夜覽照像簿
春宵與内二人過, 雛燕高飛謐閑和。 不覺偕看舊像簿, 可憐兒女我妻娥。 |
春宵 内と 二人 過ごす, 雛燕 高く飛び 謐として閑和なり。 覺えず 偕に看る 舊 像簿, 可憐なる 兒女 我が妻 娥たり。 |
また、二人だけになった。いつとはなしに、昔のアルバムを妻と一緒に見ていた。今は亡い人は元気に、わたしたち夫婦は若々しく、そして子供らは幼く可愛かった…。 ****************** ・照像簿:アルバム。 ・内:妻。 ・雛燕高飛:白居易詩に拠る。 ・不覺:いつの間にか。 |
|
次の作品へ 前の作品へ 自作詩詞メニューへ 詩詞概説 唐詩格律 宋詞格律 毛主席詩詞 天安門革命詩抄 参考文献(詩詞格律) 参考文献(唐詩) 参考文献(宋詞) 参考文献(古代・現代漢語学、漢語音韻) |