寒月下與狗逍遙 |
寒風刺眼欲流涙, 依舊黄梅闇裏姸。 遠寺鐘聲冴古道, 初更皓月在中天。 |
寒風 眼を刺して 涙を流さんと欲す, 舊に依る 黄梅 闇裏の妍。 遠寺の鐘聲 古道に冴へれば, 初更の皓月 中天に在り。 ************* |
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夜、犬の散歩に出た。空気が冷え切って、冴え渡っている。その所為か、遠くの踏切の警鐘がよく聞こえる。顔に当たる夜気の鋭さがよく分かる。今宵が冬の最後か。 ---------------- |
平成二十五年一月二十六日 |
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