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南薩鉄道5号機Cタンク その2

前後のフレームを作ります。ここからは曲げ方の複雑な部分や、合わせ方の難しい部分が出てきます。

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解放テコをひねる

前デッキには、端梁やカプラー解放テコの支柱も一体になっています。
解放テコの支柱は、根元をしっかり押さえて、それぞれの方向に直角にひねります。

デッキ後部の折り曲げ(1)

デッキ後ろ側は1段上がるので、折り曲げが2箇所あります。
まずは後ろ側の折り目を山折りで曲げますが、前側の折り目がちぎれないように、そこをヤットコや万力などでしっかりはさんでから曲げます。
写真は曲げた角度が直角になっているかどうか、スコヤを当てて確かめているところです。…よくわかりません。

デッキ後部の折り曲げ(2)

次に、前側の折り目を谷折りで曲げます。こちらの折り目は3箇所でつながっているだけなので、ヤットコで簡単に曲げられます。
何度も曲げ直すと切れてしまうので、なるべく一度で決めるようにし、本体に固定するまでは動かさないように気をつけます。とはいえ結局は何度も何度も曲げなおすはめに…。

デッキ前方の折り曲げ(1)

次にデッキ前方を、ステップの前の折り目から90度山折りします。
ここもスコヤの端で直角を確かめています。

デッキ前方の折り曲げ(2)

直角に折り曲げた部分は端梁になりますが、この下半分をさらに上側に180度折り返して2枚重ねにして張り重ね、接着します。
これで端梁のエッチングの模様が前面になり、カプラー解放テコの支柱が上になり、ステップが下になります。

排障器の折り重ね

次はデッキの下に付く前部台枠を作ります。
排障器が取れやすそうだったので、先に180度山折りして接着しておきました。

両側の折り曲げ

次に両サイドを前方に90度折り曲げます。

底部の折り返し

台枠底部を手前に90度折り返します。
★先にこれをやってから、両サイドを曲げたほうが楽かもしれません。ただ、何となく両サイドの平行が甘くなりそうだったので、こちらをあとにしました。

シリンダーの接着

真鍮ロストのシリンダーを両側に接着します。
接着面はよく磨いて平面にしておきます。また、差し込む突起の根元が太くなっていて、ぴったり密着しないことがあるので、穴を広げるなどしてぴったり合うようにします。

台枠の取り付け

組み立てた台枠を、デッキの下部に合わせて差し込み接着します。

解放テコの取り付け

前方にカプラー解放テコを取り付けます。解放テコ支柱の上部にはめ込みますが、すき間が狭くなっている場合は、カッターの刃などを差し込んで広げておきます。

つかみ棒の取り付け

つかみ棒を取り付けてデッキは完成です。つかみ棒には瞬間接着剤を使わず、裏からエポキシで接着しました。
また、側面のステップの根元には補強ハンダが推奨されていますが、そこにもエポキシを盛って補強しました。ハンダほど丈夫ではありませんが、一般的にはこれで十分のようです。

後部フレームの折り曲げ

後部フレームを作ります。こちらは折り曲げるだけなので簡単です。

後部フレームの折り曲げ(後方)

後ろから見るとこのようになります。特に難しい部分はありません。

後部フレームの下には後部台枠がつきます。これも折り曲げが少々複雑です。


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