江南客
C秋飛鳥帶餐行, 橘寺門前黄稻盈。 十里不殊呉越景, 畔疇有異蒜紅榮。 |
亀石の近くで。道の奥の小屋の後が亀石。 | 役場附近。 | |
橘寺遠景。 | 橘寺への北西角の結界の脇。 | |
橘寺門前にて。 | 石舞台上の朱雀。こんなのが出来ていた。四神を しっかりと取り揃えているが…。是耶非耶。 |
C秋の飛鳥 帶餐行, 橘寺の門前 黄稻 盈つ。 十里 殊ならず 呉越の景, 畔疇 異なりて有るは 蒜 紅に榮ゆ と。 ***************************** |
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お弁当を持って飛鳥へ行った。江南の秋景色も、ここに似ているという。ただ、青い空の下に真っ赤に並んで咲いているヒガンバナの姿はない、という。 |
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・帶餐: | おべんとう(おにぎり三つ)を持って。帶。(帶酒行とはならなかった。) |
・不殊: | 『晉書・列傳・王導』「晉國既建,以(王)導爲丞相軍諮祭酒。桓彝(桓階の弟、桓温の父)初過江,見朝廷微弱,謂周曰:「我以中州多故,來此欲求全活,而寡弱如此,將何以濟!」憂懼不樂。往見(王)導,極談世事,還,謂(周)曰:『向見管夷吾,無復憂矣。』過江人士,毎至暇日,相要出新亭飮宴。周中坐而歎曰:『風景不殊,舉目有江河之異。」皆相視流涕。惟(王)導愀然變色曰:「當共力王室,克復神州,何至作楚囚相對泣邪!』衆收涙而謝之。」。 |
・蒜: | 石蒜花。曼珠沙華。 |
平成十九年九月二十二日 |
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