2010.12.5
D51 498を使った単純な遊び方を4つつなぎました。
1-先輪スポークを抜く 2-乗務員のシルエット 3-後部カプラーの交換 4-後部ライトを点灯
D51 498は主台枠が向こう側に抜けているなど凝った表現になっています。
金属製模型や昨年のトミックスのC57のように、先輪スポークも抜けているといっそう精密感が増します。
ボックス動輪の肉抜きと同じ要領で、適当に穴をあけてみました。
やった結果のみご紹介します。
下手にやると車輪を破損したり、走行性能を落としたりする可能性があります。私は後先考えない性格なのでそのままやりました。
プラ製の輪心は、お皿状の金属車輪にはめ込まれています。シャフトはプラ製の輪心の軸に圧入されています。 シャフトの先端が、どの程度輪心の中央から出ているかをよく見て覚えておきます(再組み立てのときに必要です)。 慎重にシャフトから車輪を引き抜き、0.8mmドリルを使ってスポークの間に金属部もろとも穴を開けました。 |
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あとは丸ヤスリで、丸く開いた穴を半径方向に少し広げて終える予定でしたが、小さいうえに材質的な問題で、なかなかうまくいきません。 そこで輪心を金属車輪から抜き取り、金属車輪側には中心から大きな丸穴を開けてしまうことにしました。輪心を上にして固い台の上に押し付けると、輪心裏の出っ張りが押されて輪心が浮きます。それを裏側からさらに押して抜き取ります。 軽加工で済ますなら、丸穴だけでも十分ではないかと個人的には思います。要は走行中、車輪の向こう側がチラチラ見えるという効果がイケるわけですし、しっかりやりたければ、それこそ市販の車輪を買えばいいですし…。 |
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もともとあった中心の穴を取り囲むように、先ほど開けた8個の穴が並んでいますが、中心から丸ヤスリでグリグリ削って、全部を包括する大穴を開けました。 これは途中でヤスリが穴にガッと噛み込んで取れなくなっているところ…何やってるんだろう(笑)。 なおタイヤぎりぎりまで削ってはだめです。輪心が定位しなくなります。 |
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プラ輪心のほうは、表のスポーク表現を傷つけないよう、裏側からデザインナイフの先で気持ちだけ周囲を整えました。 金属車輪に大穴を開けたので、シャフトを支えるのはプラ製のスポークだけになっています。ここで欲張ってスポークを折ってしまったらおしまいです。 |
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プラ輪心を金属車輪にはめ込みますが、中心穴を広げてしまったため、元のようにはしっかりはまりません。ゴム系接着剤を輪心の周りに付けてから組み合わせましたが、あとで裏側から瞬間接着剤も少量使いました。 シャフトを元通り差し込み、振れのないよう調整して終わりです。 |
なかなか良くなりますヨ。
市販のスポーク車輪が手元になかったので、安上がりに済ませました。使ったお金はゼロ円です。