蒲郡

何方蒲郡在天涯， 山路海濱更換車。 咕嶝咕噔纔至刻， 海天一帶滿紅霞。

                                                                                                                      

何方(いづく)ぞ　蒲郡(がまごほり)は　　　天涯(てんがい)に在り， 山路(さん ろ )　海濱(かいひん)　　更に車を換(か)ふ。 咕嶝(ガッタン)　咕噔(ゴットン) 　　纔(わづ)かに至れる刻(とき)， 海天(かいてん)　一帶　　紅霞(こう か )に滿つ。 　　　＊＊＊＊＊＊＊

五月十六日、十七日にミニ旅行をした。十六日は：大阪→岡崎→蒲郡→浜松を回った。 　　十六日の行程は：大阪→名古屋→（名鉄本線）→東岡崎〔岡崎城〕→（新安城：乗り換え）→（吉良吉田：乗り換え）→蒲郡。 　　この詩で詠んだことは次の通り： 　　東岡崎を発った後、蒲郡に着くまでの長かったこと！！　二回乗り換えて、山辺の電車、海辺の電車---と岬巡りの電車は一生懸命に走っていく。……なかなか着かない…詩でも作ろう（とこの詩を作った）……。夕刻に蒲郡に着いた。９８０円分をしっかり乗った。 　　　　　　　　　　　----------------- ・天涯：地の涯。 ・換車：（電車の）乗り換え、乗り継ぎ。 ・咕嶝 咕噔：ガッタン、ゴットン。擬声語。 ・纔：やっと。 ・紅霞：夕焼け。

平成二十七年五月十六日

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