Nゲージ蒸気機関車>蒸機の紹介>C11
2000.4.16/2024.8.13
復活運転でも人気のあるタンク機です。写真の貨車はマイクロエース製品のオマケです。
KATOが1971年に発売した旧製品は小改良を重ねつつ45年以上も発売されており、日本のNゲージの中でも有数のロングセラー商品となっています。
その後マイクロエースからも発売されてきましたが、2016年以降にはトラムウェイ、トミックスも参入し、KATOもついにC11の完全リニューアルを行いました。
1-大きさ 2-各部形態 3-KATO 4-マイクロエース 5-ネコ・パブリッシング/トラムウェイ/トミックス
KATO(旧) C11 大井川鐡道 SL「かわね路」号セット品 | KATO(旧) C11 大井川鐡道 SL「かわね路」号セット品 (拡大写真) |
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マイクロエース C11 171 すずらん号 | マイクロエース C11 171 すずらん号 (拡大写真) |
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トラムウェイ C11 標準タイプ | トラムウェイ C11 標準タイプ (拡大写真) |
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トミックス 真岡鐡道 C11 325号機 | トミックス 真岡鐡道 C11 325号機(拡大写真) |
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KATO(新) C11 | KATO(新) C11(拡大写真) |
KATOの旧C11は発売が古いこともあり、同社の蒸機シリーズの中でも大きいものでした。全長は約1/135前後あります(あまり精密に測っていませんが十分大きいです)。特にシリンダーと第一動輪の間が長くなっていました。
KATOの新旧を下に並べ直してみます。写真の縮小率は同じです。
KATO(旧) | KATO(旧) | |
KATO(新) | KATO(新) |
KATO(旧) (拡大写真) |
マイクロエース (拡大写真) |
トラムウェイ (拡大写真) |
トミックス (拡大写真) |
KATO(新) (拡大写真) |
マイクロエースとトラムウェイの間を境として、車高が高いものと低いものに分かれます。マイクロエースは全長は短いものの、高さはKATO(旧)とほとんど変わりません。
車体幅もメーカーによって少しずつ異なり、これにより似ている・似ていないの感じが変わっています。KATO旧製品を除けば、一番狭いのがトミックス、一番広いのがトラムウェイです。
なお写真でトラムウェイ製品に貼り付けてあるナンバープレートは銀河モデルのもので、製品付属のものとは異なります。
KATO(旧) (拡大写真) |
マイクロエース (拡大写真) |
トラムウェイ (拡大写真) |
トミックス (拡大写真) |
KATO(新) (拡大写真) |
マイクロエース以外は後退時に後部ライトも点灯します。なおマイクロエースのその後のラインナップでは、ダミーライトに銀色が入っています。
トミックスは後ろ側を前にして走行することを考慮し、後ろ側にもダミーカプラーを装着できるようになっています。その際は付属のブレーキホースも端梁の穴に取り付けられます。
KATO(旧) | KATO(旧) | |
マイクロエース | マイクロエース | |
トラムウェイ | トラムウェイ | |
トミックス | トミックス | |
KATO(新) | KATO(新) |
マイクロエース、何かで給水口を作ってやるといいかもしれません。
2016年にトラムウェイ製品が出るまで、C11には高さを基本縮尺に収めた製品がなく、客車との段差が目立つ場面がしばしばありました。
もっとも、だからといって楽しく遊べなかったというわけではありません。模型の楽しさはそれだけでは決まりません。
今では機関車が小型化し、C11の列車全体を同じ縮尺で揃えることも可能になりました。DD13よりC11のほうが長いというようなこともなくなりました。
KATO(旧)
マイクロエース
マイクロエース ポンパ号
トラムウェイ
トミックス 真岡鐡道325号機
KATO(新)
汽車はいいですね。チラチラと透けて見えるスポーク車輪も、なんともいえません。