさえればクリア率はかなり上がるかと。
これを読んでセイジonlyに興味を持たれた方、もしいらっしゃいましたら是非一度チャレンジしてみてください。上記のアイテムと「根性・愛情・リセット」の3つさえ揃えればきっとクリアできると思います。
このonlyプレイ記、始めたのが2000年7月、終わったのが2005年4月。章の間に3
年以上のブランクがあいてしまっている部分もあり、完全に忘れた頃の完結となってしまいましたが、なんとかエンドマークをつけることができて、ホッとしてます。
懐かしゲームの1つのプレイ法ということで、楽しんでいただけましたら幸いです。ここまでおつき合いいただきありがとうございました。