すのものの「いろいろ」(その100)

昭和天皇はマッカーサーに複雑な内容が話せたのか?

丸谷才一「ゴシップ的日本語論」(文藝春秋、2004 年)所収の 「ゴシップ的日本語論」(43-70 ページ)。

ハーバード・P・ビックスさんの『ヒロヒトと近代日本の形成』》と 《鳥居民さんの『昭和二十年』(草思社)といふ本》について、 《二人の歴史家は別々に、そしてほぼ同時に同じことを発見したのです》。 《それは昭和天皇が皇太子であつたときに受けた教育に、 重大な欠陥があつた、といふものです》。

46 ページには 《その結果、昭和天皇は、何を語つても言葉が足りないし、 使ふ用語は適切を欠き、語尾がはつきりしなくて、 論旨の方向が不明なことを述べる方になつた》とある。 49 ページへゆくと、 それが玉音放送の《声の出し方が変だつた》のにも影響し、 《戦後すぐのころ日本中を巡幸なすつた》ときの 《「ア、ソウ」》もそのせいだと読めるように書かれている。

もしそうなら、昭和天皇とマッカーサーが対面して話をした際にも、 複雑な内容は話せなかったのではあるまいか。 マッカーサーはあとで「天皇がこういうことを言った、私は感動した」 というようなことを書いているそうだが。

2004-08-15 (0) 15:30:58 +0900

丸谷才一「日本語があぶない」を読んだ(その2)

丸谷才一 「日本語があぶない」を読んだ》の補いである。

19 ページ。

「プ・リ・ン・ト」とか「プ・リ・ン・ティ・ン・グ」とやるよりは 「印刷」と漢字でやつたほうが早い。

「早い」は前後から判断すると“短く言える”という意味だと思われるが、 「プ・リ・ン・ト」と「イ・ン・サ・ツ」はどちらも四音節で同じである。 以下に引用する部分で丸谷氏が書いているように “撥音はほかの音よりも短い”と考えても、 どちらも撥音が一つだから、同じになる。

「レ・イ・ル・ロ・ー・ド」よりは「鉄道」のほうが早い。 早いし意味鮮明である。

ここの「意味鮮明」というのは、現代のわれわれにとって、だろうか。 現代のわれわれは「鉄道」 を見慣れているからそちらがわかりやすいのは当たり前である。 それとも、この直前の 《明治時代の欧化、あるいは日本の近代化は、 漢字を使つた欧米語の邦訳に負ふところが極めて大きかつたんですね》 から考えて、明治期の人にとって、なのか。 明治期に初めて「鉄道」という語を見た人にもわかりやすかったかどうかは、 われわれがいますぐ判断できるものではない。十分な調査・検討が必要だろう。

なお、 rail という語にも鉄道の意味があるので、 もしも「鉄道」なる訳語を作らずに原語のカタカナ書きでやっていたとしたら、 「レール」または「レイル」になっていたことは十分に想像される。 これは実は「鉄道」よりも音節数が少ない。

「試験管」は英語では test tube で二音節だけれど、 日本語の発音で「テ・ス・ト・チュ・ー・ブ」とやると六音節。 大和ことばを使って「タメシノクダ」とやると六音節。 ところが、「シケンカン」なら五音節、 しかも撥音の「ン」が二つあるせいで非常に短くなる。

やまとことば「ためし」が上につく複合語は、 広辞苑第五版によると 「試し斬り」「試札(ためしざね)」「試し皿」「試し算」「試し物」の五つ。 いずれも「の」ははいらない。 ここも「ためしくだ」を「シケンカン」と比べるべきではないか。

ほかに「試し刷り」「試し撃ち」「試し履き」「試し乗り」、 いまとなっては少し古いが、 写真の焼き付けの際の「試し焼き」などをよく聞く。 ただし、これらは動詞の連用形なので「ためしくだ」とは少し違うかもしれない。

また、ここで丸谷氏があげている例は、いずれも、 訳語が小学生にもわかるほどよく定着しており、 同音異義のない語ばかりである。いわばよくできた邦訳語ばかりである。 (「試験管」には「試験官」という同音異義語があるが、アクセントが違う。)

一方、これらの言葉の意味が明治期の人々にすぐに理解されたかどうかは、 上にも述べたように、すぐにはわからない。 「鉄道」は“土や石でなく、鉄を敷き詰めた道”と思われるかもしれないし、 「試験管」は「試験」と「管」にすぎないのだから、 ほかの試験に使う管でなく、あれを意味するというのは、あくまでも約束事である。 例えば、蛍光灯を作る工場で、最後に点検・試験のためにはめてみる蛍光管が 「試験管」でないことは、字面からは絶対にわからない。

26 ページ。

なかでも、これまでの話の筋として、ぼくが一番言ひたいのは(13)つまり 「漢字による訳語によつて、日本の近代化と欧化は可能になつた」 といふことです。その訳語を活用したのが活版印刷でした。

「(13)」というのは前の箇条書きの番号なのだが、そこにあるのは 《漢字合成による西欧的概念語ができた。西欧的物体をあらはす普通名詞、 および抽象名詞の訳語ができたこと》であって、 「〜によって〜が可能になった」ではないのである。 つまり、 「〜による〜ができた」から「〜によって〜が可能になった」 への話のすり替えが行われている。

(本筋からはずれるが、普通名詞と対になるのは固有名詞であり、 抽象名詞は具象名詞と対になる。 どうしてここで「普通名詞、および抽象名詞」 としているのかはわからない。)

また、最後の文章の意味ははっきりしないが、 活版印刷では漢字による訳語を使った文章を印刷した、 としか読めないように思う。 その次。

「活版印刷による出版資本主義が国民国家をつくつた」と、 ベネディクト・アンダーソンが『想像の共同体』ではつきり指摘してゐます。 日本の場合、この活版印刷による出版資本主義を可能にするためには、 機能的=能率的な言葉がなければならなかつた。 その機能的=能率的な言葉を成立させたのは、 西洋的概念の漢字による訳語だつたわけです。

ここは意味がわからない。 活版印刷が技術的に可能で、 それで作った本が売れるぐらい社会が進んでいるためには社会が 「機能的=能率的な言葉」を使っている必要があるというのか、 それとも活版印刷で作る本の中身は 「機能的=能率的な言葉」でなければならないというのか。 後者の意味であれば、 「〜にするためには、〜がなければならなかつた」は成り立たないだろう。 江戸時代のものをそのまま活版印刷したってよいわけだから。 前者だとしても、納得はゆかない。 江戸時代後期に活版印刷が行われていたとしても不思議はないと思うからである。

27 ページ。 「インターネット」という言葉は一回だけ出てくるが、 その後はまったくふれられていない。 携帯電話のメール機能・ インターネット機能についても無視していることと合わせて考えると、 丸谷氏としては《テレビは読み書きの能力を急低下させた》 と話をもってゆきたいので、 文字の読み書きを基本とするインターネットにはふれたくない、 と思われてもしかたがないように思われる。

注)本項では blockquote タグを使って引用を行なったので、 規則により、引用文を p タグで囲んだ。 例えば次のように。

<blockquote>
<p>
--- ここに引用された文がくる ---
</p>
</blockquote>
しかし、引用された文章が元々一つの段落をなしていたとは限らない。

2004-08-15 (0) 14:51:54 +0900

「鉄道」という訳語については 《新語「鉄道」は「柔道」「剣道」 「弓道」のようなものと誤解されなかったか》を書いていたのを思い出した。

ただし、そこに書いた 《「鉄道」はフランス語 chemin de fer の直訳だと思うが》については、 正しいかどうか確認できていない。 でも、もしも railroad を訳したものなら、 「軌道」というような訳になりそうな気がする。

2004-08-16 (1) 20:25:09 +0900

「エウクレイデス時代のコンパスが出土」なんてホラ話はないのかな

現在のコンパスは、点Aに針を立てて鉛筆の先が点Bにあたるように開き、 その開きのままで点Cに針の先を移して円を書くことができる。 しかし、「原論」ではそれはできないことになっているので、 ごく初めのほうでこれをやってみせるのである。

「このしくみですと、確かに、針を紙から浮かせれば開きが変わってしまう」 なーんていう学者の談話が載ったりする。

2004-08-15 (0) 02:51:58 +0900

数学の議論の際「指数」でなく「エクスポネンシャル」と言うことがある

「指数関数」の「指数」の代わりに、である。 特に同音異義で困ることもないはずだが。 英語を意識しているのか、このくらい長いほうがはっきりするのか。

ほかに「双曲的」を「ハイパボリック」とか。

「命題」と言わず「プロポジション」と言ったりすることもある。

ほかの分野の人にもこういう例がないか、聞いてみたいところである。

2004-08-15 (0) 02:10:12 +0900

広辞苑第五版(総革装)の天金に蹴りをいれてしまった……

床に置いていたのをとろうとして勢い余って蹴ってしまった。 爪があたったので少々へこんだ。 なぜか、傷がつくのは天ばかりである。

もっと身の回りを整理せねばいかんな。 手前においてあるものから順にどけてゆけばこんなことにはならなかったはず。 それをまたいで広辞苑の手前に着地しようとしたのがいけなかった。

爪をチェックしたが、金箔はついていなかった。

広辞苑第五版(総革装)を入手》 参照。

2004-08-15 (0) 02:02:57 +0900

一ページずつへこんだところをひっぱるようにしてのばしたら直ってきたが、 こんどは天金がはげかかってきた。失敗。

2004-08-15 (0) 19:26:46 +0900

「一石二鳥」を「一つの石で二羽の鳥」と言えば「〜羽」が覚えられる

耳で聞いてわかりやすい言いかえを考えているのだが、 「一石二鳥」を「一つの石で二羽の鳥」と言いかえれば、 鳥は「〜羽」と数えるのだと覚えられる、という利点もあろう。

2004-08-15 (0) 00:40:02 +0900

複数の妻を持つ男が米国大統領になったらファーストレディーは?

……と一瞬心配したが、第一夫人がそれになればいいだけのことだ。 それよりも女性大統領が誕生する可能性のほうが高いように思う。

2004-08-15 (0) 00:29:01 +0900

「確」(カク)でなく「確か」を造語成分として使うようにしたら

「確率」などの「確」であるが、同音の漢字がたくさんあるという欠点をもつ。 「確か」にすれば一モーラだけ長くなるが、同音のものは少なくなるだろう。 「確率」はかなり定着しているのでこのままでいいと思うが、 あえて言いかえてみれば「確か率」。 (「率」も言いかえるかどうかは別に考えるべき問題なのでここでは略。)

付) 音節数を比べてみると、 「probability」は 5, 「確率」は 4, 「確か率」は 5 である。 日本語と英語とで比べてもほとんど意味がないと思うのだが、 “音節の種類は英語が三千ぐらいあるのに対し日本語は百ぐらいなので、 日本語では同音異義の漢語ができてもしかたがない” という意見がある。 それに対して、こういう例もあるのだ、という意味で記しておこう。 「確かさ」と言えば 4 音節で済む。

2004-08-15 (0) 00:27:29 +0900

小学校のとき、「確率」じゃなくて「確からしさ」という用語で習ったっけ

J. C. Wells の Esperanto Dictionary (TEACH YOURSELF BOOKS) で probable をひいたら probabla のほかに vers^ajna も出ていたので、ふと思い出した。 ドイツ語で確率は Wahrscheinlichkeit である。

2004-08-14 (6) 23:59:59 +0900

ののちゃん>田舎のおばあさんが霊で再登場して、よかった

何年か前に亡くなったときは、 惜しいキャラを死なせてしまったものだ、そのうち霊ででも再登場しないか、 と思ったものだ。

2004-08-14 (6) 23:53:19 +0900

「関白宣言」という歌のタイトルは不遜である、と言っている人はいないか

関白は天皇が任命するものだから、自分で宣言してはいけない、という理屈。

きょう八月 14 日はポツダム宣言受諾の日だな、と考えていて思いついた。

2004-08-14 (6) 23:48:16 +0900

高校野球の臨時代走は、投手・捕手は除かれるのかあ

きょうの第二試合をNHKラジオで聞いていたのだが、 スライディングで負傷した打者走者にピンチランナーが送られると言っていた。 しかし、出てきたのは臨時代走だった。 それはともかく。

臨時代走の規則が説明されたが、投手・捕手は除いて、 一番打順の遠い選手が出る、とのことだった。 投手・捕手を除くことは知らなかった。

すると、次のような現象が起こりえることになる。

A) 4番からの攻撃だとする。 塁に出たが、負傷して臨時代走が送られる。 2番、3番は投手・捕手なので臨時代走は1番の選手。 5番、6番は三振で二死になった。 7番、8番が四球で満塁。 ここで9番が打って、三塁走者であった1番の選手が生還。 すると次に打つのは生還したばかりのその1番の選手だ。

B) 6番、7番、8番と連続死球で臨時代走が送られたが、 4番、5番は投手・捕手なので順に3番、2番、1番の選手が臨時代走。 9番は三振。 すると次に打つのは1番だが、彼は一塁走者なのだ。

C) 5番、6番と連続死球で臨時代走が送られたが、 3番、4番は投手・捕手なので順に2番、1番の選手が臨時代走。 7番は四球、8番、9番は三振。 すると次に打つのは1番だが、彼は二塁走者なのだ。

連続して臨時代走が送られることはあまりないだろう。 次は、臨時代走は一人だけだが、塁に出ているうちに打順が回ってくるケースだ。

D) 4番、5番と四球で出塁。 6番は安打を放ったが、野手と衝突して負傷。 臨時代走を使うことになるが、2番、3番は投手・捕手なので1番打者が送られた。 7番、8番は三振。 9番が四球を選んで三塁から4番が生還。 5番が三塁へ、1番が二塁へ、それぞれ進塁した。 次は1番の打順である。

付) 投手・捕手を除かなくても、上のAとBが重なれば、妙なことが起こる。 4番、5番、6番と連続死球で3番、2番、1番が臨時代走。 7番、8番が三振で二死。 9番が走者一掃の二塁打。 一塁から全力疾走で帰ってきた1番が、次の打者だ。---

付) Aのケース。 「サードランナーの**君ですが、 生還した際に打った**君のバットを片づけました。 続いてセカンドランナーが生還してくるのに備えてかと思いましたが、 打席にはいるためだったんですねぇ」なんてことはないか。 そのままネクストバッターズサークルにはいったりして。 (ネクストバッターズサークルが空だとアナウンサが気づいた時点で話題になるな。)

付) Bの場合、臨時代走である1番打者の臨時代走として9番を送るのではあるまいか。 そして1番打者が四球を選ぶと、次は2番の打順だが、2番打者は三塁走者である。 彼の臨時代走ができるのは3番のみ。そして2番も四球を選ぶと、 こんどは三塁から3番打者が生還。生還したばかりで次の打席に立つことになる。

2004-08-14 (6) 23:24:28 +0900

NHK高校野球中継>「〜(という)形になりました」を乱発

きょうの第二試合をNHKラジオで聞いていたのだが、 無意味なところで「〜(という)形になりました」を使っていた。 極めつけは「医務室で手当てを受けるという形になりました」だったように思う。

この形にもメリットはある。 活用するのは「〜になりました」の部分だけなので、 その前の動詞の活用を知らなくてもよいのだ。

付)そのあとの試合も聞いていたら、ほかのアナウンサも使っていた。

2004-08-14 (6) 14:38:16 +0900

NHK金沢>「まもなく12時……正午……0時15分になるところです」

さっき、確かこう言っていたと思う。 ローカルニュースの終わりに。

NHKの用語としては「0時15分」が正しい。

2004-08-14 (6) 14:36:22 +0900

朝日新聞>オリンピック開催地であるアテネとの時差をどう書くか

13日づけ大阪本社版。

社説には《時差が6時間あって》とある。 これだけでは、アテネのほうが進んでいるのか遅れているのかわからないが、 直後に 《日本では深夜帯の競技が多くなる》 とあって、こっちが本当に言いたかったことなのだろう。 時差についてはわかる人だけわかればよい、というところか。

スポーツ面の、日本代表の野球チームを扱った面では 《日程は現地時間。時差は−6時間》となっている。 これも、どっちから見てマイナス6時間なのかわかりにくい。 マイナス6時間を現地時間に足してしまう人が多いのではあるまいか。 実際は逆である。 マイナス6時間を引けば、すなわち、6時間を足せば、日本時間が得られる。 負の数を引けというのは直感には反するので、避けたほうが親切だと思う。

2004-08-14 (6) 03:21:27 +0900

15日づけ同紙スポーツ面のオリンピックの野球の記事では 《時差はマイナス6時間》。

2004-08-18 (3) 02:17:00 +0900

フランス語講座応用編>八月 13 日(金)分

langue d'oc, langue d'oïl --- これらのつづりはいま辞書で調べた --- についてのお話があり、 これにならって現代フランス語のことを言うなら langue d'oui になる、とのことだった。 langue d'oui は辞書には出ていないが、[dwi] と発音されたので、 こうなると思われる。 [w] の前だがエリジオンが起こるのだ。

エンディングが 50 秒弱。かなり長かったが、歌がたっぷり聞けてよかった。

2004-08-14 (6) 00:10:02 +0900

「政兼」(まさかね)という名前はあるかな?

「まさか+ね」の「まさかね」と同音、というだけ。

2004-08-13 (5) 23:29:28 +0900

網戸でも風の通りがさまたげられるのかー。

二三年前、 書斎からベランダへ出る戸の網戸が破れ、下半分だけ網戸なしになってしまった。 ここに引っ越してきたときは網戸は本来の役目 --- 虫がはいらないようにする役目 --- を果たしていたのだが、宅地化が進み、虫が減って、ほとんどその意味はなくなった。 ここ数年は書斎のものが外へ飛ばないようにする役目だけを果たしていたので、 風を入れたいときはその戸の手前、網戸のない部分の手前に座って、 身体でそこをふさぎつつ、見張りをすると、私自身もかなり涼しい。

そうしているうちに気がついたのだが、 網戸がある上半分と、網戸のない下半分では風のはいり方がまるで違う。 だから、網戸にして風を入れるのは不十分で、もっと工夫が必要なのだ。

付)ここ金沢も、真夏は暑い。ただ、ここ数日は、夜風がかなり涼しい。

2004-08-13 (5) 23:01:12 +0900

「チーム数が奇数の場合」のことを「奇数チームの場合」とも言うよね?

かなり略式だと思うが。

付)「奇数番目」はかなり正式な場でも使う。

2004-08-13 (5) 21:58:44 +0900

日本語も英語も「電話番号」だがフランス語は「電話の番号」となる

英語は telephone number だが、 フランス語は numéro de téléphone である。

きのうのフランス語講座に出てきたので。

2004-08-13 (5) 21:35:50 +0900

NHKフランス語講座>八月 12 日(木)分

ユミが姓のつづりを言うところ。 スキットの意味の説明では「つづりも言いました」だけだった。 訳すとしたら少なくとも

の三通りが考えられ、興味深いところだったのだが。 テキストの訳は「K-O-Y-A-M-A。」とあるのみ。 フランス語講座の訳文でなく、 単独で読んでもらう小説のようなものだったら、 ここに「カー、オ、イグレック、……」とふりがなを振ることも考えられる。

電話番号を言うところで 0 が出てきたが、 zéro は初出だと思う。口頭で説明があった。 (関係ないけど、「零番目の」は何て言うんだろう?)

電話番号は二桁ずつ区切って、二桁の数だと思って読む。 ただし、01 などは zéro-un のように読む。 (ハイフンでつなぐのかどうかはわからない。私が勝手にやったもの。)

練習に出てきた sécher は「さぼる」の意味。 「さっきミカエルさんに『こんな単語を教えていいのだろうか』 と言われてしまいました」というところでミカエルさんの笑い声が。 「でも必要ですよね」がいたずらっぽかった。こういう先生だったのか。

ところで、「さぼる」はフランス語の sabotage からきているわけだが、 その動詞形 saboter にはその意味はないようだ。

復習の 2 は何回目かを聞き取る問題。 「十回目」は「じゅっかいめ」だったが、 「二十回目」は「にじっかいめ」だったのでちょっと驚いた。 前がイ段の音なので、音が“くずれた”のかもしれない。 (先生はほんとうは「にじゅっかいめ」と発音しようとされたが、 結果として出た音は「にじっかいめ」だった、ということ。)

復習の 3 の、電話番号の聞き取り。むずかしいよー。 テープを巻き戻して何度か聞いてしまった。 80 のように一位に 0 がくる場合は普通に、 すなわち「八十」にあたる数詞のまま、読めばよいことがここでわかった。

電話番号の聞き取り練習があったりしてだいぶ長かったような気がしたが、 エンディングは 30 秒。

2004-08-13 (5) 02:32:17 +0900

「〜ではないのですか」は否定疑問文か?

NHKフランス語講座> 八月 11 日(水)分》に関連する。

「〜ではないのですか」は「『〜ではない』のですか」だから、 肯定疑問文とも思えるではないか。

今学期の NHK フランス語講座で oui/non に関連して私がここに書きつけた中で、 このパターンなのは上にあげた分のみのようである。

日本語の場合、 肯定疑問文か否定疑問文かはあまり気にする必要はないので、 考えたことがなかった。

2004-08-13 (5) 01:21:25 +0900

新約聖書はあらゆる殺人を禁じているか?

モーセの十戒のうちの「汝殺すなかれ」(出エジプト記 20,13) はあらゆる殺人を禁じたものではない。 禁じられているのはその共同体の構成員を殺す行為だけであって、 外部の人間は殺しても構わない。 戦争のときなどがそうである。

あらゆる殺人の禁止は新約で初めて述べられた、 というのが“定説”のようだが、ではそれはどこで述べられているのだろうか?

マタイ 5,44「汝らの仇を愛し、汝らを責むる者のために祈れ」や 22,39「おのれの如く、なんぢの隣を愛すべし」などとはあるが、 仇でもなく隣人でもない者はこれに当てはまらない。 (後者はレビ記からの引用である。)

黙示録 21,8 には「人を殺すもの」などは 「火と硫黄との燃ゆる池にて其の報を受くべし」とあるが、 こういう言い方だけでは十戒との違いがはっきりしない。

また考えよう。

2004-08-13 (5) 01:11:47 +0900

プールは一般に寒色で塗ってある / 暑い夏に泳ぐことが多いせいだろうな

寒い時期に泳ぐ選手向けプールで、 暖色で塗ってあるのってあるんだろうか? 水を温めるほうが簡単だろうけど。

2004-08-13 (5) 00:41:15 +0900

ウルトラQ>「これから30分、あなたの目はあなたの体を離れて」って…

…、ほんとうに離れたら「怪奇大作戦」って感じだよな。

タイトル行の引用は小学館文庫「フィルム・ブックス ウルトラQ」(2)(1984 年)の 「五郎とゴロー」冒頭より。

付) 「離れている間に目を取られた」とか、 「目を離したすきに目がどこかへいっちゃった」とか。

2004-08-12 (4) 22:58:06 +0900

最後のについて補足しよう。 目を離すのは目のほうだから、 どこかへいってしまうとしたら目じゃなくて身体の残りの部分のはず。 目がどこかへいっちゃうなんておかしいじゃないか、というわけである。

2004-08-13 (5) 23:27:07 +0900

西垣知佳子先生>英語リスニング入門(三月 12, 13 日分)

答えをいうようサンドラさんにうながされたときの西垣先生のお返事。 Odd One Out が「Certainly.」。 Spring is in the Air が「Sure.」。 Wired が「Yes.」。

トリビアクイズ Spring is in the Air の例題の正解をおっしゃるところで、 「c, 春分の日」とおっしゃったが、春分の日は選択肢 a だ。

Thinking Cap Corner のクイズ。 要約すると: カフェラテにハエがはいっていたので、男がそれを取りかえさせた。 ウェイターが別のを持ってきたが、男は前のと同じだといって突き返した。 どうしてわかったのか? 私は「ハエがはいっていたから」だと思ったのだが、 不正解。別のハエかもしれないからね。

Lasting Wisdom で。 「字幕なしで英語を見る」とおっしゃっておられるようにも聞こえる。 「語彙」を「低高(高)」のアクセントで発音しておられる。

2004-08-12 (4) 22:10:30 +0900

回文>「寝不足 --- 糞舟」(ねぶそくくそぶね)

意味なし。

2004-08-12 (4) 21:25:39 +0900

上代特殊かなづかい>「美雪」は miyuki, 「未由紀」は mïyukï

岩波古語辞典で「き(酒)」の説明を見ると、「紀」は kï らしい、とわかる。 (この語そのものは ki だが。)

一方、「みゆき(美雪)」「みゆき(行幸)」は miyuki である。

……と考えてゆくよりも、巻末の「万葉がな要覧」を見ればよかったのか。 「未」は mï とある。 だから「美雪」は miyuki, 「未由紀」は mïyukï と、 上代特殊かなづかいが違うわけだ。

2004-08-12 (4) 21:14:04 +0900

一リーグのチーム数が奇数でも同一カード三連戦に拘泥しなければ運用可能

一リーグのチーム数が奇数だと、 週の半分、どこかのチームがゲームなしになってしまうので運用がむずかしい、 と読んだことがある。

では、次のようなやり方はどうだろうか? チームは A から E までの五チームとする。

A チームは、本拠地球場で四連戦する。 ただし、相手チームは同一ではなく、 順に B チーム、C チーム、B チーム、C チームと変わる。 この四日間のうちの三日間で、D チームと E チームとが普通に三連戦する。---

この四日間はこれでいいとして、次はどうするのよ?

何のアイディアもないのだが、 とりあえず適当に書いてみたのがこれ。

    AAAACCC
    BCBCDDD

    DDDBBBB
    EEEEAEA
A から E チームは、この七日間で順に 6, 6, 5, 6, 5 回、試合をすることになる。 割と平均されているのではないだろうか。 試合のない日がない、というメリットもある。 ただし、移動日のことは考えていないし、 この次の七日間とどうつながるかも考えていない。

2004-08-12 (4) 21:06:25 +0900

きのうは全く思い浮かばなかったが、 ダブルヘッダーも併用できるのだった。 たとえば上の例で A チームの最初の二日分をダブルヘッダーとして一日にまとめて行なう。 A チームは一試合めに B チームと戦い、二試合めは C チームと戦うのだ。

2004-08-13 (5) 23:21:47 +0900

回文>「板舟 --- 眠たし」(いたぶねねぶたし)

意味なし。

2004-08-12 (4) 20:46:26 +0900

回文>「いたみ物 --- 野茂みたい」(いたみもののもみたい)

野茂は人名。意味なし。

2004-08-12 (4) 20:43:46 +0900

回文>「姦通? 打つんか?」(かんつううつんか)

ヨハネによる福音書 7,53-8,11 のような場面に、遅れてやってきた人のセリフ。

2004-08-12 (4) 20:42:20 +0900

回文>「ガラダマ……まだらが……」

ガラダマは「ウルトラQ」に登場したイン石。

2004-08-12 (4) 20:25:56 +0900

オリンピック選手って当然、温度計もって選手村入りしてるよね?

11日づけ朝日新聞大阪本社版スポーツ面「ハーフタイム」。 アテネの夜は意外と冷え込むので、 夜間は冷房を入れるなと日本代表選手団は言い渡されたそうだが、 《部屋の冷房の切り方が分からない選手もいて 「寒かった」という声も出たという》。

温度計はもちろんのこと、湿度計・気圧計も持ち込み、 冷房調節の助けにしたり、 あるいは記録を元に翌日以降の調整のしかたを変えたりしていると思うのだが、 「*℃まで下がった」というのは企業秘密?

付)それ以前に、 気温が下がったら冷房は止まるのが普通だろ? どうなってるんだ、 アテネの冷房は?

2004-08-12 (4) 02:01:31 +0900

朝日新聞高校野球>投手が他の守備位置についてまた投手に戻った場合の記録

11日づけ大阪本社版スポーツ面の、高校野球、 佐賀学園と富山商の試合の記録。 富山商は一塁手を三度、ワンポイントリリーフとしてマウンドに送った。 よって、打撃成績のところには、 先発した一塁手には「一投一投一投一」、 投手には「投一投一投一投」と記されている。

問題は、投手としての成績のほうだ。 最近の朝日新聞は、このような際、選手ごとにまとめて記録を載せる。 いまの場合だと、先発した投手と一塁手の二人について、 前者は四度、後者は三度、投手としてゲームに出たわけだが、 選手ごとに成績をまとめて、二行で載せるのである。 8日づけの高校野球の記事にそのような例がある。

ところが、ここでは別々に、七行にわたって記録を載せている。 その結果、 ワンポイントリリーフで三度マウンドにあがったことがはっきりするのだが、 記者の好みだろうか? このリリーフは成功とも失敗とも言える。 四球、内野安打、四球だったそうだから。 しかし、ゲームには勝っている。 そのあたりをはっきりさせたかったのかもしれない。

2004-08-12 (4) 01:52:31 +0900

密葬だと死後 24 時間経ってなくてもできるのか?

11日づけ朝日新聞大阪本社版社会面の、美浜原発事故関連の記事。 《……さん……の密葬は午後3時から始まった》とあるが、 それはもちろん10日の午後3時。 しかし、10日づけ第一面によると事故が起きたのは 《9日午後3時28分ごろ》。 よって、亡くなってから 24 時間経っていないのである。 普通は、24 時間経たないと火葬にはできない。 密葬は別なのだろうか?

2004-08-12 (4) 01:32:45 +0900

フランス語で 12 時制で時刻を言うときは「12 時」にあたる言い方をしない

NHKフランス語講座>八月 11 日(水)分》参照。

よって、「午後 12 時半はお昼か夜中か?」という問題は発生しない。

midi は「お昼」と訳せるかもしれないが、 「お昼」はあくまでも 12 時ごろであって 12 時そのものを意味しないから、 「お昼 15 分」などとは言えないだろう。何かうまい言い方はないものか。 「正午 15 分」「正子 10 分前」などとするか。 「正子(しょうし)」は一般にはなじみが薄いのが欠点。

2004-08-12 (4) 01:17:02 +0900

NHKフランス語講座>八月 11 日(水)分

さし絵の、受付係の女性は左手にペンを持っている。受話器は右。 ユミも受話器を右の耳にあてている。 まさかとは思うが、フランスの受話器は右手でないと持ちにくいとか、 ダイヤルが反時計回りなので左手でないと回しにくいとか……。

「語句の発音と意味」。 左が四行、右が五行と例外的に右のほうが多いが、 右の第一行を左の最下行にもってきても全く問題ないはずである。 複数行にわたるものをその途中で切って左右に分けることはしない、 という規則があるようだが、それに合わなくなるわけでもない。

時刻の言い方について、 ミカエルさんが douze heures et demie とは言えない、 douze heures trente と言うとおっしゃったので思わず「ええっ」。 それは 24 時制の場合であって、 12 時制で「12 時半」という場合は何と言うのだろう?  辞書をひいたら midi et demie / minuit et demie と載っていた。 これなら、7月号に出てきた言い方の組み合わせだ。 フランス語では、12 時制で時刻を言うときは「12 時」にあたる言い方をしない、 ということになる。

それから、この部分は先生の「……とは言えないんでしたね」 に対しミカエルさんが Oui で答えて始まっている。 Non にならないのか、という前からの疑問がまた。

練習 3 の 2 は 「(Mettons) votre manteau, il est froid.」 に mettre の現在形または命令形をいれるもの。 votre manteau とあるから vous に対する形、と説明されたが、 「寒いからあなたの外套をみんなで着ましょう」とはなりえないんだろうか。

練習の最後の問題に関連して、 フランスではコーヒーにミルクを入れないという話になり、 「きょうの表現」を番組の最後にもう一度言ってみるのはなかった。 エンディングが 20 秒流れたので、 これだけ時間が残っていれば言えたと思うのだが。 (一人で先生とミカエルさんの役をやってみたら、7, 8 秒で言えた。 そのあと、 昨日分の録音が最後の部分だけ残っているのを発見したので聞いてみたら、 ポーズも入れると、10 秒ほどかかるようだ。でも十分。)

2004-08-12 (4) 01:15:10 +0900

そのコーヒーの話の最後。 「どれをゆっても構いません」とおっしゃっておられた。 「どれを言っても」の意味。

2004-08-13 (5) 02:28:29 +0900

字を見ないとわからない漢語を使うのと希語羅語をカナ発音で話すのと

「私見」は「試験」と音が同じだからできるなら使わないほうがいいと思うが、 そういうふうに言うと、 「使いたいんだから使わせろ」と反論する人もあろう。 しかしそれは、 ギリシア語やラテン語の単語をカナ発音して意味が通じないのと似ているのではあるまいか。

ラテン語の単語でカナ発音すると同音になってしまう例は lex と rex とか。 ギリシア語の例はそのうち考えよう。

2004-08-12 (4) 00:10:34 +0900

ラテン語と漢文の違い>その言葉から周辺の諸言語ができたのかどうか

西洋の諸言語はラテン語が“くずれた”ものであるのに対し、 漢字文化圏の言語は中国語と必ずしも関係がない。 文字と単語を借りただけである。 (少なくとも朝鮮語や日本語は。)

2004-08-11 (3) 23:58:29 +0900

NHKフランス語講座>八月 10 日(火)分

きょうは冒頭のあいさつの出だしからしてテンポが速いような。 「きょうの表現」が「Dépêche-toi!」だから、というわけではあるまい。 飲み物を飲んでいたら本番が始まってしまい、あわてて話し始めた、 というような感じもする。 (実際にそんなことがあるわけはなかろうが。)

きのうの「きょうの表現」だった「Qu'est-ce que tu as?」の復習のあと、 「調子がよくなさそうな人にはこう声をかけてあげましょう」。 なんてやさしい先生なんだ。と思ったが、 いつもより元気のいい人にはこう言ってはいけないのだろうか?

examen の発音を間違えて覚えていたことに気づく。これ、発音例外なんだ。

スキットの意味。 「動詞は複合過去形ですねっ!」と妙に力がはいっていた。

rendez-vous と日本語のランデブーとの違いのお話があった。 ところで、きょうは代名動詞の命令形を習った。 rendez-vous は se rendre の命令形とは関係ない?

きょうのポイント、練習で Ne te moque pas de ... が出てきたが、 「からかうのをやめて」でいいのだろうか? これだと、 現にからかっていることになるだろう。

練習 2 は代名動詞を肯定命令形にするもの。 その 1 は「私たちは遅刻するでしょう」の前に 「急ぐ」を命令形にして置くのだが、 二人称の単数複数、一人称複数、すべてありえるだろう。 答えは一人称複数にしたものが読まれたが、これに限ると断定はされなかった。

d'elle という形を覚えていなかった。情けないー。

エンディングは 30 秒強。

2004-08-11 (3) 23:43:52 +0900

「いろいろ(その1000)」到達は三十年後?

一年前のきょう書いていたのは「その67」で、これが「その100」だから、 この一年でおよそ33だけ書いたことになる。 三年で100だ。 ということは、あと三十年書き続けることができれば、 「その1000」に達するだろう。

2004-08-11 (3) 23:36:13 +0900

「沖野ドク」さんっていないかな

いたら「お気の毒」と同音になる、というだけの話。

2004-08-11 (3) 22:56:25 +0900

回文>「夏至に谷繁」(げしにたにしげ)

先ほど、ナイター中継を聞いていて思いついた。 選手の名前を借りただけで、内容はフィクションである。

2004-08-11 (3) 22:01:24 +0900

すぐにできるから「ウナ丼」であってウナギは乗っていないとか

本文ナシ

2004-08-11 (3) 19:36:58 +0900

急いで講和するのが「ウナコーワ」だと思っている人はいないか

本文ナシ

2004-08-11 (3) 19:20:57 +0900

プロ野球>連続試合全イニング出場って代打で登場でもいいのか?

1日づけ朝日新聞大阪本社版スポーツ面の、阪神タイガース金本選手の 「700戦連続全イニング出場 / 最多タイ」。

左手首の負傷をおして4番、左翼で先発出場》と読んだとき、 「先発出場しなかったら全イニング出場にならないだろ?」と思ったが、 これはダブってもきちんと説明しようとしたものだろう。

しかし、例えば、 所属チームが先攻の試合で1回表に代打から登場したとか、 1回表は打順が回ってこなくて裏の守備から試合に出たという場合、 この記録は中断したことになるのだろうか?

あれ? それ以前に、全イニングに少しでも出ていればいいのだろうか? 例えば、 一回の表、二死になってから守備につくとか、 最終回の裏で塁に出たところで代走が送られるとかしてもいいのだろうか?

又。指名打者は打順が回ってこない回は全く登場しないが、 それでもいいのだろうか?

付)ファンとしてちょっと残念なのは、 金本選手の左手が痛むことがわかってしまっていることだ。 「記録がかかっていなければ休ませて別の選手を出すところだろうに」 と思われては、記録のために無理に出場していることになってしまう。 あとから「あのときは実は左手が痛くて……」とわかる分には構わないと思うが。

2004-08-11 (3) 02:22:44 +0900

朝日新聞>「初めに1リーグ制ありきのような最近の球界の中で

4日づけ大阪本社版スポーツ面「ハーフタイム」。 でも、最初にあったのは1リーグ制なんだから、これで正しいんじゃないか?

……という形で「初めに〜ありき」の乱用を嘆いてみる。

2004-08-11 (3) 02:08:58 +0900

朝日新聞死亡記事>「自宅は公表していない」と「しない」の違いは?

4日づけ大阪本社版社会面。 三つ並んでいる死亡記事のうち、 まん中が「自宅は公表していない」 であとの二つは「自宅は公表しない」となっている。

連絡先や葬儀の場所は三つとも東京なので、 いくつもある朝日新聞の本社によって書き方が違う、ということではなさそうだ。

2004-08-11 (3) 02:01:34 +0900

「積」と「商」が対だからと「積極的」「商極的」と書くやつはいないか

正しくはもちろん「消極的」。

2004-08-11 (3) 01:57:15 +0900

スタディバイブル注>フィリピ 4.3「スゥズゥゴス」って変じゃない?

本文《真実の協力者よ》に 《もしくは「スゥズゥゴス」というギリシア人名にも理解される(以下略)》 と注がついているが、 まず、これがどういう音を表しているつもりなのかがわからない。 ウ段のカナ+小書きの「ゥ」というのはあまり見ないからだ。 (「ス」と「スー」の間ぐらいにのばした音 --- 英語名の Sue など --- を「スゥ」で表すことはある。)

原語は συζυγε なので 「スュズュゴス」あるいは「シュジュゴス」となりそうなところ。

文語訳の注では「スンズゲ」となっている。 これでは呼格のままだし、「ン」がはいる根拠もよくわからない。 spoggos と書いて spongos と読むというギリシア語唯一の発音例外でもないし。

2004-08-10 (2) 22:11:19 +0900

フランス語式のデジタル時計は作れそうなもんだが

とりあえず考えついたのは、30分をすぎると「*時*分前」の形で表示するもの。 「何時半」とかの表示もできるとよりよい。

NHKフランス語講座> 七月 26 日(月)分》参照。

2004-08-10 (2) 21:20:24 +0900

朝日歌壇>同一作者による、よく似た歌が同じ日に載っている

8日づけ朝日新聞大阪本社版。 熊本県の中畠文雄さんの

が載っている。 順に読んでいって、「あれ?」と思った。

前者の「航く」には「ゆく」とふりがなあり。

今週も、「☆印は共選作」とあるが、 俳壇・歌壇とも、共選作はない。

2004-08-10 (2) 02:07:53 +0900

「ジェットストリーム」の広告を見て航空機事故の際の特別版を思い出した

8日づけ朝日新聞大阪本社版最終面に、 ジェットストリームをCD化したものの広告が載っている。 ふと思い出したのが、 スポンサーの日本航空が事故を起こしたときに流れると聞いていた特別版のことだ。 それがボーナス盤としてついていたりはしないようだ。

2004-08-10 (2) 01:58:46 +0900

ドイツ語の新正書法、およびその定義のしかたについて学ぶこと。

旧正書法との対照で定義してあるのだと思うが。

2004-08-10 (2) 01:53:13 +0900

フランス語講座応用編>八月 7 日(土)分

歌子先生が 「beau joli gros petit meilleur mauvais nouveau vieux jeune moindre bon long」 と一気におっしゃった。 名詞の前に置かれる形容詞を、こうやって初歩の段階で覚えてしまったのだそうだ。

ふと、ドイツ語を習ったとき 「an auf hinter in neben über unter vor zwischen」 と覚えたのを思い出した。 三格と四格を支配する前置詞である。 単に言うだけでなく、身ぶりをつけようとしたが、それはめげたのだった。

2004-08-10 (2) 01:52:27 +0900

テキストの解答に間違いがあり、番組内で訂正があった。 この応用編は 2003 年度の再放送なのだが、 間違ったまま印刷した、ということだ。

もう30年近く前になるが、 「ドイツ語入門」--- 当時はこういう名前だった --- では、 「一部のテキストに間違いがありました」という言い方をしていた。 別の年度に再放送する際にはテキストを修正する予定だったものと思われる。

2004-08-11 (3) 23:13:05 +0900

「反日」って言うけど、反日の何ですか?

「反日」が現在の日本政府に対する反対なのか、 それとも日本人・日本民族に対する反対なのか、 という件は前に書いた。 《朝日新聞社説>「反日」「反米」 の定義は?》参照。

最近気がついたのは、 中国でのアジア杯の事件が単に「反日」とだけ報道されているが、 「反日」は形容詞にすぎない、ということだ。 そのあとに何がくるのか? 反日の、どのような行為があったのか?

「反日集会」「反日デモ」は、暴力に走らない限り、 多くの国において合法だろう。 それに対し、 「反日暴動」で日本人に危害を加えることは犯罪になろうし、 「反日デマ」を放置することはその国の政府にとってまずいだろう。

付)昔あった「反共」というのも同様。

2004-08-09 (1) 23:11:56 +0900

回文>「今岡、おまい……」(いまおかおまい)

「おまい」は「おまえ」のなまった形。

金曜日に、阪神タイガースの試合を聞きつつ考えたもの。 選手の名前を借りてきただけで、内容はフィクション。

2004-08-09 (1) 22:51:40 +0900

回文>「鳥谷 ニタリと」(とりたににたりと)

金曜日に、阪神タイガースの試合を聞きつつ考えたもの。 選手の名前を借りてきただけで、内容はフィクション。

2004-08-09 (1) 22:50:05 +0900

回文(断片)>「二律背反 灰は釣り荷」(にりつはいはんはいはつりに)

工事現場で、クレーンに書かれた「釣り荷の下にはいるな」という標語を見て。 意味はない。

2004-08-09 (1) 22:48:37 +0900

NHKフランス語講座>八月 9 日(月)分

前に《フランス語講座の8月のストーリーを 「きょうの表現」から推測したら違った》 にくだらない冗談を書いた週がやってきた。

「Qu'est-ce que tu as?」が“何を持っているか” という質問になることはないそうだ。 その場合は「手に」「カバンの中に」などをつけるとのこと。

強調構文を習った。 「C'est moi qui ai acheté ...」で、 qui のあとの動詞は主語が je のときの形であることに注意しよう。 英語では三人称ではなかったっけ?

「きょうのポイント」の中で「手紙」が鼻濁音だった。 鼻濁音を避けるのはもうやめたのかな?

avoir mal à ... で「〜が痛い」という言い方が出てきた。 「からだの部分を表す名詞には定冠詞をつける」とのことだったが、 それは「この言い方では」の意味だろう。

エンディングが 37 秒ほど。

2004-08-09 (1) 22:45:35 +0900

運転席前に並んだ人形を見て「小児科の診察室じゃあるまいし」とつぶやいた

先日、サイゼリヤの駐車場で、 運転席・助手席の前に人形をずら〜っと並べている自動車を見て、 思わず口をついて出た。

小児科のお医者さんの中には、 子どもの気を紛らわすために人形をおいているところがある。

2004-08-09 (1) 02:04:19 +0900

朝日新聞>アジア杯で日本チームに浴びせられた「バカヤロー」は日本語?

8日づけ大阪本社版社会面、「アジア杯決勝 / 厳戒態勢 街で会場で」。

旗を振りながら 「打倒、小日本(日本を軽蔑する呼び方)」と気勢を上げるグループや》 とか 《試合中は「加油(がんばれ)」という掛け声の連呼が続く》 というのは、中国での表記を使っての報道だろう。

日本人のほとんどが現代中国語を知らないことを考えると、 どれほど意味があるかは疑問だが、 こうやって報道する習慣になっているようである。 (それよりも、元が英語である場合に原語・原綴を示してほしいと思う。)

では、その先の 《すぐに日本チームに「バカヤロー」などの罵声を浴びせた》 は? この語は、 戦争中に日本が強制労働を行なった地域では今でも有名だと聞いたことがあるが、 何のことわり書きもないのでこのとおり言われたのか翻訳なのか不明。

2004-08-09 (1) 01:54:23 +0900

冷風扇の広告の「マイナス3℃」「冷風−3℃」というのは正しいのかいな

8日づけ朝日新聞大阪本社版の、 「いいもの王国」の全面広告に出ている、 「アルファエアー」という商品名の冷風扇。 《氷を入れなくても冷風マイナス3℃の実力》と見出しにあるし、 「〈だから涼しい〉10大快適特長」の第一には 《冷風−3℃で群を抜く涼しさ》とある。

これを見て、氷点下3度の冷風が吹き出すと思わないだろうか?

本文をよく読むと 《室温より3度低めの涼風は》とあるし、 「ここが違います」という表では 「温度差(平均)」が「-3℃」となってはいるのだが。

もひとつ。セ氏の二つの温度の差を書くときは単位は「℃」だったっけ?

2004-08-09 (1) 01:47:32 +0900

天声人語>「蚊」が中国語では「ブン」だってわかっているのかな

8日づけ朝日新聞大阪本社版掲載分。 《虫にしては、「文」 というありがたい文字を名前にいただいていて一見厚遇されているような蚊だが、 虫偏につく「文」は単に羽音のブーンを表すらしい》、 とあるのを読んで。

昔、中国で、「蚊」という語は「文」と同じ音だから虫へんに「文」と決めた、 というだけのことであろう。 (その音を昔の日本人は「ブン」と聞いたわけだ。)

現代の(北京語の)音でも「文」と「蚊」は同じ音である。

急に不安になったのだが、筆者が「蚊」の音(オン) がブンであることを知らないのではあるまいな。 私は「南総里見八犬伝」に登場する悪僧、蚊牛(ぶんぎゅう)の名で覚えたのかも。

2004-08-09 (1) 01:32:16 +0900

西垣知佳子先生>英語リスニング入門(三月 3, 4 日分)

テキストのさし絵の中の文字「the world of computers and technology」 のうち s はあとから書き足されたようで、筆跡が異なる。

2004-08-09 (1) 01:14:50 +0900

回文>「ヘチマを町へ」(へちまをまちへ)

本文ナシ

2004-08-09 (1) 01:05:30 +0900

こち亀>予告とは違うのが放送されたような

きのうの19時からの放送。 タイトルは写しておかなかったが、 新聞では「日暮尋ねて三千里…目指せアテネへの道」となっている。 日暮(ひぐらし)は超能力を持つ刑事の姓。

次回予告の「パパはキャンプの若大将」が前回も次回予告だったような気がして、 気がついた。

今回の作品はアテネオリンピックの開会式が出てくるので、 先にもってきたかと思われる。

2004-08-09 (1) 01:03:39 +0900

プロ野球中継>7回4点差でアナウンサが本当にゲームが決まったと思うか?

きのうの読売―阪神を、テレビ金沢で見た。 7回の表の阪神の攻撃が終わった時点で9−5と阪神が4点リード。 そのあと読売が10−9と逆転して勝ったのだが、 その反撃の過程でアナウンサが “9−5となった時点で誰もが勝敗は決まったと思った” というようなことを何度も言っていた。

毎日のように試合を見ているアナウンサだろ? 3回の攻撃を残して4点差。 本気で言っていないことは明らかだよな。 中継を劇的に見せるために口からでまかせ言ってるかと思ったら情けなくなった。

付)“大変なことになりました”も何度か口にしていた。 こういうアナウンサがこういうことを言うんだよな。 《野球中継で単なる大逆転を 「大変なことになりました」というのはやめて》参照。

2004-08-09 (1) 00:49:28 +0900

漢字でプロポーショナルフォントは見にくいな

7日づけ朝日新聞大阪本社版 be の b7 面に出ていた「くもん出版」の広告。 「一房の葡萄」が縦書きになっているが、「一」の幅 --- 縦書きだから高さか --- が非常に狭い。 よって、「一房」で一文字の漢字のように見えてしまい、 最初、なんと書いてあるのかわからなかった。

付)黙読の場合、文語文のほうが脳を活性化するようなことが書いてある。 文語訳聖書を読むか。

2004-08-08 (0) 02:32:40 +0900

朝日新聞>「頼みに訪ねた石ノ森さん」の意味は?

7日づけ大阪本社版 be の b1 面 はザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル社長の窪山哲雄さん。 面のまん中あたりに 《帰国してニューオータニに勤めていたころ、 20周年記念広報誌への作品を頼みに訪ねた石ノ森さんにホテルマンについて語ったら、 逆に魅了してしまったのだ》とあるが、 「頼みに訪ねた」の主語は、前後関係や意味を考えれば窪山さんになるんだろうか。 文章の上からは、私なら石ノ森さんととるかも。

「頼みに訪ねた」という動詞句の周辺には 「〜が」「〜を」の二人が現れることがわかっているので、

のように、一方が明示されていればもう一方がそれだ、とはっきりわかる。

2004-08-08 (0) 02:20:43 +0900

上の例が「てにをは」が少々苦しいか。 誰かのことをまず述べて、そこで「殴った男」と言った場合、

の二つの意味が考えられるが、という例のほうがよさそうだ。

2004-08-09 (1) 01:11:51 +0900

西垣知佳子先生>英語リスニング入門(三月 1, 2 日分)

選択肢の記号のうち、ある a を「エイッ」という感じで発音されたので、 バーチャファイターのパイ・チェンを思い出してしまった。

2004-08-08 (0) 02:14:05 +0900

西垣知佳子先生>英語リスニング入門(二月 27, 28 日分)

サンドラさんの最初の説明のあとの 「That's right.」がとっても楽しそうだった。

サンドラさんに答えを言うよううながされたときの返事は Plus Alpha と Money Matters が「Yes.」。ほかはなし。

Watch This! の例題を読まれた西垣先生。 「b. 2300」は「b」と「2300」の間でちょっとポーズが。:-)

2004-08-08 (0) 02:09:59 +0900

「もちろん」の「ろん」は次にくる音によって発音が変わる

木曜日の NHK フランス語講座に「もちろん」 という語が何度も出てきて気がついたのだが、 「ろん」の部分の発音は、そのあとに何がくるかで変わる。 (鼻母音になることもあるようだ。)

だから、ヘボン式のように「本箱」を hombako と書くなら、 語末の「ん」は次にくる語によって書き変えねばなるまい。 (それは不合理だから、hombako も不合理だと思うぞ、と言いたいわけだ。)

2004-08-08 (0) 01:38:21 +0900

フランス語講座応用編>八月 6 日(金)分

今回は最初のアドリアナさんのあいさつの中にお二人の名前が。 前に書いたのが聞こえたのかな。(まさか。これは 2003 年度の再放送。)

なお、歌子先生は「キクチ・ウタコ」と(フランス語の中で)おっしゃっていた。

最後は、テーマソングではなく、 ケベック出身の歌手のフランス語を聞きながらお別れだった。 コンサートでのおしゃべり? ケベック語講座をやると言っているのか?

2004-08-07 (6) 13:05:15 +0900

NHKフランス語講座>八月 5 日(木)分

magazine, interview なんて英語も普通に使われるのか……。 四半世紀前にフランス語を学んだときとはだいぶ違うな。 (当時買った辞書にも載ってはいるが。)

ところで、interview について、 「英語からきた単語ですが、発音はフランス式になっています」 とのことだったが、inter- の部分だけの話かな? -view はそのままのような気がする。 中国語から日本語にはいった語で似た例があると思うが、 いますぐは思いつかない。 固有名詞を含んでもいいのなら「毛派」(まおは)なんてのがあるか。

interviewer という動詞形も出てきた。

スキットの発音練習が「ミカエルさんと一緒にどうぞ」だった。 でも、ミカエルさんはいつものように après moi とおっしゃった。

「綴り字の読み方」では -cc- を習ったが、 次にくる母音が a/o/u か e/i かで分類されていた。 -cc で単語が終わったり、次に子音がきたりすることはなさそうだが、 次に y がくることはないのかな?

「きょうの表現」は「Bien sûr que oui/non.」だが、 「Bien sûr que si.」というのはないのかな?

「練習」は「もちろんそうです」「もちろん違います」で答えるもの。 最初の「Vous aimez le français?」だけは、 ミカエルさんは前者だけを答えとして、二度くり返して読まれた。 「ですから、絶対、oui のほうでお答えいただきたいです」。 押しつけがましくならず、かつ、 先生のフランス語に対する気持ちにあふれていて、よかった。 三つめの「彼は試験に合格しましたか」に対してははどちらもありえるわけだが、 「でも、oui のほうを言ってあげたいですね」。 やさしい先生だ。

「復習」で言ってみる四つの文の並び方が、第 60 課と違う。 《NHKフランス語講座> 七月 15 日(木)分》参照。 前のが例外的だったのか。

Paris à travers la littérature のコーナー。 先生の日本語訳の朗読がとてもうまくて、特に最後の三行。 真夏の暑さを忘れて、冬の日の地下鉄の温かさがじーんと心にしみてきた。 ouature に関連して「語のいいかた」とおっしゃったが、 アクセントが「このいいかた」と同じだった。 (あるいは「この〜」とおっしゃったのかもしれない。)

雨氷という日本語は知らなかった。辞書をひいて思わす「うひょー」。

エンディングが 40 秒強。

2004-08-07 (6) 03:01:36 +0900

Paris à travers la littérature は、 Raymond Queneau の Courir les rues から、 地下鉄をたたえる詩(?)。 「地下鉄の気持ちのよい暖かさ」で始まるので、 “なんでこの暑い時期にこんなものを〜”と思ったのだった。

ところで、voiture(s) の幼児語(?)である ouature(s) が二回出てきたが、 直前の des とリエゾンしていなかったような気がする。 つづり字は母音字で始まっているが発音は [wa-] だからな、 と納得して聞いていたのだが、うーんと昔に聞いたフランス語講座に 「Écoute! Les oiseaux!」という文があって、 それを思い出したら des ouatures もリエゾンするような気がしてきた。 しかし、それでは des voitures の幼児語にならないよな……。

辞書で ouate を見たらエリジオンは任意だそうだ。 それと同じか? (ouate は綿という意味。日本語とフランス語は親戚だったりして。まさか。)

ところでところで。 oiture(s) というつづり字にならないのはなぜ?

付) 英語では、 one のように母音字で始まっていても発音が [w] ならその前の the の発音は「ザ」であって「ジ」にはならない。

2004-08-08 (0) 02:00:53 +0900

「彼は試験に合格しましたか」だが、 合格すると戦争に行かねばならず、 行けばかなり高い確率で戦死しなければならない、 というような状況では話は変わってくるかもしれない。

2004-08-11 (3) 23:26:22 +0900

旧暦で二十四節気をの会>きょうは夏至だ! 確かに夏だわー。

実際にはきょうは立秋ですが、まだ秋という感じはしません。 それを「二十四節気は旧暦のもので、 それを新暦の同じ日にちに当てはめてしまったから季節感がずれている」 と誤って理解している人がいる。 そこで冗談で考えついたのが「旧暦で二十四節気をの会」です。 会員はいまのところ私一人ですが、 この「いろいろ」が「その100」に到達したのを記念して、 ただいま会員募集中! というのも冗談です。 おもしろいと思った人は勝手に活動してください。

本当のところをいえば、 日の入りの時刻が毎日早くなっているのが感じられます。 そのせいで、早く夜を迎えることができ、暑さがしのげるのだと思います。

(その点からは、欧米と同じやり方のサマータイムを導入するのは愚です。)

付) きょうは旧暦の六月 22 日です。 新暦では夏至はだいたいこの日付になります。

2004-08-07 (6) 02:41:32 +0900

「円軌道」と「エンキドゥ」を間違うやつはいないか

エンキドゥはギルガメシュの友。

2004-08-07 (6) 02:38:57 +0900

回文>「こばたけしのしけタバコ」

「こばたけし」は人名。 木場猛とか、小畠氏とか。 プロ野球の広島カープの監督だった古葉竹識氏も同音である。

「しけたばこ」は、 「しけモク」って言葉があるんだからあってもいいのでは、と思ったもの。 「しけモク」はむかしオバQに「しけモクひろい」 って語が出ていて覚えたんだっけ。

2004-08-07 (6) 02:37:20 +0900

新日本式ローマ字>c の前の促音は t で表わすと思っている人はいないか

実際は decci や yaccu のように c を重ねるが、 ヘボン式ローマ字につられて、 このときは t を入れ detci, yatcu になると思っている人、という意味である。 新日本式を知っている人はごくわずかで、 そういう人はこういう間違いはしないと思うけど。

2004-08-06 (5) 02:09:24 +0900

ローマ字>促音を q で書きあらわしたらどうか?

「促音は次の子音字を重ねて表わす」 というのはローマ字の規則中ではわかりにくいものだし、 音韻論的には次の子音にかかわらず同一の音素 /Q/ であるらしい。

だったら、実際のつづり字でも q と書いたらどうか、 とずっと前から思っていたのだが、まだここには書いていなかったようだ。 saqki, iqso, deqci, kiqte, iqpai などとなる。

ローマ字の規則を知らない人が適当に読んでも似た音が出るし、 「あっ」が「aq」と書ける、というメリットもある。

付) 「発表」のようにちょっと複雑になるとローマ字入力できない、 という人もいるようだ。 この例は促音の次に拗音の長音がくるという点で複雑になっている。

2004-08-06 (5) 02:02:28 +0900


すのもの Sunomono