旬を味わう部屋(2020年立夏から)
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- 8月9日
- 梅雨入り前に掘り上げたじゃが芋の跡地は雑草がびっしり生い茂っています。このようになる前に草取りをしたかったのですが雨降りで躊躇している間にこのようになってしまいました。今週はこの区画の草取りです。鍬と除草具で根から引っこ抜きます。2日目には何とか確保した場所に玉葱の苗床を作りました。例年より約2ヶ月遅れですが、バーク堆肥をすき込み表面をポリシートで覆いました。これでポリシートの下は高温になり、土壌消毒と雑草の種を枯死させます。
7日が立秋でしたが、夏の間に雑草は取り切れず少し残ってしまいました。この区画は来月には種蒔きをする秋冬野菜になります。雨ばかり降っていた今年の夏は終わりで、この夏にやり残した作業は、大豆の土寄せ、里芋の土寄せでした。来週からは秋の部屋に移ります。
- 8月2日
- 昨日梅雨がやっと明けました。平年より11日、昨年より8日遅く、統計開始以来3番目に遅い梅雨明け。梅雨の期間の降水量は例年の2倍になるとの新聞記事でした。梅雨明け前の今週も曇りは1日だけでその他の日は一時雨という1週間でした。こんな1週間でも草は伸びる一方なので、小豆部の草取りをしています。大豆部も取り残しの草が伸びてきて気が気ではありません。
今年の実物野菜で唯一被害を受けなかったのがきんのたまごスイカです。カラスにもハクビシンにもやられずに成っています。日照が足りないので下側はまだ緑が残っていますが31日に収穫して孫にあげたところ早速おいしかったとのお礼が返ってきました。
- 7月26日
- まだ梅雨は開けません。1ヶ月半以上も続く梅雨はおそらく記憶に残る限りではなく、またこれだけ雨が続くのも同様です。16日に種蒔きした大豆が発芽し23日にはもう本葉を出すだけに大きくなっている株もあります。一方雨で流された土が上に覆いかぶされやっと発芽した株もあります。
大豆を蒔いた部分は先週の通り草だらけでしたが、雨の合間を縫って草取りをした結果、23日にはあと少しまで進み、24日には取り終えました。残る仕事はまだありますがとりあえず1つは終わりホッとしています。
- 7月19日
- 15,16日は久しぶりの曇なので遅れていた大豆蒔きをしました。まず家で種大豆をキヒゲン処理をし畑に出ました。蒔き付け予定地は草だらけなので。種蒔きの部分だけをカッサライで草をはぎ取ります。これだけで半日掛りで、翌日除草した部分に種蒔きしました。余った時間は種蒔きした間の草を引っこ抜きましたが全体の2割ほどしかできませんでした。残りは梅雨明け後の仕事になります。
長雨の影響でやはり畑は散々な有様でした。綺麗に草取りをしたはずなのに、小豆は梅雨入り後に生えた雑草に覆われており、しかも小豆の8割ほどは枯れてしまいました。これでは来年の種取用がやっとという有様です。次はカボチャですが、梅雨入り前に茂った蔓が枯れ、これまでになったカボチャがむき出しになっています。蔓が枯れては実は大きくはならず、未熟なので収穫もできず、日が照ったら日焼けで皮は白化するか、破れるかのどちらかです。人参はというと根が腐り全て萎れてしまいました。牛蒡は今のところ萎れていませんがおそらく先端部分は腐りが入っていると思われます。ナスも成りが極端に悪くなっており、泣きたくなります。
- 7月12日
- 10日ぶりにお日様が照りました。畑は草だらけのはずで見るのが怖くて行けません。この悪天候でキュウリの樹勢が急激に弱まり成りも遠のきました。そこで後口の地這キュウリの苗を育てています。畑作業の予定に玉葱の苗床つくりが加わりましたが、天気が良くならない限り何もできず気ばかり焦る毎日です。
- 7月5日
- 今週も晴れたのは2日の1日だけ。しかし前日が120oの大雨だったため、結局は全休の1週間でした。梅雨入り前に綺麗に草取りをして耕耘した大豆の作付け予定地は御覧の通り再び草だらけ!大豆は来週には種蒔きしないといけないのですが雨は当分続く予報なので、この分だと種を蒔く部分だけ草を取り、周りの大部分は大豆発芽後に草取りをしなければならない羽目になりそうです。こんなことは20年来で初の出来事です。
5月27日に田植えをした稲は分けつが進み水面が見えなくなってきました。しかし水中では雑草のコナギが生えているので梅雨が明けたら田の草取りが待っています。大豆の草取りと種蒔き、田の草取り、里芋の土寄せと梅雨明け後の予定はびっしりと詰まり、仕事に追いかけられることは目に見えています。
- 6月28日
- 梅雨らしい週で晴れ0日、曇2日、雨5日の週でした。その貴重な2日間が今週の作業日です。さつま芋の畝に生えた草取りをしました。手前の畝は5月末に蔓を差した人参芋で蔓が伸び始めています。後ろの畝は、5月10日に芽を出したムラサキマサリの蔓が大きくなったので6月13日に蔓差しをしたものです。また種屋さんで購入したポット苗のパープルスイートロードを再育苗したものも5本植えてあります。
次は里芋で、畝の間に生えた草を引っこ抜き、土寄せをしました。脇芽が伸び始めたころ脇芽を埋めるように土寄せをしますが、今年はこれが待てずに作業しました。全体の半分済ませただけなので、残りの作業は通常通りになると思います。
カボチャは蔓が伸びるスペースができたため、縦横無尽に伸び、伸び過ぎた蔓は、誘引して葦マルチ内で伸びるようにしています。ナスもキュウリも本格的に採取期に入っていますが、天気が悪いと収量が伸びません。
- 6月21日
- 梅雨入り後5日連続して雨で畑作業はお休み。16日に久しぶりに畑に出たら小豆の花が咲いていました。早生種なので開花は早く7月から収穫が始まります。いつも思うのですが豆は小さいのに結構派手な花が咲きます。これに対し大豆の花は小さいのに大きな豆になるのは不思議です。
畑の見回り2番目はスイカで、いくつかが結果していました。品種は金のたまごという小玉で皮が黄色のものですがまだ小さいので皮はまだ緑色です。皮は黄色でも中は赤く、そのコントラストが面白いですが、鳥は黄色が識別できないそうで確かに鳥害はありません。
もう一つはカボチャでこちらは大きくなっています。昨年はなぜか着果が遅く秋口に小さなものが採れただけでしたが今年は例年通り収穫できそうです。週の後半は好天が続いたので残りの玉葱を全て収穫しその跡を葦でマルチングしました。これでカボチャも蔓を十分に伸ばすことができます。
- 6月14日
- 今週の前半は、梅雨入り近しということで、大忙し!8、9日の両日でじゃが芋掘りをしました。アンデス赤はそこそこ大きなものが採れましたが、メークインは大きな芋は少なくほとんどが中か小芋しか採れませんでした。春先に雨が少なかったため株間の元肥(鶏糞と過石)が丸々残っていて芋が小さいのもうなずけます。それでも十分熟していて皮は結構固くなっていました。アンデス赤2s、メークイン3sの種芋から野菜コンテナ9杯(約6割充填)が採れました。太陽と肥料でこれだけの付加価値を生むのですから、農業は偉大だと改めて思います。豊作とは言えずやや不作気味ですが、梅雨前に収穫できたので良しとします。
28日に花が咲いたナスがかわいい大きさになったので収穫しました。初成りはまだ樹勢が整わないため、樹に負担を掛けないため早めに収穫します。まだ量が少ないため塩もみして肴として美味しく頂きました。玉葱は先週赤玉葱を収穫し、今週はOP黄を収穫、畑でキュアした後取り込みました。
10日に梅雨入り、途端に雨が連続して降り、週の後半は畑作業はできませんでした。そのような天候でもキュウリは大きくなり11日には4本を初収穫しました。キュウリ大好き孫が「じいじーありがとー」と持って行ってくれました。まだ成り始めなので量が少ないのですが、最盛期には食べきれないほど採れるはずです。
梅雨の間は中々畑には出られず雑草が伸びるのが心配ですが、骨休めと諦めて過ごす予定です。
- 6月7日
- 小豆畝間の雑草が目立ってきたので2日に草取りをしました。画像右半分が作業前、左半分が作業後です。大きな草は引っこ抜きましたが、小さな草はかっさらいで削りました。削っても根は残っているので、度々かっさらう必要がありますが、小さな草は引き抜くの最盛期にはに手間がかかるのでこうするしかありません。
翌日の3日にカボチャの隣の赤玉葱を収穫し、その跡に敷いた葦のマルチの上でキュアリングしました。更に赤玉葱の反対側のOP黄も6日に収穫し始め本日半分ほど終えました。今年のOP黄は育ちが悪く玉が小さいです。
じゃが芋の畝にクラックが入り始めました。これは地中のじゃが芋が大きくなったためですが、蔓が黄ばみ始めたのでそろそろ収穫時期です。しかし例年だと蔓はもっと伸び畝の間を隠すほど伸びる蔓が今年は伸びていないため芋も小さいかもしれません。
- 5月31日
- 週前半は田圃仕事で、まず25日に田起こし、翌26日は水を張って代掻き、27日に田植えをしました。一番大変だったのは田起こしで、昨年地下茎を伸ばした葦を掘り出しながらの作業で狭い田圃ながらほぼ1日がかりでした。植えた苗は糯米で、稲わらは注連縄、採れたお米は鏡餅になります。この時期の大仕事はこの田植えですが無事終わってホッとしています。
週の後半は畑作業で、ナスの花が咲いたので、脇芽欠きと支柱立て・誘引をしました。肥料が効き始めたのか茎を葉も濃い色になり今後の成長が楽しみです。またキュウリも苗カバーからはみ出すほどに大きくなったので、カバーを外し、キュウリネットに絡ませました。ウリバエ除けのために葉に木灰を振りかけたので葉が白っぽくなっています。
カボチャも行灯を外し、葦を下敷きにして、蔓が伸びるようにしました。両脇はまだ玉葱が並んでいますが来週あたりには収穫して葦を敷き蔓が伸びるスペースを確保する予定です。またスイカも苗カバーの中で蔓がとぐろを巻いているのでカバーを外し、蔓を真っ直ぐに展開しました。本日は10日ぶりの雨で畑の作物もほっとしているでしょう。
- 5月24日
- 21日に小豆の未発芽部に、ポットで育てた補充用株を定植しました。通してみると生えた苗が1列に並んで見えるくらいに育っています。アブラムシが付くのでオルトラン粒剤を振りかけておきました。土寄せを兼ねた除草が来週以降の仕事です。
里芋も同じように列に並んで見えるほどに育っています。今年は雨が少なく目が出るか心配だったのですが生え揃ってくれました。こちらも次の仕事は土寄せです。
じゃが芋も蔓が伸びて畝の間の土が隠れるほどになりました。この蔓が倒伏したら畝間の土を畝の頂点に掛けて収穫を待ちます。ジャガイモ栽培も最終段階になりました。
さて稲の苗も大分大きくなってきたので来週は代掻きと田植えを予定しています。
- 5月17日
- 5月2日に定植したキュウリが苗ドームの中で大分大きくなってきました。そろそろ苗ドームを外しても良いのですが目ざとくウリバエが見つけて飛んでくるのでもうしばらくはこのままで置いておきます。
オクラ苗も大きくなり、本葉を出し始めたので13日に定植しました。スーパーで見かけるのは断面が5角形のものですがこのオクラは丸莢で、多少収穫が遅れても莢が柔らかいのでこのところずっとこれを育てています。
5日に露地蒔きした小豆が14日に芽を出し始めました。10日に少々の雨が降ったほかは晴天が続き表面上は畑は乾いているのですが地中はほどよい湿りで根が出て芽も出したと思われます。作物にもよりますが露地の力は偉大です。
4月27日に定植したナスが少し大きくなり、葉も緑が濃くなってきたので苗カバーを外し、支柱を立てました。この後成長に合わせ支柱を3本に増やして枝を誘引します。昨日50oのまとまった雨があったので残りの小豆も里芋も芽を出すでしょう。
- 5月10日
- 立夏が過ぎたので夏の部屋を開設しました。まずは嬉しいことがあったのでご紹介します。昨年はさつま芋が不作で種芋さえ取れなかったのでメインの人参芋は蔓を購入しました。サブに栽培しているムラサキマサリの屑芋(直径20o、長さ100o)をダメもとで育苗に入れておいたところ、7日に数か所から芽が出ているのを見つけました。無事に育ってくれるか心配ですが大きくなってくれれば昨年の芋を種芋にして今年育てるという記録が伸びます。
1日にポットに蒔いた小豆が6日に発芽しました。代表的な豆である大豆は子葉を地上に出して発芽しますが、小豆は子葉を地面に置いたままで小さな本葉を出すのが特徴です。5日に小豆を露地蒔きしましたが、未発芽株の補充用にこのポット植えを使います。本日は弱い雨が降っていますが、種蒔き以降晴天が続いたので露地蒔きの発芽はまだ先になりそうです。
スイカの苗が大分大きくなったので、定植しました。防風とウリバエ除けのため苗ドームで覆っています。ウリバエの他にウリキンウワバも数年前発生しているので監視が必要です。
先週発芽し始めた籾が綺麗に生え揃い大きくなってきました。田んぼには1ヶ所3本づつ植えますが、プラグトレーに3粒蒔いた籾が生えているのがお分かりかと思います。
里芋も1株だけですが芽が出ているのを6日に見つけました。本日の雨で次々と芽を出してくれるでしょう。一足先に植えつけたじゃが芋も順調に育っています。今年は2回目の土寄せを早めに済ませたので蔓が倒伏し始めたころ最後の土寄せをして収穫を待ちます。
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