Profile of RYO HARA

• 1946年佐賀県生まれ。九州大学文学部卒業後上京し、'70年代はフリーのジャズピアニストとして活躍。30歳ころから翻訳ミステリを乱読し、レイモンド・チャンドラーに心酔する。なお、困ったことに「りょう」の漢字は機種依存文字である。
  
  
• 1988年、『そして夜は甦る』を早川書房に持ち込みデビュー。1990年、第2作『私が殺した少女』で第102回直木賞受賞。ここまではとんとん拍子だったのだが…。
  
  
• 1995年に長編第3作『さらば長き眠り』を発表後は沈黙してしまう。『ミステリオーソ』の文庫版には沈黙期間中に寄稿したエッセイが多数追加収録されているので、興味のある方はご覧あれ。
  
  
• 2004年、約10年ぶりとなる新刊『愚か者死すべし』を発表し、作家業を辞めていないことが確認される。次作は早期刊行を目指すとのことだが…2年以内からよしとしよう。