ちょっと前の朝日新聞に交流戦のチーム成績や個人成績が出ていた。 昨年はどうだったか忘れたが、今年はセ・パの区別なく順位をつけていた。 見ていてちょっと不思議な気がしたのは、 「この中で実際に対戦したのは異なるリーグのチームどうしの組み合わせでしかない」 ということだ。 もしも同一リーグのチームが交流戦首位を争うとしても直接に対決する “首位攻防戦”がない、というのはちょっとさびしい。 個人成績についてもそうだ。 (《プロ野球>交流戦はおもしろいが何かが欠けている。それは「首位攻防戦」…》 参照。)
交流戦前後の同一リーグ内の試合何試合かを指定しておき、 それらの結果も混ぜることで、 12球団総当たりで順位を決めることができるのではあるまいか。 そしてその結果は各リーグのペナントレースの成績に含めることにする。
現行の交流戦のカード数は 6*6 = 36 である。 本当に全部の組み合わせを考えれば 12*11/2 = 66 となり、 この差の 30 は各リーグ内の組み合わせ 6*5/2 = 15 の二倍である。 同じ二チームの間の試合でもホームとビジターが逆なら別と数えることにすると、 現行では 72 カード、この案では 132 カードとなる。 同時に 6 試合を行なうから、6 で割れば 12 と 22 である。だから
……と考えかかったが、 「その期間は12球団で1リーグ」と思って試合を組めばいいだけのことだった。
2006-06-27 (2) 01:34:25 +0900
私が小学生のころは道徳の時間があった。 道徳の時間用に作られたテレビドラマを見て、 どの子の行為が道徳的にみて“正しい”かなどを論じ合うのだが、 たいていは、誰が見てもはっきりわかるようになっていた。
愛国心教育を導入しようとするなら、 どのような行為を愛国的なのかを示す必要があるのではないだろうか。 ここ百年ぐらいの日本史上のできごとを具体的にあげて議論してもらいたい。
少し一般的な言い方になるが、 当時の政府から愛国的あるいは非愛国的と言われた行為が必ずしもそうであるとは限らない、 ということは確認しておく必要があるだろう。
(……と言ってしまうと、 国家が愛国心教育をすることは不可能だと言ったことになる……か?)
2006-06-27 (2) 00:12:01 +0900
2006-06-26 (1) 03:18:54 +0900
カルヴィーノ著、河島英昭編訳「イタリア民話集(上)」(1984 年、岩波文庫) 321 ページで Kinder-und Hausmärchen という書き方があることを知った。 「子供と家庭のお伽噺」と訳されている。 原著者の序文「民話を求める旅」の中に出てくる、グリム兄弟の著作名である。
{Kinder und Haus}-märchen という造語法なのだろう。 これをもしも Kinder und Hausmärchen と書くと {Kinder} und {Hausmärchen} になってしまう。
本文はおもしろくて一気に読んだが、だんだん疲れてきた。 巻末のこの「民話を求める旅」は私には難解で、かなり斜め読みした。 なお、242 ページ「林檎姫」の原書の作品番号「FIC 85」は C が逆さに組んである。たぶん誤植。
《ドイツ語で「アルトとテナー」は eine Alt- und eine Tenorstimme》 参照。
2006-06-26 (1) 03:02:53 +0900
massangeana 氏から 「Kinder- und Hausmärchen では」との指摘をいただいた。 それなら eine Alt- und eine Tenorstimme と同じなので納得がゆくところで、 そうでないのがおもしろくて本稿を書いたのだった。 文庫本をもう一度見てみても、やはり Kinder-und Hausmärchen だ。 Google ではいろいろな書き方が見つかってよくわからない。
もしかして岩波文庫にはいってないだろうかと思い、 「岩波文庫 1927-1996 解説総目録」を見たところ、 なんと、 これが「グリム童話集」ではないか。 原題は Kinder- und Hausmächen である。
結論は、おそらく、「イタリア民話集(上)」の誤植である。
2006-06-28 (3) 22:06:30 +0900
本項の元のタイトルは 「ドイツ語には Kinder-und Hausmärchen というわかち書き法がある」 であった。上の補筆を行なったあともそのままにしてあったが、 やはり、改めることにした。
2009-08-18 (2) 21:53:50 +0900
……かも。
Order 66 の発令後、 ヨーダとオビ=ワンがクローン兵たちを皆殺しにしてジェダイ寺院に潜入するシーンがあったが、 IV では空港の近くでオビ=ワンが帝国軍兵士をフォースであやつって検問を通過した。 帝国軍兵士はクローン兵なのだから、 あれと同じようにフォースを使ってクローン兵たちを静めることはできなかったか? あの技は、II のときからオビ=ワンにはできた技である。 (III と IV の間にクワイ=ガンから伝授された技ではない。)
クローンは成長を速めてある分だけ老化も早く、 IV のクローン兵は世代が違うと想像することもできよう。 クローンのクローンなのでできが悪く、フォースであやつられやすい、 と考えればつじつまは合う。 それに、人数も戦意も違うか。 でも、ヨーダの強力なフォースも合わせれば不可能ではなかったかも。
2006-06-26 (1) 02:52:22 +0900
メールで次のように指摘してくださったかたがありました。 初期のクローン兵はジェダイのフォースであやつられないようにできていたのだが、 IV の時代になるとジェダイはほぼ全滅しているのでその機能ははずされてしまった、 と考えることもできるのでは、と。
考えてみれば、II でクローン軍団を共和国の軍隊に採用した時点で、 シスにフォースであやつられるような弱い意志の持ち主たちではないだろうかとジェダイたちが心配しても不思議はなかったような。 (シスがあの術を使うシーンはなかった……よね? いや、 Order 66 がまさにそれか!?)
2006-06-27 (2) 01:05:59 +0900
答えは前々項を参照のこと。
2006-06-24 (6) 20:07:26 +0900
「AからZまで」とはちょっと違う。「AからHまで」ぐらいだろうか?
2006-06-24 (6) 19:33:11 +0900
「二次方程式 x² - 3x + 2 = 0 の解は 1 と 2」のように言ったりするが、 「解は 1 と 2/3」だと、耳で聞いた際、帯分数の 1+2/3 と間違われるおそれがある。 だから中学以上になるとあまり帯分数を使わないのではと考えてみたが、 だったら「1 か 2/3」のように言えばいいんだよな……。
……と思ったが、「3 か 2/3」は「3 または 2/3」と聞き間違えられるおそれもある。 (帯分数の「1 か 2/3」は「いっか〜」と読むはず。)
真の理由はほかにあると思うけど、思いついたので書いておく。
2006-06-24 (6) 02:11:35 +0900
長野県は県歌を知っている人の率が非常に高いと聞いたのだが、 学校の行事でいくつもの歌を歌うと時間がかかるだろう。 県歌はすでにあるとして、 校歌を作る際、県歌と同時にも歌えるよう、対位法を考慮して作ったらどうだろうか。
普通聞かないよね、そういうの。
2006-06-24 (6) 02:06:56 +0900
メールで教えてくださったかたがあったので手元の 「クラシック音楽作品名辞典 改訂版」(三省堂、1996 年) でも確認したのだが、 ミヨーの弦楽四重奏曲第14番と第15番は併せて演奏すると弦楽八重奏曲になるんだそうだ。
2006-06-27 (2) 00:59:19 +0900
たとえば、真ん中を通っている棒の、傘の内側で最も上のあたりに貼れば、 開閉の際に邪魔にならない。 晴雨兼用傘なら夏の間は常時持ち歩く。 そこに交通安全のお札を貼りたいと考える人もいるのではあるまいか。 自動車のフロントガラスのところにお守りをぶらさげる人もいるのだから。
2006-06-24 (6) 02:02:45 +0900
2006-06-23 (5) 02:02:21 +0900
本文ナシ
2006-06-23 (5) 01:45:50 +0900
なんとかをないがしろにした、と非難を浴びたのだが、 濾紙がそれを否定する証拠になった、と。
「濾紙が居並ぶ蕪ないがしろ」(ろしがいならぶかぶらないがしろ) 「濾紙がいななくクナないがしろ」(ろしがいななくくなないがしろ) というのも考えたが、どちらも意味不明。 「クナ」はクナッパーツブッシュの愛称。
2006-06-22 (4) 20:12:27 +0900
最近、JR東日本はテロ防止などのため車内のごみ箱を使えなくしている。 その代わり、たとえば上りの上越新幹線だと、 大宮からごみ集めのアルバイトの若い女性が乗ってきて、 ごみを回収してくれる。 (大宮から乗ることは、 東京で降りる直前にほかの人が彼女たちに質問していて、その答えで知った。)
ちょっと前の出張のときである。 乗るまえに金沢百番街でべんとうとお茶を買ったら、別々に袋に入れてくれた。 在来線でべんとうを食べたがお茶は飲まなかったので、 ホテルで飲むつもりで、持って上越新幹線に乗った。 が、結局、飲んでしまった。そこへ、上述のごみ回収がきた。 どんどん迫ってくるので、いつもの私の習慣に反して、 最後にもう一度、袋の中を確かめることをせずに、渡してしまった。 そして、「あの中には大事なものはいれてなかったはずだよな」 としばらくくよくよしたのだった。
これで話は終わりではない。 捨てていいものがどれかを常に頭にいれておかないと、 「クローンの攻撃」 のオビ=ワンのように背後からミサイルで撃たれたときに身代わりとして放出するものがなくて困るよな、 と思ったのだった。
2006-06-22 (4) 00:48:01 +0900
通路から数十センチメートル低くなったところに落ちているものを拾おうと飛び降りた際の話。 「シスの復讐」 でオビ=ワンがグリーバスの背後に飛び降りたときのセリフが思わず口をついて出た。
2006-06-22 (4) 00:43:52 +0900
政府の見解としては北方領土も日本の領土であって、そちらのほうが東にある、 というのが一点。
もう一点は、冬には小笠原のほうが早く日の出を迎える、ということ。 理科年表参照。水戸、千葉でも、ごく短期間だが、根室より日の出が早い時期がある。
2006-06-22 (4) 00:38:06 +0900
乾くまでそのままにしておけばいいのかなあ。 ぬれたままほどこうとすると悲惨なことになる。 こないだの日曜日の放送分を見て。
2006-06-22 (4) 00:32:16 +0900
英語の dog を逆につづれば god となるが。
2006-06-22 (4) 00:27:47 +0900
黄色いユニフォームのチームがここで心意気を見せた、という意味。 「奇異ロココで心意気」というのもある。
2006-06-22 (4) 00:25:32 +0900
「タンゴ」「ヨーグルト」を鼻濁音で発音している自分に嫌気がさしたので。
2006-06-22 (4) 00:22:18 +0900
「北」を「ほっ」のように読むのはおかしい、と言って。
2006-06-22 (4) 00:20:31 +0900
後半は「爺さま」がなまったもの。苦しい。
2006-06-22 (4) 00:19:39 +0900
それがどうした>自分
2006-06-22 (4) 00:18:28 +0900
本文ナシ
2006-06-22 (4) 00:17:29 +0900
本文ナシ
2006-06-22 (4) 00:14:49 +0900
数学おたくで世間のことを全く知らないと思うかも。
2006-06-22 (4) 00:13:11 +0900
本文ナシ
2006-06-22 (4) 00:11:44 +0900
本文ナシ
2006-06-22 (4) 00:06:49 +0900
「間近に(まぢかに)」を入力しようとしてかなづかいを「まじかに」と誤り、 それがこう変換された、とも考えてみたが。
「まっすぐに」なら「真っ直ぐに」だよなあ。 あ、でも、こう書くこともあるのか。
2006-06-22 (4) 00:01:10 +0900
歴史的かなづかいによる。
「武遠」は人名。 南総里見八犬伝で八犬士の一人、 犬村大角の父が赤岩一角武遠(あかいはいっかくたけとほ)だった。
2006-06-21 (3) 23:27:28 +0900
「おさみ」は人名。
2006-06-21 (3) 23:26:23 +0900
本文ナシ
2006-06-21 (3) 23:23:19 +0900
湿りきった盛り切り飯、の意。
2006-06-21 (3) 23:21:39 +0900
…しないかな。 NHKテレビ「フランス語会話」に出てくる Jennifer さんを見てて思いついた。
昔の日本には「シェ」「ジェ」の音はなかったので「セ」「ゼ」で写されたはず。 「フェ」もないから「フエ」。 そうすると全体で「ゼニフエール」になって、「銭増える」に通じる、というわけ。
「ゼニヘール」だと「銭減る」になってあべこべだ。
2006-06-21 (3) 22:42:47 +0900
ミカエルさんが 「Donnez-moi ce poster, s'il vous plaît.」 を発音してみせているとき、 先生が机の上を見ていた。 たぶん、台本を確認していたものと思われる。 ふだんはこのときは先生は写らないのだが。
その直後、ミカエルさんの発音の時間がいつもより早めにやってきた。 ふだんはこの時間帯に時計を見てラジカセ --- 「ビジネス英会話」を録音している --- の停止ボタンを押している。 それは、もちろん、 先生が映らない時間帯であることがはっきりわかっているからだ。 今回は、ちょっと予定が狂った。
ミカエルさんが「雪は降る〜」 と歌い出したところで頭から雪をかけていた四人のうち、 二人は裏方さんだと思うけど、初登場。(故郷の両親に電話したりしてるかも。)
「Je suis désolé(e).」の説明のところで先生が 「ゆっている人が女性の場合は」と言っていた。 「言っている人が〜」の意味で。
二度目にスケッチを見たあと、 先生の髪がはっきり分けてあったが、 すぐ次のシーンではまた例のうっとうしい感じにもどった。
stylo の発音は私には「スチロ」に聞こえる。不思議。
果物屋さんが言う値段が「1ユーロ49」と字幕ではなっているが、 何度聞いても quarante-deux に聞こえる。
今月は、音楽コーナーのあのおっさんの投げキッスがなかったのがとっても残念。
番組最後で「Excusez-moi.」をおさらいするところのミカエルさんの左手の “ラリアット”。先生はマジで怒っているように見えた。 (実際にはラリアットではなく、背後から左ひじをぶつけたのだが。)
最後の、トマトのかごを持って手を振る先生が、とってもかわいらしかった。
最後のインタビューはクレープ屋のおじさんだったが、 きちんとしたフランス語できちんとした内容を話しているのに感心した。 日本だったら、こうは行かないのでは。
2006-06-21 (3) 22:31:25 +0900
地の文の中では「ジェニファーがフランスに」のように言っておられた。
スケッチの中で「花」という文字を 「Ce sont des caractères japonais.」と言い、 字幕には「これは日本の文字です」と出たが、「花」一文字でも複数扱い?
ミカエルさんが携帯電話でメールを送っていて、 先生が「Qu'est-ce que tu fais?」と尋ねるシーン。 相手が女性情報員とわかり、先生がさらに問いつめるのだが、 いまひとつだった。20秒ほどあったが。:-)
2006-06-21 (3) 22:17:20 +0900
《根室の観光パンフに日の出が早いことは書いてあるが生活リズムはどうなのか》 を書いてからほぼ一年が経って、 また香林坊大和で大北海道展をやっていたので根室のパンフレットをざっと見たら、 どこだったか忘れたが、開くのが午前9時と書いてあった。
試験的な夏時間の実施が始まったとのニュースをネットで見た。 わざわざ時計の針を進めなくても、 「このあたりは観光地もお店も8時に開いて4時には閉まるよ」 みたいにすれば同じことだと思うのだが。 針を進めることで目新しさを出し、 観光客を誘致しようという作戦なのかもしれない。
2006-06-21 (3) 20:38:41 +0900
2006-06-21 (3) 02:46:27 +0900
17日づけ大阪本社版経済面「進退鮮やか ゲイツ流」に
《ゲイツ氏が友人のポール・アレン氏と一緒にコンピューター用の簡易言語
「BASIC」を開発し、MSを創業したのは19歳のときだった
》
とあるが、
「岩波情報科学辞典」は
《ケメニーとクルツ (Kurtz, T. E.) が 1965 年に発表した
》としている。
巻末年表では 1975 年に
《パーソナルコンピューター用 Basic インタープリターを開発し、
マイクロソフト社を設立(ゲイツ)
》とある。
2006-06-21 (3) 01:35:20 +0900
0 人だから半端じゃない、というのを考えてみた。
2006-06-21 (3) 01:22:17 +0900
字音かなづかいが「くゎいがん」となる漢語は現代かなづかいなら「かいがん」だ。 時代劇にも出てきそうな語では「開眼」が思い浮かぶが、 この語は字音かなづかいも「かいがん」なのだった。 (「海岸」もそう。)
2006-06-21 (3) 01:17:05 +0900
ライトセーバーで切れないのは、ライトセーバーの刃と、 あとは III で出てきたドロイド衛兵の杖だけ、という設定らしい。 そして、V ではハン・ソロがルークのライトセーバーを使い、 寒さで倒れたトーントーンの腹を切り裂いた。 フォースがなくてもライトセーバーは使えるのである。
では、VI でエンドアを攻略した際、 どうしてハン・ソロたちはライトセーバーを持っていかなかったんだろう? VI で反乱軍側が勝てたのは、 あの歩く戦車の中の帝国軍兵士が上部にあるハッチを開けてくれたためだ。 そのおかげであの戦車が乗っ取れて、 それでシールドのエネルギー発生装置を爆破できたのだから。 では、もしもハッチを開けてくれなかったら? その場合でも、 ライトセーバーさえあれば、それでハッチを破って入り込むことができたと思われる。 (建物の中にいる将校からは戦車の上部は見えないのだから、 ハッチを破ってもばれないはず。)
トーントーンの腹は裂けても、 戦車の装甲を破るのはフォースの修行を積んだものでなければ無理、 と考えるのが妥当かもしれない。
2006-06-21 (3) 01:02:22 +0900
メールで、戦うためでなく日常生活用にもライトセーバーが普及するはずでは、 と指摘してくださったかたがあった。なるほど〜。
その指摘から力をいただいて私が勝手に想像したのは、 フォースがなくても一応使えるが、その場合はほんの数秒間で切れなくなってしまう、 あるいは刃が出なくなってしまう、という設定だ。 ハン=ソロがあそこでライトセーバーを使ったのは一刻を争う状況だったから。 もしも彼が目をさまさなかったら、 彼のライトセーバーは役に立たないのであって、先にそれを使わない手はない、と。
でも、ホントに誰でも使えるなら銀行強盗は必ず持つよな〜。:-)
2006-06-27 (2) 00:43:40 +0900
全単射である線形変換は直線を直線に写すが、 直線を直線に写す全単射は線形変換か、という問題を考えてみた。 (一直線上にある三点の像が一直線上にあることを仮定するのではなく、 より強く、任意の直線の像が直線であることを仮定する。)
一次元の場合は偽である。 次に、二次元で考える。平面から平面の場合である。
適当なアフィン変換を合成することで、 φ は x 軸、y 軸をそれぞれ x 軸、y 軸に写すと仮定してよい。 x 軸に平行な直線は x 軸に平行な直線に写り、 y 軸に平行な直線は y 軸に平行な直線に写る。 そうでないと、交点を考えることで矛盾に至るから。
よって、 φ(x, y) = (F(x,y), G(x,y)) とおくと、 F は y に依存せず、G は x に依存しない。 つまり、φ(x, y) = (f(x), g(y)) と書ける。 さらにアフィン変換を合成することで f(1) = g(1) = 1 としておく。 φ(x, x) が φ(0, 0) = (0, 0) と φ(1, 1) = (1, 1) を通る直線上にあることから f(x) = g(x) がわかる。すなわち f = g である。
任意の実数 k に対し φ(x, kx) が原点を通る一直線上にあるから、 h(k)f(x) = g(kx), すなわち h(k)f(x) = f(kx) である。 x = 1 とおけば h(k)f(1) = f(k) となり、h(k) = f(k) を得る。 よって f(k)f(x) = f(kx) となり、f は乗法に関して準同形であることがわかった。
(a, b) は (a+b, 0) と (0, a+b) を結ぶ直線上にあるから、 (f(a), f(b)) は (f(a+b), 0) と (0, f(a+b)) を結ぶ直線上にある。 すなわち f(a) + f(b) = f(a+b) となって、 f は加法に関して準同形であることがわかる。
こういう f は id に限られるだろうか? わからない。
逆に、 いま、f は実数全体から実数全体への全単射で、 f(0) = 0, f(1) = 1 を満たし、 加法に関しても乗法に関しても準同形であると仮定する。 それに対し φ(x, y) = (f(x), f(y)) とおいてみる。
直線 l: ax + by = c を考える。 f(ax + by) = f(c) だから f(a)f(x) + f(b)f(y) = f(c) である。 このことは、 l 上の点を φ で写すと直線 l': f(a)x' + f(b)y' = f(c) の上に写ることを意味している。 (f は全単射で f(0) = 0 だったから、a = b = 0 でない限り f(a) = f(b) = 0 ではない。 また、f が全単射だから φ は l を l' の上に写していることがわかる。)
三次元以上の場合、 「超平面を超平面に写すなら」という問題に変えたほうがよさそうな気がする。:-)
2006-06-20 (2) 22:18:16 +0900
実数全体から実数全体への写像 f で、 f(0) = 0, f(1) = 1 を満たし、 加法に関しても乗法に関しても準同形であるものは、恒等写像に限る。
証明; 自然数 n に対し f(n) = n であることは数学的帰納法で示せる。 有理数 m/n については、f(m/n)f(n) = f(m) から、f(m/n) = m/n がわかる。 つまり、有理数体上で恒等写像である。 正の数 a については、f(a) = f(ルートa)f(ルートa) だから、 f(a) > 0 がわかる。 a < b とすると f(b-a) + f(a) = f(b) で f(b-a) > 0 だから、 f(a) < f(b) がわかる。 このことと、有理数が実数の中で稠密であることから、 すべての実数 a について f(a) = a, すなわち f が恒等写像であることがわかる。 (河田敬義「アフィン幾何と射影幾何」(岩波講座基礎数学)で知った。)
2008-10-10 (5) 00:07:13 +0900
2006-06-20 (2) 03:15:11 +0900
旧暦は二十四節気を元に決める限り 「どの年に閏月を置くか」は(たぶん)問題にならず、 問題は「どの月を閏月にするか」である。 一方、新暦では「どの年にうるう日を置くか」が問題になり、 「どの日をうるう日とするか」は問題にならない (というかうるう日は二月 29 日と決めている。)
「置閏法」を Google で検索してみると、両方の意味で使われているようだ。 よく考えると別物なのだが。
2006-06-20 (2) 02:05:49 +0900
ジェダイたちも全力をあげて参加したように見える議長救出作戦。 ドゥークーと再度戦うことを予想すれば、 II の最後で彼と互角に戦えたのはヨーダだけだったのだから、 ヨーダがついてゆかない理由がわからない。
また、議長の救出後の出迎えのシーン。 ウィンドゥはいるが、ヨーダはきていない。 (III におけるヨーダの初登場はジェダイ寺院の地階でアナキンの相談を受けるシーン (だと思う。))
付) ヨーダは実は R2-D2 にはいってついてきていた、なーんてことはないだろうな。 《スター・ウォーズ>中空の R2-D2 を作って中にヨーダがはいる、ってのは》 参照。
2006-06-19 (1) 22:42:06 +0900
確かめるため通しで DVD を見てみたが、やはりわからなかった。
2006-06-24 (6) 01:42:15 +0900
冒頭の議長救出作戦で敵戦艦に入り込んだ直後、 天井に届きそうな大ジャンプをして着地と同時に数体の敵ドロイドを斬り倒す。 よく考えると、ジャンプしている間は(フォースを使わない限り) 軌道をコントロールできないはず。 ドロイドに撃たれたらどうするのだろう? II のアリーナでウィンドゥが見せたように空中で剣をふるって弾をはね返すことは可能だが。 また、戦艦内では人工的に重力を調整していることも考えられるわけで、 確かめずにいきなりジャンプすると天井に頭をぶつける可能性も。
なお、スローで何度か見る間に、 オビ=ワンがコクピットの前の部分に左手をかけて飛び出していたことがわかった。
2006-06-19 (1) 22:34:37 +0900
12日、13日の放送分。 英語番組なのにヘボン式でないので「おやっ」と思った。 おそらく架空の地名であろう。 Google でヒットしない。 この近くで台風が発生したとの設定なので、 「吹き飛べ」から作ったものと思われる。 それで fu- よりも hu- の音を選んだのかも。 息を吹きかけたりするときの音に似ているので。
2006-06-19 (1) 21:55:54 +0900
の意味だよな? たとえば、 フランス人が書いた文章の中の「フランスの音楽」を「邦楽」 と訳すのは無理だよね? 同じ「邦」の字を使っていても。
2006-06-19 (1) 20:33:33 +0900
2006-06-18 (0) 02:21:05 +0900
各地の主な震度》って変じゃない?
13日づけ大阪本社版第一面の、
「広島・愛媛、震度5弱」の地図の見出しに
《各地の主な震度
》とあったが、
「主な各地の震度」ではないのだろうか?
2006-06-18 (0) 02:14:05 +0900
犠牲となったユダヤ人らに祈りをささげた》
5月30日づけ大阪本社版国際面「ローマ法王、アウシュビッツ訪問」。
筆者は郷富佐子氏である。
神以外のものについて「〜に祈りをささげる」という例があるか、
と考えていたのだが、この記事の中に
《犠牲となったユダヤ人らに祈りをささげた
》という例がみつかった。
《朝日新聞>郷富佐子記者は《東京のカトリック系女子校
》出身》
だから、信頼できる用例と言ってよいだろう。
写真には
《死亡した犠牲者の追悼碑に祈りをささげるローマ法王ベネディクト16世
》
とある。
付) 私の理解しているところでは、 この場合でも「神に祈る」ことに変わりはないはずである。 カトリックだと“聖母”マリアに祈ることもあるか。
2006-06-18 (0) 00:57:31 +0900
17日づけ大阪本社版 be の b7 面「b から」に
《過去の記事を読みたいというご要望
》について書かれているが、
回答はネット上のバックナンバーと書籍化のみで、
図書館で縮刷版を見てください、という答えは載っていない。
2006-06-18 (0) 00:50:40 +0900
前項の続き。先日、東京出張の際に寄って。
2006-06-16 (5) 00:29:44 +0900
たとえば15日づけ朝日新聞大阪本社版社会面の、 シンドラー社製の事故の記事。
東京・日本橋の高島屋にあるような、 ほんとうに「かご」といえるエレベータは少なくなった。
2006-06-16 (5) 00:27:32 +0900
いわば前項の続きである。 一次元のランダムウォークのプログラムを書いてみた。
/* n == HALF からスタートし、0 < n < 2 * HALF の範囲を、右に 1/2, 左に 1/2 */ /* の確率で動く。-HALF < n < HALF としなかったのは負の数が苦手だから :-)。 */ #include <stdio.h> #include <stdlib.h> #include <time.h> #define HALF 35 /* 画面幅から左端に出力される数などの幅を除いたものの半分 */ #define DOT "*" /* このマークが左右に動く */ main() { int count = 0; int n; srand((unsigned)time(NULL)); /* 乱数の種を現在時刻で初期化 */ for (n = HALF; n > 0 && n < 2 * HALF; n += rand() % 2 ? -1 : 1) { printf("%5d: %3d ", count++, n - HALF); if (n < HALF) { printf("%*s%*s\n", n, DOT, HALF - n, "|"); } else if (n > HALF) { printf("%*s%*s\n", HALF, "|", n - HALF, DOT); } else { printf("%*s\n", HALF, DOT); } } return 0; }
出力例の一部。
0: 0 * 1: 1 |* 2: 0 * 3: -1 *| 4: 0 * 5: -1 *| 6: 0 * 7: -1 *| 8: -2 * | 9: -3 * | 10: -4 * | 11: -3 * | 12: -4 * | 13: -3 * | 14: -4 * | 15: -3 * | 1874: 2 | * 1875: 3 | * 1876: 4 | * 1877: 3 | * 1878: 4 | * 1879: 3 | * 1880: 4 | * 1881: 3 | * 1882: 4 | * 1883: 5 | * 1884: 4 | * 1885: 5 | * 1886: 6 | * 1887: 5 | * 2688: -30 * | 2689: -31 * | 2690: -32 * | 2691: -33 * | 2692: -32 * | 2693: -33 * | 2694: -34 * | 2695: -33 * | 2696: -34 * | 2697: -33 * | 2698: -32 * | 2699: -33 * | 2700: -34 * |
付)スラッシュとバックスラッシュで書くという手もあったか。 全角で書けば
\ \ / \ \のような感じ。
2006-06-15 (4) 23:52:07 +0900
書いてみた。軸は
\| \ / \ |\では 0.5 の半端のある点を通ることになるし、
|| \|| \| /| \| |\ ||\とするのはプログラムがめんどうになりそうだしで、書くのをやめた。
#include <stdio.h> #include <stdlib.h> #include <time.h> #define HALF 40 main() { int n = HALF; srand((unsigned)time(NULL)); do { int step = (rand() % 2) ? -1 : +1; int slash = step == +1 ? '\\' : '/'; if (step == +1) { printf("%*s%c\n", n, "", slash); } else { printf("%*s%c\n", n-1, "", slash); } n += step; } while (n > 0 && n < 2 * HALF); }
\ | ||
\ | ||
/ | ||
\ | ||
々 | \ |
2006-06-17 (6) 23:52:30 +0900
ランダムウオーク」の説明、あってるかな
きょうの大阪本社版「金融情報」面「経済気象台」は「株価の見方」。
「可軒」とペンネームで署名がある。
《ランダムウオーク
》の説明。
イメージがわかなければ、 グラフ用紙とサイコロを用意していただきたい。 グラフ用紙の横軸にサイコロを振った回数、 縦軸には上下にプラス、マイナスの目盛りを書く。 サイコロを振って、偶数が出ればプラス、 奇数ならマイナスに進み、線を引く。 この作業を繰り返すと、 横軸を中心にして上下にジグザグする運動曲線が生まれる。
ここまで読んで、おやおやと思った。 いったん、たとえば+5まで進んだとすると、 横軸は何の意味もなくなる。 なぜなら、横軸はスタート地点にすぎず、 過去のサイコロの目は将来のサイコロの目に影響を及ぼさないから、 それ以降は+5からスタートしたランダムウォークを始めることになり、 この筆者の説が正しいなら「+5を中心として上下にジグザグ」 することになるからである。
(「運動曲線
」は「運動折れ線」のはずだが、それはいいことにしよう。)
《こうしてできるランダムウオーク曲線は、
一目見て株価の動きによく似ていることがわかるであろう
》
というのだが、株価の場合は上がりすぎると下げようとする力が、
下がりすぎると上げようとする力が自然に働くのではなかったか。
そうだとすると、《予測し難い動き
》という点では似ていても、
全くの別物になるような気がする。
《ランダムウオーク曲線の上下の広がりの大きさを示す尺度を、
標準偏差(ボラティリティー)と呼ぶ
》というのも初耳だ。
岩波数学辞典によれば「標準偏差」は standard deviation である。
2006-06-15 (4) 23:16:39 +0900
volatility とは、株価などの、ある期間のあいだの標準偏差を指すらしい。 あ、そうか、volatile の名詞形なんだ。
2006-06-18 (0) 00:10:45 +0900
本当にこう理解しているのだとしたら、 「いままで偶数が多く出たからこんどは奇数が出る確率が高い」 と考えている、と言ってよいのかも。
2006-06-21 (3) 00:50:03 +0900
きのう、阪神が「捕―三―二―一」のトリプルプレーを完成させたそうだ。 「第一生還賞」とか、いろいろな賞をスポンサーが出していたと思うが、 トリプルプレーには賞はついていないのだろうか。
2006-06-15 (4) 23:11:40 +0900
9日づけ大阪本社版別刷り特集に載っている、 W杯ドイツ大会のテレビ放送予定表。 私はサッカーには全く興味がないのだが、 住んでいる建物の中で夜中に学生たちが集まって観戦し騒がしくて眠れない可能性が高いので、 日時を知るために保存してある。
ふと気づいたのだが、
《深夜3:45〜6:00
》となっている放送枠がかなりある。
夏至のころだから、東京の夜明は3時46分ごろのはず。
それでも「深夜」なのは規則でそう決まっているからなのだろう。
今回、W杯を見るため早起きする人たちが 「こんな時刻から明るくなり始めるんだ」と知ると 私の「少しずつ夏時間」に対する理解が深まったり……しないと思うぞ。
2006-06-15 (4) 02:39:45 +0900
私が考えていた「少しずつ夏時間」は東京だけで考えたもので、 それを日本全国で使うとしても、外国は全く別、と思っていた。 しかし、前項を考えているうち、 「時差の季節変化」を緯度ごとに決めておけばよいのではないか、 と気がついた。 「時差の季節変化」というのはいま私が仮に導入した語で、 「何月何日は冬至よりも何時間何分時計を進める」 というデータを一年分まとめたものを指す。
前項でそれではいけないと書いたばかりだが、 ここでは東京の日の出だけで考えて「少しずつ夏時間」を実施するとしよう。 米国のワシントンやサンフランシスコも、東京とほぼ同じ緯度にある。 ということは、 東京とこれらの都市とで「時差の季節変化」を同じにしておくことが考えられる。 そうしても、 それぞれの都市で日の出の時刻が一年を通じてほぼ一定となるからである。
こうすると、これらの都市のあいだの時差は一年を通じてほぼ一定になる。 「ほぼ」としたのは、 都市ごとに夜中に時計を進めるだろうから、 東京が時計を進めてからワシントンが進めるまでの間は少しだけ時差(の絶対値) が広がるからである。 (しかしこれはたかだか2分なので、 現行の夏時間で起こっている1時間のずれよりははるかに小さい。)
現在、 UTC から 2 時間だけ進んだ時間帯といえば東経 30 度の地点で採用するのにふさわしい時間帯のことである。 これと同じように、北緯 ** 度の地点で採用するのにふさわしい 「時差の季節変化」を緯度ごとに何通りか決めておく。 そうしておいて、地域ごとに 「ここでは東経 ** 度のタイムゾーンを採用し、 『時差の季節変化』は北緯 ** 度のそれに従う」と発表すれば、 全世界で一斉にこの「少しずつ夏時間」を導入できるではないか。 (赤道上の「時差の季節変化」に従うといえば現行のままということになる。)
現在、針は止めずにタイムゾーンだけ変えられる時計があるが、 新しい時計にはどの「時差の季節変化」に従うかも選べる機能をつけておく。
現行では、経度が同じなら同じタイムゾーンに属していることが多いだろう。 上に書いた案を採用すると、 北半球の夏には同じ時刻の地域は北へゆくほど西へずれることになる。
付) もちろん、私はこれを本気で推奨していない。 すぐわかる欠点としては、 緯度が違うと季節によって時差が変わってくることがある。 南半球の地域で「日本との時差なし」と言われていたところも、 時差ができてしまう。しかも、それが毎日少しずつ変わる!
2006-06-14 (3) 22:38:50 +0900
一年を通じて東京の日の出が6時50分になるよう毎日時計をずらすというアイディアだったが、 これだと一月上旬の那覇の日の出は7時18分。 それが六月上旬には8時01分になってしまう! これではまずい。
夏と冬の日の出時刻の差は、那覇は1時間42分、 東京は2時間26分、根室は3時間13分。 那覇の日の出を元に「少しずつ夏時間」を決めると、 東京の日の出は(時計の上では)夏には44分早まる。根室は1時間31分。
わかったこと: 同一のタイムゾーン内では、 赤道に近い地点の日の出時刻を用いなければならない。 そうでないと、夏のほうが(時計の上での)日の出が遅くなる地域がでてくる。
2006-06-13 (2) 20:32:40 +0900
いま考えているのは(たとえば) 午前3時の直前に±2分以内のうるう分をおいて調節するというものだが、 時計がいまほど正確でない時代にこれを実施するなら、 1分の長さを変えてしまってもいいわけだ。 というか、1分は何らかの方法ではかれても、 それを1440倍した時間がちょうど1日にはならなかっただろうから、 問題にならなかったものと思われる。 (数十年前のゼンマイ式時計の秒針がそうだったように。)
2006-06-13 (2) 02:47:29 +0900
《各家庭に電波時計を配布すれば「毎日6時が日の出」に時計をずらすのも可能》 と書いたが、そうでなくても、 前もって「何月何日は UTC との時差がこれこれ」 とのデータを時計に記憶させればいいのだった。 (もちろん、フルオートカレンダーつきであると仮定している。)
厳密に言えば日の出・日の入りの時刻は月日だけでは決まらないのだろうが、 「少しずつ夏時間」を実施する上では一定と仮定してもよいだろう、 とは前から思っていた。 ただ、時刻をずらすのは電波時計に限る、と誤って思い込んでいたようだ。
付) この毎日の時差データはたぶん緯度だけで決まるので、 世界共通の規格にすることも可能?
2006-06-13 (2) 02:40:18 +0900
知らなかった。広辞苑第五版をひいて知った。
2006-06-13 (2) 01:18:01 +0900
大リーグにおける「日本選手の成績」の話である。 11日づけ大阪本社版スポーツ面では
イチロー(マリナーズ) 4―2―0=.364のように書かれていた。それが12日づけでは
イチロー(マリナーズ) 6―3―3 .367のスタイルに。ここの「=」はおかしいと思っていたので、 なくなってよかった。 三つの数については《
打数―安打―打点》と説明がある。 .364 や .367 は説明なしだが、打率であることは明らかだろう。
付) タイトル行の「打率」の前の小数点は、打ってからおかしいと気づいたが、 おもしろいので残しておいた。
2006-06-13 (2) 00:58:44 +0900
2006-06-12 (1) 03:09:45 +0900
10日づけ大阪本社版オピニオン面の、 「改正道路交通法 これならOK!?」と題された一コマ漫画。 商店街の建物が歩道のある道に面している。 納入業者の自動車は建物の壁に駐車しており、 壁を歩いて荷物を店主たちに渡している、いう絵である。 手前では取り締まりの人が二人、これを見てびっくりしている。
単なるナンセンスで、全く笑えなかった。 ナンセンスが悪いとは言わない。 だが、これは幼稚園児レベルの発想をそのまま漫画にしただけだ。
考えてみたのだが、自動車が垂直な面を走れるなら、 駐車による渋滞の問題はほとんど解決される。 道を垂直に作ればよいからである。 いまの道路のセンターラインのところに壁を建てて、 その両側を上りと下りにすればよい。 駐車で渋滞が起こるのは道幅に対し自動車が多すぎるからで、 上にいくらでも道を伸ばせば何車線でも増やすことができるから、 その問題はなくなると思われる。 ただし、交差点の形状がむずかしいのと、日照権の問題が発生するのが難点か。 あと、車高が制限を越えていると自動車の上部が歩道の歩行者に当たる心配もある。
作者は
2006-06-12 (1) 02:46:39 +0900
10日づけ大阪本社版オピニオン面「私の視点 ウイークエンド」に載った、
国連事務総長コフィ・アナン氏の文章の末尾に
《アナン国連事務総長は各国主要紙での掲載を希望し、
日本では朝日新聞に寄稿した
》とある。
2006-06-12 (1) 02:42:49 +0900
前項に書いた女神テーミスだが、
リーダーズ英和によると『「掟」の意の擬人神
』だそうだ。
そこでふと、 《朝日新聞>にっぽんの知恵「マンガ」(上)》 に書いた、自動車が主人公のアニメを思い出した。 あれは擬人化された自動車が主人公と言うべきなのではあるまいか。 (きのうもCMをやっていた。確かタイトルは「カーズ」。)
2006-06-12 (1) 02:35:44 +0900
10日づけ朝日新聞大阪本社版「ニッポン人脈記」は「秋霜烈日のバッジ」の第9回。
《検事総長の松尾邦弘(63)は1万2千人の検察庁のトップである。
「法と正義」の女神テーミスのブロンズ像を飾る総長室には
》と始まるが、
この女神像を「政教分離に反する」と訴える人がいないのは、
誰もこれに対する信仰を復活させようとしていないからなんだろうな。
2006-06-12 (1) 02:31:04 +0900
2日づけ朝日新聞大阪本社版社会面の下の、
わかもと製薬の
『薬用歯みがき「アバンビーズ」』の広告に
《アバンビーズはフランス語で、
「キスの前に」と言う [sic] 意味。爽やかにみがいて、きれいなキスを
》とある。
フランス語の「キス」は baiser だと思っていたが、
bise という語もあるのだった。クラウン仏和によると
「(主に頬にする)軽いキス
」だそうだ。
2006-06-12 (1) 02:23:26 +0900
ベビーカーはエスカレータには乗せないように、と注意しているところが多い。 それでも乗せる人がいるが、上りの場合、 私はベビーカーが上につくまでは乗らないようにしている。 万が一、落ちてきたら危険だからである。 きのう、金沢・香林坊の大和百貨店で、下りに乗せた人がいて、 「下りだから大丈夫だろう」とすぐ後ろに乗ったら、 降りるところで何かに段に引っかかったようでなかなか降りない。 これも危険なのだった。 どうしてもとなればベビーカーを踏み越えるようにして降りるしかない。
付) 《サザエさん>波平がエスカレータを降りたところで立ち止まったのはいかん》 参照。
2006-06-12 (1) 02:16:12 +0900
2日づけ朝日新聞大阪本社版スポーツ面「ハーフタイム」に
《04年のNFLスーパーボウル中継でわいせつ映像を流した問題で
》
とあるのは
《女性歌手ジャネット・ジャクソンさんが、共演の男性歌手に衣装をはがされ、
右胸を数秒間露出
》とある事件だそうだ。
テレビで放送するのに不適切な状況だとは思うが、わいせつとは思えない。
米国では成人女性が胸を露出させるとわいせつとみなされるのだろうか?
そうだとしたら、授乳の際にも注意が必要になりそうだ。
2006-06-12 (1) 02:08:14 +0900
こういうのって小学校で習ったんだっけ?
2006-06-12 (1) 02:01:12 +0900
こういうのって小学校で習ったんだっけ?
2006-06-12 (1) 02:00:41 +0900
理科年表で立夏から立秋のころまでの夜明から日暮までの時間を見ると、 15時間以上である。 枕草子に「夏は夜」とあるが、 これでは夏の夜はほとんど寝るだけだったのではあるまいか。 あかりはいまよりはるかに高価で、はるかに暗かったはずだ。 夜明けに起きず、 その分だけ夜起きているというのはかなりぜいたくだったと想像する。 それは庶民だけか?
2006-06-12 (1) 01:49:58 +0900
手元にある 1999 年の理科年表では、 七月 31 日は 4 時 47 分の日の出、18 時 47 分の日の入りであり、 八月 31 日は 5 時 11 分の日の出、18 時 11 分の日の入りである。 日の出を 6 時 50 分にする「少しずつ夏時間」では時計をいまよりもそれぞれ 2 時間 03 分、1 時間 39 分進めておくことになるから、 いまよりも暑い時間帯に家に帰ることになりそうだ。 そして、日の入りはそれぞれ 20 時 50 分、19 時 50 分となる。
ここで、 《夏時間の導入だけで昼休みを2時間にできるのか?》 でとりあげた、 中村泰人(なかむらやすと)熊本県立大学教授のアイディアを拝借しよう。 昼休みを長くするのである。 その時間に昼寝をすればその分だけ遅くまで起きていられるから、 夜を楽しむことができる。
2006-06-12 (1) 01:31:32 +0900
不定時法から定時法へ移り変わった理由の一つは、 工場での労働時間を年間を通じて同じにするのに便利だったから、 と聞いたことがあるが、 それだけの理由なら、私が最近書いている「少しずつ夏時間」でもよかったはずだ。
当時は時計を持っていたのはごく一部の人だけだったと思われるし、 その時計はいまほどの精度はなかったであろう。 だから、毎日、日の出のときにその時計を何時かに合わせ、 この時計に基いて工場での一日の労働を行なえば、 毎日の労働時間は一定になるし、太陽光が有効に使える。 いまの意味の「夏時間」 を導入してある日突然1時間ずらすよりも身体に楽なはずだし、 不定時法で暮らしていた当時の人たちに受け入れられやすかったのではなかろうか。
おそらく、どこかにアナクロニズムがあるんだな。上の推理。
2006-06-12 (1) 01:21:59 +0900
……不定時法を使っていたときはどうしていたのだろう? 勤務時間そのものが長かった?
2006-06-12 (1) 01:20:23 +0900
本文ナシ
2006-06-12 (1) 00:30:34 +0900
最近、朝日新聞で「祈りをささげる」という言い方をよく見るような気がしている。
一例としては、9日づけ本社版社会面「付属池田小事件5年」。
「祈りと誓いの集い」で
《在校生や遺族ら約770人が祈りをささげた
》とある。
2006-06-12 (1) 00:24:40 +0900
本文ナシ
2006-06-12 (1) 00:11:26 +0900
交換しちゃうと電話番号が変わって不便では? と言ってみる。
2006-06-11 (0) 20:59:10 +0900
もちろん出会い系。 中を見てもすぐにはこの subject の意味がわからなかったが、 「だから自宅から1時間以内の地域で相手がみつかりますよ」と言いたいらしい。 そのことが「最寄り駅から1時間以内の地域で相手がみつかる」 からの帰結であるためには、こっちは最寄り駅そのものに住んでなきゃダメ、 ってことだろ? 見つかった相手の家はうちから見て駅の反対側へ1時間、 かもしれないわけだから。
2006-06-11 (0) 20:41:33 +0900
10日づけ朝日新聞大阪本社版 be の e3 面「これは使える!」は
「自分を客観視できる鏡」。
《運転免許証やパスポートの写真を撮ると、
必ず変な顔に写ってしまう
》。
《ところが、笑い話の種に友達に見せると、
「えっ、いつもこんな感じだよ」と意外に冷たい反応が返ってくるものだ
》
というのを、
筆者のフリーライター・横田恭祐氏はふだん鏡に映った左右逆の顔を見なれているからだとし、
左右が反対にならない鏡を紹介しているのだが、
もしこの説が正しいなら、
写真屋さんで撮ってもらった写真も、
知人がとったスナップも変な顔になるはずだし、
逆に、自動撮影装置(←ほんとはなんていったっけ?)
で写した写真を鏡に映して左右を逆にすれば変な顔でなくなるはずだ。
証明写真ではまずいが、本人だけが満足すればいい写真なら、
左右逆に焼いて(←古い ^^;)渡すサービスが成り立ったはずだ。
(いまなら、パソコンの画面上で左右を逆にしてみればよい。)
そういう話はあまり聞かないな。 もちろん、左右逆にならない鏡には存在意義があると思うけど。
私も 《ポートレート写真とその鏡映はどちらが美しいか?》 を書いていた。 が、私は「変な顔」といいたくなるほど違うとは言っていない。
2006-06-11 (0) 00:38:24 +0900
10日づけ大阪本社版 be の e1 面「愛の旅人」は阿部定事件。 その続き、e2 面の「ぶらり」。
JR宇都宮線・高崎線の尾久駅の駅舎は「トーチカか!」 と突っ込まれそうなほど大胆不敵なまでにコンパクトかつシンプルだ。 環状5号線にあたる明治通りに面していながら、 駅前のたたずまいも荒野に放り出されたかのように殺風景で、 「ローカル線か!」と二重に突っ込まれること必至である。
e1 面には地図が載っているが、 鉄道は東海道線・東北本線の上に東京駅・上野駅・尾久駅が書かれているだけ。 記事に何とも書いてないので、 東京を知らない読者には尾久駅を通るのはいわゆる“列車”のみで、 通勤・通学の人がよく使う京浜東北線はここを通らない、 ということがわからないだろう。 これでは、上の引用部分はおもしろさが伝わらないと思う。
なお、ここでは「ローカル線」を“田舎電車”の意味で使っていると思われるが、 「局所的な路線」という意味では京浜東北線のほうが「ローカル線」である。
e1 面には「文・保科龍朗」と署名がある。 たぶん e2 面も同じ人が書いたのだろう。
付) 「コンパクトかつシンプル」って聞くと数学の話かと思う人もいるだろうな。
2006-06-11 (0) 00:25:16 +0900
9日づけ大阪本社版の、中のほうのテレビ面の「サブch.」に
《Nスぺ
》とある。「加来由子」と署名あり。
2006-06-10 (6) 03:04:37 +0900
…あるんだ。 相手チームは後攻で、八回までは3人ずつで押さえてきたが、 九回裏の先頭打者にサヨナラ本塁打を食らった、という場合。
9日づけ朝日新聞大阪本社版スポーツ面のプロ野球の記事で、
勝ち投手となったソフトバンクの斉藤和が
《安打で許した唯一の走者は自らの牽制で刺し、
1イニング3人ずつ。投手の究極の目標である「27人」で終わらせた
》
とあるのを読んで。
これって、記録には残らないのかな。
「チーム最小打席」? これだと、負けた読売のほうの記録になるか。
2006-06-10 (6) 02:53:18 +0900
9日づけ大阪本社版国際面「特派員メモ」はリマから、「南国の夜鳴きそば」。
《酒を飲んだ後は、締めくくりに汁ものをすすりたい
》で始まる。
そういうものに《ペルーで出合えた
》、という話なのだが、
最後の段落が《熱い汁に舌をやけどしながら、
その未来に酔いざめの頭をめぐらすと
》と始まっているのでひっかかった。
そんなにすぐには酔いはさめないだろう。
(「その未来」の「その」はペルーを指している。)
ちょっと考えてしまったのだが、 酔って眠り、目が覚めたときに飲む水を「酔いざめの水」という。 それを、酔った状態で酔い覚ましのために飲む水のことと誤解し、 さらに酔った状態そのものを指して使っているのではあるまいか。
違ってたらごめんなさい。
「石田博士」と署名あり。
2006-06-10 (6) 02:33:48 +0900