Nゲージ蒸気機関車2010年のメモ>2010.12.8

D51 498の後部カプラーを交換

2010.12.8

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D51 498にはアーノルドカプラーとナックルカプラーが付属していますが、自動解放を確実に行うためにはマグネ・マティックカプラーを取り付けたくなります。
いつもはMT-7を使いますが、今回はNo.2001を使ってみました。特に理由はありません。
また、蒸気機関車では使用している人は少ないかもしれませんが、TNカプラーにもポン付けできるものがあります。


TNカプラー

C57 135の付属パーツがあれば簡単です。

TNカプラーの取り付け

トミックスのC57 135のカプラーポケットは、KATOの新C62に似ていて、C62のCSナックルカプラーを押し込んで取り付けることができました。

逆にトミックスのC57用の自連形TNカプラー(JC6358)を、KATOのカプラーポケットに取り付けることもできます。アーノルドカプラーからCSナックルカプラーに交換するのとまったく同じで、ただ交換するだけです。

連結したところ

高さも大体同じになるので、そのまま連結ができます。

なお、残念ながら前部重連用カプラーには各々互換性はないようです。取り付け場所は似ていますが寸法が違っていて、入らなかったり妙に出っ張ったりします。格好良く付けるには何か加工が必要かと思います。

マグネ・マティックカプラー

機関車の特徴を生かして遊ぶには、やはり自動連結・解放がスムーズにできるマグネ・マティックカプラーか、あるいはMカプラーになります。

カプラーのふたの加工

いつもはMT-7を加工して取り付けていますが、今回はNo.2001(KATO品番11-712)を使ってみました。ロング・ショートの2種が入っていますが、ショートのほうを使います。

テンダー端梁のカプラー開口部を切り広げたくなかったので、カプラーのふたのほうを少々削りました。
あとは普通にカプラーを組み立てました。

後ろの角を削る

そのままですと、テンダーの太い中空車軸に当たることがあるので、後端の下側を少し削っておきました。
多少穴が開いたりしても動作には支障ありません。

床への取り付け

テンダーの床に直接貼り付けました。ここでは調整のことを考えていったん両面テープで貼っていますが、今もそのままになっています。

付けてみたところ、テンダー端梁の開口部を広げなかったため首を振りにくく、片側に寄ったまま戻らなくなってしまうことがありました。 No.2001はカプラーの根本がすぐに幅広くなっているため、MT-7に比べて左右に余裕が必要なのかもしれません。あとで結局、端梁の開口部をほんの少し左右に削りました。0.5mmも削っていないと思いますので、外観には特に問題はありません。

台車取り付け

台車を取り付けます。レール上で転がしたところ、車軸は当たっていないようです。左右への首振りは多少制限されますが、R249は支障なく通過します。

高さ調整

ただ貼り付けただけで高さはぴったりでした。これは楽ちんです。

取り付け完了 取り付けた様子です。
連結も解放も確実なので(正しく組んで高さもきちんと合っていれば、ですが)、駅やヤードでの機関車の扱いがとても楽しくなります。

D51+タキ3000

もともと貨物メインの機関車ですから、タキ3000など引かせても様になります。タキ3000、格好いいですよね。ストレートなタンクもいいもんです。


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