高松城址弔古　碇豊長の漢詩　拙作紹介

huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

高松城址弔古

秋天弔古宗公魂，
石蒜血紅舊白雲。
大義永垂水上決，
蓮華城池尚遺薰。


岡山駅の桃太郎像前にて	高松城址公園

高松城址公園	高松城址公園内の資料館（右）

資料館にて	資料館にて

高松城本丸跡南端の橋（本丸は橋の奥）	清水宗治公の首塚

高松城本丸跡北端（本丸は橋の奥）	高松城本丸跡全景（松の繁み）

高松城址公園	高松城址公園

清水宗治公の自刃の処	ごうやぶ遺跡---家臣たちの殉死した処

ここが蛙ヶ鼻の堰堤址なのか…？？

秋天　弔古(てうこ )す　　宗公の魂，
石蒜(せきさん)　血の紅(くれなゐ)に　　舊(ふる)き白雲。
大義　永垂(えいすゐ)　　水上の決，
蓮華の城池(じゃうち )に　　尚(なほ)も遺薰( ゐくん)。

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・　十月七、八日、（家⇒）岡山市⇒備中高松（⇒岡山市（泊））⇒倉敷市（⇒岡山市⇒）に行った。
・　岡山市は、実に美しい都会だった。若者の風儀やファッションのセンスも抜群だった。
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・　第一日目は岡山市から備中高松城址を廻り、後の豊臣秀吉と清水宗治の戦いの後を見た。今は、本丸跡をまるで濠のようにハス池が囲んでいた。
　資料館で、秀吉の築提がよく分かる所があると教えてもらい、行く事にした。きび病院近くの陸橋まで行き、その上から蛙ヶ鼻築提跡が一望できるという。それらしいところに辿り着き、周りを眺めたが茫茫、何も分からなかった。
　蛙ヶ鼻築提跡巡りで時間を取り過ぎ、続いて廻る予定だった吉備国の大王の跡であろう吉備津神社、吉備津彦神社（吉備津駅）には行けなかったのが残念。

　高松駅で電車を６０分待つことになったので、このページの詩が出来上がった。
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　なお、清水宗治公の辞世の句には、心打たれるものがあるので次に掲げる：
「浮世をば　今こそ渡れ　武士（もののふ）の　名を高松の　苔に残して」

　

平成二十四年十月七日