今日、池の畔で、お孫さんを連れた女の人に逢った。
その人は、以前に可愛いワンちゃんを飼っていて、そのワンちゃん(=リブという)は、いつもわたし(=その女性)を慕って見つめ、買い物から戻って来た時には、率先して笑顔(えがお)で出迎えてくれていたと云う。でも、今はもういないと…。
そして、そのワンちゃんは、清正にそっくりだったとのこと。
思いでのお話を聞いて、この詩を作った。
この詩、白居易の『琵琶行』 の一節を借りると:
蓮池閑歩遇慈娘,養犬諄諄日月長。
説盡心中無限事,小淸如幻覺無常。
蓮池の閑歩 慈娘に遇ふ, 犬を養ふこと 諄諄: 日月 長し。
説き盡くす 心中 無限の事, 小淸は 幻の如し 無常を覺ゆと。
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