斐伊川土手の景色

古墳

景色を楽しみに、旅人として初めて帰った山陰の町。レンタカーで出雲から平田に走ると、右に土手が見えた。その先には仏経山、高瀬山等の南山が灰色に見える。土手の道を高校生が自転車を漕いでいる。晩秋だが冬空のような鉛色の空が広がる。雲の合間から陽光が射す。平田に帰った気がする。ランドマークはやはり旅伏山だが、斐伊川土手 の緑も何とも言えず、故郷の色を感じる。

白い船
本陣
土手を眺めていたいが、通勤時間で昔ののんびりした出雲人はいない。スピードを落として煽られた。生まれた家に戻り、兄から島村橋のことを聞いて懐かしくなり、出かけてみた。潜水橋で、しかも巾が狭く自転車が倒れれば川に落ちてしまう。そんなイメージだったが、今はコンクリートで巾も少し広い。

橋から川床に下りる。砂鉄で黒くなった砂を磁石で楽しんだものだ。ススキが風に揺れる様を楽しんで帰路についた。

一畑薬師
台場

風車
鰐淵寺