huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

                                          


詠天叢雲劍

紫藤秘苑月明光,
琥珀十杯醉暗香。
舞似玉山自倒態,
不須聽難唱襄陽。





紫藤の秘苑  月明の光,
琥珀 十杯  暗香にふ。
舞ふは 似たり  玉山 おのづからたふるるさまに,
なんくを もちゐず  『襄陽じゃうやう』をうたへ。

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(草彅剛くん酩酊の事)

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天叢雲劍: あめのむらくものつるぎ 正式には草薙劍くさなぎのつるぎという。三種の神器の一。
・玉山自倒: 竹林の七賢の一である魏・嵆康の酒に酔ったさま。彼の酔ったさまは見事で、その体躯の大柄さと人格の偉大さから、玉山がまさに崩れそうな様子だったという。『世説新語・容止第十四・5』に「嵆康身長七尺八寸,風姿特秀。見者嘆曰:『蕭蕭肅肅』。山公曰:『嵆叔夜爲人也,岩岩若孤松之獨立;其醉也,傀俄若玉山之將崩。』」とある。
・襄陽: 李白に、酒と生死をともにすることを決意した歌、『襄陽歌』「落日欲沒峴山西,倒著接花下迷。襄陽小兒齊拍手,攔街爭唱白銅鞮。傍人借問笑何事,笑殺山公醉似泥。鸕鶿杓,鸚鵡杯。百年三萬六千日,一日須傾三百杯。遙看漢水鴨頭香C恰似葡萄初醗。此江若變作春酒,壘麹便築糟丘臺。千金駿馬換小妾,笑坐雕鞍歌落梅。車旁側挂一壺酒,鳳笙龍管行相催。咸陽市中歎黄犬,何如月下傾金罍。君不見晉朝羊公一片石,龜頭剥落生莓苔。涙亦不能爲之墮,心亦不能爲之哀。清風朗月不用一錢買,玉山自倒非人推。舒州杓,力士鐺。李白與爾同死生,襄王雲雨今安在,江水東流猿夜聲。」がある。
・難: 名詞として使われる「批難」や動詞としての「責める」意の「難」は仄。蛇足になるが、形容詞の「むつかしい」意は平。


平成二十一年四月二十四日 四月三十日改




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