遼東太守歌　碇豊長の漢詩　拙作紹介

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

遼東太守歌

黄金浴池龍宮漣，
新月皎皎照温泉。
公費油炸囘轉鮓，
誰來誹謗家團圓。

　　　　　　　　　遼東(れうとう)太守の歌　

黄金(わうごん)の浴池(よくち )　　龍宮(りゅうぐう)の漣(さざなみ)，
新月 ((みかづき))皎皎(けうけう)として　　温泉を照らす。
公費の油炸((ﾃﾝﾌﾟﾗ))　　囘轉鮓(すし)，
誰(たれ)か來(きた)りて　誹謗( ひばう)せん　　家の團圓(だんゑん)を。

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　　都知事の政治資金でのホテルの宿泊費支出についての詩。…家族旅行だったのか、ホテルでの会議だったのか…の詩。より分かり易くは：

　　黄金浴池龍宮漣，三日月皎照温泉。
　　公費油炸囘轉鮓，誰來誹謗家團圓。

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・遼東太守：京師の東北東千里のところにある郡の長官。
・新月：三日月。ここでは「龍宮城ホテル三日月」のことを謂う。
・浴池：風呂。「龍宮城ホテル三日月」には黄金のバスタブがあると云う。
・漣：さざ波。
・皎：〔けう；jiao3●〕（月光が）白い。
・油炸：天麩羅。
・鮓：寿司。
・誹謗：そしる。他人を悪く言う。
・家團圓：一家の団欒（らん）を謂う。「全家團圓」。ここでは家族旅行を謂う。

（・三日月：即，新月。）
（・鲊：即，寿司。）〔さ；zha3●〕

平成二十八年五月十二日