中秋節聽南國之薔薇
秋夜忽聞南國花,
薔薇一節昭和歌。
多少人生多少恨,
月來還照舊山河。
中秋節
(
ちゅうしうせつ
)
に南國の
薔薇
(
シャウビ/サウビ
)
を聽く
秋夜
(
しう や
)
忽
(
たちま
)
ち聞く 南國の花,
薔薇
(
しゃうび
)
の一節 昭和の歌。
多少
(
た せう
)
の人生 多少の
恨
(
こん
)
,
月
來
(
きた
)
りて
還
(
な
)
ほも照らす
舊
(
きう
)
山河。
*****************
夜、月見団子を食べた後、インターネット上で昭和の歌に偶然に行き当たった。戦後間もない昭和二十三年の歌・『南の薔薇』だ。暫し聴いた。
昭和二十三年、その時から令和の今まで、どれだけの年が流れ、どれだけの人が去来したのか。月影だけは変わることなく…。という偶然の出会いの詩。
令和元年九月十三日
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