---桜島中腹の展望台に行って。雲と霧と水蒸気と噴煙?とが一緒になって「五里霧中」。---
六月二十七日(土)・二十八日(日)・二十九日(月)の二泊三日、鹿児島の知覧・指宿方面に行った。
一年前の十月にも行ったが、台風19号のため、鹿児島市より南下することが出来なかった。(その時の詩が『薩南行』、『風雨中謁南洲公像』、『博多櫛田神社社頭石碇即事』)
前回は自分で行程を考え、それに合わせてチケット等を揃えていったが、今回は旅行社のプランに参加した。楽に廻れた。その間、作った詩は九首。『九州九首』ということ。
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Memo:(行程)
27日:新大阪駅=川内駅=蒲生八幡神社(大楠)…ホテル京セラ(霧島市隼人町:泊)。
28日:…(垂水が豪雨のため通行不能で、フェリー)…湯之平展望所…(フェリー:桜島巷)…知覧・特攻平和会館…武家屋敷通り…西大山駅→指宿フェニックスホテル(:泊)
29日:…今泉:篤姫のふるさと…鹿児島中央駅=新大阪駅。
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・櫻島山展望臺: |
湯之平展望所を指す。桜島の四合目(海抜373メートル)に位置する展望所で、ここから(桜島の)南岳の噴煙を上げるさまが眺められる。北岳の山肌、眼下に広がる大正溶岩原、
錦江湾を挟んで西側には、南九州最大の都市・鹿児島市が広がっているのが望める。 |
・錦江: |
錦江湾(=鹿児島湾)を指す。薩英戦争があったところ。 |
・英薩戎: |
薩英戦争を謂う。生麦事件の解決を迫るイギリスと鹿児島藩との間の戦闘。 |
・何也: |
何ゆえ。なんぞや。 |
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