すのものの「いろいろ」(その162)

ことしは亥年だがワーグナー作品におけるイノシシといえば

「神々のたそがれ」第三幕第三場のハーゲンのセリフ Eines wilden Ebers Beute だ。 実際に登場するわけではないが。 実際にジークフリートを殺したのはハーゲンだから、 このイノシシはハーゲンだと思うこともできよう。

付) いま自分の「いろいろ」全体から Eber を検索したら、 《朝日新聞読書面>犬養道子氏の共同訳聖書の話は細部がなんだかおかしい》 の Eberhard Nestle 氏の名前がひっかかった。 関係あるのかな? 語源の上で。

2007-01-01 (1) 18:06:05 +0900

教え子からの賀状の返事に「同窓会」と書こうとして「窓」の字を書き損なう

Windows は毎日使ってるのに。って、関係ないか。

2007-01-01 (1) 15:46:10 +0900

等半径の二円周上に任意に一点ずつをとったものは、合同変換で重ね合わさる

等しい半径の二つの円周があったとし、それぞれの上に任意に一点ずつをとる。 すると、片方の円周を他方に重ねる合同変換で、 選んでおいた点どうしが重なり合うものがある。

年末に、職場からの帰りのバスの中で気がついた。 考えてみれば当たり前のことだが、いままで考えたことがなかった。

実は、その前、もう十何年も前に、 曲線と曲面の微分幾何を講義したことがあったのを思い出していたのだった。 曲率半径を定義する前に、円周の“曲がりぐあい”なるものを素朴に考えてみると、 それがどこでも同じということはこうやればわかるな、と考えたわけ。

あの学生たちももう35歳になっているな。

付) 等半径の円周を重ね合わせてみることはあると思う。 ただ、その上に一点ずつを選んでそれらも重ねることはあまりしないように思う。

2007-01-01 (1) 14:29:14 +0900

和尚が二人で「和尚がツー」ならガンジーが二人で「ガンジー・ツー」とか…

…正月そうそう、くだらないことを考えてみた。 前半は前に聞いたことがあるもので、 「和尚がツー」と「お正月」がダジャレになっている。 「ガンジー・ツー」はもちろん「元日」。

ガンジーの伝記映画 --- たぶんあるだろう --- の続編ができれば 「ガンジー2」もありえるよな……。

2007-01-01 (1) 14:27:56 +0900

きょうの補筆箇所

2007-01-01 (1) 03:19:51 +0900

「ファントム・メナス」でアナキン機は droideka(s) を撃って倒していた

III 冒頭の議長救出作戦でも、あれと同じ性能のに乗っていって、 それに乗ったまま invisible hand 内を動き回れば、 droideka(s) がきても倒せたのではないか。 エレベーターが上がれないか。 だったら、あれと同性能の銃を持って行くか、 それを装備したドロイドを連れて行く。

II では、ジオノーシスに降りたオビ=ワンが droideka(s) に襲われるが、 あのときは機から降りていた。 乗ったままだったら撃って倒せたのか? そうだとすると、 降りなければ通信できないあの通信装置に問題があった、ということか。 III ではああいう場面はなかった……よな?

2007-01-01 (1) 03:13:06 +0900

江戸時代に、夜中に初詣に行こうとすると月が出ておらず真っ暗なはずだが…

…どうしていたんだろう? ちょうちんなどを持ってゆく? 夜が明けてから行く?

2007-01-01 (1) 03:07:31 +0900

タイトルを 「江戸時代に、夜中に初詣に行こうとすると月が出て真っ暗なはずだが…」 と書いていた。これでは意味が反対だ。「おらず」を補った。 それで字数がぴったりということは、 一度書いたものを何かの間違いで削ってしまった、ということか?

なお、初詣の習慣は最近のもの、と(確か)今年の朝日新聞で読んだ。

2008-01-21 (1) 01:59:28 +0900

披露宴のスピーチでは新郎新婦の過去の恋愛話はしないのが無難と読んだ…

…ことがあるが、その二人の恋愛はどうなんだ、と気がついた。 この言い方で「それ以外の」の意味になる、ってことだな。

2007-01-01 (1) 03:05:33 +0900

「よい」と「いい」はほぼ同じ意味だが「よい年」と「いい年」は違う

「よい年」は「よい年になりますように」のように使うのに対し、 「いい年」は「いい年して何考えてるのよ」のように使う。

2007-01-01 (1) 03:03:40 +0900

回文>「クワイ=ガン・ジンが曰く」(くわいがんじんがいわく)

なんでいままで気がつかなかったんだろう? ただし、 「誰それ曰く」と助詞「が」を入れないのが普通であるところが弱い。

2007-01-01 (1) 01:54:38 +0900

スター・ウォーズ>ルークにフォースと一体化する方法を教えない理由は?

ルークは何度も生命の危機におちいる。 ヨーダとオビ=ワンは、 旧三部作が始まった時点ですでにフォースと一体化する方法をマスターしている。 それを旧三部作を通じてルークに教えない理由は何か?

「ジェダイの修行を終えないとマスターできない術だから、 ベイダーを倒すまでは教えることができなかった」という設定ならわかる。 見方によっては、オビ=ワンが、 自分はさっさとフォースと一体化しておきながら、 ルークにはその方法を教えないのは非情ではないか、ともとれる。 (あの術を使わずに死んだらどうなるのかは描かれていないからわからない。 クワイ=ガン・ジンは例外中の例外なんだろう。)

付) 監督が DVD の解説音声で話していたところによると、 クワイ=ガン・ジンからあの術を教わるというのは III を作っているときに思いついた設定らしい。

2007-01-01 (1) 01:49:36 +0900

スター・ウォーズ>オビ=ワンがフォースと一体化したのは正しかったか

生きられる限り生き延びるのがジェダイの道だろう。 ベイダーがどのくらいの速度で走れるのかはわからないが、 戦わずに逃げるという手はなかったのか。

新三部作では、droideka(s) に出会うとジェダイも逃げる。

2007-01-01 (1) 01:46:54 +0900

「柔和」と「ビューア」」(または「ビューワ」)は似てないか?

ずっと前に考えていたもの。意味はない。

2007-01-01 (1) 01:45:19 +0900

もう一つの biglobe アカウント宛てメールを転送するサービスに申し込んだ

新年になってから、いま。

これはほとんど自分用のメモ。どういう設定にしたかも秘密。

だけどさあ、 まず転送先アドレスを打ち込んで OK ボタンみたいなのをクリックして、 それからどういう条件のときに転送する / しないの設定画面にはいるってなんだか不安。 設定が終わるまでの間、 全メールが転送されるような気がするつくりになってるもんだから。 (実際は、設定が終わるまでは全く転送されないみたい。)

2007-01-01 (1) 01:28:26 +0900

「今年は飛躍の年にしたい」と言ってたら査読者に「論理に飛躍がある」と…

……言われたりして。そういうのはやだな。

2007-01-01 (1) 00:44:21 +0900

古典落語で大みそかに月が出てたら不条理なんだな

「芝浜」で、湯から戻った主人公が女房に 「いい月が出てるぜ」と言ったりするとか。

2007-01-01 (1) 00:43:13 +0900

今年の決意>「酒に酔ってメールを書かない。メールを書くときは飲まない」

本文ナシ

2007-01-01 (1) 00:01:42 +0900

「よいお年をお迎えください」というがよい年かどうかは終わるまでわからぬ

……はずではないか。 だから、真の意味は「よい状態で新年をお迎えください」ということか。 だったら、「よく新年をお迎えください」でよいではないか。

……と、たったいま流れたNHK・FM「バイロイト音楽祭」 のお別れのあいさつに茶々を入れてみた。 ほんとうによい年かどうかは来年の「バイロイト音楽祭」 を聞いたあとで決まること、という言い方もできるか。

2006-12-31 (0) 23:59:25 +0900

Wikipedia に、各調性が項目として立てられているんだ

Google で「嬰ヘ長調」「変ホ短調」などの調性名を調べてみて気がついたのだが、 Wikipedia にそれぞれの項目が立っている。 おそらく全部の調性について立てているのであろう。

ただ、各項目を見ると、 前半は楽典でまとめて学べば済むことを各調性ごとにくりかえして書いているだけのように思える。 (原理から学ぶことでまとめて覚えれば簡単なことを、 ばらばらに覚えなければならないんだと思い込ませるような教え方はよくない、 というのが私の自説である。)

調号のつけ方がト音記号とヘ音記号だけなのは激しく不満。 (ハ音記号は、アルト記号に関しては両者の“二等分点”につければよいのだが、 テノール記号の場合そうはゆかない。)

それぞれの調がどのように響くかも書かれているが、 これはどのような音律に従うかに大きく依存するだろう。 楽器が鳴りやすいかどうかも大切な情報だが、 調そのものの響きとは別の話とも言える。

その調の有名な曲も載っているが、 クラシック音楽の場合、曲全体が同じ調性のことは少ない。 ポピュラー音楽の場合、等分平均律を採用しているだろうし、 移調して歌われることも多いだろうから、あまり意味がないような気も。 (絶対音感がある人は別だが。)

2006-12-31 (0) 23:56:26 +0900

自作 cal の出力のすきまを詰めてみたら見にくいな

       1  2  3  4  5  6               1  2  3  4  5                           1
J   7  8  9 10 11 12 13     M   6  7  8  9 10 11 12     S   2  3  4  5  6  7  8
A  14 15 16 17 18 19 20     A  13 14 15 16 17 18 19     E   9 10 11 12 13 14 15
N  21 22 23 24 25 26 27     Y  20 21 22 23 24 25 26     P  16 17 18 19 20 21 22
   28 29 30 31                 27 28 29 30 31              23 24 25 26 27 28 29
                1  2  3                        1  2        30                  
F   4  5  6  7  8  9 10     J   3  4  5  6  7  8  9     O      1  2  3  4  5  6
E  11 12 13 14 15 16 17     U  10 11 12 13 14 15 16     C   7  8  9 10 11 12 13
B  18 19 20 21 22 23 24     N  17 18 19 20 21 22 23     T  14 15 16 17 18 19 20
   25 26 27 28                 24 25 26 27 28 29 30        21 22 23 24 25 26 27
                1  2  3                                    28 29 30 31         
    4  5  6  7  8  9 10         1  2  3  4  5  6  7                     1  2  3
M  11 12 13 14 15 16 17     J   8  9 10 11 12 13 14     N   4  5  6  7  8  9 10
A  18 19 20 21 22 23 24     U  15 16 17 18 19 20 21     O  11 12 13 14 15 16 17
R  25 26 27 28 29 30 31     L  22 23 24 25 26 27 28     V  18 19 20 21 22 23 24
                               29 30 31                    25 26 27 28 29 30   
    1  2  3  4  5  6  7                  1  2  3  4                           1
A   8  9 10 11 12 13 14     A   5  6  7  8  9 10 11     D   2  3  4  5  6  7  8
P  15 16 17 18 19 20 21     U  12 13 14 15 16 17 18     E   9 10 11 12 13 14 15
R  22 23 24 25 26 27 28     G  19 20 21 22 23 24 25     C  16 17 18 19 20 21 22
   29 30                       26 27 28 29 30 31           23 24 25 26 27 28 29
                                                           30 31               
を詰めて
       1  2  3  4  5  6               1  2  3  4  5                           1
J   7  8  9 10 11 12 13     M   6  7  8  9 10 11 12     S   2  3  4  5  6  7  8
A  14 15 16 17 18 19 20     A  13 14 15 16 17 18 19     E   9 10 11 12 13 14 15
N  21 22 23 24 25 26 27     Y  20 21 22 23 24 25 26     P  16 17 18 19 20 21 22
   28 29 30 31  1  2  3        27 28 29 30 31  1  2        23 24 25 26 27 28 29
F   4  5  6  7  8  9 10     J   3  4  5  6  7  8  9     O  30  1  2  3  4  5  6
E  11 12 13 14 15 16 17     U  10 11 12 13 14 15 16     C   7  8  9 10 11 12 13
B  18 19 20 21 22 23 24     N  17 18 19 20 21 22 23     T  14 15 16 17 18 19 20
   25 26 27 28  1  2  3        24 25 26 27 28 29 30        21 22 23 24 25 26 27
    4  5  6  7  8  9 10         1  2  3  4  5  6  7        28 29 30 31  1  2  3
M  11 12 13 14 15 16 17     J   8  9 10 11 12 13 14     N   4  5  6  7  8  9 10
A  18 19 20 21 22 23 24     U  15 16 17 18 19 20 21     O  11 12 13 14 15 16 17
R  25 26 27 28 29 30 31     L  22 23 24 25 26 27 28     V  18 19 20 21 22 23 24
    1  2  3  4  5  6  7        29 30 31  1  2  3  4        25 26 27 28 29 30  1
A   8  9 10 11 12 13 14     A   5  6  7  8  9 10 11     D   2  3  4  5  6  7  8
P  15 16 17 18 19 20 21     U  12 13 14 15 16 17 18     E   9 10 11 12 13 14 15
R  22 23 24 25 26 27 28     G  19 20 21 22 23 24 25     C  16 17 18 19 20 21 22
   29 30                       26 27 28 29 30 31           23 24 25 26 27 28 29
                                                           30 31               
としてみた。 月が変わるところでの見間違いを減らすにはこのほうがいいかと思ったのだが。 (プログラムを書き換えたわけではない。)

2006-12-31 (0) 23:39:21 +0900

回文>「寄席行こう。恋せよ」(よせいこうこいせよ)

本文ナシ

2006-12-31 (0) 22:22:58 +0900

回文>「一の谷・仁多の地位」(いちのたににたのちい)

一の谷も姓。

2006-12-31 (0) 22:21:50 +0900

回文>「λ計算、サイケだ、村」(らむだけいさんさいけだむら)

村は姓。

2006-12-31 (0) 22:20:56 +0900

回文>「武士の情け、けさ、菜の渋」(ぶしのなさけけさなのしぶ)

後半はやや意味不明。

2006-12-31 (0) 22:19:33 +0900

回文>「糞袋、禄不足」(くそぶくろろくぶそく)

本文ナシ

2006-12-31 (0) 22:16:03 +0900

回文>「神経に意見し」(しんけいにいけんし)

本文ナシ

2006-12-31 (0) 22:14:02 +0900

代書屋が瓜食っていて「代書+瓜」→「大勝利」って縁起物はどうか

松と鯉で勝利、ってのは新聞広告で見た。 /syo:/ + /ri/ = /syo:ri/ とは異なり、 /daisyo/ + /uri/ では /-ou-/ を /-o:-/ に改めないと /daisyo:ri/ にならない。

ところで、枝雀の「代書屋」、おもしろかったなあ。

2006-12-31 (0) 22:09:30 +0900

回文>「海水浴、よいスイカ」(かいすいよくよいすいか)

本文ナシ

2006-12-31 (0) 22:08:40 +0900

回文>「『もういや』言うも」(もういやいうも)

関西方言を取り入れるなら「『猛威や』言うも」も可。

2006-12-31 (0) 22:07:18 +0900

回文>「粕田作『おは』と日野 / あの人は奥さんですか?」

かなで書けば「かすでんさくおはとひのあのひとはおくさんですか」。 「おは」は「おはよう(ございます)」の略。 粕田作も人名という設定。(←苦しい。)

2006-12-31 (0) 22:04:06 +0900

回文>「わたしきれいかしら / 吉良氏改暦したわ」

かなで書けば「わたしきれいかしらきらしかいれきしたわ」。

2006-12-31 (0) 22:01:49 +0900

回文>「寝て死人裂く / 奥さんにしてね」

かなで書けば「ねてしにんさくおくさんにしてね」。 後半は筒井康隆「文学部唯野教授」からの引用(のはず)。

2006-12-31 (0) 21:58:49 +0900

回文>「あなたが好き / 亡き姿なあ」(あなたがすきなきすがたなあ)

「亡き姿」なる語があるかどうかは知らない。 「キス型」なる語があれば「あなたが好き / キス型なあ」も可。

2006-12-31 (0) 21:56:04 +0900

ローマ字回文名前>「Okada Sadako」(岡田貞子)

男性名に忠夫・忠雄・忠男はあるが女性名の忠子(ただこ)はあまりないか。 あれば「Okada Tadako」も回文名前となる。

2006-12-31 (0) 21:52:43 +0900

ローマ字回文>「Imu ya, Mayumi」(忌むや、真弓)

本文ナシ

2006-12-31 (0) 21:50:20 +0900

回文>「良子は腰よ」(よしこはこしよ)

本文ナシ

2006-12-31 (0) 21:49:16 +0900

回文>「吉井は医師よ」(よしいはいしよ)

本文ナシ

2006-12-31 (0) 21:47:41 +0900

回文>「吉村、無視よ」(よしむらむしよ)

本文ナシ

2006-12-31 (0) 21:46:33 +0900

回文>「吉田、裸足よ!」「吉田は出しよ」(よしだはだしよ)

後者の「出し」は「出しに使う」などの出しである。 《回文>吉田だしよ(よしだだしよ)》 の改良版とも言えよう。

2006-12-31 (0) 21:42:53 +0900

回文>「暖炉転んだ」(だんろころんだ)

本文ナシ

2006-12-31 (0) 21:41:48 +0900

第三幕のパルジファルが井の頭線に乗るときはおもいやりゾーンに乗るのか?

だって重たそうな槍(=聖槍)を持っているから。

2006-12-31 (0) 21:39:15 +0900

「門松は冥土の旅の一里塚」は人間の死期が決まっていることを前提とする?

広辞苑第五版「門松」の項にもあるように一休の狂歌に基くことを、最近知った。 (下の句は「めでたくもありめでたくもなし」。)

私がこれを知ったのは「サザエさん」の四コマ漫画でだった。 波平がこれを口にしているのを聞いたカツオが 「それ、戦後の作だね。『メイド』って英語がはいっているから」 と言う、というものだった。 (記憶で書いているので細部は不確か。) メイドはいっとき聞かなくなったが今は「メイド喫茶」 があるから……というような話を書こうとしたんじゃなくて。

この発想のもとには、 人間の死期は生まれたときから決まっており、 正月がくるたびに一年ずつそこへ近づいてゆく、という発想があると思う。 キリスト教においてはそうでないことは、 列王紀下 20,1-11, イザヤ書 38.1-8 のヒゼキヤ王の記事から明らかである。

2006-12-31 (0) 20:45:52 +0900

大みそか前日の日記

帰りにサイゼリヤへ寄って、普通にワインを 250ml 飲んで帰ってきたのだが、 「トリスタン」 第二幕の初めでふとんを敷いて中にはいったらあとは眠ったり目覚めたり。 「愛の死」を聞き終えて気持ちよくそのまま寝てしまった。

2006-12-31 (0) 20:19:10 +0900

なぜアニメではたんすを移動する際に引き出しを抜かないのか

さっきの「ちびまる子ちゃん」で、ハマジのうちがそうしていたのを見たら、 先週の「サザエさん」で磯野家もそうしていたのを思い出した。

アニメのたんすには重さがないから、というような答えを期待しているわけではない。

2006-12-31 (0) 19:04:05 +0900

大みそかの日記

シャワーを浴び、昼すぎに家を出る。歩いて街中へ。 うちのまわりはまだ雪が積もっているが、ちょっと行くともう雪はない。

兼六園が無料開放なのではいる。 久しぶりだ。 今年の夏には同世代の訪問者があったのだが、 もしもここへ一緒にくる機会があったら 「65歳以上であることを証明する書類を見せれば入場料無料だって」 とからかうつもりだったのを思い出す。 (相手はそんな年じゃないと怒るだろうが、 「そうは言っていない、書類を見せれば無料だと言っただけだ」 と言い張るのである。) 山崎山ふもとの芭蕉の句碑「あかあかと日はつれなくも秋の風」 の解説に中国語訳(?)がついていた。

真弓坂口を出てすぐのところの九谷焼の店をのぞく。 「いらっしゃいませ」と言われたので思わず 「Je regarde.」と答えてしまう。聞こえなかったと思うけど。 (NHKテレビ「フランス語会話」 を見ている成果がこういうところに現われているな。)

香林坊へ向かう。 兼六園に人が大勢いた割には、空いている。 ゴーストタウンという感じも。

大和の地下にはいったら、さすがに混んでいた。 いつもの店員さんから海苔を買う。

「橙」を売っていたので思わず「木登り」と読んで、自分を笑う。

8階へあがる。 鮨「吉祥」で昼食。今年のビールの飲み納め。 銀座天一は、着物姿のウェイトレスさんはおらず、洋装の人ばかりだった。 魚半のアニメ声にして女子高校生風のウェイトレスさんはいつもの通り。 「よいお年をお迎えください」とていねいにあいさつしていた。

天一の前のイスで休みつつ、 この前に大みそかが日曜日だったのはいつだったかなと思い、 携帯で調べてみたら 2000 年だった。そうだ。 新世紀は月曜日から始まったんだった。

おとといの帰り、 ウェストポーチのファスナーの脇の布の部分が破れていることに気づいたので、 新しいのを買った。 前に買ったときも同じ店員さんだったような。

大和は17時で閉まる。その30分ぐらい前に出たら空に月が。 大みそかに月が出ているなんて、旧暦の時代にはなかったはずのことだ。 思わず「遊女の誠」とつぶやく。 (帰ってから調べたら月齢 10.5 だった。)

兼六園は一晩中あいているんだった。 中を抜ける。

2006-12-31 (0) 17:39:00 +0900

モンテカルロ法ではなく、全マスを調べて円周率の近似値を求めるプログラム

本当に全てのマスを調べようとすると Ο(N²) のアルゴリズムになってしまう。 あるマスが四分の一円の中にはいっていれば、 それより左下のマスは調べなくてもはいっているはずで、これでは無駄が多い。

いきなりマスと書いてしまったが、 モンテカルロ法では点をとるのが普通である。 [0, 1] × [0, 1] の中にランダムに点を取り、 その点と原点との距離が 1 以下であるものがどれだけの割合になるかを調べ、 それを四倍すれば円周率の近似値が得られる、とする。

ここでは、この正方形を N² 個の小さい正方形に分ける。

 (j+1)/N   +-----+
           |     |
           |     |
     j/N   +-----+

          i/N  (i+1)/N

j を固定した上で i が小さいほうから見てゆくと、 まずは「中にあるマス」が並び、 次に「境界上にあるマス」が並び、 最後はそれ以外のマスが並ぶことになる。

また、j を固定したとき、 あるマスが最も右にある「境界上のマス」であるとわかったら、 j を 1 だけ減らしたとき、調べるのはそのマスの真下のマスの左のマスからでよい。

これらを利用すると、Ο(N) のアルゴリズムが得られる。
#include <stdio.h>
#include <limits.h>

#define DEBUG

#define N 5

#define topright(X, Y) \
    ((double)((X)+1) * ((X)+1) / N / N + (double)((Y)+1) * ((Y)+1) / N / N)

#define bottomleft(X, Y) \
    ((double)(X) * (X) / N / N + (double)(Y) * (Y) / N / N)

#define max(X, Y) ((X) > (Y) ? (X) : (Y))

main() {
    int i, j, jpushed;
    double in = 0;
    double half = 0;

    printf("N = %d です。\n", N);

    j = 0;
    for (i = N-1; i >= 0; i--) {
        while (topright(i, j) <= 1) {
#ifdef DEBUG 
            printf("(%d, %d) は中にある.\n", i, j);
#endif
            j++;
        }
        jpushed = j; in += j;
        while (bottomleft(i, j) <= 1) {
#ifdef DEBUG 
            printf("(%d, %d) は境界上.\n", i, j);
#endif
            j++;
        }
        half += (j - jpushed);
        j = max(j - 1, 0);
    }
    printf("N = %d のとき、中にあるのは %.0f, 境界上は %.0f.\n", N, in, half);
    printf("円周率の近似値は %.52f.\n", 4 * (in + half/2) / N / N);
    printf("円周率は         3.141592653589793238462643383279....\n");
}

DEBUG を定義すると、どのマスを内部、どのマスを境界上とみなしたかも出力する。 N が 3, 4, 5 のとき、内部のマスは以下の table の白いマス、 境界上のマスは灰色のマスとなり、 手計算と合う(のでたぶんプログラムは合っていると思う)。
(最初の説明とは少々異なり、 j が 0 のときは [0, 1] × [0, 1] から右に一マスだけはみ出す。)

職場の linux マシンで試したところ、次のような結果が得られた。

N を別の系列にとった実験。

(N の値が二度出力されるが、 この間に計算が行なわれるので、N が大きいとここで待たされることになる。 そのときに、N の値が間違っていればすぐわかるため、 また、DEBUG を #define するとこの間におまけの出力があるため、 このようにした。)

なお、N が 20 のとき、答えはちょうど 3.14 となる。

付)「〜は中にある」は一度も出力されないようだ。 上のプログラムで j = max(j - 1, 0); とあるところを、 最初は j = max(jpushed - 1, 0); と書いていた。 そのときのなごりである。

2006-12-30 (6) 01:43:04 +0900

右下の一マスは余分という気もしてきた。それには

        while (bottomleft(i, j) <= 1) {
        while (bottomleft(i, j) <= 1 && j < N) {
とすればよい。 あるいは
        while (bottomleft(i, j) < 1) {
とするか。後者の場合、N が 5 だと出力はこう変わる:
N = 5 です。
(4, 0) は境界上.
(4, 1) は境界上.
(4, 2) は境界上.
(3, 2) は中にある.
(3, 3) は境界上.
(2, 3) は中にある.
(2, 4) は境界上.
(1, 4) は境界上.
(0, 4) は境界上.
N = 5 のとき、中にあるのは 15, 境界上は 7.
円周率の近似値は 2.9599999999999999644728632119949907064437866210937500.
円周率は         3.141592653589793238462643383279....
「中にある」が出力されるようになった。 (N の値 5 の特殊性により、 非自明な格子点 (3/5, 4/5) と (4/5, 3/5) を円周が通るためである。)

2006-12-31 (0) 21:10:29 +0900

文字列として格納された自然数の大小を比較する(冗談のような)関数

#include <stdio.h>
#include <string.h>

int mycomp(char *s, char *t);

char s[128+1];
char t[128+1];

main() {
    int result;

    gets(s);
    gets(t);

    result = mycomp(s, t);
    if (result > 0) {
        puts("第一のほうが大.");
    } else if (result < 0) {
        puts("第二のほうが大.");
    } else {
        puts("等しい.");
    }
    return 0;
}


int mycomp(char *s, char *t) {
    int result = strlen(s) - strlen(t);

    if (result > 0) {
        return 1;
    } else if (result < 0) {
        return -1;
    } else {
        return strcmp(s, t);
    }
}

return atoi(s) - atoi(t); と異なり、 そのマシンの int 型に収まらない自然数でも比較可能であるのがメリット。 (これしかメリットがない点においてこれは冗談関数なのである。)

2006-12-30 (6) 01:24:21 +0900

文字列を二度スキャンするのはつまらないような気がしたので、 自力で一度スキャンするように書き直してみた。 main() も変えてある。

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <time.h>

#define N 30000

int mycomp(char *s, char *t);

char s[128+1];
char t[128+1];

main() {
    int i, a, b, result;

    srand((unsigned)time(NULL));

    for (i = 0; i < N; i++) {
        a = rand(); b = rand();
        sprintf(s, "%d", a);
        sprintf(t, "%d", b);
/*      fprintf(stderr, "%d, %d\n", a, b); */
        result = mycomp(s, t);
        if (result > 0 && a <= b) {
            puts("error!");
        }
        if (result < 0 && a >= b) {
            puts("error!");
        }
        if (result == 0 && a != b) {
            puts("error!");
        }
    }
    return 0;
}


int mycomp(char *s, char *t) {
    int tmp;

    for (   ; *s == *t; s++, t++) {
        if (*s == '\0') {   /* このとき *t == '\0' でもある。一致したとき */
            return 0;
        }
    }
    tmp = *s - *t;                  /* これは正か負の値 */
    while (*s != '\0' && *t != '\0') {
        s++, t++;
    }
    if (*s == '\0') {
        if (*t == '\0') {           /* ケタ数が同じだったとき */
            return tmp;
        } else {                    /* t のほうが長いとき */
            return -1;
        }
    } else {                        /* s のほうが長いとき */
        return +1;
    }
}

2006-12-31 (0) 23:02:15 +0900

「あのとき自殺しておけばよかった」と思った人はどのくらいいる?

「あのとき自殺しないでよかった」と思う人はよくいるようだ。 しかし、このことから、「自殺は間違い」と決めつけることはできない。 そこで考えてみたもの。 だんだん身体が動かなくなる病気で、 もう自殺するだけの力も残っていない人は、こう思うことがあるかも知れない。

念のためにいうと、 「あのとき自殺しないでよかった」と思った人の数を 「あのとき自殺しておいてよかった」と思った人の数と比べないと意味がない。 しかし、後者を数えることは不可能だ。

付) 最近、自殺について考えているのだが、 死後の世界が科学の対象でないため、 この問題は信仰によって解決されなければならないだろうと思う。

2006-12-30 (6) 01:09:23 +0900

マウスのボールを取り出すとローラーが上と右についているのはなぜ?

右についているので、左手の指で掃除するのは容易だが、 右手ではやりにくそう。 私はこういうとき左手を使うので問題ないが、 マウス全体はほぼ左右対称にできているのだから、 左につけたほうが一般の人には楽なような気が。

あ、マウスを上下反対に持てばいいだけのことことか。

2006-12-30 (6) 00:09:20 +0900

「パルジファル」第三幕のクンドリーが幼子を連れているという演出はどう?

第二幕で身ごもったパルジファルの子、という設定。 それをローエングリンとするかどうかはまた別の話。 (白鳥のおもちゃを持たせるとか。)

2006-12-29 (5) 23:53:26 +0900

アヒルの形のおまるはよくあるが、それが白鳥の形をしているとか。

2009-08-15 (6) 22:10:18 +0900

オランダ選手がフライングをするとやっぱり Flying Dutchman になるのか…

…と思ったが、「フライング」は和製英語らしい。

2006-12-29 (5) 19:30:38 +0900

職場の某 PC から「椙山利恵子」を検索しちまったい

「利恵子」でなく「理恵子」 と変換されることが多いのでそちらは注意したはずなのに、 Google で一件も見つからないのであせったが、 姓の「杉山」が「椙山」に変換されていたのだった。 ログアウトすると IME の学習も初期化されると思っていたが違うのか。

2006-12-28 (4) 20:27:04 +0900

ことし初めてのまとまった雪の中、サイゼリヤ行きを決行

職場の某センターでとあるプログラムを夢中で書いていたら、 いつのまにか、外が雪になっていた。 数センチメートルしか積もってはいないが、一面の雪景色である。 東京の子どもたちが見たら「雪だ!」と喜ぶこと間違いなし。

年賀状も出したことだし、 帰りにはサイゼリヤに寄ろうと思っていたのだが、 これだと行けないかも……と一瞬迷ったが、やはり行くことに。

入り口で、若い男性が二人、かさをビニール袋に入れようとしている。 あれ? うちの学生かな? 一人が、袋を二枚とってしまったと言っており、 もう一人はすでに自分の分をとっていたので、その一枚は私がもらった。

前にも書いた元・女子高校生のウェイトレスさんがいて、会計もその人だった。 「雪がひどいですから、気をつけてお帰りください」と言われ、ちょっと幸せな気分。 (「君も気をつけてね」というような気のきいたセリフが出てこないのが私の弱点。)

前に 《金沢の道の雪かき事情》 に書いた、 歩道にはみ出させて自動車を停める家の自動車はまだ戻っていなかった。

2006-12-28 (4) 19:25:56 +0900

この晩は「神々のたそがれ」だったが、 酔っていたせいか対訳・スコアを用意するのを忘れた。 ブリュンヒルデとワルトラウテとの対話はどちらも女声なので、 しっかり聞かないとどちらがどちらかわからなくなるのである。 そして、そのあと、第2幕が始まったところでふとんを敷き、 あとはふとんの中で聞いていたら、眠ったり目覚めたりのくり返し。 放送終了後、そのまま眠ってしまった。

2006-12-30 (6) 02:20:32 +0900

「前夜祭」と「全野菜」はアクセントが違うものの同じ音だ

会社の忘年会で、 いわゆる“なべ奉行”が「ここで全野菜を入れろ」と言ったのが、 バイロイト音楽祭の放送を聴きたいので早く帰りたいが、 付き合いでやむなく参加しているとあるワグネリアーナーには 「ここで前夜祭を入れろ」と聞こえて、 「『ラインの黄金』を入れるんですか」と聞き返す、 というような状況が思い浮かぶ。

2006-12-28 (4) 02:47:23 +0900

きょうの補筆箇所

2006-12-27 (3) 02:17:16 +0900

オレがジークムントだったらフンディングを殺して館に火をつけて逃げるが…

…、それじゃ八犬伝の大塚番作だよ。

2006-12-27 (3) 01:37:10 +0900

年賀状を書き始める。が、トラブル続出で一枚も書きあがらず

きょうのNHK・FMのバイロイト音楽祭は「ワルキューレ」である。 藤村さんは出ていない。 (ワルトラウテは別の人が歌っている。)

まず、机の上およびその回りの整理。 単にものをよそにどけただけ、という見方もあるな。

机の上にのっていたはがきは去年と今年の年賀状だった。 それを整理。住所録にマークする。 これで、送っても返事のこない人がわかるわけだ。

今年はモンブランの Scented Ink で書くつもりだったが、 一枚あて名を書いてみたらにじむ! えーん。泣く。 インクのせいだったのか。 (《あああっ! せっかくのカードにモンブラン Scented Ink で書いたら…》参照。)

しかたがないので、 二本持っている万年筆のうちの太字のほうに黒インクを入れ、 それであて名を書く。 しかし、裏もそれだと、印刷した文字と太さのバランスが悪くなりそうだ。 Scented Ink をつけて使っていた細字のほうを急いで洗う。

それが乾くまで裏は書けないから、ひたすらあて名だけを書く。 そうしたら、あっという間に、手が痛くなってきた。 そうだ。手書きのときは一度にたくさんの文字を書くと手が痛くなるのだった。 忘れていた。(情けない。)

きょうはもうやめることにして、 きのう冷蔵庫に入れたヱビスビール (500 ml) を飲む。 きのう入れたときにはうっかりしていたが、 月曜日はNHKテレビ「フランス語会話」をあるから飲まないことにしているのだ。 つまみはきのう買った山本山の海苔。 一缶 1050 円のうち、六分の一ぐらい食べてしまった。

回るー。寒いせいかな? 温度計は12℃ぐらいを指していたのだが。 (いまはストーブつけてパソコン打ってるから14℃ぐらいある。)

2006-12-27 (3) 01:30:28 +0900

夫がNHK・FMのバイロイト音楽祭に夢中で相手にされない妻は……

バイロイト・ウィドウかな。あえて名前をつけるなら。

2006-12-27 (3) 01:04:30 +0900

命題論理のメタ定理は命題論理の定理ではないけど ZFC の定理ではある?

だとすると、射影幾何学の双対原理はやっぱり数学の定理になるの?  射影幾何学の定理ではないけれど。 ところで、「射影幾何学の定理」の定義は?

2006-12-26 (2) 19:13:50 +0900

きょうの補筆箇所

2006-12-26 (2) 03:05:29 +0900

順序体の公理から全順序性ははずせない

例の PC-VAN の SIG SCIENCE 1 番ボード「科学一般」から派生した 「■ 掲示板 ■ 「掲示板について」のページへ」 で、不等号の公理を論じている人がいた。 たぶん、次にあげる、岩波数学辞典第3版の順序体の公理と本質的に同じである。

  1. > は全順序。
  2. a > b ならば a + c > b + c.
  3. a > b かつ c > 0 ならば ac > bc.

その人は 2 と 3 から 1 が出ると主張していたが、それは誤りである。 なぜなら、> が ≠ の意味だとしても 2 と 3 は成り立つが、 1 は成り立たないからである。 (この場合、 a > b または a = b を a ≧ b と書くことにすると任意の a, b に対し a ≧ b が成り立つから、 1 ≧ 0 かつ 0 ≧ 1 だが 0 = 1 ではない。よって、順序にすらならない。)

順序であることを仮定してもだめである。 任意の二元 a, b に対し a > b でないと定義してみればよい。

又。 「任意の a, b に対し a > b, a = b, b > a のどれか一つのみが成り立つ」 という証明があったとすると、 その証明の中の > を ≠ で置き換えることにより 「任意の a, b に対し a ≠ b, a = b, b ≠ a のどれか一つのみが成り立つ」 という証明が得られる。 もしも第一が成り立ったとすると第三も成り立つから矛盾。 第三が成り立ったと仮定しても同様。 よって常に a = b が成り立つ。 体においては 1 ≠ 0 だから矛盾。

証明の中の記号を一斉に書き換えるってのは、 たとえば射影幾何学における双対性の証明みたいで、 何となくかっこいい気がする。

2006-12-26 (2) 01:44:14 +0900

「a = b でも a > b でもなければ b > a」の証明ができたとしたら、 とするのは失敗。置き換えたあとは 「a = b でも a ≠ b でもなければ b ≠ a」となってしまい、 これは仮定が偽だから全体は真。矛盾しない。

2006-12-26 (2) 18:42:57 +0900

回文>「くわい曰く」(くわいいわく)

普通、くわいはしゃべらない。よって、これはフィクションである。

2006-12-26 (2) 01:42:27 +0900

きょうはラジオ・テレビでいろいろあって忙しかった

仕事が終わったあと、街へ。 25日って、 クリスマスの飾り付けは残っているものだっけ? かなり残っていた。 売れ残りのクリスマスケーキが50%off。 ツリーにつける飾りや、靴や靴下の形をした容器にお菓子のはいっているのも。 香林坊大和地下で、いつもの店員さんから海苔を買う。

バスで帰って、19時05分からNHKラジオの 「英会話入門」「英会話上級」を録音。

19時30分から、NHKFMでバイロイト音楽祭。 初日から「ラインの黄金」だ。 35分に英会話の録音をとめる。 前奏曲を聞きながら食事。 途中“キセル”して、録音しておいた英会話を聞いた。 第4場の途中からは、ヘッドホンで最後まで聴く。 藤村実穂子のエルダに萌え。(←ちょっと違うか。でもかわいい感じだった。)

指揮はティーレマンだが、いままでよく聞かれたような彼の癖は感じなかった。 終了後50分ぐらい鼎談が続き、 ワグネリアンとは何か、というような議論も出ていたので、 某友人や自分のことを考え、苦笑する。 (どうしてワグネリアーナーと呼ばないのか、という問題は置いておいて。)

23時に終わる。 藤村さんはワルトラウテも歌っているそうで、明日以降も楽しみだ。 「フランス語会話」を録画するためのテープの用意。 《NHKフランス語会話>十二月 04 日(月曜日)放送分》 に上書きすることにした。 確認のためちょっと見たが、 「また来週」がかわいらしくてまた何度も聞き返してしまう。

23時15分からNHKラジオ「ビジネス英会話」の録音。 NHKテレビ「中国語会話」をながめる。 23時30分に録音をとめる。

23時35分から24時、NHKテレビ「フランス語会話」。 バイロイト音楽祭で少々耳が疲れたので、耳がもつかと思ったが、大丈夫だった。 もちろん録画もする。 しかし、先生から「メリークリスマス」も「よいお年を」もなかったわけで、 なんだかさびしい。

あっ! 年賀状を一枚も書いてない!

2006-12-26 (2) 01:19:04 +0900

回文>「紀国屋文左衛門燃え、残部や肉の木」

かなで書けば「きのくにやぶんざえもんもえざんぶやにくのき」。 火事になって、残ったのは肉の木だけだった、と。 後半は「酒池肉林」を踏まえている。 酒はブランデーで、それに火がついたと考えるか。

2006-12-26 (2) 01:15:10 +0900

「萌え」って漢字を書こうとして「崩」って書いちまったい

これじゃ「崩れ」だ。

2006-12-26 (2) 01:13:25 +0900

回文>「くわい、迷惑」(くわいめいわく)

あの苦みが苦手な人には迷惑だよなあ。

2006-12-26 (2) 01:12:11 +0900

回文>「居並ぶ / かぶらない」(いならぶかぶらない)

回文>「濾紙が否む『ないがしろ』」(ろしがいなむないがしろ)》 の本文参照。

2006-12-26 (2) 01:09:27 +0900

液体の量って外から見ただけではわからないのでは

24日づけ朝日新聞大阪本社版社会面 「1本100ml以上 国際線で規制 / 機内持ち込み3月から」。 外から見ただけで量がわかるんだろうか。 大きなビンに見えても、 底が大きく盛り上がって入れば少ししかはいらないこともありえる。

2006-12-25 (1) 03:59:59 +0900

イエスが生まれたのが夜だったというのは聖書には根拠がないようだ

マタイ第2章に星に導かれてイエスの元にやってくる magi たちの話があり、 ルカ第2章には野宿する羊飼いたちに主の御使が現れるシーンがある。 また、絵画などでそのように描かれるため、そう思いこんでいたものか。

付) 本項は、最初は 「イエスが生まれたのは十二月24日の日没後で、 ユダヤの暦では25日にはいってからか?」という内容になるはずだったが、 聖書を読み返してみたら夜に生まれたということに根拠がないような気がしてきた。 生誕記事とは別の箇所に根拠がある可能性がないわけではないが。

2006-12-25 (1) 03:38:11 +0900

ラーメンとチャーハンを合体させた料理はできないか?

チャーハンを載せたラーメンとか、 チャーハンのまん中をへこませてそこにラーメンを入れるとか。

無理そうだな。

2006-12-25 (1) 03:36:33 +0900

「ノロウイルス」と「呪う居留守」をかけた話をつくりたいのだが

小学生の子どもが放課後の掃除を適当な理由をつけてサボって帰る。 そのあとに何かよいものが配られるのだが、 それは友だちが持ってきてくれるだろう、 自分は出ることができないが、家族が受け取ってくれるだろう、 という読みである。 ところが、家族はその子だけを残して出かけてしまう。 友だちがその“何か”を持ってくるが、出るわけにはゆかず、“居留守”を使う。 それでいて、自分を置いて出かけてしまった家族を“呪う”……。

細部の詰めがまだ甘いな。

2006-12-25 (1) 03:28:30 +0900

ことしのクリスマスは「寝クリスマス」だった

24日は、疲れていたので、家で寝たり起きたりしていた。

16時05分からの「ラジオ名人寄席」は志ん生で二席。 「はてなの茶わん」は、 帰りたくても江戸に帰れない八つぁんに自分を重ね合わせてしんみりしてしまった。

18時からの「ちびまる子ちゃん」はCMをはさんで全体が一編。 一部で、時間かせぎのもたつきが感じられた。 好きな絵を描いているが稼ぎがなくて家族の元に帰れない少女の父親に自分がダブってまたまたしんみり。 俺も、“絵を描く”のが仕事だったはずだよな、と思ったものだから。 (←私の正体・専門を知っている人だけわかってください。:-))

18時30分からの「サザエさん」のうちの一本は大掃除ネタ。 畳まで上げていたが、いまや、そこまでする家はわずかでは。

2006-12-25 (1) 03:21:38 +0900

縦書きで「TEX」と書きたいときはどうするんだっけ?

E を下にずらせないときは TeX と書く、ってことは Knuth が書いているが、 縦書きのときはどうするんだっけ? 博学な Knuth のことだから、 決めてあるような気も。

23日づけ朝日新聞大阪本社版社会面「ニッポン人脈記」 「数学するヒトビト」の第10回に「TeX(テフ)」と縦書きされているのを見て。

付) 岩波講座「現代数学シリーズ」って《完結までもう一息》 だったっけ? もう全部買ったような気になっていた。 (読んだのは十年前に学生のセミナーに使った一冊だけ。)

2006-12-25 (1) 03:16:39 +0900

朝日新聞の郷富佐子氏は原罪についてどう考えているのだろう?

23日づけ朝日新聞大阪本社版国際面「特派員メモ」はローマから、 「親愛なるイエス」。 筆者はもちろんあの郷富佐子氏である。

サンタクロースの存在を疑い始めた同僚の息子の話が前半で、 後半は別の友だちが 《ぼくは、教会と理科の教科書の間で悩んだものだ」と力説し、 子どもたちからイエス・キリストにあてた質問集を取り出した》 《カトリックが子どもに与える影響がよくわかる内容だ》 というもの。 《「親愛なるイエス様。 人間を死なせて新しく造るかわりに、 今いる人間を長持ちさせたらどうですか」。 その通りだと一同、しんみりしてしまった》で終わるが、 聖書によれば、 人間が死ぬようになったのは創世記第3章に描かれる原罪のためである。 これは、キリスト教の中でじゅうぶんに説明がついている。 科学との対立の問題ではないと思うのだが。

2006-12-25 (1) 03:05:25 +0900

『「塾禁止」野依案に賛同次々 / 再生会議原案は触れず』

24日づけ朝日新聞大阪本社版総合面 『「塾禁止」野依案に賛同次々 / 再生会議原案は触れず』。 《議事要旨によると、 野依氏は「塾はできない子が行くためには必要だが、 普通以上の子供は塾禁止にすべきだ。 公教育を再生させる代わりに塾禁止とする」と再三にわたって強調》。

なぜ普通以上にできる子どもが塾に通うのかを考えずに単に「塾禁止」とすると、 「親が教員の子は親に教われるから不公平だ」 との声があがるのは必至だろう。 学校の成績で「君は塾禁止、君は行ってもよい」と決めると、 学校ではわざと悪い成績をとって塾に行く、という生徒が出るだろう。 (内申書が悪くなってかえって不利かもしれないが。)

私は、ときどきここに書いているが、 公立高等学校の入学試験から競争を廃すべきではないかと考えている。 入試は行なう。ただし、それは「中学卒業の学力があるか」を調べるだけである。 これをパスすれば、どこかの公立高等学校にはいれる、とする。

(それでも特定の学校に人気が集中するかもしれないが、 真に「どこの学校も一定の水準のある生徒のみが入学してくる」 ということがわかってくれば解決してゆくような気がしている。 このあたりはきちんと詰めていないが、 個人の一試案ということで。 また、「中学卒業の学力がある」という基準だけで選抜して、 一つのクラスで授業をすることができるかどうかも、私にはわからない。 いまはいわゆる“偏差値輪切り”でクラスができているので、 学力差はそれほどないと思う。)

もし仮にこれが実現したとすると、 「中学卒業の学力はあるが、 他人より一点でもよい点をとるために塾に通っている生徒」 はもはや塾に通うメリットはなくなる。

あと、もうひとつ、よく聞くのは 「塾で習っているから」と学校の授業を聞かない生徒の問題だが、 これも、 「学校で習えば高校進学の学力は得られる」とわかれば解決してゆくような。

付)自然とふれあう塾なんてのも禁止しちゃうんだろうか。 しないんだとすると、そういう名目で実体は、なんてこともありそうだ。 昼間は自然とふれあい、夜は勉強する、って合宿は決して悪いとは思わないが。

付)大学名に「塾」がつく大学の関係者は、 塾悪玉論についてどう感じているんだろう?

2006-12-25 (1) 02:37:38 +0900

「こける」って、方言では普通の意味なのか!

子どものころお笑い番組で使われているのを聞いたせいか、 ふざけてころぶこと、あるいはころぶことをおもしろおかしくいったもの、 だと思っていた。

2006-12-25 (1) 02:31:24 +0900

夢で会った人のほほをつねって痛がってるから「夢じゃない」と思ったのだが

……目が覚めてみたらやっぱり夢だった。

数カ月ぶりに、とある実在の人物と再会し、 夢かもしれないとその人の右のほほを(私の左手で) つねってみたら痛がっていたので、 「ああ、これは夢じゃないんだ!」と思った、という夢だった。

自分をつねってみたら痛かった、という夢は見たことがある。 私は右利きなのに、なぜ夢の中では左手を使っていたのだろう?

2006-12-25 (1) 02:26:16 +0900

帰り、サイゼリヤでグラスワインの白+赤

国民の祝日で職場の食堂が休みのため、お昼は抜いて、帰りにサイゼリヤへ。 グラスワインの白と赤を一杯ずつ頼んだ。 この組み合わせだと、追加注文をしようという気が起こらない。 もしも赤をもう一杯頼もうとすると、 「だったら最初っからデカンタ小にしておけばよかった」 と思うからである。

この考え方、変かな? それと、ビールを追加注文するって可能性もあるんだな。

そんでもっていい気持ちになってちょっと横になったら眠ってしまい、 起きてお風呂はいってこんな夜中に書いてるってわけ。

2006-12-24 (0) 03:15:55 +0900

ノロウイルスって感染力は強いが死亡率は高くないんだ

職場で注意を呼びかける文書が回ってきたが、関係ないやと思ってよく見ず、 感染力が強いことを死亡率が高いことと誤解していた。

2006-12-23 (6) 01:09:30 +0900

伊藤さんが発見した冪級数に「伊藤冪級数」と名がつくと「厭うべき級数」…

…。かなで書くと同じになるな、と。

新共同訳聖書のレビ記第18章の「小見出し」が 「いとうべき性関係」であるところから考えたもの。

2006-12-22 (5) 22:34:25 +0900

現役女子大生というのは現役で入学した女子大生に限られるのか、それとも…

…いま現在女子学生だ、というだけの意味なのか。

2006-12-22 (5) 20:48:15 +0900

きょうの補筆箇所

2006-12-22 (5) 02:43:39 +0900

久しぶりにサイゼリヤ / メニューが変わっていた / おでんなくなってた ;_;

ちょっといやなことがあったので、仕事の帰りにサイゼリヤへ。 《サイゼリヤで「冬野菜の煮込み アクアコッタ」を見た。おでんみたい。559円》 はもう終わっていた。えーん。

「グラスワインの白一つ、グラスワインの赤一つ」 とはっきりわかりやすく言ったつもりだったのに 「グラスワインの白と赤がお一つ」と言われてちょっとまごついた。 「キャベツのピクルス一つ」は「甘口キャベツのピクルス」と復唱されたが、 メニューからは「甘口」は消えている。 そのことを言ったらすみませんと謝られてしまった。 運んできたのは別のウェイトレスさんで、やっぱり「甘口〜」と言っていた。 そう覚えこんでしまったのだろう。 伝票にも「甘口〜」と書かれていた。

2006-12-22 (5) 02:37:38 +0900

本文の一部を削除しました。

2007-05-24 (4) 00:37:32 +0900

「母音または無音の h で始まる単語の前では」は「直前では」の意味だよね

ami(e) を辞書でひいたら sa bonne [petite] amie という例が出ていて、わかった。 いかんな。文法のおさらいをしなくては。

2006-12-22 (5) 00:10:40 +0900

回文>「わが眉間、新検見川」(わがみけんしんけみがわ)

新検見川はJR総武線の駅の名。

2006-12-21 (4) 23:59:59 +0900

回文>「照れか、涌谷『早く別れて』」(てれかわくやはやくわかれて)

涌谷さんが「早く別れて」と言ったのは照れか、というもの。

2006-12-21 (4) 23:58:19 +0900

回文>「カスケイド生け簀か」(かすけいどいけすか)

普通は「カスケード」と書くと思う。 原語は cascade だから「カスケイド」のほうが近いが。

2006-12-21 (4) 23:56:18 +0900

回文>「黙示や、いやしくも」(もくしやいやしくも)

関西方言。

2006-12-21 (4) 23:54:42 +0900

回文>「架空の存在、讒訴の憂く、か」(かくうのそんざいざんそのうくか)

後半、ちょっと苦しいかな。 讒訴されたことが憂く思えて、というようなつもりなのだが。

2006-12-21 (4) 23:51:13 +0900

回文>「だめかも、亀田」(だめかもかめだ)

本文ナシ

2006-12-21 (4) 23:50:21 +0900

回文>「君が好き。須賀美樹」(きみがすきすがみき)

須賀美樹は架空の人名。

2006-12-21 (4) 23:48:52 +0900

回文>「宵なら降らないよ」(よいならふらないよ)

天気予報を聞かれて。

2006-12-21 (4) 23:47:50 +0900

回文>「消さない情け」(けさないなさけ)

本文ナシ

2006-12-21 (4) 23:46:52 +0900


すのもの Sunomono