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humane Book Other   頁1

1)沼上名人

”のり名人”と言われていた沼上名人を最初に知ったのは、釣りの本からだった。その頃の私の釣行先であった伊豆のカドカケで、この名人は私が手にしたこともな い”40cm級のメジナ”を上げていた。記事を読んで凄い人がいる事を知った。その中で『沼上式ズルズル釣法』の紹介があった。

釣り馬鹿日誌(3冊)

2)博多屋さん

”がまかつのフィールドテスター”だった博多屋さんと会ったのは早川の防波堤だった。赤いライフジャケットは遠くからでもテスターと分かった。 その頃はある程度釣りに自信が付いた頃で、盛んにタモ入れする博多屋さんの近くに寄って並んで釣ってみた。

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水中ウキを使いえぐれた根回りを攻める方法だった。何度か試したが記事通りにはならなかった。それから暫くして偶然カドカケでお会いすることが出来た。親切な方で聞くと必ず教えて頂けた。しかし、初対面ではそんな事は分からなかった。名人のやるのをチョコチョコと覗いていたら、余り釣れてない私を見かねて教えてくれた。

また、数年後に私の釣仲間のOさんも沼上名人にハリスウキのやり方を教わった。この方法はOさんの釣果を増やし、更にそれを聞いたMさんも絶好調である。 我々にとっては、まさに沼上名人様々である。 釣上げていた魚はタモを使うほど大きくはなかったが、細いハリスだったのかも知れない。

結局、釣果ではそれほどの差が無かった。しかし、仕掛け等が見たくなって側に寄って話をした。この方も気さくな人であった。

 
 
全部で7項目教えて頂いた。早速ノートに記入し 、今でも釣りの基本となっている。7項目は@ズルズル釣法→ウキの負荷以上にオモリを付け沈ませて行く事だったAコマセの撒き方→ウキを挟んで投入Bウキのなじみとエサの状況C道糸の張り方D海苔のつけ方E当たりの取り方Fずれないウキ止め糸 の内容である。

仕掛け作りはじっくりと見て、直結のやり方とハリの結び方等を盗み取る事ができた。また配合エサにチヌパワーを使う事や細ハリスで好結果を得た話などは参考になった。

その後も、早川やがまかつの大会でお会いし、声を掛けていただいた。