衒小倉侍從日記
激浪昭和多難召， 卿昇雲上聽天韶。 一藏遙隔七十載， 日記出來燿聖朝。 |
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| 激浪の昭和 多難に 召され， 卿（けい） 雲上に 昇りて 天韶（てんせう）を 聽く。 一たび藏せられ 遙かに 隔（へだ）つ 七十載， 日記 出（い）で來（きた）りて 聖朝に 燿（かがやか）す。 ******************************** |
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| 昭和天皇の聖旨が小倉侍従の日記に伝え遺されていたと云う。いいことか、悪いことか、わたしには分からないが、複雑な感情が湧き起こる。それを引き起こした出版社の勝ちか…。 |
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| ・衒： | みせびらかす。売り込む。 |
| ・卿： | ここでは､小倉庫次侍従を指す｡ |
| ・燿： | 輝かす。 |
| 平成十九年三月十二日 |
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