梅田雲濱先生佐久間艇長像前即事

明治英魂�ｸ國誇， 歴年撫劍望天涯。 行人多少涙流處， 熱血紅於躑躅花。

梅田雲濱碑、佐久間艇長像の丘を覆う大ツツジ	梅田雲濱先生碑
佐久間艇長像	佐久間艇長像
佐久間艇長像	梅田雲濱像
梅田雲濱像	三丁町
小浜のお土産、「おばまロール」	小浜の海
小浜城址	若狭姫神社と千年杉
若狭彦神社の夫婦杉	若狭彦神社
（往き）大原・三千院の庭のわらべ地蔵	（往き）熊川宿
（還り）鵜の瀬	（還り）京都の北山杉

明治の英魂　　�ｸ國(きゃうこく)の誇(ほこり)， 歴年　劍を撫(ぶ)して　　天涯を望む。 行人(かうじん)　多少の　　涙 流せし處， 熱血は　躑躅(てきちょく)の花よりも　紅(くれなゐ)なり。 　　　　　*****************************

平成二十二年五月十二日、十三日に小浜方面に行った。「おばまロール」、「オバマまんじゅう」、「勝手にオバマで世界平和チョコケーキ」「オバマ（大統領の絵入りの）箸」のお土産を買った。すべてオバマ大統領の絵入りだった。 行程は：京都・大原の三千院⇒熊川宿⇒小浜（泊：サンホテルやまね）＝（梅田雲浜（うんぴん）碑・佐久間艇長像・三丁町・梅田雲浜像・杉田玄白像・小浜城址）⇒若狭姫神社⇒若狭彦神社⇒鵜の瀬⇒（美山）⇒（北山杉）⇒京都… この詩は、梅田雲浜碑・佐久間艇長像のある小浜公園の像の前で出来たもの。 　　　　************: ・多少：多くの。 　　　　----------------- 「熱血紅於杜鵑花」の句は、（梅田雲浜・佐久間艇長の山を覆って）咲くツツジの見事さを詠った。ツツジの赤さと熱血の赤さを比べて「…よりも」で【形容詞＋於】の表現をとった。出来上がった後になって、「霜葉紅於二月花」に似た表現があるな、と思ったが、わたしは墳丘の下の公園（写真：最上段）で、熱血漢の墳丘を覆って咲くツツジを見上げ、それよりも忠烈の赤さの方が勝（まさ）っていることだろう、と素直に思っただけ。「熱血紅於躑躅花」は、「熱血紅勝躑躅花」或いは「熱血紅似躑躅花」などともできるが、「熱血紅於躑躅花」がやはり一番いい。

平成二十二年五月十三日

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