旬を味わう部屋(2020年立春から)


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5月3日
 約半分ほどのじゃが芋の株に花が咲き、蔓も一段と茂ってきました。同じ芋ですが、昨年はさつま芋が凶作で細い芋しか採れなかったので種芋からの自家栽培は諦めて芋蔓を購入し30日に蔓差しをしました。雨が降らず土が乾燥しきっているため灌水はしたのですが、3日後は葉が萎れています。今夜雨が降る予報なので回復してくれると思います。畝はもう一つあるのですが購入したものでは半分しか足らず、蔓を4本プランターで再育苗しているので今後この蔓を使う予定です。
 種から育てるのを信条にしていますがさすがにトマトとピーマンは本数が少ないため苗を購入しています。この苗も30日に定植しました。トマトは定植後茎を食われることが多いため定植前にダイアジノンをすき込みました。
 ポットで育てていたナスが大分大きくなったので1日に定植しました。風除けのために苗カバーで覆っています。苗カバーの中のナス苗は本葉が6枚ほどで葉の色も薄いですが露地に下ろせば養分の吸収も盛んになり濃い色になるはずです。
 21日に籾蒔きをした今年のですが、やっと発芽し始めました。昔ながらでは苗代を作るのですが、何せ狭い田圃なので苗の数も少ないため、プラグトレーに田圃の土を入れここに籾蒔きをしています。種蒔き後発芽するまでのドキドキ感は籾が最高です。やはり主食ということがあるのかもしれません。
 5日が立夏なので春の部屋は今週でおしまいです。
さつま芋 定植したナス
苗カバー内のナス 籾発芽
4月26日
 21日に育苗器の中でオクラが発芽しました。葉の先に殻を付けたままです。暖かくなってきたのでそろそろ育苗器も今年の活躍は終わりです。
 同日カボチャを定植しました。場所は早生玉葱を抜いた後で、風とウリバエ除けのために肥料袋の底を抜いたものを行灯にして覆いました。
 玉葱の首が次々と折れるので、24日に早生玉葱をすべて引っこ抜き、その場所でキュアリングしています。幸いに晴天が続く天気予報なのでしばらくそのままにしておきます。今年は一株も董立ちしたものはなく玉も小振りで上手に栽培できました。また中生、晩生種共に疫病の発生は見られませんが予防のため2回目の殺菌剤を散布しました。
 じゃが芋の蔓が一段と伸びてきたので2回目の土寄せをしました。これ以上蔓が伸びると倒伏して土寄せが困難になるので時期的には良かったと思います。約半分の株は蕾を付けていました。じゃが芋の花はよほどのことがない限り結果しませんが、花が咲いた畑は賑やかしにはなります。土寄せの3回目は蔓が倒伏した後、畝の頂上に振りかけるように行います。この頃になると地中のじゃが芋が大きくなり、畝にクラックが入りそこから差し込んだ日光がじゃが芋を緑化させてしまうため、クラックつぶしのために行うもので、そのための土は畝の間に残してあります。
発芽したオクラ カボチャ定植
早生玉葱収穫 じゃが芋の土寄せ
4月19日
 16日にスイカが3鉢発芽し、残りの3鉢も18日に発芽しました。キュウリは種蒔き後3日で発芽しましたがスイカは7日掛かりました。スイカの種は殻が厚いので発芽までに時間がかあるようです。苗は育苗箱に移しましたが、それにしても電熱育苗器の発芽させる威力には驚かされます。
 スイカの後にメネミルにオクラの種を入れ育苗器の中に入れました。なんと3日後には発根しました。オクラの種はスイカ以上に固い皮に覆われ芽が出にくいのですがメネミルに入れておくと面白いほど簡単に根が出ます。これに育苗器を組み合わせると最強なことがわかりました。根が出た種はポット鉢の培養土に植えつけました。
 さて畑の様子ですが早生玉葱の浜育が数株茎を折っているのを見つけました。そろそろ収穫時期なので、カボチャ苗を定植する部分だけを先口で収穫し、ガレージに並べてキュアしています。まだ少しですが昨年の晩生種が残っていますので周年自家製供給の目標は果たせました。早生種は辛みが少なくオニオンスライスに最適なのでしばらくは肴には困りません。
スイカの幼苗 発根したオクラ 玉葱初収穫
4月12日
 8日に育苗器の中でキュウリが発芽しました。育苗器に入れたままにしておくと茎が徒長してひょろひょろになってしまうので、取り出してカバー付き育苗箱に移しました。替わりに育苗器にはスイカを種蒔きしました。
 10日にじゃが芋の土寄せをしました。気温が高くなったため、10日間雨がないと土の表面は乾き固くなっているので、鍬を入れるのに力が要ります。収穫まであと2回は土寄せします。
 タラの芽を収穫しました。まだはしりで細い樹から出た芽なので小さいものが多かったのですが相方さんがてんぷらにしてくれ美味しく頂きました。太い幹の芽はまだ膨らんでいず本格的な収穫はもう少し先になりそうです。
キュウリ幼苗の じゃが芋の土寄せ タラの芽
4月5日
 先週に芽を出したカボチャで育苗器に入れた後口が発芽し賑やかになってきました。先口はメルヘンで、本葉が出てきました、後口は味皇と栗みやこです。これだけ苗があっても定植するのは品種当たり2〜3本で、残りは予備苗です。昨年は天候不順で大きなものは採れなかったのですが、今年はどうでしょう?玉葱の跡地に定植します。空いた育苗器には早速ポット蒔きしたキュウリを入れました。
 直播きした牛蒡が30日に、人参が3日に発芽しました。この後成長に合わせて間引きしていきますが、発芽が難しい人参が芽を出したので一安心です。
カボチャ苗 牛蒡 人参
3月29日
 の実が大分大きくなってきました。暖冬で受粉してくれる虫が多かったせいか近年にないほどたくさんの実を付けています。梅干しはストックがたくさんあるため作りませんが、幸いに近隣の方がもらってくれるので無駄にはならず、家用には梅ジャムがたくさん作れそうです。
 約ひと月前に発芽したナス苗が少し大きくなり、本葉も出て茎も紫色になってきました。苗は早いうちから電気育苗器からプランターにポリシートを掛けたものに入れ替えています。定植まで約2ヶ月かかりますが、それまでここで育てます。
 空いた育苗器の後にはカボチャを入れていますが、昨日発芽しました。苗カバーを掛けた育苗トレーでは1週間経っても発芽しなかったのですが、育苗器に移したらわずか4日で芽が出たので、残りのカボチャも育苗器に移しました。カボチャが発芽したら次はキュウリを入れる予定でこの時期は育苗器が大活躍です。
 畑ではじゃが芋が次々と芽を出し、列が確認できるほどに大きくなってきました。順調にいけば2週間後には最初の土寄せができそうです。但し意外なほどスギナが伸びてきたのでこれがどれだけ障害になるか心配です。
梅 ナス苗
カボチャ苗 じゃが芋
3月22日
 週の初めは先週の続きの冬野菜の処理です。深さ約1mの溝を掘りトウの立った冬野菜を放り込み埋め戻す作業です。生えていた雑草も一緒に埋め込み綺麗になりました。跡地は耕耘して小豆とスイカを植え付ける予定で、これは4月中旬以降になります。
 また春人参と牛蒡も種蒔きしました。比較的高く畝立てし、種を筋蒔きして、燻炭で覆い、軽く土を被せた後発芽まで灌水します。昨年まで人参はベータリッチでしたが裂根が多いので、実績あるちはまに戻しました。牛蒡は大浦太です。
 16日にじゃが芋の発芽を確認しました。発芽にムラがあるようで、1週間経ってもまだ1割しか芽を出していません。発芽が揃うかちょっと心配になってきました。
 20日は彼岸の中日、恒例のぼた餅を作り仏様にお供えしました。ぼた餅は晒餡で作るのが本来ですが、面倒なので粒餡です。またこの日は菩提寺で古い塔婆や人形等のお焚き上げ供養が行われるためお手伝いに行ってきました。
冬野菜の処理 人参と牛蒡の種蒔き
じゃが芋が発芽 ぼた餅
3月15日
 今週12日には待望の里芋の植え付けを済ませました。囲っておいた昨年の芋の葦覆いを取り、親芋を取り出しましたが、暖冬のせいで芋の痛みは殆どありませんでした。丸っこい芋を選び、地表から5pほどの深さに親芋を40pの間隔で置いていきます。次に親芋の間に穴を掘り、掘った土は芋に被せます。この穴に元肥の鶏糞と過石を置いていきます。元肥量は、10mに付き鶏糞15s、過石2.5sです。元肥を隠すように土を被せて低い畝立てをして作業は終了、じゃが芋と植え方は同様で、深さが違うだけです。早生芋、土垂、海老及び赤芽の4品種を各1畝づつ植えつけました。
 他には冬野菜の場所に深い溝を掘りトウの立った白菜や大根を埋め込む作業を始めました。プロはこのような無駄なことはせず全量を出荷してしまいますが、野菜の吸収した養分を少しでも畑に戻すようこのような処理を行っています。
種里芋 元肥 畝立て
3月8日
 今年は暖冬でブロッコリーは1月のうちに花が咲いてしまい側雷の収穫もできませんでしたが、2月末には大根もとうが立ち、花が咲いてしまいました。白菜も玉が緩み菜の花が咲き始め、キャベツも玉が割れて冬野菜はもう終わりです。キャベツは玉が割れる前に急いで収穫したのでまだ少しの間は楽しめます。
 玉葱が成長を始め、早生玉葱は玉が膨らんできました。中、晩生種はまだここまで行かず、葉の色が緑になったくらいです。この後の管理は、草取りと、疫病予防の殺菌剤散布が収穫まで続きます。
 の実が膨らんでいるのを見つけました。この枝は開花が一番早かった所なので、未だ全体でどのくらい実が付いているのかは不明でこれからの観察になります。
 コブシの花が咲いたので里芋の植え付け時期なのですが今日は雨、明後日も雨の予報なので畑に出られず気ばかり焦ります。
大根の花 早生玉葱 梅の実
3月1日
 24日にじゃが芋の植え付けをしました。前日の23日に種じゃが芋を芽が1、2個付いているように細かく切り、切り口を日に当てて乾かします。これを畑に運び、切り口を上に向けて約40p間隔に並べます。切り口を植えに向けるのは芽が下になるわけで、芽をできるだけ地中に埋めるためです。次に種芋の間にある土を種芋に被せて種芋を隠し、すくい取って土が窪んだ所に元肥となる鶏糞と過石をたっぷりと置いていきます。最後に種芋・元肥の鉛直線の両側の土を約10p高さに寄せてを作ります。メークイン3s、アンデスレッド2s及びキタアカリ1sを植え付け、鶏糞60s、過石10sを使いました。
 昨年の天候不順により例年は100個以上成るキウイフルーツがたったの5個しか取れなかったのですが、今年の豊作を願い、27日に剪定をしました。昨年凶作だったのがうなずけるように枯れた枝が多く、枯れ枝の山ができてしまいました。
じゃが芋切断 種芋置き 土被せ
元肥置き 畝立て キウイフルーツ剪定
2月23日
 歳をとってくると朝が早くなり、5時起きすると南の空に夏の星座のさそり座が横たわっているのが見えます。夜はまだオリオン座が見えているので壮大な気分になります。さてそろそろジャガイモの植え付け時期になったので、里芋の植え付け予定地と共に20日に耕しました。草は取ったのですがどうしても取り残しがあるため、草を拾いながらの耕耘で1日がかりでした。じゃが芋は来週植えつける予定です。
 玉葱の葉が緑になってきました。先週草取りをした時にはあまり気が付かなかったので、この1週間で急に緑が進んだことになります。これから成長が始ますが、それと共に草もまた生えるはずなので、疫病予防の消毒と共にこれからの仕事になります。
 11日にポットに種蒔きしたナスが22日に発芽しました。定植の4月下旬迄の2ヶ月半ひたすら苗を育てるという期間を要します。
じゃが芋植え付け予定地の耕耘 玉葱 ナス
2月16日
 先週に引き続き玉葱の草取りをしました。先月29日以来晴れた日が続いたので土は乾き、草を引っこ抜くのに力が要り1日で1畝半弱がやっとです。4日掛かってやっと残り半畝になり、どこに玉葱があるか分かるようになりました。早生玉葱以外はまだ葉が枯れたようになっていますが、これから気温が上がると緑の葉が伸びてくるでしょう。昨年秋に綺麗にしたのですが、残った種が発芽したのか、春に生える種類の種なのか、雑草の生命力には驚くばかりです。
 1月初旬に咲き始めたの花が散り始めながらも次々と咲き満開です。メジロが盛んに花をつついています。今年は暖かいので虫が飛んできて受粉を助けてくれると思いますがまだ実は確認できません。
玉葱 梅
2月9日
 立春が過ぎたので春の部屋を開設しました。1ヶ月前に購入し廊下で日光浴させていた種じゃが芋の芽が大きくなり日に当たり黒い芽になってきました。この様に光浴催芽したものは植え付け後の低温に強く、発芽が早くなります。植え付けは今月下旬の予定です。
 立春が過ぎたの様子です。冬野菜がまだ残っていて、時々キャベツと白菜を収穫しています。冬野菜の奥側がじゃが芋の植え付け予定地。その右が里芋の植え付け予定地で、現在は更地です。冬野菜右手の画像枠外には玉葱を植え付けてありますが雑草がびっしりと生え、どこに玉葱があるのかわからない状態です。里芋・じゃが芋の予定地も同様のありさまで今週はずっとその部分の草取りをしていました。本日から玉葱の草取りに入り1畝を済ませましたが、3日前から花粉が飛び始め、今日も盛んに飛んで目が痛くなったので午後はお休みしてこのサイトの更新をしています。
種じゃが芋 畑の様子 草だらけの玉葱畑

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