憶
半田
石蒜堤
路傍百草色皆鮮,
石蒜花紅幾莖然。
遙矣故園斜日里,
今秋不去更何年。
路傍の百草 色 皆
鮮
(
あざやか
)
に,
石蒜
(
せきさん
)
花
紅
(
くれなゐ
)
にして
幾
(
いく
)
莖か
然
(
も
)
ゆる。
遙
(
はる
)
かなり
故園
(
こ ゑん
)
斜日
(
しゃじつ
)
の
里
(
さと
)
,
今秋
(
こんしう
)
去
(
ゆ
)
かずして
更
(
さら
)
に
何
(
いづれ
)
の年なる?
**********
ヒガンバナが咲いていた。
半田
の土手にも、きっと真っ赤に咲いていることだろう。
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・石蒜:ヒガンバナ。
平成二十六年九月十九日
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