蒲生八幡神社　碇豊長の漢詩　拙作紹介

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

蒲生八幡神社

蒲生神社豫章樹，
靈廟起雲林霧流。
自古八幡忠勇統，
千年護得薩摩州。


蒲生八幡神社の大楠	蒲生八幡神社の大楠

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　　　　　　蒲生(かまう )八幡神社

蒲生(かまう )神社　　豫章(よしゃう)の樹，
靈廟(れいべう)　雲を起こして　　林霧流る。
古(いにしへ)より　八幡(はちまん)は　　忠勇の統(すぢ)，
千年　護(まも)り得(え)たり　　薩摩(さつま )の州(くに)。

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　　---蒲生八幡神社に参拝して。姶良市蒲生町にある八幡神社の境内には、樹齢１５００年の日本最大の「蒲生（かもう）のクス」がある。この詩は勇武の神である八幡神と楠木正成のクスとを詠い込んだ。---

　　六月二十七日（土）・二十八日（日）・二十九日（月）の二泊三日、鹿児島の知覧・指宿方面に行った。
　　一年前の十月にも行ったが、台風１９号のため、鹿児島市より南下することが出来なかった。（その時の詩が『薩南行』

、『風雨中謁南洲公像』

、『博多櫛田神社社頭石碇即事』

）
　　前回は自分で行程を考え、それに合わせてチケット等を揃えていったが、今回は旅行社のプランに参加した。楽に廻れた。その間、作った詩は九首。『九州九首』ということ。
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Memo：（行程）
２７日：新大阪駅＝川内駅＝蒲生八幡神社（大楠）…ホテル京セラ（霧島市隼人町：泊）。
２８日：…（垂水が豪雨のため通行不能で、フェリー）…湯之平展望所…（フェリー：桜島巷）…知覧・特攻平和会館…武家屋敷通り…西大山駅→指宿フェニックスホテル（：泊）
２９日：…今泉：篤姫のふるさと…鹿児島中央駅＝新大阪駅。

・蒲生八幡神社：	鹿児島県姶良市蒲生町にある神社。境内にあるクスノキの巨木は、樹齢１５００年の日本最大の巨木「蒲生（かもう＝かまう）のクス」。
・豫章：	クスノキのこと。ここでは南朝の忠臣・楠木正成をかけて謂う。
・八幡：	武神（＝武運の神）の八幡神のこと。日本で信仰される神で、清和源氏・桓武平氏などの武家から「弓矢八幡」（＝武運の神）として崇敬された。誉田別命（ほむたわけのみこと）＝応神天皇のことでもある。