旬を味わう部屋(2021年立春から)


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5月2日
 26日にオクラが発芽しました。発根させてあるので発芽率は100%です。スーパーでよく売っている5角形ではなく丸莢種です。これは大きくなっても柔らかいのでずっとこの品種を作っています。
 20日に籾蒔きした稲が30日に発芽しました。昔は苗代を作って籾蒔きし、現在は苗トレーに培土を敷いて籾蒔きしますが、当方は小規模なのでプラグトレーに田の土を入れてこれに3粒づつ籾を蒔いています。無事芽が出て一安心です。
 ポットで育てていたキュウリ苗を1日に定植しました。夏にはなくてはならない野菜の一つで収穫が楽しみですが、生育途中でウリバエに葉を食べられるのが悩みの種です。さて5日が立夏なので春の部屋は今週が最後、来週からは夏の部屋での暮らしになります。
オクラ幼苗 稲苗 キュウリ定植
4月25日
 18日にメネミルに入れておいたオクラが20日に発根したのでポリポットに植えつけました。本日、緑の子葉と茎が土の表面に見えているのですがまだ芽を出していません。オクラは種皮が硬く芽を出しずらい代表ですが、発芽試験器メネミルを使うといとも簡単に根が出ます。
 2月中旬に芽を出したナスが、本葉6枚ほどに成長したので22日に定植しました。まだ茎が弱弱しいので防風のため苗カバーで覆いました。
 昨日里芋の発芽を確認しました。芽が出たのは赤芽で他の3品種は兆しはありませんがおいおい芽を出すでしょう。
オクラ ナス 里芋
4月18日
 今週は雨の多い週でした。その合間を縫ってじゃが芋の2回目の土寄せをしました。蔓が伸びたメークイン1畝とアンデスレッドの2畝です。今年は蔓の伸びが早い気がします。
 11日に芽を出したスイカは頭にかぶっていた種皮を落とし子葉を広げています。先に発芽したキュウリは本葉が出始めています。14日にやっとカボチャが芽を出しました。これで種蒔きしたものは全て芽を出しました。
 早生玉葱の浜育の首が折れ始めたので収穫を始めました。天気が長続きせず畑でキュアできないため少しづつ収穫してガレージでキュアしています。今年は董立ちもなく育ちも良かったです。中生、晩生種は生育真っ盛りですが、疫病予防の殺菌剤散布はこれからもしなければなりません。
スイカ苗 カボチャ苗 早生玉葱
4月11日
 3月31日に種を蒔いたキュウリが8日に発芽しました。カボチャ、スイカも同じ日に種を蒔いたのですが、種を覆う皮が薄いキュウリが1番乗りでした。苗の根元に薬剤処理した認識のピンクの種皮が落ちています。野菜全般に言えることですが、この小さな種一つから数十本のキュウリが収穫できるのですから、自然の生産性には驚かされます。予備を含んで9鉢に蒔いたのですが発芽率は100%でした。種子メーカーの品質管理にも感謝です。
8日に最後まで残ったじゃが芋のキタアカリの土寄せをしました。最初に土寄せしたアンデスレッドはずいぶんと蔓が伸び2回目の土寄せが必要なくらいに育っています。
 そして本日スイカが芽を出し始めました。やはり種皮の暑さ順で芽が出るようです。今迄気に止めていなかったのですが、同じ日に種蒔きしたことで新たな発見でした。先週の牛蒡、人参に続いて芽を出す野菜が続いていますが当然雑草も芽を出すので除草も忙しくなります。中でも厄介なのはスギナで、今年大豆を植え付ける予定の区画を週末の2日間かけて地下茎を掘り出しましたが根絶はできないため勢いを弱くする程度の効果しか望めません。しかし手を入れないでいると益々勢いづくので戦い続けるしかありません。
キュウリの幼苗 じゃが芋畑 スイカの幼苗
4月4日
 3月20日に種蒔きした牛蒡が芽を出しました。今年は雨が適度に降るため灌水しなくても綺麗に生え揃いました。品種は大浦太牛蒡で、名前の通り太さが50oにもなりますが短根で掘るのが楽な為育てています。収穫が冬となる長期栽培ものです。同じ時に種蒔きした人参も芽を出しました。生えたばかりなので赤ちゃんの髪の毛のようです。牛蒡は早いうちに間引きして1本立ちにします。人参も間引きしますが、葉と葉が触れ合う程度に間引きを繰り返して育てます。
 今週の作業はじゃが芋の土寄せで、畝の両側の土をじゃが芋の茎に寄せる作業です。アンデスレッドは早いうちに芽が出そろったのでまずここから作業を始めました。メークインはまだ出そろわず芽を出したばかりの株があるためここは後回しにしました。来週はキタアカリの土寄せをする予定です。じゃが芋は根ではなく茎の化けたもので上に伸びる性質を持つため成長に合わせ土寄せを少なくともあと2回はします。
牛蒡 人参 じゃが芋の土寄せ
3月28日
 先週芽を出し始めたアンデスレッドの芽が出そろいました。この調子で大きくなっていくと来週には最初の土寄せが出来そうです。メークインも芽を出し始めました。来週にはキタアカリと共に芽が出そろうでしょう。土寄せと共に草取りもしなければなりません。じゃが芋は芽を出してから収穫までが3ヶ月余りの短期決戦型の野菜なので毎日が目を離せません。
 タラの芽が収穫できるくらいに育ったので、相方さんに頼んで天ぷらにしてもらい美味しく頂きました。これは栽培物のトゲなしタラで10年ほど前に1鉢購入して定植したものが繁殖力が旺盛で次々に横に広がって芽を出し、取り切れないほど収穫できていたのですが、なぜか1昨年前から次々と枯れ始め今では芽を出す株は少なくなってしまい貴重な品となってしまいました。
アンデスレッド メークイン タラの芽
3月21日
 コブシの花が咲いたら里芋の植え付け時期といわれており、15日に作業しました。まず囲っておいた種里芋の葦覆いを取り外し種芋を掘り出します。寒さと乾燥によりダメージを受けた種芋はなく一安心。
 畑に深さ5pほどの溝を掘り、種芋を40p間隔で芽を上にしてそっと寝かせるように置いていきます。
次に種芋の間の土を掘り上げ、種芋の上に掛けます。これは種芋と肥料が直接触れるのを防ぐためです。できた穴に元肥えの鶏糞をたっぷりと過リン酸石灰一握りを入れます。
 最後に両側の土を寄せて元肥を埋め込み畝立てして出来上がり。里芋は4品種、10mの畝で使用した鶏糞は60s、過石は10sでした。じゃが芋とほぼ同じ手順ですが、里芋は乾燥を嫌うのでこちらの方が深く植えつけるのが違うだけです。
 17日にじゃが芋が芽を出しました。芽を出したのはアンデスレッドだけですが、他の品種もおいおい芽を出すでしょう。遅霜で芽をやられる心配がありますが、暑さ寒さも彼岸までと言われているので大丈夫でしょう。この他の作業として昨日人参と牛蒡の種蒔きをしました。これから暖かくなると共に作業がだんだん多くなります。
種里芋 元肥
畝立て 芽を出したじゃが芋
3月14日
 1月に花が咲いたが結果して実が膨らんできました。画像は11日のものですが本日はもう少し大きくなり、ここにもあそこにもという位見つけることができます。寒さも和らぎ春が来た、と感じます。
 本日もう一つの春を見つけました。それは蕗の薹。昨年は気が付くのが遅く正に薹が立ってしまって口にすることができず、今年は早くから気を付けていたため若いのを見つけることができました。早速蕗味噌を作り、今晩春を愛でながらの晩酌が楽しみです。
 大分暖かくなってきたので晩酌前の一仕事として、玉葱に疫病予防の殺菌剤を散布してきました。害虫は発見してから殺虫剤を散布しても虫に食われた部分の被害だけで済みますが、疫病は発生してからでは手の施しようがなく、予防しか手立てがないためこれからも収穫まで数回の散布が必要になります。
梅の実  蕗の薹  蕗味噌
3月7日
 週の初めからウグイスが鳴き始めました。例年鳴き始めはホーホケキョが上手くいかずたどたどしいのですが今年は初めから上手に鳴けました。いよいよ春で今週は冬仕舞いの作業をしました。大根の蕾が出始めたのでもう食用にはならず残った白菜と共に、0.6m程に掘った溝に埋め込みました。これは作物が吸収した養分を少しでも畑に戻す処理です。もう少ししたらキャベツとブロッコリーも同じ処理をする予定です。
 玉葱の葉が日に日に緑が濃くなっています。早生玉葱は一足早く玉が膨らみ始めましたが、中生・晩生種もこれから葉が伸び成長を始めるでしょう。周りに雑草も成長するのでもう2回も草取りをしました。
冬野菜の残りを埋設 玉葱
2月28日
 今年の農作業らしい作業はじめとして23日にじゃが芋の植え付けをしました。前作業として種じゃが芋を切り刻みます。この時1片に芽が2つは残るようにし、切り口を良く乾かします。灰とかシリカなどは付けません。
 畑に運び、あらかじめ作ってある浅い溝に種じゃが芋を0.3m間隔で切り口を上にして並べていきます。この種じゃが芋の間の土をかき上げて、じゃが芋に被せ、かき上げた後の穴に元肥の鶏糞と過リン酸石灰を入れます。
両側から土を寄せてを作って作業は終了。半日がかりで、5畝、メークイン3s、アンデスレッド2.5s、キタアカリ1sを植え付けました。使用した元肥は鶏糞100s、過石10sでした。6月の収穫まで草取り、土寄せの作業が続きます。
種じゃが切断 種じゃが配列
元肥 畝立て
2月21日
 来週植え付け予定のじゃが芋の様子です。種屋さんで購入した時は小さな黄色の芽だったのですが約1ヶ月間廊下で日光浴した結果芽は大きくなり、色も濃くなりました。こうすることで芽は耐寒性が付き、植えつけた後の育ちも良くなるということです。来週は植え付けの様子をアップする予定です。
 先週芽を出したナスの様子です。1週間でこれだけ大きくなり、他の鉢も発芽し発芽率は83%となりました。未発芽鉢は追い蒔きしました。
種じゃが芋 ナス苗 
2月14日
 先週里芋の囲いが済んで里芋区画が空いたので10日に耕耘しました。ここへはこの春、じゃが芋を植え付ける予定です。種じゃが芋は現在光浴催芽中で真っ黒な芽が大きくなっており、植え付けは再来週の予定です。畑は全体を5区画に分けて毎年植え付け場所を変え5年で1巡するようにして連作しないようにしています。
 冬の間枯れたようになっていた玉葱でしたが、立春の前後から緑を取り戻しました。早生玉葱は玉が膨らみ始めました。これから中性及び晩生種も成長を始めるでしょう。これと同時に雑草も成長するので草取りをしなければなりません。また疫病予防の殺菌剤も散布しなければならず放任はできません。
 3日にポット蒔きし、電気育苗器「愛菜花」に入れておいたナスが12日に発芽しました。この日は1鉢だけでしたが本日6鉢に増えました。残りも来週中には芽を出すと思いますし、未発芽は追い蒔きします。1粒蒔きなので種は十分にありますから。この電気育苗器は中々の優れもので、春先にしか使いませんが失敗したためしがありません。
じゃが芋予定地の耕耘 早生玉葱 ナスの幼苗
2月7日
 立春が過ぎたので春の部屋を開設しました。暦の上では春でもまだ寒い日が続きます。今週初めは雨だったので畑での作業は週の後半になりました。その間はミカンを取り入れました。このミカンは品種不明で表皮が厚く、果肉は熟しても酸っぱくとても食べられませんが、表皮が鮮やかなので何かに利用できないかと考えた挙句ピールに加工して畑の先にある授産施設「さわや家スィーツ」さんに試供したところ大盛況でぜひ材料を分けてほしいとのことで毎年大量に提供しています。今年もリクエストがあったのでミカン取りをしたわけです。週の後半は延び延びになっていた里芋の囲いをしました。昨年の囲い跡の土を掘り起こし、昨年の里芋株を並べていきます。株は周りの土を落とさないようスコップで大きく掘り上げるのでかなりの重量になります。土を付けたままにするのは乾燥防止です。その上に保温材として葦を被せて作業終了。この春コブシの花が咲くころ定植するまでこの状態で保管します。
里芋の囲い 囲いの仕上げ

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