今週の釣り

2004年

昨年の釣行実績はここをクリックしてください

前カド潜りの船と定置網

大ヅリ先端右の根

たぶん今年最初のアイゴ

大ヅリの磯

☆04年12月26日

伊豆 大づり

<天候> 晴れのち曇り

<釣行時間> 5時間半 10時〜15時半

<釣果>    

 メジナ32cm、アイゴ 38cm、ベラ

 

23日(祝日)に釣りに行きたかったが、18日(土)にサンダル履きで庭の手入れをしていたら喉が痛くなり、鼻水と咳が出始めて以来、休日は自宅療養となった。出来れば25日(土)でもと思ったが風邪で腰が上がらず、咳がうるさいと奥さんに叱られながら 、コタツで年賀状書きやネット検索をしていた。

 

日曜日も家に居ると退屈で頭が変になるので、奥さんに『明日釣り行くけど---』と投げかけた。『どうぞ』と返事があった。やっぱり女房 、私の気持ちを察してくれたと関心し、 風邪をおして翌朝7時に起床して出かけた。しかし、頼んだ昼飯がテーブルには無かった。考えて見れば、休みはいつも家に居ない亭主が居て、時刻通りに食事と風呂、お茶まで催促されるのが面倒だったので、OKになったかもしれない。

 

さて療養中、インターネットで東伊豆の釣り場を検索していて『大づり』を見つけた。もう城ヶ崎辺りで竿を出していないところは無いので、そろそろ他の場所(川奈)に移動しようかと思っていた矢先であった。 今日の目的はそこにあった。

 

ボラ納屋を過ぎると直ぐに登り道になる。凡そ、この辺りが磯への入り口と思い、上りきったその一つ先のカーブの広い路肩に車を止めた。地元のナンバーの車も停まっていた。体調が今一でノロノロしていると、またまた地元ナンバーの車が来て 、下りた人が私を抜いて林の中に消えた。

 

台風で倒木した木々、松くい虫にやられた松などの林を抜けて、前カドに到着した。ここも10年ぶりになる。そして小づり、その隣の大づりへ行った。最初なのでロープを準備して、5m 強の岩を下りた。

 

ここは私の好きなスペースだった。コマセもハリスも落ちていないし、それに平らな岩場で、更に正面は深く右には沈み根がある、釣りの環境では申し分なかった。

 

そして、ハリスとハリはいつものBIGサイズ、しかしウキは自分の得意な負荷の軽い固定ウキにした。初めての磯だから何処が釣れるか確認して置きたかったのである。

 

しかし、澄んだ磯では、全く変化がなかった 。風が冷たく、昼食のカップヌードルが身体を温めてくれた。気合を入れて13時、お日様が西に傾くと立ち位置Bの私の身体が調度日陰に入った。するとどうだろう、コメジナがコマセに群がるようになってきた。

右根の30m先ぐらいに投入、暫くするとウキが波紋を描くが当たりがとれない。遊動に仕掛けを変更、すると直ぐに喰ってきた。小づりの間のワンド目掛けて逃げ込むが 、思うつぼである。何度か海底に突っ込むが3号ハリスでは糸を出す必要は全く無かった。しかし、アイゴだった。

ハリを4号ヴィトムに替えた。すると続けて同じところで喰ってきた。同じようにワンドに向う。メジナをゲットした。

しかし、その後、風が正面の東風に変わると遠投が出来ず、フグの噛み跡だけがハリに刻まれた。

 

 

2004年月別トピックス

西から並べてます

12,11月

10,9月

8,7月

6,5月 4,3月 2,1月
橋立(ハシダテ) 晴天波高し 30cm ボラ
サイツナ 30cm
天馬尻 大ボラ、とほほな結果
トヨネ コメジナ
田中磯 ビッグバラシ、大物
オトジロウ
マルネ サンノジ ソーダ
イガイガ 五目、シーラ
カンノン 雑魚 雑魚
大島ヶ根
蓮着寺 手のひら 花見
ダセンバ 3枚
ヒラネ ソーダ 32cm
シンノリ 43cm
カドカケ 六目、カツオ、アジ 31cm 28cm 36cm
モズガネ ダンゴ威力、30cm
フタマタ 5枚
オオヅリ 32cm
ウネ
オオ根 フク自慢
ツバネ ボーズ 46cm
ナカヤマ
長根(富戸)
畑尻 30cm弱
雀岩 また五目、30cm
黒崎
大島 40cm イシダイ 44cm

 

詳細

12月4日

12月11日

12月17日

12月29日

伊豆 天馬尻磯へ

伊豆 ハシダテへ

伊豆 モズガネ

伊豆 ハシダテ

とほほ

晴天なれど波高し

釣れるを考える

雨の納竿

<天候> 曇り

<釣行時間> 5時間 9時半〜14時半

<釣果>   とほほな結果 

 

熱海港に近づくと風で表面の潮が舞い上がっていた。西又は南西風が強い事をここで初めて知った。いつもなら誰かが車に乗り込むと同時に情報を投げてくれるが、今日は伊豆に近づいてから分かった。 この風で入る磯は富戸しか無い。

 

しかし、天馬尻ではメジナを上げていない。一人ならばそこも行けるし、特に天馬尻は右に赤根があるので南西風は問題が無いと希望的に思った。

 

磯に着くと貸切状態だった。トヨネに夫婦が入っているが田中磯は誰も居ない。しかし、何故だか長根だけには6〜7人も居た。

 

地元の人が言っていた30m根の先を攻めようとすると、ウキは飛ぶものの、コマセは表面積が大きく、赤根から巻き込んでくる風に途中で落ちてしまう。 結局、前回と同じ辺りを攻めるしかなかった。

 

また、ポケットに入っているハリも10号スレバリがなくなり、間違って買った『管付きチヌバリ』しかなかった。これで攻めたが、軽いオキアミだと管の部分でユラユラと動いて刺さりが悪いような気がした。案の定、何も釣れない。道糸のふけが出ない 風裏のAに移動した。

 

すると、ブダイ師が磯の手前に居て、浅いところを攻めていた。またEポイントにも人が入っていた。

 

Aも同じ、但しハリの上はフグが噛んでざらざらになった。12時になり昼食タイムを取る。魚は釣れないが”凄く幸せ”だと感じる。やはり人は自然の中にたたずむと心休まるものかと思った。人の声は潮騒でかき消されて、喧騒の時間から遠ざかるため 感じるのだろうか?等と考えてしまった。

 

食後はDに移動、その場は高くタモが届かないがEとの間に下りれば何とかなりそうである。沈む岩の間を2ヒロで攻めた。その時ウキが走った。しかし、ベラだった。その後もサラシを攻めたりしたが、先ほどのベラ1枚で終り。とほほ。

 

Eに入った人に聞くと、ここは3回目で前回30cm位のをここのサラシのところで上げたが、今日はベラとフグのみ。『ここの先端とか左は釣れますか?』と聞いても返事が無い。私が思うには、磯をまたぐのが嫌でEに入っている人が多いようで、決して釣れるからEに入るという 人は少ないのかもしれない。

 

トヨネのご夫婦も釣れないらしく、途中から貝取りに替わった。

 

ここ天馬尻はやはり30m先しかポイントではないのかもしれない。いつか条件の整った日に攻めたいと思う。

<天候> 晴れ

<釣行時間> 7時間 9時〜16時

<釣果>    

Mさん メジナ28cm、クサフグ  Bポイント

Tさん メジナ30cm        Cポイント

私  クサフグ、ベラ、バラシ1回 Dポイント

地元ブダイ師    6枚     Bポイント

先客2名    メジナ3枚    Aポイント

 

磯はどこも釣り師で一杯だった。狙いのマルネも5人程つり師が居た。釣り仲間はツバネ・シンノリを提案したが潮がバシッと当たる磯で釣りをしたかった。

 

エサヤの主人がハシダテでMAX 37cmで5枚程上がったと言っていたので、そこに向った。有料駐車場からは、小川のせせらぎを聴き磯に下った。

 

駐車場には釣り師の車は一台だけ、以前も見た車だったのでサイツナ好きの釣り師と分かっていた。だからハシダテの一番ポイントで竿が出せると思った。しかし、上から見ると既にAポイントに2名 、引き上げて来た人に聞くと、もう1名いると教えられた。今更500mも戻る気は無い。

干潮1時間前に到着、磯が濡れているのが気になった。Mさんが先客のブダイ師に挨拶をしてBに、その脇にTさんが入った。私はDのサラシを攻めることにした。

晴天の穏やかな日だったがうねりがあり、Dの場所はAのワンドからの波と正面からの波が満潮時には向って上がってくる事が予想された。どちらからきても大丈夫な位置に立って釣りを開始。荷物は更に上に置いた。

1時間以上もエサが付いて来た。ここは浅くてやはり駄目だと思った。そのうちAポイントの若者がタモを入れていた。サンノジだったらしくリリースをした。彼らは我々が到着する前に3枚ほどメジナを上げていた。それ以降全く当たりがなく12時過ぎに帰るまでこのサンノジだけだった。

タモ入れを見た後、またDポイントを攻めた。ウキがスーと沈んだので合わせる。ハリスは3号だから強引にやり取りをする。前に出て段々と間合いを詰めた。観光客もタモを準備してくれる。釣友Mさんも2.5号の竿のしなりにその大きを期待した。後少しで顔が見えると思った。瞬間、ウキが空を飛んだ。

3号ハリスが切られてしまった。そしてお昼までここを攻めるが、それからはクサフグだけだった。 昼過ぎAポイントに入ったが段々と波が高くなり、退路を断たれる可能性がありCポイントに移動。大波が来てブダイの人が波を被った。週3回も来ている地元のその人もこの波は初めてと語っていた。

ブダイ師に話を聞くとここのポイントはBの左のサラシ、以前大きいメジナがそこで上がったとの事。ブダイ師の後にそこに入るが全く駄目だった。Tさん、Mさんが其々1枚上げるが結局またボーズだった。

彼らとの違いは3点、ハリスの太さとハリの大きさ、それに水中ウキ。そのうちの一番の問題は水中ウキではないかと思った。サラシがきつく、私の仕掛けは直ぐに流されてしまう。サラシが納まってから投入するが、大きな波が入り馴染まないうちに流されてしまっている。次回はでっかい水中ウキでここを攻略したい。

追)当日長作に入った別の仲間は30cmクラスを5枚上げたとの事。尚、長作はウネリの影響は余りなかったらしい。

<天候> 晴れ

<釣行時間> 6時間半 9半時〜16時

<釣果>    

 メジナ30cm、25cm 2枚、カワハギ、チョウチョウ

1ヶ月半振りの有給休暇である。平日なので普段入れない磯に行きたいが、私の選択肢は大物が釣れる磯か、釣れなくても試してみたい磯である。いつもは迷うが、今日は先週から後者の方で決まっていた。 そこを選んだ理由はもう一つ理由があった。前回会った親切なダンゴ屋さんにダンゴ作りを教えてもらう事だった。

先月の天馬尻での釣行以来、メジナは4連敗中である。理由を付ければ、ハリスを太くし(3又は4号)、ハリを大きく(10号)し、”釣れる”を一から見直している為と言えなくは無いが、釣れていないのは事実である。本当ならば釣れる磯で連敗断ち切り を狙うのだが、それでは余りにも情けない。

同じ日、リッチに大島で竿を出しているFさんに対して、給料日前でかつ忘年会が控えているので、一般道を多めに走り少しでもお金を浮かしたい貧しい釣行である。

モズガネ、カドカケ、フタマタ何処にも釣り人は居ない。しかし、今日はモズガネである。深場の釣りを 、なんとか”もの”にしたいとやってきた。

Bポイントに入りオキアミだけをコマせる。仕掛けは1号負荷のウキに1号のオモリを付けて完全に底を狙った。棚は1本から2本まで深くしていったがエサは取られても当たりがとれない。1時間半やって間違っていることに気が付いた。

軽いコマセに重い仕掛けでは付けエサが同じ層に流れる訳がない。そう言えばそんな事は凄く常識である。忘れていた自分と、深場イコール大物と思っている自分がミスを発生させていた。直ぐに重い配合餌 のチヌパワーを混ぜた。しかし釣れたのはチョウチョウだけ。潮が流れれば仕掛けも張れるがそこまで早くはない。

昼食を取り、仕掛けを軽いハリスウキにした。しかし、しっくり来ない。今日のハリはイガミの10号、エサが取れないよう軸に返しが2箇所付いている。タナも段々浅くした。しかし当たりが出ない。とうとうハリを替えてしまった

ヴィトムは以前使用して捨てないで袋に入れていた少し錆が出てきた6号と、新品は4号しかなかった。4号を使ってみたがその軸の細い事、一寸前までは平気で使っていたのが嘘のようである。

するとどうだろうウキが海中に吸い込まれ、早速当たりである。軸の細さが気になって強引なやり取りができない。しかし、上げてみるとカワハギだった。

14時過ぎ期待通りにダンゴの人が来た。そして、この人がメジナを連れてきたのか挨拶の直後に30cmが喰ってきた。そして25cmが2枚。メジナ釣りはハリが問題だった。大きくてまた重いハリは潮に馴染まないのだろうか?過去にそれで釣果があったのはフタマタ、そして田中磯である。何れもサラシの多い浅いところだった。深いところから浮いて喰う場合はより自然に流れる軽いハリが良いのかも知れない。深場釣りは以前として攻略できていないが、メジナはこれで釣れるのである。

今週は饒舌になって文が長くなってしまった。親切なダンゴさんとの会話も載せたいが、またの機会に記載したい。

そうそうダンゴに興味を持ったのはそれが無駄のない”エコ”な釣りだから。フカセに比べ面白味に欠けるかもしれないが一発大物狙いはこれで十分かもしれないと最近思っています。

<天候> 雨(神奈川は雪)

<釣行時間> 7時間 9時〜16時

<釣果>    

 7人でメジナ30cm、カンダイ 38cm、タカノハ、ブダイ(バラシ)

 

今年の納竿は気乗りがしなかった。風邪が治らず体調が今一でおまけに総勢13名だと聞くと大抵の磯は釣れるポイントに人が集中する事になる。ゆっくり出発する私には 良い場所が空いてはいない。

 

また、磯でバーベキューもやるとなると、ゴミの問題等で益々気が重くなってしまう。しかも、天気予報は雨と来たら止めるのが正しい選択だと思う。現地に着くと案の定2名不参加。私も事前に計画者のTさんに雨は不参加と言ってはいたが、彼の寂しそうな表情を見て来てしまった。

 

しかし、風邪を更にこじらすのは嫌だから、コマセは購入しないでジギングを楽しもうと思った。そして初参加の2名と準備で大忙しのTさんを入れた4名は殆ど釣 りにはならない。残った7名が一生懸命メジナ釣りに挑戦したが、結果は上記のとおり。ただ一人いつも一緒のMさんがばらし3発(内ブダイ1)とタカッパを釣上げて奮闘していた。

 

雨の合間のジギングは2投で岩に引っ掛けて終了した。ゴミは分別し、ビニールの燃えカスを残さないように心がけたので、後に来た人に不快感を与えないように片付け はできたと思う。今年中に風邪を治して、また磯で魚と遊びたいと思う。

 

追)コマセの袋は燃やすと溶けて磯に付着してしまう。燃やさないで持ち帰るようにして頂きたい。また、各メーカーも素材について是非考えて頂きたい。

 

11月4日

11月13、14日

11月20日

11月27日

モズガネ磯へ

大島

天馬尻磯へ

イガイガ、マルネ磯へ

ダンゴ好調 赤岩好調 オオボラ 磯日和

<天候> 北東の風、晴れ

<釣行時間> 凡そ6時間 9時半〜15時半

<釣果>   底物さん イシガキダイ1枚(35cm)

        団子さん メジナ3枚(32cm、他25、28cm)、アイゴ1枚 40cm

        私   メジナ1枚(20cm)、キタマクラ、ネンブツ

ここは門脇灯台の駐車場に止めて磯に入る人がいるので、空いているのかが全く分からない。今日で3回目の入磯チャレンジだった。

しかし、今日は最短距離の別荘前空き地にマークUワゴン?が止まっていた。

振替休日で平日の釣行である。『それはないだろう』と心の中で叫んだ。今日、竿を出さないと、メールマガジン『マグマグ』の磯案内は昔のイメージを書くしかなかった。 それが嫌だったので、とりあえずモズガネに向った。

先端には竿を二本出した底もの師が居た。一人だけなので左右のどちらかで竿を出せると判断して、急な岩を下りた。先客に挨拶をしたが、喋らないであごで返事をされた。それでもドコに入っても良いと 指示されたので、風裏になる右側のカドカケ向かいに入った。

しかし、釣れない。底もの師の仕掛けの直ぐ近くに投入し、今日最初で最後のメジナが釣れた。余り釣れないので休んでいると底もの師の竿がおじぎを始めた。当人は全く気付かない。こちらで教えて あげたら、やおら竿を持って引きに備えた。凄くいい加減な竿さばきを見た。 石ものはこの程度でも釣れるのか?と思った。そして、急に竿先が引張られ、やり取りが始まった。浮かんできたのはイシガキダイだったが、タモ入れも上手く出来ない人だった。お手伝いして、なんとか35cmのイシガキダイをゲット された。

お礼を言われた時、不自然に左耳を向けた動作で、片側の耳が不自由な人だと分かった。

昼過ぎそのお爺さんが帰ると、団子の人が来た。私の仕掛けを見て、その狙いと、結果についての講釈が始まった。2時に帰るつもりでいたが、自信タップリなその人の釣果を見たくなって、帰るのをやめて観察を始めた。

団子は吸い込み式ではなく、ハリにつけたオキアミを粉で固めたやり方だった。吸い込みは大物が掛った時にバラシが多いのでやらないらしい。そして団子がオモリになってウキが立つように浮力調整がしてあった。仕掛けを投入すると雑魚が団子に群がった。

しかし、吸い込み式と違い手返しが凄く早かった。彼は『前回ハリスを何度も切られたので今日は太ハリスで来た』と言った。私がハリス4号でハリ10号と言うとフカセは、ハリス1.5号から2号が妥当だと 言われた。以前の私の仕掛けはこの人の言う通りだった。今は釣りを見直す為にそうしていると言ったが、聞き流されたらしい。

この人が言うにはフカセ釣りを長くやっていたが、年金生活者になり金の掛らない団子釣りが多くなったとのことだった。

確かに団子の力は凄かった。私の脇で竿を何度も曲げて見せてくれた。そして私は何を変更するでもなく、そのままの太い仕掛けで流し続け てモズガネ釣行を終った。

大島速報

11月13,14日と釣友たちが大島に向いました。(私は所用で不参加)

40cmオーバーのメジナが赤岩先端で2枚イシガキダイの35cmも、更に元町桟橋で40cmオーバーのメジナ1枚上がったとのことです。 二つ根では足の裏サイズのメジナ多数だったようです。

 

<天候> 曇りのち晴れ

<釣行時間> 5時間半 10時〜15時半

<釣果>   メジナ無し、70〜80cm、ブダイ、ベラ2枚

冠雪した富士山が白く輝いていた。白く純潔なものを見ると白無垢姿の花嫁を思い出すのは、自宅や会社の凄い女性達を見すぎている反動なのかも知れない。

二週間ぶりになった釣行である。Tさんが行きたがっていたが、仲間と行くと好結果の得られた釣り場になるので、今回は遠まわしにお断りし一人で出かけた。 そして、今日は過去1回だけ行った天馬尻で竿を出して見たかった。

先客を覚悟したが誰も居ない、店主はAポイントが雑誌で紹介されている場所と教えてくれたが、どちらでも攻められるBポイントに入った。ゆっくりと準備をしていると田中磯の先端でタモが入った。30cmオーバーのようである。するとまた竿が曲がる。やはり田中磯は凄いのかも。

そんな光景を見ながらコマセを投入する。すると右に人が入った。廻りを見るとAを除き全て人が居た。この磯は左右とも浅く、そして私が陣取った場所も浅く、サラシも殆ど出ない。潮目が左前の隠れ根に沿って出来るがあたり はない。コマセてもフグしか見えない。

その内に波が高くなってきた。突然、隠れ根でその波が丘のように盛り上がり迫ってきた。足下1m位のところまで波がとどいた。安全の為、1m程上がって釣りを始めた。その時だった。隠れ根の右側で掛かった。

最初は素直に寄ってきたが、岸に近づくと暴れだした。いつもの2.5号の竿先が壊れていたので今日の竿は1号のプロセレクトだった。ハリスは3号でハリは10号、一番弱いのは竿だった。それでも竿を海に突き刺すようにしてあしらうと段々近づいてきた。大ボラだった。タモ入れはBに下りたがここは高くてしゃがんでやっと届く。何とか頭を入れたが上げようとすると長いので直ぐにタモから落ちた。もう一度入れたがやはり腕力のない左手では重くて救い上げる事が出来ない。

道糸を切ろうと思ったが、竿を持ち替えてやってみた。うねりもあり思うに任せない。竿尻を太ももに当てて逃げる魚を浮かせる。それで何とか入って斜めに救い上げようとしたが重い。タモの柄が竿のように曲がった。10分間格闘 (殆どタモ入れ)して70cmを越す大ボラがやっと上がった。手の筋肉はパンパンだった。

その直後、Dポイントの若者が30cmを抜き上げた。海底が見えるこんなところでよく釣れると関心をした。その間も田中磯はよく上がっていた。やはり左ワンド側を攻めている人の上げる数が多い。

私は前の隠れ根の間を攻め続けたが、ブダイとベラで終了。右Cに入った若者もボラのみだった。

車に帰ると、田中磯の左ワンドを攻めていた地元の人と話す事が出来た。かれは釣れたが殆どがサンノジで良形メジナは1枚だけだったと教えてくれた。更に天馬尻の事(ここは釣れない?)を聞くと、『メジナ狙いは、田中磯か天馬尻が選択肢で、天馬尻は30m先の隠れ根の先がポイント。大きなのをみんなそこで釣上げている。』と教えて頂いた。また天馬尻を攻めて見たいと思う。

 

<天候> 晴れ

<釣行時間> 5時間半 10時〜15時半

<釣果>   Mさん ブダイ、ソーダカツオ、バラシ1回

        私  ネンブツダイ、イズスミ、サンノジ、バラシ1回

週間天気予報が大きき外れ、絶好の磯日和だった。磯に着いて潮風にふかれ、海岸線を眺め行く船をみて大きな深呼吸をする。こんな日に海に来れた事で気分は最高に幸せ、もうすぐ12月と言うのに少し汗ばむ位だった。

 

前夜の強風の影響は早川、真鶴では全く分からなかったが、やはり伊豆に来ると違っていた。ウネリがあり、イガイガ先端も時折波を被りカゴ師たちも左右に分かれて遠投をしている。カンノンはフカセで一杯、イガイガの右側中央に何とか入れそうだった。Mさんに先に入ってもらい、私は足を伸ばして座りカンノンを眺め、この満足感を味わっていた。

 

10時頃、隣のマルネも波は大丈夫のようなので一人で移動した。4月以来のマルネで、前回もこんな荒れた日だった。今回は遊動仕掛けで底攻めにこだわってみた。最初は軽いウキでサラシの下にもぐり底を攻めるイメージだったが、残念ながらネンブツダイとイズスミだけで、そのうち先端のハエ根に道糸が掛りウキをとられてしまった。

続いて1号のウキで一気に底に沈めて狙う作戦に変更した。タナ3本分とって流したが根掛りが何度か発生し、2.5本にして流したらウキがやっと走った。これはと期待を持たせたがサンノジだった。そのうちこれも根掛りで取られてしまい。いつもの軽い、固定しかけで流した。ポケットのチャックが開いていたらしく、屈んだ拍子に次々と道具が落ちた。それを拾い終わって竿を持つと道イトが海に吸い込まれて行く。当たりと思ってあわせたが、時既に遅し飲み込まれた3号ハリスは、魚と綱引きをした瞬間切れてしまった。

同じ時、向かいのMさんのも当たりがあった。帰りの車で彼は1.7号でソーダカツオを上げた事を自慢げに話した。悔しかったので私はバラした話を一切しなかった。

その後、満潮近くになりマルネ先端(B)も波を被った。危険と判断し、Mさんが竿を置くのを見て直ぐに終わりとした。やっぱり荒れていると釣果が落ちてしまう私の釣り、どうしてと反省しても答えが見つからない。これでメジナは連敗となった。

10月2日

10月11日

10月23日

10月30日

オトジロウから田中磯へ

フタマタへ

タナカ磯へ

タナカ磯へ

田中磯での出来事(6号ハリ)

フタマタ先端

カツオをエサに大物を狙う

 

<天候>南の風、晴れ時々曇り

<釣行時間> 凡そ5時間半 9半時〜15時

<釣果>   五目(ベラ、メジナ、ブダイ3枚、カワハギ2枚、カゴカキダイ) ビックバラシ1回、バラシ1回

 

出掛ける時にはフタマタへ行こうと思っていたが、東側の定置網が何度も頭の中に浮かんでは消えた。網が有ったらやっぱりメジナ の魚影は薄くなっているのではないか?

 

結局、エサヤに着いた時にはフタマタは消え、オトジロウか田中磯に行き先は替わっていた。秋磯になり、釣り客は多い。イガイガ、カンノンともに目一杯入っている。カゴのオジサンが引き上げてきたので釣果を確認すると、丸ソーダーの入れ食いだそうである。

 

長根とオトジロウは同じ分岐路にあった。長根の方は5人ぐらい居るが、私の行き先は幾重にもあるくもの巣が人の居ないことを教えてくれた。 風が無いので、波風に弱いオトジロウを攻める絶好の日である。高さ5mの崖を下りる。下りれなかった場合の用心に荷物は置いてルートを確認する。 すると写真上のルートを行けばロープが無くても大丈夫だった。

 

オトジロウの左は長根とのワンドで浅い、先端はハエ根が10m位伸びている。攻めやすい場所は右側の下りたところだけである。しかし浅い、二ヒロで攻めてベラが掛る。本当に45cmは此処で上がったのか疑問だった。1時間攻めていると南風が出て強くなってきた。調度その時 、田中磯のグループが磯を洗って帰るようだったので、この磯を諦めて移動した。

 

しかし、田中磯に着いてみると帰ったと見えた釣り人達(下図C、Dポイント)は磯で寝ていた。おまけに左ワンドでも先端(B)も右側も人が入り空いているのは先日の話好きおじさんに教えてもらったAポイントだけだった。ここも浅い場所で、オトジロウと余り変わらない。

 

ガッカリしてBポイントの人に挨拶もせずAに入った。しかし、コマセを投入すると先ほどと違いコマセを魚が追っていた。タナを浅くするが掛らないのでスルスル仕掛けにした。これが当たった。30cm弱のメジナを掛けた、すぐさま25cm位のカワハギを釣上げ余裕の昼食を取った。

 

昼食中もコマセを切らさないで、少し横になっても何分か後にはコマセを投入し続けた。12時30分に再開、約10メートル先に投入した仕掛けが沈みだしたので合わせた。すると凄い力で沖に引張る。ハリスは3号でそう簡単には切られない。道糸を出さないで腰を落として止めようとした。しかし、次の瞬間軽くなってしまい、写真下のようにハリをのされてしまった。凄い奴がいた。

 

急いで仕掛けを作り直すが、慌てた所為か締め付けが悪く次の当たりの時はハリがすっぽ抜けた。その後はブダイが3枚も上がったが、冬場ではないのでリリースした。

 

15時、もと来た道を引き返し一級磯を後にした。田中磯は面白い。

 

さて、仕掛けだがヴィトムを使って5年以上は過ぎている。この間ハリがのされる事が何回もあった。今は以前のようにメジナの数を競う事はないので、そろそろハリを見直す必要があるようだ。ハリスの見直しと同じようにハリ、そして私の釣り全体の方向転換が必要な時期かもしれない。30cmのメジナを上げることより、この大きなバラシは次に何をすればそれが取れるか、ステップアップのチャンスをくれた。だから釣りは面白い。

<天候>東の風、曇り

<釣行時間> 凡そ4時間 11時〜15時

<釣果>   メジナ5枚、キタマクラ、ネンブツダイ

今週も退社時刻は21時前後が続き、行きつけの釣具屋は既にCLOSEしている。結局、ハリのヴィトムの代品は購入が出来なかった。それでも来週は野暮用で釣りに出掛ける事ができないので、 昨日行った乗鞍岳の紀行文も整理できていないが、釣りに出掛けた。

7時に自宅出発した。所々で土砂崩れの為、通行止めや片道通行になっていた。箱根ターンバイクを利用して短時間で着きたかったが、いつもより1時間以上も遅れた。

@いつものエサ屋に立寄ると主人がビックリし、『今日(この状況下で)やるの?』と聞かれた。稀な釣り客で店主の嬉しさが伝わる一方、釣り人の少なさが直ぐに想像できた。

『人が少ないので入る磯が沢山あると迷ってしまうね』と話し、店を出て磯を考えた。そして、先週好調だった田中磯に決めた。しかし、予想とは違いイガイガの駐車場には釣客の車が沢山止まっていた。田中磯方面も 既に2台止めてあった。”そんな馬鹿な”こんな日にと思った。

仕方無く、当初考えていたモズガネへ向った。別荘前の駐車場に車は無かったが、磯に着くと3名ほどいた。今更重いコマセを持って戻れないので、空いていた隣のフタマタに向った。

潮目が磯の形状を縁取り弧を描いて右に流れていた。前回とは磯が全く違う。先端ではなく浅い左ワンド状のところ に入った。(下図中D)最初はフグが立て続けに、そしてネンブツ。コマセが効いてくるとメジナの23cmほどが釣れてきた。

そして少し大きめのを掛けたら沖に走り出したので止めて手前まで寄せたが、最後の力で根に入ろうとした時にハリが外れた。今日はハリがのされないように、ハリは9号の黒いスレバリをつかった。それでも十分に魚は食ってきた。今までの”細く小さくを基本とした釣り”は何だったのだろうかと、またしても疑問が湧いてきた。

A28cmから30cm程のを3枚ほど上げて、コマセも少なくなった14時40分過ぎだった。ここのポイントは全て下図の本命ポイント辺り、そこの少し手前でウキが沈んだ。合わせる。

キッチリ掛ったスレバリ、外れる事は無かったし、軸も太くのされる事もない。ハリスも3号で間違いなく切れない。竿はガマカツレイダムの2号で十分だった。

魚が右に走るのを竿が踏ん張る。手前に寄せると左に走るこれも耐えた。魚の顔が99%の確立で見れると思った。が、稀にしか切れた事のない道糸が千切れた。 ウキの上で切れて1%の確立が生まれた。そんな馬鹿な最近の道糸が切れるとは。

B帰りは大渋滞、伊東港から殆ど車は進まない。1kmを30分で進む感覚である。2時間以上経過して、通行規制をしていた先を過ぎると、対向車は全く渋滞していない。いや一台も待っていなかった。このありえない現実を作り出し、道路規制をしているW建設のガードマンのオジサンたちが私が過ぎるときタバコを吹かしていた。こんな馬鹿な、何千人もこの渋滞を我慢しているのに。

少なくとも渋滞がどこから続いていて上りと下りの渋滞のバランスは待っている僕らに聞くべきだし、警察も彼らに指導すべきであるがされていないようだ。 (それとも災害復興で下りを優先しているのか?)

結局5時間かけて自宅に戻った。

<天候> 北東の風、晴れ

<釣行時間> 凡そ4時間 10時〜14時

<釣果>   メジナ3枚、キタマクラ、カツオ2枚

ソーダカツオをかけた。右に走られると先端の磯で道イトが切られると判断し、竿先を海に向けた。竿を立てると左右に走られてしまうので、もぐらない青物はこれがよかった。タモが届くところまで寄せて、 海面に浮かせて記録写真を撮った。リリースをしたかったのでタモに入れて上げ、ハリを外し直ぐに海面に戻した。しかし、魚は弱っていた。タモを裏返し海中に入ると、そのまま沈み始めた。やはり殺してしまったと反省をした。

すると、サラシの間に見えた海底の黒い岩が突然千切れたように見え、その大きな塊がソ-ダカツオをくわえて、海底に消えた。その間5秒もたたなかった。凄い、こんな大物がここにはいる。決してサメの形ではなく、メジナに近い形に見えた。モロコか?そう思って同じ場所へカツオを狙って投げたが釣れなかった。カツオどころかメジナも釣れなくなった。

前日、谷川岳から帰ったばかりで、なかなか目が覚めなかった。それでも今日は釣りに行かないと3週間も海に行っていない事になり、それを考えただけで会社に行きたくはなくなる。海で気分転換をしないと----

今週も有りあわせの道具でチャレンジである。ハリスも3号がなくなりその上の4号、ハリは9号のスレバリである。この大きさのハリでも先週のメジナは飲み込んでいた。

磯は狙っていたフタマタ、モズガネとも空いていなかった。以前、モズガネは殆ど人が入っていなかったのに、石物釣りで雑誌に取上げられてから入り難い磯になった。

結局、田中磯のBポイントに入った。ここが空いているのは珍しいことである。ここのBポイントは10年ぶりに立つ。磯は直ぐに深くなっていて5m以上の水深がある。Aとは状況が違う。Aとの間のサラシを攻める。しかし、前回と同じく12時まではキタマクラだけだったが、それから立て続けに30cm弱が釣れた。この磯は時間によってメジナが廻ってくるのかと考えさせられた。

足元のサラシと左のサラシがぶつかる先に仕掛を投入した。その時だった、ソーダカツオがエサを喰って走り出し、それを上げてリリースした時にその大物が私を驚かしたのだった。

しかし、それ以後全く釣れず14時にコマセがなくなり帰り支度をし始めた。その時、フリーにした糸がどんどん出て行く。カツオが最後の一投でかかった。前回と同じようにゆっくりと寄せて、海面で 浮かせて待つ。カツオも必死で逃げようとするが、大物の正体が知りたいので竿を捌いた。

すると来た。カツオもそれを見て更に暴れだした。その大物は3匹いた。カツオが暴れると早さでは敵わないので直ぐに消えた。カツオがまた弱ってくると、それは現れて飲み込もうとした。

大きいのは1.2mはあった。しかし、よく見ると残念ながらサメだった。それでもそいつを釣りたかったのでカツオをリリースせず竿に垂らした。カツオが諦めた瞬間だった。それを一口で飲み込んでもぐっていった。糸を張った。竿が大きく曲がる。しかし一番弱い道糸部分がまた切れた。

<天候> 北東の風、雨

<釣行時間> 凡そ6時間半 8時半〜15時

<釣果>

Mさん メジナ3枚(20cmサイズ)、サンノジ

Tさん メジナ4枚(32cm他25から30cm)、バラシ2回、イズスミ1枚

私   メジナ3枚(35cm、30cm、20cm)、イズスミ 25cm

どこも磯は満員状態である。いつもは皆に行き場所を決めてもらうが、今日は私の意見を通した。Tさんはここでの釣果がなく余り乗り気でなく、Mさんも歩く距離が長いので同様である。私は2回バラシがあるので今日こそ 、それを釣上げたかった。

磯に着くとCポイントに先客がいるだけで他はガラガラだった。二人が選び終わり、残りものの福の場所がBポイントだった。Dに二人が入った。ここは余り釣れないのに入る場所である。

『東伊豆の釣り場』の本に”天狗の鼻”の位置がキチンと書かれていない。オトジロウの位置になって書かれている。その天狗に二名の底もの師がいた。 仕掛けを投入する度に目が合った。雨で道糸が竿に付くので撥水スプレーを竿に噴霧した。

相変わらず、ここのポイントはAとの間のサラシの中である。イズスミ、そして35cm、30cmと10時までは順調につれた。しかし、それ以降全く釣れなくなった。タナを深くしたのが原因かもしれない。

先客が帰った後にCポイントに移動したTさんにメジナが移動した。私のウキもかれのも、天狗の沖方向に流れていった。かれは流したが、私は底ものと交錯しそうなので早々に回収した。それが一番の違いだった。 ここで過去2回とも12時につれたことを思い出して12時半まで攻めたが私には釣れなかった。その時、Tさんに田中磯の謎の大物が掛った。竿先が海に入り込む程の引きであった。しかし、残念ながら 彼も3号の道糸を切られた。

その後波が高くなり、Bは危険と判断(ここは上への退路が無い)し、Cポイントの上側でやったがやはり駄目だった。更に、Cポイントも波が上がりだしたので終了とした。 絶好調のTさんのタナは2ヒロとのことだった。

田中磯ではあちらこちらにゴミを燃やした後があった。また、ゴミ袋も投げっぱなしのものもあった。是非磯を綺麗に使う事を心がけていただきたい。Tさんはタバコの空き箱さえもキチンと拾って帰りました。楽しく、気分好く、ゆっくりと海を楽しみましょう。

8月21日

9月11日

9月18日

9月23日

カドカケ

トヨネ

ヒラネ

カドカケ

       

<天候> 東の風、晴れ

<釣行時間> 凡そ8時間 10時〜18時

小田厚の手前で携帯が鳴った。同乗のTさんの奥さんからライフジャケットを忘れているとの連絡だった。彼の小物は全てそのポケットに入っているので、直ぐにUターンをした。彼の一日はこの忘れたことから、少し運に見放されたのかもしれない。

道は空いていて”夏休みの宿題で親子とも忙しいのかもしれない”と思った。

Tさんとの二人釣行も久しぶりで、私も二週間ぶりの釣行となった。磯を何処にするかTさんに任せた。彼は天気予報を携帯電話で確認し、風の影響は余りない事を知った。そして、Tさんの大好きな『カドカケ』に決まった。磯には誰も居なかった。しかし、磯への降り口に花が手向けられていた。誰も居ない訳が分かったような気がした。

8月1日の『謎の磯』をインターネットで探している時、カドカケでなにかあったらしく書き込みに『暫くはカドカケへ行くのは止めようと思う』と書かれていた。何があったかは書かれていなかったが、文の前後からは事故が想像できた。そして 、献花である。

最初は磯選びを失敗したと思ったが、釣りを始めた2年間は通い詰めた場所である。ポイントを選んでいるうちに直ぐにその事は忘れた。 左の初島の先に大山が見えた。空気の澄んだ日である。

今日もハリス3号で仕掛けを作る。Tさんは2号で作った。Tさんは磯の真中で竿を出す。

私は潮の流れから右のワンドを攻める。(右ワンドのサラシが右に伸びていないので潮は右から来ていると判断、サラシと潮のぶつかるところがヒットポイント と判断)

ところが、Tさんのコマセにはチョウチョウ魚が、私のコマセにはクサフグが集合する。何処に投げてもチョウチョウ、クサフグである。そんな中でTさんが23cmを釣上げリリースをした。私が、 『今日はそれで終わりだね』と言うと笑った。そして、二週間ぶりの釣行は、エサ取りをかわす為の遠投で、筋肉が”疲れた”と叫んできた。だらしない限りの私である。

潮が沖からの当て潮に替わった。先端根際に投入したら強い引きがあった。右のワンドに入ろうとするが、ハリス3号の強みである。強引に寄せる。大きいと思ったがタモいれして、計測すると31cmだった。これで安心して、昼食&磯寝である。

午後からは左ワンドを攻めるが、コメジナのみ。あんなに沢山いるチョウチョウはおちょぼ口で全く掛らない。Tさんもコメジナ、イズスミ、キタマクラの連発である。潮がまた左の流れに替わり。Tさんは右の高い場所に移動、私は又右サラシをせめた。午前中と同じサイズ31cmの口太が食ってきたが、それで今日のキープサイズは終り。

Tさん、17時に沖で掛けたが手前で根ずれ、痛恨のバラシである。23cmが最高のサイズとなってしまった。朝の忘れ物から尾を引いた今日の結果である。

攻める場所が違うので一概に言えないが、太いハリスでも結果は悪くない事が明らかになったのではないだろうか?

尚、地元の夜釣り師と駐車場で入れ違い、その際1.5kg(42〜43cm程度か?)を先週釣上げたとの情報を得た。

<釣果> Tさん  コメジナ、イズスミ、ムツ、キタマクラ

       私   キープサイズ2枚、コメジナ、イズスミ、キタマクラ、クサフグ、ネンブツダイ(5目釣り)

<天候> 北西の風、晴れ

<釣行時間> 凡そ4時間半 10時〜14時半

<釣果>  手のひらサイズ4枚、北マクラ3枚

メールマガジン”マグマグ”の磯紹介は城ヶ崎の磯になり、年内にはトヨネ等の八幡野も紹介の記事を書く事になる。最近は釣行先が偏ってしまい、トヨネ・田中磯は殆ど行っていない。余りにも昔話を書いては現実離れしてしまう。そんな訳で出来れば八幡野の磯に入りたかった。

さて、台風の影響で仕事が大忙しになり、帰宅は午前様だった。直ぐに翌日の富戸の天気を確認すると『曇り時々雨』だった。少々の雨なら行こうと思っていたが、釣友は雨だから誘わなかった。6時に起床し、天気予報を確認した。晴れに変わっていたが、念押しに”元町港のライフ映像”をインターネットで確認した。伊豆方面の空は明るかった。

早速伊豆に向った。エサ屋の主人とも3週間ぶりである。風を確認すると『北東だから八幡の方面が良いよ』と教えてくれる。希望が叶った。

車上狙いが嫌なのでイガイガ駐車場から歩いた。トヨネは誰も居ない、田中磯は既に4人、天馬尻も2名だった。2000年5月以来の4年振りのトヨネ、大物が釣れるのは右ワンド側だがサラシが無いので先端にバッカンを置いた。

田中磯から流れるコマセが目の前40m先を流れる。カモメがそれを裏付ける。重めの仕掛けで投げるが、左からの強い風で届かない。諦めて根回りを攻めるが当たりが出ない。 段々と浅くしヒトヒロで食ってきだしたが、手のひらサイズ。

12時50分、エサが残ってきた。タナを1本にして攻める。すると、タナカ磯のグループが30cm強を上げた。こちらも期待十分だった。しかし、当たりが出ない。タナを浅くするとコメジナが釣れるのは分かっているが、大メジナを釣りたいので固定したまま前後左右責め続ける。しかし、それでも子メジナ。

コマセも無くなってきたので終了し、隣の磯を見て廻る事にした。天馬尻は十数年振りでしかも2度目、あの時は怖かった1m程の離れた磯へ飛び移るのも 、今は平気だった。そして田中磯では経験による自信いっぱいのオジサンが親切に磯を説明してくれた。その人は私が見ている間は一度も竿が曲がっていなかったが、天馬尻に行っている間に30cmオーバーが釣れたようだった。

彼曰く、『ここは2時過ぎると喰ってくる。私は用事があるのでこれで帰るが、これからが釣れる』、『夏場はサラシが出る右側がポイントになり、サラシの先を攻めるのが良い』、『田中磯も最近は釣り人が減った。皆んな、トヨネに行っている 。トヨネは先端より右側が良い』、『タナカ磯の今頃はサラシの左側が良い』、『先端がいっぱいだったら、左ワンドからワンドのサラシを攻めても良い』と、実績から 裏打ちされる憶測がもっともらしく次々と続いた。余りの親切さに恐縮してしまったが、彼が時間に間に合うかも心配になった。

更にイガイガ根まで歩くと、スカリが入っていた。流石に先端まで行って釣果を聞く事は無かった。

 

<天候> 南の強い風、晴れ時々曇り

<釣行時間> 凡そ7時間半 10時〜17時半

<釣果>   五目(カツオ、アジ、チョウチョウ、ネンブツ、キタマクラ),

        釣友はコメジナ各1枚、バラシ各1回、その他 イズスミ

一人でラジオを聴きながら小田厚を走るのも気持ちがいいが、釣友と会話を楽しみながら走るのも結構楽しい。3ヶ月ぶりに3人での釣行、会話が弾んだ。その中で、既に定年を迎えたMさんが、Tさんと私の定年予備軍に対してその気持ちを教えてくれた。『俺はもう伊東で釣り糸を垂れている。君達は今網代のトンネルを抜けた辺りだね』”既に リタイアして楽しい時間を過ごしているMさん、それに向って僕らは急いで車を走らせている”その雰囲気と網代から伊東までの距離感が現実的で大笑いをした。

伊豆に着くと三連休で磯はどこも一杯であった。駐車場と磯を覗いて、入れそうなのはフタマタ、ツバネ、ヒラネだけだった。私はフタマタに入りたかったが、ヒラネに決まった。さて、ヒラネに付くと駐車場に一台止まっていたので 先端は無理だと思ったが、誰も居ない。昔ヒラネは深夜でないと入れない磯だったが変わった。

10時に実釣開始、ハリスは今日も3号、Tさんは2号、Mさんは多分1.7号だと思われる。昔と違い3号でも十分にしなやかで喰いに影響は無いと思っている。

夏場の遠投はエサトリを散らすので出来るだけしたくは無かったが、皆沖に向かい遠投をしていた。止むを得ず私も遠投に切り替えた。コマセはオキアミと、ダイワの”オキアミまとめ”を使う。しかし、南風が強くまとまら ず拡散し狙った場所に届かない。Mさんがその惨状を笑った。

1時間で3kgのオキアミを使い後半分になり休憩にした。ビールを飲んで二人を見ているとMさんも竿を置いた。Tさんが一人頑張っていた。その時だった、コマセが一箇所になり魚が寄っていたのかもしれない。凄い引きだった。竿が大きく曲がった、Tさんが一瞬フリーにした。その時に勝負が付いた。根ズレで2号は真中で切れた。

美味しそうなアジを釣上げMさんは干物作りに忙しかった。私は連日の睡眠不足を補おうと磯で寝転んだ。Tさんは一所懸命だった。昼食もそこそこに、又竿を出した。しかし、もうビッグサイズは掛らなかった。手のひらのメジナを釣上げて一日が終った。

Mさん、納竿前の17時に本日やっと動いた左の潮に乗せビッグヒット。それまで来たと言ってはフグにハリを取られて10本近くなくしていたが、今度は違う。竿を立てて寄せている時に電話がなった。出なければいいものを余裕を見せようと電話にでた時にハリが外れた。

私は本命が釣れず、ソーダと五目で終り。この違いはハリスの太さにあったかも知れない。潮が動いておらずヨレが無い上に太いから余り沈まなかったのが原因と思われる。

 

<天候> 東の風、曇り時々晴れ

<釣行時間> 凡そ8時間半 9時〜17時半

<釣果>   六目(サンバソウ、チョウチョウ、ウリンボ、キタマクラ、ベラ、コメジナ)  釣友はコメジナ、カツオ、アジ、キタマクラ

”釣りは行ける時にいく”を信条にしているので、Tさんから誘われても断る事はなかった。我が家には亭主は居ないものと諦められているが、声を掛けたTさんは一寸違う。先日行って、また行くとなると 、多分もめたのだろうと思い聞いてみた。

『奥さんは大丈夫だったの?』の問いに対して、頬の膨らみが一瞬なくなった。『別に』と言いながらも、釣りに行くいつものにこやかな表情は消えていた。今日はTさんが若いKYさんに地磯の案内するので計画されたが、奥さんとの 会話の内容を確認すると、どうも私がまた悪者になってしまったようだ。

”長潮の日は潮が動かない”だから釣れないと言うが、カドカケに着いて潮の流れを見ると川のように流れていた。左の写真で沖の根に潮が当たり湧き上がているので分かると思う。右にドンドコ流れていて、絶対釣れるパターンだった。

釣りを始めた頃、この潮を軽い仕掛けで攻めて苦い思いがあり、迷わないで1号負荷ウキと1号の水中ウキを付けた。そして左ワンド側から前面に流す攻め方にした。KYさんは伊豆の地磯は初めて だったが、過去の私と同じくトーナメンターである。アチコチ見て周り潮裏となる右ワンド側に入った。

私の最初に釣れたのはサンバソウ、続いてコメジナそしてべラ。また、べら。しっかりと底の方に仕掛けは流れているようである。そして、コメジナ。前面の右端に底物師が竿2本出しているので 納得いくまで流せない。KTさんがカツオを右ワン ドでかけたが、メジナはでない。彼も苦労していた。

12時過ぎに潮が止まったので昼食にした。今日の運転手はTさんだから昼寝もしないで食事後直ぐに攻めた。13時過ぎから潮がまた右に流れ出した。幾分潮の流れは緩くなった。張り気味で流すと当たりがあるが掛らない。何度目かで掛ったがウリンボウだった。以降当たりが出るのはこの魚とフグだけだった。

先端に移動したKTさんが本日最大の30cm弱を、Tさんが25cmを釣上げて終了となった。

さて、本日は他グループの3人から磯情報を得ることが出来た。

磯釣りに夢が持てるので記載したい。

その一  最初はカドカケに先に陣取っていた底物狙いの好青年

昨年の今頃、青年がカドカケ先端右でフカセをしている時、軽トラックのオジサンが先端左に立ち、『ボーズ見ていろ、メジナはこうして釣るんだ』と言ってオキアミを足元にパラパラ撒き、実際に52cm位のを釣上げたとの事である。

そのニ  次はモズガネで釣っていた当日はネンブツ、キタマクと散々だったオジサン

今日の潮が早く流れている中で、モヅガネに下りると左側でメジナの40cm位が湧いていた。ボラではなかったのですかと聞くとボラもいたがその下の凄い数のメジナがいた。

その三  モズガネの人の話を聞いていた地元の夜釣り(海老)のオジサン

メジナを釣るんだったらここではなく、ナカヤマとツバネの間のワンドに行くと40cm以上がいっぱい居るよ。今の時期はゴロタの岩に着く海草を食べているよ。俺は海に潜るのでそれを見ている。

以上である。

7月10日

7月24日

8月1日

8月8日

雀島へ

雀島へ

イガイガ根

イガイガ根

また五目

30cm

   

<天候> 南東の風、曇り一時雨

<釣行時間> 凡そ5時間 10時〜15時

何度かためらった後、左手にロープを巻きつけ3点確保をしながら雀岩の最大の難所を下った。その下りは1.7m程度の垂直な段差、しかし手掛かりがなかった。次も同様の段差たが、ここは手掛かりが沢山あった。此処まで下ればもう大丈夫だった。細いが下の部分は斜めに広がった岩の上を少し進むと絶壁の下に至った。

ここ雀島は一度竿を出してみたかった。ロープが必要だったり、波や風に弱いので簡単に入磯できないところだった。また、この磯の左側は1km以上先の長作迄根が無い、右側は畑尻より更に沖に根が伸びてカドカケまで望める。この潮通しの良さはカドカケに勝るとも劣らない。

エサヤの店主は左側がポイントと教えてくれたが、先客の石物師が手前の根から磯の左20mを攻めていたのでトラブルを避けるために右側で準備した。

しかし、右側の手前は浅く4mを切る程だった。右先端付近のサラシを攻める事にした。先週のカンノンと同じくアジがコマセに寄ってきた。根際から離して仕掛けを投入するが、最初はフグがハリごと食いちぎった。二投目は更に沖側に投入する。付けエサがそのまま残ってきた。仕掛けを早く沈める為にガン玉を追加して同じところに投入する。

ウキが沈み始め、沈下速度が加速された。竿を立てた、今日の仕掛けは2.5号の竿で4号ハリスだった。50cmオーバーのメジナでも大丈夫である。直ぐに浮き上がった。タモですくって驚いた。

25cmほどの口太メジナだった。潮通しのいい場所の筈なのに口太?

そして、第一投とか二投とかで釣れると余り釣れないケースが多い事を思い出した。案の定それから釣れるのはアジとフグだけだった。

満潮が11時10分、それから1時間後潮が左に変わった。先端に出て石物師の仕掛け手前で回収する。従って余り左へは流せない。コメジナの一寸大きめが喰ってきた。いよいよ釣れ始めたと思った。

少し沖に投入する。ウキが沈む。これはと思ったが海面を飛び始めた。今度は飛魚である。やはり此処は潮通しがよく青物がいいかもと思った。しかし、南風(右)が段々と強くなり攻めるポイントが益々狭くなった。なんとネンブツが先端で掛った。

そして、10サイズのコッパメジナが釣れる。14時過ぎ、雨雲が段々と近づいて来た。濡れた岩登りは更に危険度が増す為、竿を片付けた。

1回の釣行だけで判断は出来ないが、幸運にもポイントでない方を攻めてそれを裏付けたようである。次回釣行には左側を攻めて見たい。

<天候> 11時半まで無風、以降南東の風、晴れ

<釣行時間> 凡そ5時間半 10時〜15時半

真鶴手前、昨日釣行したTさんから電話があった。Mさんと一緒かどうかと入磯の確認だった。真鶴道路から見える海はベタ凪ぎだったので、「雀島」に入ると応えた。その時今日の磯が決まった。

一番近い駐車場に私の車も停められると思ったが、いつもは誰も居ない向かいの家に車が停めてあり、邪魔になりそうだったので少し戻った。

コンクリートを打った下り坂を下りて雀島の近くに進むと、3名が底物とカゴで雀島左を攻めていた。また今回も右狙いで行こうと思った。

しかし、「ホームページ作っていますか?」と、その内の1名の方に聞かれた。3年間誰にも言われた事の無い言葉をかけられ、どう応えたら良いのか頭の中が勝手に計算しだした。 暫く間があって、「はい」と応えた。聞いた人も私の間の悪さに嫌悪を覚えたののかもしれないが、「左がポイントですよ」と教えてもらった。私が石物の邪魔にならないか尋ねると「大丈夫」と 返答があった。

早速岩登りである。そして荷物を下ろしてスリリングなロッククライミング、太陽はカンカン照りで体はオーバーヒート寸前である。海水を頭からかけて体温を下げる。水もコマ目に補給する。

ご好意に甘えて磯の左中間に場所をとり、先端でも手前でも攻めようと考えた。コマセを投入するとやはりアジ、少し離れたところに投入するとメジナが見えた。しかし同じところに何度もコマセルと2点投入も効果が無く、アジとフグが占有してしまう。ポイントを多くすると全体に広がり、コメジナとアジ、それにフグが全体を覆った。

先回からの疑問、『此処は本当に”好釣り場”だろうか?』が頭をよぎった。立ち寄ったエサ屋の主人にも投げかけて確認してきた。すると主人は少し表情を変えて『好釣り場』を主張した。しかし、私の頭には”それ程釣れる場所であれば釣り人が必ず毎週入って居る筈だ”が今も打ち消しできず残っている。釣りキチは、”大物を釣りたい”と何万円も掛けて離島に向うのだから、この岩下りが大きな障害になるとは思えなかった。

最初に釣れたのはフグ、そしてフグ、時折アジ。1時間時半後、少し風が出始めて幾分身体が楽になった。左中間から、先端左側で左右180度を攻める事にした。しかしどこに投げてもコメジナ、コメジナ、コメジナ。先端30m以上先でもコメジナ、風に乗せて左40m先に投げてもコメジナ。ここは、私の想像が正しいのかもしれないと思った。

しかし、14時前に潮が左から右に流れ、風と反対になった。潮の流れは速く風に負けない。右50m先の沈み根手前でヒットし出した。最初は25cm、段々とサイズアップしていく。30cmを掛けた時、竿の2番が真中で折れた。手で手繰り寄せて何とかタモに入れた。

竿を替えている間に潮は段々緩くなった。予備は1号のプロセレクトだった。ふにゃふにゃ感がなんとも物足りない。15時近くに先端10m先でウキが沈み、当たりを取ると大きい。片手ではあしらう事が出来ず、両手で竿を操作し、根際まで寄せた時にハリが外れた。

コマセも無くなり、それから暫くしてまた岩越えして帰路についた。

前回は殆ど潮が動かず、アジにやられてしまったが潮が動くと左右どちらでもカクレ根に潮があたりそこがポイントになるようだ。

・釣果  メジナ 25〜30cm 4枚、手の平 多数、アジ  3枚、フグ多数

・バラシ1発

・損失 竿破損、柄杓破損、ズボンを岩で破く

Tさんの前日の結果→MAX 34cm、以下3枚(イガイガ左先端)

<天候> 南西の風、晴れ

<釣行時間> 凡そ6時間半 9時〜14時半

何も出来ず家の中でぐずぐずしていることは凄く辛い事だと改めて知った。土曜日、晴れたと思うと直ぐに雨が降り庭の手入れも出来ない。ネットサーフィンをしていても直ぐに飽きてしまう。本を読んでも、直ぐに興味が薄れ別の本を眺め、それでも飽きると山の地図を見て次回の山行き等を考える。

でもタップリ12時間も有ると、持て余して全てが嫌になってしまう。 そんなしんどい土曜日が終り、翌日は5時過ぎに起床、一目散に磯に走った。

台風による日曜日の波状況は一時間毎にインターネット(沿岸波浪予想で検索)で確認していた。低い磯(ツバネ、カドカケ)は入れないが、高い場所なら凡そ大丈夫である。それでも安全の為、誰にも声を掛けないで一人釣行した。

今日のテーマはインターネットで見つけた『*謎の磯探し』と、『太ハリスで好釣果?』である。

その謎の磯は八幡野にあるらしく、『歩いて約20分。始めは何処にでもある急勾配、傾斜が段々ときつくなり、所々にロープが設置してある。そして、足下は急勾配になり、ロープを頼りに転ばないように降りる。最後は岩盤が剥き出しで、しかも垂直に近い崖が待ち構え、高さは数メートル程度だが、スパイクの歯が立たなくて、とにかく恐い』と書いてあった。しかし、釣果が期待できそうなので行って見たいと思った。

エサ屋の店主に写真と記事を見せたが、彼でも八幡野の磯でこんなところは無いと言う。インターネットに『八幡野 ロープ 釣り』と入力すると”ビシャゴ”が出てきたので、『ビシャゴ?』と問いかけると写真の磯と現場は違う、またビシャゴは城ヶ崎海岸になると教えられた。結局行って自分の目で確認してみる事にした。

先ずは釣行先のイガイガの状況である。着いた当初は波が高く下まで降りる事が出来なかった。こんな日の釣り座は”安全と思う更にその上”でやるのが常識である。新しいGREXウキに7月から始めた太ハリス の仕掛けで挑戦である。(ハリス 7月10日 4号、24日 3号、本日 3号)以前の1.2号とか1.5号が嘘のようである。

投入すると新しいウキ(負荷 00号)の所為かウキが直ぐに沈む、当たり?と思ってあわせるが何も掛っていない。暫くしてその原因が分かった。アジだった。ふっくらとしてかぶり付きたい程美味しそうな大きさだった。

またもや何処に投げてもアジ、アジ、フグである。波が収まり先端に立った若者がコメジナを掛ける。私はメジナの顔を見ていない。そのうちカツオが走り周り、シーラが来た。ジギングの用意を怠っていた。急いで準備する。

2回目にシーラが来た時、写真上のジグを付けて狙う。道糸の巻き上げがゆっくり過ぎると喰わない。少し早く巻く、竿が短い(1.7m位)為、直ぐに海面を飛んでしまう。それでも喰いつくが掛かりが悪い。段々と沖に戻って行く 、ラストチャンスで遠投すると、掛った。こちらに向けようとしたらジャンプして外された。(昨年の釣り日記を確認するとやはりこの頃からシーラが現れていた)ジギングも面白い。

シーラが去っても釣れるのはアジ・フグである。先端近くに移動して根際の岩の間をコマセると、50cmのメジナが浮いてきた。コマセと同調させようと仕掛けを投入する。喰ったと思ったらコメジナが釣れる。最大23cm位のが3枚。50cmのメジナは悠々とコマセのみ啄ばむ。30分後、とうとうコマセが切れて大メジナの勝ちであった。このメジナは23日も居たようで、その日釣行したTさんに8月2日に話したらやはりこれを狙ったようだった。

さてイガイガを終えてビシャゴに向った。ロープは無く、崖が15mもあり”謎の磯”とは違うようである。おまけに浅いので、ここは私には向かない磯であると思った。八幡野ではハシガカリと大バエが残されているが、ひょっとして稲取のカグラ 岩の事ではないだろうか?

*謎の磯はサイドホームページを訪問して読み直したところ、前後に八幡野の文字は見えるが、釣り場が八幡野とは書いてなかった。やはり稲取のカグラ岩だと思える。

 

<天候> 南西の風、晴れ

<釣行時間> 凡そ4時間半 9時半〜14時

前日の山の疲れが取れず、目が覚めても足が海に向かない。珍しい事だった。海に行けば少々の疲れは吹き飛ぶはずだが身体が動かない。隣の部屋で遊びに出掛ける娘の音が聞こえたので 、それに後押ししてもらい起き上がった。

しかし、出発時刻が遅く伊豆への道は何処も混んでいた。これでは何時に着くか思いやられた。朝食も取らないでひたすら伊豆に向った。

そのお陰か何とかいつもより30分遅いだけで着く事が出来た。磯は出来るだけ歩かなくて、かつ青物が来るところを考えた。フタマタ、ヒラネとも釣り師の車は無かった。大灘も良かったが、フカセは無理。結局また 先週のイガイガに来てしまった。

しかし、空いている先端左に入ろうと思ったら、マルネも空いていたのでそちらに向った。すると先端右の石物師が片付け始めたのでまた先端に移動。益々疲れてしまった。

先客の右側手前に居る石物師に挨拶をすると、竿を構えていたのは女性だった。先端に立つと風が気持ちよかった。サラシもそれ程大きくなく絶好の釣り日和である。

先週の大物メジナは姿が見えない。コマセは全て根際へ、仕掛けはやはりハリス3号で作る。コマセが効いてくると小さい魚が浮き上がってきた。それでも先週のアジの群れは見えない。

コマセが流れる場所へ投入する。ウキがスパッと入る。メジナの当たりだ。寄せると最初は少し手ごたえはあるが直ぐにこちらに向き、海中から空を飛び上がって来る。手のひらサイズである。

沖に投げても、根際でもワンド側でもコメジナ、コ・メジナ、コ・コ・コメジナである。段々と飽きてきた。シーラは準備をしていると全く来ない。

11時半を過ぎると、先週の大物メジナが現れた。

まだ釣られていないことを喜び、釣れないとは分かっていてもそれを狙う。そいつはあざ笑うように海面に尾びれを見せてコマセを食べていた。タナ30cmにまでしたが喰わない。ハリのサイズを落としても喰わない。周りのコメジナ、スズメダイ、クサフグ、アジ 、キタマクラが付けえさを取ってしまう。

結局5目釣りで、コメジナのみで渋滞を避け14時前に片付けた。

 

6月19日

6月24日(金)

6月25、26日(土、日)

7月5日(月)

畑尻

カドカケ

大島  元町桟橋

カンノンガネ

30cm

28cm

イシダイ 54cm

 
<天候> 南西の強風、終日晴れ

<釣行時間> 凡そ5時間 9時半〜14時半

風の影響で、入る磯は富戸海岸が妥当だった。富戸の海岸通りにはブーゲンビリアが真紅の花を咲かせている。

店主の『南西の風が強いから、蓮着寺から北の磯で竿を出した方が良い』との助言で、迷った挙句に、できればジギングで青物も狙いたいので畑尻に釣行した。

梅雨の晴れ間、サラシのシロに太陽が反射してまぶしい。

畑尻は小刀の形をして切り口は右側になる。ここでは過去2回程竿を出している。それぞれ 違う場所で、先端左と右側中央で何れも30cmサイズを釣上げている。先端はハエ根が10m位伸びている。右側はワンドになり、ここもハエ根がある。

9時半からスタートする。今回初めて先端で下りれる場所を見つけた。そこの左を今日の釣り場と決めた。3投目よそ見をしているといきなり竿が引張られた。残念ながらハリハズレだった。でも期待は十分できる。

先端の根に込ませるとサラシが左のスズメ岩に向って流れる。

サラシのできる更にウキを投入すると尾長の26cm、続けてはこないが此処では終日尾長メジナがポツポツと喰ってきた。

スズメ岩の方に流れるサラシを攻めると、本日最大の30cm弱。タナが浅いと判断して、道糸を出さないで張りを作るとタナが浅いのでぐいと竿を引張る 当たりがある。人差し指サイズが最小で全部で10枚近いメジナがつれる。

他にも、アジ、ネンブツ、ボラなど が楽しませてくれる。2週連続して苦しめたサバッコはここでは1回も来なかった。13時過ぎに、大きな波が入ってきて全身潮を被った。やはりこの低い場所は危険だった。14時 半にコマセ終了した。上に上がると、ミジカネでタモが入っていた。タナを見ると非常に浅かった。(サイズは35cm位か)

その後、サバの状況を確認にカンノンへ向った。先端は誰も居ない南西の強風でシブキが舞っていた。しかし、イガイガの左右に釣り人が居た。イガイガの南向きではやっぱり釣れていたが 、左側のカンノンとの間ではアジだけだった。サバもピークを過ぎたのかもしれない。

今回、ボラ納屋脇の磯を教えてもらったが、ベタ凪ぎで釣りにならなかった。そして前カドにはカゴ師が沢山居た。

<天候> 南西の強風、終日雨

<釣行時間> 凡そ8時間 8時半〜16時半

<その他>先週のマエカドのカゴ師たちは”昼間にイサキが釣れる”との事でカゴ釣りを楽しんで居たらしい。(店主情報)

前日yahooの天気は曇り、我が家を出る時も曇りで、雨は心配する事は無いかと思われた。しかし、小田原を過ぎ、箱根の山々を見ると黒い雲で覆われていた。

折角会社を休んだので普段入れない磯、そして今日の助手席にはカドカケ好きのTさんである。行き先は殆ど決まっていたが、風が心配だった。いつも昼頃に強くなる風が今日も発生するだろうか?

釣エサ屋の主人に聞いてみた。「テレビの天気予報で風は白いマークだった(だから大した事は無い)」

その事をTさんに話し安心をさせたかったが、以前に主人の言った事が大ハズレでやはりシブキの中で釣をした経験のある彼は訝しがった。「信じるものは救われる」と応えてカドカケに向った。(結局はカドカケへ行くから、主人の言は気休めでしかないのだから)

雨の中をTさんと遊歩道を進んだ。「今日は沢山釣れるかも?」とTさんが言ったので「何が」と問い掛けたら、Tさんは無言になった。そして岩登り、岩下りへ進む。ところが途中からロープが張ってあった。やっぱり釣り人口も高齢化が進み 、こうでもしないと此処にはこれない人が多くなったのか?でも有難い。

いつもは右の高い釣座が定位置のTさん、今日は真中の低いところで竿を出した。私は海の状況から右のサラシを狙う事にした。

Tさんが準備している間にサラシを攻めた。サラシの中に少し魚体の大きい魚が見えた。しかし、釣れるのはシマアジの天ぷらサイズのみ。6投目位から突風が吹き沖に白波が見えた。南西の強風が迫っていた。仕方なく左ワンド側に移動する。

Tさんが28cmのメジナを上げる。今日最初のメジナである。ひょっとするとさっきの沢山はメジナかと思われた。中央に居たTさんが強風に手こずりだしたのも 、それから間もなくだった。

左ワンドで数は釣れるもののサイズが小さく、最大で25cm程度だった。そしてアジ、ムツ、クサフグ、ネンブツ、キタマクラと6目を達成、先端でTさんがカンパチの小さいのを釣上げた。雨とシブキでびしょぬれ、6月とはいえ段々と寒さを感じるようになり 岩陰で11時に休憩&昼食を取り休む。

12時から再開する。ここのワンドは一発逆転サイズが釣れるので諦めてはイケナイ。サラシの先をタナ1ヒロ弱で攻めると凄い当たりがあった。1.7号では切られてしまう。久しぶりにレバーブレーキを使う。竿も1号に 替えたばかりで思うに任せられない。タモ入れをTさんに頼んだ。2回タモ入れ失敗、ハリがのされて40cmオーバーのその魚は底に戻っていった。

その後も強風は続き、釣れる魚種も同じで16時半に終了した。

40cmオーバーは残念ながらサンノジでした

釣友情報

二日間、5名での釣果合計

・さば約80尾(17cm中心)

・グレ約30枚(max33cm、尾長の27/8中心でした。)

・ニザ4枚(max44cm)

・ブダイ2枚(35cm)

石鯛1枚(54cm)  ハリス2.5号でしとめたとか

・きんとき鯛1枚(30cm)

・ち鯛1枚(37cm)

・fly fish1枚

・北マクラ1尾

・ばらし 6回

 

石鯛詳細(釣上げた釣友の回答メール)

@ポイント
 ないしょ:今後の貴殿と同行した時お教えします(下記)
 次回の釣り行で再度結果を出し明確にします。
Aハリス
 針:がまかつ グレ6号軸太(いぶし)2.5号(東レ) 道糸:2.5号 
Bガン玉位置
 ガン玉なし 但し道糸とハリスに8号のサルカン使用
Cウキの負荷
 水中ウキ:3G 当たりウキ:2G
Dタナ
 底(ハリス:ひと広半、ウキ止め位置:サルカンよりひと広)
Eやりとりの時間
 2〜3分 

場所:元町港桟橋

 

<天候> 南南東のやや強い風、曇り後雨

<釣行時間> 凡そ4.5時間 9時〜12時半

振替休日の月曜日は先回に続き又も天気が悪い。その分、暑さの心配は無かったが気が重かった。簡単な磯で竿を出したいが、やはり青物への期待は捨てられなかった。イガイガネで 、と思ったが左右に人が居た。

だれも居ないカンノンに入った。イガイガからは団子で同じワンドを攻めている。しかし、まったく当たりがない。

私はタナを浅くして攻めるとウリンボが一寸した引き味を楽しませてくれた。根際ではコメジナが喰ってくるが、サラシを攻めると期待していないアジが付けえさを引張りまわす。

アジに嫌気がさし、今までの向かい風の場所を諦めて、追い風を利用した遠投狙いに変更する。今度はシマアジ、そしてまたウリンボウ、左根際でウミタナゴで、どうにもこうにもならない。でもフカセだからこんなに広範囲な攻めが出来るのである。団子釣りはやはり釣れていない。

遠投を諦めて、右のワンドの奥の方を攻める。此処までアジは入って来ないと思ったが、やはりアジ、そしてキタマクラ。攻めるところが無い。

12時過ぎに、横殴りの雨が降ってきた。左先端の低いところで左ワンドの近場を攻める。やはりアジ、ウリンボウ、そして二匹目のコメジナ。昼食後、更に黒い雨雲が近づいてきたので終了した。

 

5月15日

5月22日

6月5日

6月12日

ハシダテ

早川テトラ

ヒラネ

カンノンガネ

術中にはまる

ニ兎を追って

サバッコ

磯で楽しむ

サイツナに行こうとOZさんと川沿いの道を下った。しかし、駐車場にあった車の持ち主が既に磯に立っていた。(ツイテイナイ)

エサ屋の主人も少し無愛想で、新しい磯の情報を教えてもらおうとしたが、細かく教えてくれなかった。そんな状況でも、5月10日に終ったメジナダービーの3 位までの磯をOZさんが聞いた。1位 ”フタマタ”、2位 ”ツバネ”、3位 ”田中磯”の順だった。

OZさんが”フタマタ”の場所を教えてもらうと、急に『その場所はTVで撮影された所だ』と言った。”鵜沢名人”が出ていたと言っていたので多分”ザ・フィッシング”では無いだろうか。35cmオーバーを何枚か上げていたらしい。

フタマタは侮れないと思いながらも、やっぱり僕は深い海が好き。だから今日はハシダテでチャレンジ。

ところがハシダテの一番POINTの大ヨドには先客があった。その人に状況を確認すると”良くない”との事だった。この人は話し好きな人であり、変わった人だった。初対面の私に対して交通手段を確認し、『車で』と応えると『遊びで車を使っては遺憾』と説教を たれた。

また、『この磯は初めてですが釣れる磯ですか』と、とぼけて聞くと、『柱状溶岩(柱状節理のこと)の磯は、この立っている場所のように平でメジナの隠れる場所がない。だからここではメジナは釣れない。ゴロタや石が海底にないと駄目』、『ここには来たくなかったが、駅から近いのでここにした』。

それに対して、『この磯は最初からこの形ではなく、崩れた岩が海底にあるのでは?』と投げかけたが、『この岩は硬いので崩れる事は無い』と応えがあった。興味が失せてしまったので、仕掛けつくりにナカデコに戻った。

ナカデコの状況は左からの潮が根に当たっていた。悪い潮ではなく釣れなくはない。コマセを根際に投入する。竿1本から段々と浅くし、根際から潮目の向こう左根の先と当たりの出る場所を探す。

ヒトヒロ半まで短くしたが、フグがハリの曲がった所をくわえ、ゆっくりと潜水するスピードでしか当たりがでない。メジナの早いウキの当たりではない。12時を過ぎて食事を取り昼寝。大ヨドの人は11時から昼寝をしていた。

14時から再開する。するとOZさんの竿が曲がる。先端が曲がる程度で20cm以下のコッパだと思った。ところが寄せてくると急に暴れだした。結局タモを使って上げると30cm強のサイズ だった。

その後も私は小父さんの術中にはまったようにフグしか釣れなかった。

<その他情報>

5月14日イガイガへMさんと弟夫妻、Mさん先端でフグのみ、弟さん手前で5まい(最大は32cm)

5月15日カドカケへSさん夫妻 フグのみ

Tさんとの付合いで、早川でのバーベキューに参加した。総勢10数名、酔った勢いで話しかけたい娘も居ないので出来れば雨で中止も有難かった。一生懸命で準備しているIRさん達には大変申し訳ないが、台風に期待した。

しかし、前日の予報では晴れ。諦めて参加する事にした。行きでの車中の会話は、テレビ番組の内容から”方言は感情がハッキリして良い”とか”京都弁はこころが落ち着く”等の話をし て、僅か1時間弱で到着した。伊豆に行く1/3の時間である。そう言えば、ここで週2回竿を出していた事を思い出した。そして、半日竿を振り、帰りには丹沢・大山に向った。今ではとても出来ない事である。

さて、ここのメジナは真鶴よりはサイズアップする。20cmから30cmサイズで5cm以上大きいのが間違いなく取れる。そしてバーベキューでの私とTさんの役割は 魚調達担当である。

しかし、30cmサイズでは面白くないので端からフカセでやる気のない私は、餌屋でアジだけを購入しヤエンでアオリイカを狙う。

フカセのTさんが老眼の為、メガネの上からハリスを睨み、30分以上かけて仕掛けを作っている。それを見て、私が「もう釣りを止めた方がいいと」と言うと、「仕掛けが出来頃には日が暮れてしまうよ」とNさんが追い討ちをかけた。

やっと出来上がったTさんの竿に揺れるウキを見たら、フカセをやりたくなった。付けエサを少しもらい。Tさんのコマセで釣ろうと考えた。

Tさんが最初にメジナを釣上げた。27cm位はあった。しかし、テトラの上で落としてしまった。それからは二人で草フグのダブルヒット、コメジナのダブルヒットが続いた。そんな中でTさんが25cmから23cmを3枚上げる。私は10cm、15cmとコッパだけであった。Tさんのコマセも無くなり、いよいよヤエンでのアオリイカ狙いである。

台風後で海草が多く、投げてもアジが海藻へ泳ぎだすので必ず絡んだ。5匹くらいやっったが、海藻を手繰る寄せるだけのポンピングに飽きてしまい。皆のバーベキューの座に入り込んだ。

やはりニ兎を追ってはいけなかった。

 

何年か振りのヒラネでの釣りとなった。遊歩道には*サンゴシトウの赤い花やアジサイの花が咲いて目を楽しませてくれる。

久しぶりに伊豆に来たTさんに、釣り場所の選択を一任した。風も今日は強くなく、波も1.5mの予報、どこでも大丈夫だった。最初はツバネも良いねと言いながら、入り口前では『行こう』の声が掛らなかった。そしてカドカケ、ここはMさんの『事前にいやだよ』が効いたのか、いつもの『覗いて行こう』も出なかった。

少し走ったヒラネへ向う駐車場所には、車が1台しかない。そう言えば6月の鮎解禁の最初の土曜日である。この日は磯師も鮎釣りに出かけるので、磯はがら空きになる。そんな自分の経験則をすっかり忘れていた。

みんなの思いはここで一致した。(ヒラネでやろう)

ヒラネの磯に着くとだれも居ない。Mさんは株の配当金で買ったABUの両軸リールで、今日はカゴ釣りしかやらないと右側に場所をとった。Tさんは先端右に場所を確保。一番釣れる先端左をとらないので、その 事を話すが、ここで良いとのこと。

昔、先端左で45cmの石鯛を上げたことを思い出し、力が入った。コマセを足元に打つと、チョウチョウやスズメダイが見えた。攻める場所は左の根の前後である、遠投コマセは柄杓カップに7割程度にして、足元にエサ取りを寄せた。

そのやり方がよかったか、二投目で道糸にダイレクトに当たりが来た。32cmのメジナだった。その後は段々とサイズダウンし、20cmまでになった。Tさんは北マクラと格闘し、Mさんはバックラッシュの糸絡みを解くのに夢中だった。

12時まではボラの大群が何度も磯を横切った。ギャングハリでTさんが狙うが 、かすりもしない。後でTさんが、ボラの大群が移動する時はいつも右に向っているのは何故だろうかと言った。確かにそうだった。カドカケでもカンノンでも右だった。

そんな中でやっとTさんに当たりがあった。しかし、残念ながら38cmのサンノジ。

そして、ボラの移動がひと段落した午後からは、**子サバの群れが磯全体を覆った。どこに投げても、コマセを打たなくてもサバがつけえさをひったくって走る。おまけに1m強のサメも現れた。

段々と緊張感が薄れ、Tさんのギブアップ宣言を待った。待ちながら今日の魚種を数えてみた。キタマクラ、スズメダイ、ネンブツダイ、ムツ、メジナ、五目釣り達成である。そして、Mさんはカゴでなく、絡まる両軸リールに嫌気がさし、サジを投げて海を眺めていた。フカセ釣り師にはカゴ 釣りは性格的に合わないのだ。

6時過ぎ、サバが移動しないと分かるとTさんがやっと諦めた。

*真っ赤な花房が南国を思わせますね。沖縄の県花のデイコ(梯梧)の仲間。

**サバッコは2日前の木曜日に釣行したMさんの弟さんたちも手を焼いたそうです。

以前の会社の仲間で集まって、磯で楽しむ事になった。

5月に別のグループの集まりに参加した際、ゴミの山と化したバーベキュー。今回はゴミゼロにしようと、油を使う鉄板は持参せず。アミとお釜だけ持参し、魚を焼き米の消費を少しでも多くしようと飯を炊く事にした。

基本は海から全て頂き、海にお返しをする。ところが、貝を煮てご飯の味付けにしようとしたら、その鍋を持って来なかった。仕方なくスーパーでタコを買ってタコ飯にした。

そして魚である。

先に2名が先発で竿を出していた。彼らは、調度良いサイズの”シマアジ”、”本アジ”、”ムツ”、”ウリンボ”を釣上げてご飯のオカズを準備していた。他に2グループ が釣りをしていたが、皆釣れていなかったらしい。

昔話に花を咲かせていると先端にいた1名の竿が大きく曲がった。カメラを準備するが仕掛けが太いらしく直ぐに上がった。40cm超のサンノジだった。

ご飯を終って、更にオカズを待っている皆に、名人が手本を見せようと竿を準備した。ところが、潮が替わったのか、沖に投入すると仕掛けをサバが引っ張り出した。どこに投げても駄目、根際を攻めると可愛いアジが釣れる。

先端でサンノジを上げた人の仕掛けを見ると団子だった。イガイガからの2名も同じ仕掛け、それでも喰わないメジナ。最近は団子釣りの人が増えてきたようである。

待っていた皆も諦めたらしく、宿に行こうと言い出したので”鯖の磯”に別れを告げた。

追)先々週大島の元町港で竿を出した釣友の結果もやはりサバ、サバの大群だったらしい。 そして、待ち合わせ場所の早川駅構内には黒鯛の50cm級の魚拓が7枚位貼ってあった。場所は早川構内が2枚、他は小八幡という場所だった。

 

4月10日(土)

4月17日(土)

4月23日(金)

4月29日(木)

ツバネ

ダセンバ〜ハカシタ

カンノン

サイツナ

釣れない

新磯

有給休暇

名磯サイツナで戦う

久しぶりに伊豆富戸海岸の"ツバネ”へ、5人の名人達と釣行しました。
 
エサ屋の主人と一通りの会話と確認を済ませて、車中に戻った。主人は店の前の車の通行量から、今日もダイバーや観光客達が少なく、更に釣り客も少ない事を嘆いていた。

我々は逆で、この時間に6人で入れる磯があった事を喜んだ。

東側のナカヤマに2人、西側オオネには誰もいない。いつも先端付近に釣座をとるMさんが、久しぶりに釣行した人達にその場を譲り隅の方にピトンを打った。

寝不足の私は磯で少し横になった。

1時間後、皆の中でも一目置かれているFさんが右のサラシを攻めている。彼の左側が空いていたのでそこに入った。まだ誰もメジナを上げていないので、お手本を見せようと気構えた。
 
根、沖、左右、上下と攻め続けコマセが2/3になった時に右側では釣れないと諦めた。干潮が13時半、その前後に今度は左側のMさんの脇で攻めた。

釣れない。フグだけしかか釣れない。

14時にまた睡眠、最年少のYさんも私以上に磯で寝ていた。彼も帰宅が遅くいつも睡眠不足であった。僕らにとって波の音は本当に心地が良いのである。

16時からまた集中する。皆もボーズは嫌だから、熱心に攻める。その気持ちが伝わったのかエサトリが居なくなった。チャンスだと皆が思ったが6本の竿のどれも大きく曲がることはなく、情けないかなキタマクラの数で竿頭が決まった。

海の状況が大きく変わったようで、アオリイカやアカクラゲの50cm以上のものが岸に近づいてきていました。 アカクラゲを越前クラゲの子供だと言ってFさんが釣れない皆を笑わせて慰めました。

ONさん、Mさんには『今週は釣行しない』と伝えながらも、行きたくて仕方の無かった”ダセンバ”へ隠密裏に 出掛けた。皆で行くと、”車から近い場所”か、”いつも行っている磯”が多く、面白味に欠ける。

6時に起床し一目散に向かうと、熱海で白波が立っていた。これでは磯には入れない。しかし、引き返すのも癪なので、とりあえずエサを買わないでダセンバだけ覗いて帰ろうと考えた。

富戸駅を過ぎると、いつものエサ屋が在る。主人に車を見られたならば、声を掛けないで通り過ぎた事を嘆くかもしれない。等と考え過ぎて、結局は立ち寄った。 主人に風が強く本命ポイントでは出来ないかも知れないと教えてもらった。

それでもイガイガ方面に向かい、左下写真の別荘地に車を止めて、ダセンバに歩いた。別荘地の駐車場には釣師の車は止まっていなかった。

常夜灯からは僅かに3分で到着した。目で見て感じるより凄く近かった。磯に着くと帽子が飛ばされそうである。 しかし、少し低い磯に下りると風の影響は少なかった。左図のBポイントに入った。右の日蓮崎が風を遮っていた。

サラシの中を攻めた。タナを段々と浅くしてヒトヒロで釣れ始めた。沖に流すと右磯に寄せられてしまいキタマクラが釣れる。ポイントはサラシの中で、3枚目を釣上げた頃より波が高くなり、12時でここを諦めた。釣果は23cm〜25cmクラス3枚だった。

常夜灯からハカシタを見ると誰も居ないようだった。しかし、行ってみると、みんなお昼寝で見えなかったのだ。全く入れないので寺下に移動した。

着いてみるとハカシタのコマセが目の前まで流れているのか、カモメが啄ばんでいた。チャンスと思いそこを攻めて30cmサイズ が上がる。暫く当たりが遠のいていたが今度は花(献花のよう)が流れてきた。やはり同じ場所を攻めて同じサイズが釣れた。

更に、同じところを攻めると、今度はでかい。少し気おくれした分、ハリの掛かりが悪くバラシてしまった。

何で一人釣行だと調子がいいのだろうか。14時過ぎにコマセもなくなり、納竿して家路を急いだ。

<大島情報>

メジナ研究会に、代表で参加し大島のオオツクロ磯にて挑戦しました。
当日は、南西の風で、裏磯に総勢20名強で入磯したとのこと。
優勝はグレ37cmで、4回連続で横浜釣友会の小林さんがさらった。
他魚の部では、Oo君が48cmの三ちゃんで優勝。

翌日は、大会形式ではなく、オオツクロ周辺で攻め、
グレ40オーバーが連発したとのこと。数十枚単位で。

サラシにコマセを載せ、潮が沖に向かって払い出す場所で
沖の本流に合流する場所こそ、大型グレが連発する、とのこと。

同じ会社の釣り仲間が三人も休んで釣行、そして今年退職したMさんを入れ た4人で伊豆に向った。 休んだ妻への言い訳は、何だがよく分からない賃金体系に移行した会社に対する不満を理由にした。本当に嫌な世の中(会社)になってきたものである。

そんな気分でラジオを聴いていると、今の状況にぴったりの”スロー・イズ・ビューティフル”という放送が、NHKから流れてきた。それは、明治学院大学の辻 信一教授が話されていた。

現在は人として持っている時間と、情報化社会等に代表される早い処理時間の要求が噛みあわず様々な社会的な問題が起きている。だから、これからはゆっくりとした生活に重点を置くべきである。そんな内容だった。そういえば、”のんびりー行こうよ俺達は---”そんな歌が昔あったのを思い出した。

さて、本題の釣りである。今回のメインテーマは五連敗中の”Tさん連敗脱出なるか?”であ った。しかし、天気予報は強風、エサ屋の主人も南西の強風になると言っていたので、解決する為の一級磯(ハシダテ)には入れなかった。そうなると残された磯はカンノンである。 エサ屋の主人もその選択に納得した。そして、エサ屋の”釣りダービー(大会)”の写真を見ると40cmオーバーがまた1枚追加されていた。場所を確認するとなんと”ダセンバ”だった。 私が初釣行した2日後の4月19日に反対側のA ポイントで釣上げたらしい。

カンノンには9時過ぎに到着。先客は夫婦2人が居たが、ベストポイントを我々に譲ってくれた。そして連敗中のTさんに一番に磯決めをしてもらい、先端左にTさん並んでMさん、そして私とOZさんが続いた。

釣れそうな感じがあった。 皆が準備している間にコマセで潮の流れを確認する。サラシは大島ヶ根に向うがコマセは先端に向って流れていた。左と右の根際にコマセを入れる。左のコマセが潮に乗り、右のサラシのコマセとぶつかるところが 、ポイントのはずである。しかし、強風で道糸が引張られ左に流されてしまう。

竿先を海面に着けて、更に糸も余分に出し、何とか潮に乗ると喰ってきた。35cmの口太である、その後、同じ場所で1枚追加。Mさんも2枚上げた。

14時過ぎからは全く釣れない。エサが残ってきた。 先端も風の影響がなくなったのでそこに移動して攻めた。潮が左に流れカモメが100m以上も先でコマセを食べている。タナも2本近くまで深くした。

釣れない。Oさんがボラを掛けて17時過ぎにギブアップした。ただ、右のワンドで頑張っていた入間から来た自作ウキのスーさんが16時頃32cmサイズをバラシた。

この時期はエサが残っている事が多い。しかし、驚くような大物が釣れるのもこの時期であり、2〜3年前には70cmのマダイ、45cmのメジナを見た事がある。

<釣果>

私、35cmと25cmの2枚とバラシMさん27cmと、23cmの2枚とバラシOZさん18cmとボラのバラシ

Tさんは--- 新製品の見えないハリスで挑むが、6連敗となってしまった。

またまたの単独釣行である。 連休中は道が混むので行くとしたら今日しかなかった。先週”行くとしたら29日”と公言したが、誰からも声が掛からない。ワザワザ誘う気にならなかったので一人で出掛けた。

一人なら”新しい磯”、そして”サイツナ”が頭に浮かんだ。エサ屋の店主に磯への入り口を確認して向った。

自然遊歩道を進むと”サイツナ”と木柱に書いてあった。その手前2mに入り口がある。”コサイツナ”から見ると、とても下りれそうに無い絶壁の磯だった。事実、先端付近に立っても、急な崖で本当に下りれるのか不安だった。

だが、サイツナを中心に潮目が出来て、如何にも釣れそうである。いやここで釣れなければ釣りは止めた方が良いとまで、私の磯釣り魂が騒ぎ出した。 今日ここで釣れるのは当たり前で、何枚いや40cmをどれだけオーバーするかが、釣師の私のテーマとして浮かび上がった。

コマセを間断なく投入し、仕掛けを準備する。頭の中は”釣れる”、”釣れるぞ”と興奮の文字でいっぱいだった。左図のBで左先端辺りを攻める。コマセは全て足元へ投入した。コマセが効いてくるとフグが見えた。少しガッカリ、しかしまだまだこれからと 、仕掛けを投入すると 、フグに取られていた付けエサが残るようになった。

すると、今度はどこに投げてもそのまま残ってくる。仕掛けを段々と深くする。1本以上でも当たりがなく、更に深く攻めるためハリスウキを付ける。それでも駄目だった。1時間以上たって、今度はDポイント で責める。しかし当たりがない。3投後、またBポイントに戻る。

2時間やっても全くエサが取られない。段々とあせってきた。2時間半が過ぎた時に沈めたウキが動かなくなった。根掛りと思い回収しようとリールを巻く、すると魚が掛っている感じがした。でも殆ど引きがない。

上がったのはメバル25cmだった。それからはまた沈黙の磯が始まった。 段々と磯釣師の気持ちが失せて、海の好きな小父さんに戻り始めた12時過ぎ、真左に投げた仕掛けにキタマクラが喰ってきた。ひょっとしてメジナも活性化してきたと思い潮に乗せた。すると、28cmのメジナが喰ってきた。 それからまた30cmのメバルが上がり音沙汰なし。

14時に左に変わった潮に乗せて左側で待望のメジナ30cmを釣上げ、14時半またまたメバルを釣上げて終了した。

この磯のポイントは左側だった。また今回はメバルが釣れるほど活性が悪かったが、それでも2枚上げられた事は、この磯は期待十分の磯である。

<後日>

5月1日、6連敗中のTさんにこの磯を紹介したら、早速一人で向った。12時頃、Tさんに電話を入れたらメバル1枚のみと嘆いていたので、左の深場を攻めるように指示した。

納竿1時間前に電話を再度入れたら、本命を3枚ゲット(最大は31cm)、またサンノジ45cmと格闘し釣上げたとの事。満足げだった。 これで彼の6連敗が止まった。(最終的にはサンノジ43cmを追加)

 

3月1日(月)

3月7日(日) 

3月27日(土)

4月3日(土)

ハシダテにて

フタマタ、蓮着寺

カドカケ釣行

マルネ、カンノン&大島

 

ボラ

連敗脱出(手のひら)

36cm(指先サイズ)

春うららから

前回の『蓮着寺にて』の釣行日記は 十数年ぶりに買って呼んだ”文芸春秋”の芥川賞を意識し描写の工夫をしてみた。すると反響どころか、検索数が日ごとに減少していった。

危機感を覚えた今回は”題名だけ”を意識した。さて、どんな反応があるのやら、”釣りと同じ”で、やってみなければわからないのである。

土曜日が出勤で、その振り替えに月曜日が休みになった。先々週約束したTKさんは雨だからとNG、結局Mさんと二人で向った。

Mさんは先週の木曜日カンノンで3枚を上げ、坊主の連続はなし。片や私は2.5連敗中である。Mさん曰く、「カンノンでのタナはやはり底で、ウキが見えなくなって少し寄せたときに喰ってきた 」との事 、そして釣果は23cm、25cm、30cmだった。

前日20時の富戸辺りのyahoo天気予報は、曇りで風も微風だった。しかし、小田原辺りで風が強く白波が見えた。Mさんが「風があって波があるほうが釣れる。」と言ったのに対して「波も風も無く、釣りが楽しめれば良い」といった私に対して、「それは素人の考えだね」と 自信たっぷりだった。

そしていつものエサやのあるじと話しすると、「田中磯で45cmがでた 」と情報をくれ、今日の磯は「ハシダテ」と言うと、「いいね。東風だから大丈夫だよ。」と太鼓判を押された。しかし海を見ると白波が立っていた。

ヒナダンから誰も居ないのを確認して、ハシダテに向った。去年は無料駐車場だったのがロープを張り有料になっていた。看板に書かれていた連絡先にTELすると直ぐに集金に来てくれた。500円を支払った。

雨が段々と強くなった。磯に着き店主が進める半円形の磯の右側、そのヒナダン向かいに二人で入った。前回釣れた左側は今回見送った。Mさんが円形の先端より私は始点 側で始めた。

サラシが強く浅い岸側に仕掛けが流される。そんな中でMさんが60cmのボラ を掛けた。抜き上げようとしてハリが外れた。其の後に私は根際に投入した仕掛けで15cmのスズメダイ1枚を釣上げた。

その後11時半まで雨の中でいろいろ探ってみた。冷たい雨で段々と手が痺れてきた。『**には活力という物が全く無い。寒いからだろうか。時間が過ぎることを願っている。(蛇にピアス)』、手にピアスも刺青もしていないのにやる気が無くなってきた。

付けえさが直ぐに凍り付くのでお湯を掛けた。それでも5分も持たないで元に戻った。13時過ぎに雨が”あられ”になり、そして雪になった。もう完全にやる気はうせて、手の指 は完全に曲がらなくなってきた。

それでも16時まで何とか竿だけは出し続けた。すでに仕掛けなどは作る事はできない状態だった。Mさんがキタマクラを釣上げたのが本日の最後の釣果だった。私は3 .5連敗と過去にもない状態 に陥った。

ダイワの「オキアミまとめ」を使ってみた。確かにオキアミだけでも遠投はできるので配合餌を使いたくないときはこれは良いのかもしれない。ただ超遠投は出来ずバラける。

水温は14度でした。

追)二日後の今日3日も手がしびれています。

前夜の女房の「勝手にすれば」が頭に残っていた。しかし、6時に起床し釣りに出掛けてしまった。本当は 女房と湯河原の幕山で梅林を見る予定だったが、土曜日が野暮用で潰れてしまい、且つ来週は用事もあり3週間も釣りに行けない事になってしまうので、釣行を決断した。

従って一人釣行だった。

エサ屋の到着が8時半過ぎ、いつもの情報収集を行う。主人は"カリマクボ”の磯を勧めるがゴロタで浅いのは嫌だと断った。すると私の心を読むかのように”フタマタ”と”蓮着寺”の名前がでた。”フタマタ”はもう10年も行っていない ので、久しぶりに覗いて見たい場所だった。

そして蓮着寺は先日2時間だけ竿を出し、ボーズだった。そのリベンジをしたかった。

フタマタに行くと既に先客があり、主人がポイントと言っている反対側で竿を出していた。さて、またも情報収集の開始である。先客に聞くと左側は風が強く、本命ポイントであることも知っているが 、右に移動したとの事。さらに隣でやる事を告げると『楽しくやりましょう』と温かい言葉が帰ってきた。

本命のポイントで竿を出すが、浅くてとても釣れそうに無かった。 1時間半粘ったが無理だと諦めた。サラシが隣の”オオヅリ”に流れ、沖に向ってないのが原因のようだった。

先客は方角が代わった右風に顔を打たれていた。年長のその方に場所を変わる事とその理由を話しすると、深場の好きな私に”ダセンバ”の磯を紹介された。初めて聞く名前だった。そして 、そこに早く行きたくなった。

イガイガの駐車場に向う途中を左に曲がり、磯崎商店保養所の前で車を止めて歩いた。すると左に蓮着寺の磯が見え、本日は誰も居ない。更に右に行くと大きな磯が見えた。多分あれが”ダセンバ”に違いないと思った。しかし、その場所からは更に10分以上 も歩かなければならない程離れていた。そこに行くより経験のある蓮着寺の方が攻めやすいと思った。

そしてUターンし蓮着寺に向った。

寺下はグループで4人ぐらい居たが、墓下は貸切になった。 前の大岩にサラシが当たり、いつもなら左の沖に向う流れが右に流れる。入った場所が左端なので右の奥は見えない。

11時55分大岩との間で沈めていたウキが走った。このあたりは、フグではなかった。大物を期待したが残念ながら簡単に浮いてきた。

やり取りをほんの少し楽しんで抜き上げた。久しぶりのメジナ22〜23cmの手のひらサイズだった。それでも連敗はこれで止まった。

ひと安心すると欲が無くなり、おまけにダイバーがそばで潜りだした。昼飯を食べ再開するが、右への流れが強く大岩の間を抜けて右の沖に潮が出て行く。

14時半に諦めて帰路を急いだ。

”ダセンバ”という知らない磯、次回の釣行にまた楽しみが出来た。

 

28日(日)、起床すると体の節々が痛い。この3週間余り、釣りにも行けなかった状態は身体の筋肉を蝕んでいたようだ。

27日待ち合わせの駅に時間より少し遅く着いたが、ONさんが居ない。携帯電話を掛けると「今起きた、5分ほどで行く」と遅れた事の申し訳なさが、出来るわけも無い回復時間を連絡してきた。それを見越したTさんが駅前の弁当屋に入って朝食を取ろうと提案する。温かいトン汁で食事をしていると、二日酔いですこし疲れたONさんが到着した。

この快晴の土曜日、しかも時間も遅ければ殆どの磯は釣り人でいっぱいであろう。そう4人が思った。磯の選択順をイガイガ>ダセンバと話すと、Tさんがダセンバを”ダッフンダ”と言って笑わせた。ダセンバについては先輩から”座船場”と言い、昔釣行しボラを釣ったという情報があった。

更に、いつものエサ屋で雑誌を見せてもらった。その磯は凹形になり、右の出っ張りは少し短くポイントは夫々の突き出た磯の中間地点でサラシのぶつかったところにあるらしい。入れる人数は少なく磯崎商店前に車が2台もあったら諦めた方が良く、ここは地元の人の穴場らしい事を教えて頂いた。

エサ屋の主人に「今日どこが入れる?」とTさんが聞くと「どこでも入れるよ。月末は釣り人が少ない。」と応答があると、「カドカケでも?」と聞き直すTさん。「あそこは別格だよ」と聞いてもカドカケ大好きTさんは行きたくて仕方がない。

モズガネから覗くとカドカケには誰もいない。しかし、時折波が洗う。行きたくて仕方のないTさん。車に居るMさんとONさんの事を考えると危険だから中止したい私。最後の判断をMさんに委ねた。

「悔いを残さない方が良いだろう。」とTさんの気持ちを察した最年長のMさんの一言でカドカケに行く事を決定した。岩登りと崖下りで、鈍った体の関節が鳴っていた。岩を掴まえるので右前腕筋が張ってきた。自分の荷物8Kgとそれ以外を入れても20kgはないが弱っていた。

波が這い上がる中間部分を避けて、左に2人、右の高いところに私とTさん。だが風が強く潮も左に流れるので、左根の深いところを攻めたくなり左に移動したら、今日最初のメジナをゲット、27cmほどだった。それ以降当たりなし。1枚釣った私は早々に昼食、干潮14時の1時間前を攻めるべく準備に入った。Tさんが子供 の手のひらサイズを釣上げる。風が段々と強くなってきた。

岩に身を隠して左の先端を攻める。Tさん、Mさんはお酒を楽しみだした。コマセがききはじめると投入の少し先でウキが消しこまれた。強風とうねりで道糸はウキと竿の反対側に30m以上も余分に流している。当然合わせができない。巻き上げて釣上げると26cmの尾長、その後同じように同じサイズが3枚(バラシ1枚)上がる。それを見てMさんも竿をだした。

私はこれ以上やっても大きなサイズアップなしと判断し、ONさんに場所を譲り昼寝にした。するとMさんが同じ場所で32cmを釣上げた。1時間磯でごろごろする。

3時過ぎに起きて聞くが何も上がっていなかった。強風を避けて左の隅でいろいろなポイントをせめて楽しむ。すると、左ワンド側のサラシの先に投入した仕掛けに本日最大の36cmがヒットした。へーこんな場所でも釣れるんだとビックリした。

その後17時過ぎまでは全員でタナゴ1枚だけだった。

私は最大36cm、足の裏(26から28cm)4枚。Mさん最大32cm、足の裏3枚&指の先1枚 &ウミタナゴ。Tさん手のひらサイズ1枚。ONさんボーズ。

エサ屋の主人が東風(ならい)が続いていたので水温上昇 していると話していた。また、Mさんは黒潮が近づいているので上昇しているとも言った。何れにしても指先サイズが上がるのだから水温上昇は間違いない事実であり、数釣りの時期になってきたようだ。

エサ屋に入って声を掛けるが、店主が出てこない。奥に入って何度目かのコールで、目をこすりながら『いらっしゃい』と出てきた。晴天のこんな日でも、天気予報の”強風予報”の影響で 、お客が少なく寝入ってしまったらしい。

予報は西の強風と聞いていたので『城ヶ崎海岸は無理?』と確認、『風は問題なく”うねり”があるので注意が必要』と教えてくれた。

それを聞いて、久しぶりにイガイガに向った。しかし、先着があり入れない。だがマルネはいつも通り空いている。そこではじめた。

うねりは確かに大きく、時折シブキが足元まで飛んで来た。これは干満の時の大波が右からはい上がり、先端のMさんを左のワンドまで運ぶ恐れを残していた。右のうねりから目が離せなくなった。もしもに備えてバッカンのロープを伸ばして置いた。

私はMさんの後ろで、右の岩の下でワンドを攻めた。Mさんは先端のサラシの中を攻めている。すると足の裏サイズを釣上げる。

続いて、手のひらサイズが上がるが、私の方は全く音沙汰がない。うねりでワンドの中はサラシで真っ白、投入した仕掛けは直ぐに先端に流れた。

今は”張りの技術”を取り戻したいとそれを盛んに使った。しかし、流れから外れ当たりが取れなかった。Mさんがまた足の裏サイズを掛けて、安心したのか?春の暖かさの影響か?昼寝を始めた。

心配していた干潮大波は発生しなかった。空いた先端で流し始めたが、一向に当たりがない。Mさんのハリスウキ仕掛けとの差を考えてみた。波の上下が大きく、固定ウキと遊動ウキ(Mさん)の違いが影響していると結論付けた。

仕掛けを変えようと思ったが、沖を見ると白波が起きて波は段々と高くなってきた。そして数分後には白波を起こしている南風が岸まで近づいてきた。

Mさんを起こし、磯替えにした。

カンノンを覗くと先客たちは帰り空いていた。ここで遊動で試してみた。直ぐに当たりがあった。ハリス1.2号では無理が出来なかった。1.2号で強引に引き寄せができない程度の大きさであった。

あと少しの時にハリが外れた。

その後、更に風と波が強くなり、カンノンでは珍しくシブキシャワーが発生し、15時にギブアップした。

大島情報(釣友メールから)
昨日(4/4)の大島の釣果です。
私達の泉津港最大は37cm、外道は、サンノジ40cm超え2枚、オーツクロ磯ではグレ45クラスを2枚、ハブ港は40オーバ連発、釣り師で超満員とのこと。
カキハラ磯も超満員とのことですが40超えが連発した。カキハラは60歳台の7人組の老人釣り師達。強風で赤岩などは釣りになりませんでしたね。

 

1月10日

1月24日

2月7日

☆2月21日(土) 

シンノリ、ヒラネ

ツバネ

大根、長根 蓮着寺にて
 

43cm

46cm、北枕警報

フク自慢 2時間
寝不足で頭がボーとして待合せ時間に遅くなるわ給油カードを忘れるわで出掛けは最低の状態だった。今年の初釣りでありいい結果を残したいが、これでは期待が持てなかった。(車内での楽しい話題も今日は全て忘れてしまっていた)

四人での釣行場所は意見が分かれた。シンノリを希望するTさんと、入磯人数・安全性を主張するMさんと私。その結果、2名で分かれてやる事になった。

Tさんと私がシンノリ、MさんとOさんがヒラネに向った。

ブダイ師が居たので釣りが出来るのは一人だけで、先にTさんが竿を出した。でも狙うのは沖向いで、ここのポイントの沖島の根回りを攻めていない。

ブダイ師と情報交換したら、ここは右は浅く左が竿2本半と深くブダイも2kgが釣れるらしかった。そんな話をしている間に左のブダイ師が大物をバラした。確かに凄いかも?

12時に彼らが帰ったので私も下で始めようとしたが、Tさんにここのポイントを攻めるように薦めたが私に譲ってくれた。

数投目でウキが海底で動かなくなった。根掛りと思い回収しようとしたがハリの先に本日唯一のメジナ43cmが食いついていた。その後はフグの猛攻である。

結果、Mさんバラシ1回後はキタマクラ、Oさんキタマクラ、ウミタナゴ、Tさんボーズ、私43cmの口太メジナとキタマクラの転がし釣り

<仕掛け>
えさはオキアミになります。
仕掛けは大島ヶ根で編み出した変則仕掛けで、ハリから矢引きの長さは4号ハリス、更に直結で二ヒロ半を1.5号ハリスに します。細いハリスが潮にしなやかに対応し太いハリスは根切れなどで簡単にきられる事がありません。
 

尚、寒メジナの時期になってきました。エサ屋に掲示してあった今期NO1サイズは、ロープがひつような「オトジロウ」で釣れたようです。

 
宴会の席でウーロン茶を飲み過ぎて4時半にトイレに行ったら眠れなくなってしまった。布団の中で考え事をしていて、そのうちカーテン越しでみた外もまだまだ暗いので大丈夫だろうと思った。でも用心の為に時計を見ると既に出発予定時刻の5時45分は過ぎていた。今日も寝不足である。

Tさん、Mさん私の3人で出発した。先発隊のNさんとUさんに連絡を入れると既に中山に到着し、これから昨年のボーズのあだ討ちを始めるとの事だった。ツバネの様子を聞くと誰も居ない。

今からでは主な磯は入れないのでツバネに決まった。エサやで聞くとツバネで45〜46cmのが右側で上がったらしい。これは期待できた。

私は右側、二人は左にバッカンを置いた。満潮が12時半とTさんが言ったので11時に集中し、今は寝不足解消の為少し横になろうとビールを開けた。ビールでは足らなかった今度は日本酒『かんばん娘』を追加した。段々とねむくなった。しかし、中山の二人とFさんが来ると言うのでどたばたしていたら寝る機会を失い。11時近くなっていた。

右側を攻めるが根かかりが多い。来たと思ったらキタマクラだった。12時半に干潮に至ったと思い食事にした。ここでNさんからまたまた差し入れの缶ビール。これをもとに、14時までお昼ねに入った。

目が覚めるとTさんの竿が曲がっていた。『頑張って、バラサないで』と声を掛ける。手前、右、左と走りTさんと格闘した魚は---サンノジの40cm強でした。

潮が左に入り絶好のチャンスでした。急いで移動して攻めるが当たりなし、ハリの塗装は完全に落ちてキタマクラの凄さを教えてくれた。

手を換えて5人(私は殆ど同じでした)が17時まで挑んだツバネの磯。結局、先々週のヒラネ、シンノリと殆ど同じでキタマクラの猛攻に手を焼き続けて終了いたしました。

尚、水温は14.5度。Tさんのサンノジは団子で来たようです。

城ヶ崎フィッシングの計測は尻尾の一番くびれた部分で行います。従って2から3cm一般で言う寸法より短くなります。

また、2週間ぶりの釣行になった。

10年ぶりにTKさんから同行したいと話があった。遊びは大勢が楽しいので、歓迎こそすれ拒む理由は全く無く、当日は彼とTさん、Mさんの四人になった。

前日の予報で西の強風。当日、やはり風が強く江之浦辺りでも白波が立っていた。入れない事を心配するTさん。四面楚歌ならぬ四面強風はありえ無いので高をくくる私。

伊豆に到着するとやはり強い、えさ屋の主人に確認すると城ヶ崎側でも左を向いてやれば出来ると力強い教え。其の言葉を「田中磯の左でもできるらしい。」と言うと”田中磯”へ行くと勘違いしたらしく、それを非難する声が上がった。皆歩くのが嫌だったようだ。

それではまたまたツバネへ。先客あり。それでは畑尻へ。先客あり。雀岩は浅くて嫌だ。

で、結局大根に向った。其のときには西風のことは余り気にしていなかった。”富戸は西風は関係ない”が意識にあった。そして着いた時はそれ程でもなくMさんは西向かいの右側で竿を出した。私も若干西向き、大根が初めての二人は先端左で竿を出した。

潮が左に流れ、ツバネやナカヤマのようにワンドになったところではなく、流し釣りが味わえるとこである。100mくらい先でカモメがコマセのオキアミをパクついていた。ところがそこに届く前にキタマクラに取られてしまう。

大きく迂回させて流そうとするがやっぱり取られているようで流せない。昼飯を食べた頃から少し北向きに風が変わり富戸港の上から風が吹き付けてきた。白波も立った。

結局、14時に撤収し富戸長根に移動した。釣れない場所である事を皆に説明したのでタモをだれも準備しなかった。そして事実何んにも釣れなかった。しかし、バッカンをTさんが落とし慌ててタモを準備してすくった。

本日最初で最後にタモを使った。そして今日の竿頭はMさんのキタマクラ(フグ)2枚であった。これでは自慢も出来ないが何も釣れない話題の無い三人はフグ釣りの状況を聞くしかなかった。

その水温は14度でした。

尚、長根でサメの1mくらいのが泳いでいました。

追)リールのアーム部分がまた折れてしまった。これは一昨年も交換したところなのでよく見たら、設計上の問題だと分かった。写真のように三角になったとこに接合しているのでその一点に力が集中する為、破損しやすくなるのだと思われる。

 

点滴のベースとなるブドウ糖のパックと不整脈を押さえるリスモダン?のパックが天井から吊り下げられ、更にジゴキシンサンドを点滴針の直ぐ上から注射器で追加された。

いつもの不整脈と違い、普通の倍以上の脈拍が3日続いた。

会社に出社した際、釣行仲間に土曜日釣行の断りをした。そして、向かいの大学病院に行った。病院の処置室では脳血栓の患者の隣で点滴を受けた。自分の心電図の音が部屋中に聞こえ、そのせわしなさがさらに気分的に追い詰めた。

ひょっとしたら最悪はこのまま死ぬのかもしれない等と思った。点滴で後頭部が熱くなる。だが、意識はしっかりしていた。やさしい言葉使いの看護婦さんが頻繁に脈を取る。ありがたいと心から思った。

120拍/分以上あった脈が点滴の2時間後に安定してきた。しかし持病の不整脈は続いたが、医者も3時間後に帰宅を許可してくれた。直ぐに自宅には帰らず残った仕事を片付けて19時半に退社した。

翌朝、思った以上に調子は良かった。こうなるとやはり海が見たくなり、奥さんを誘い伊豆にドライブに出掛けた。目的は河津桜見物であった。しかし、出発が遅く早川付近は渋滞しているのでターンパイクを走った。伊東到着が11時。 しかし、R135も大渋滞、とても今日中に河津に着かないと思った。

すると「行くの止めよう。」と奥さんの願ってもない天の声。本当は直ぐにでもUターンしたいのだが我慢して少し進んだ。これ位と思ったところで「だめだね」と念を押し、「昼を食べて釣りでもやって帰ろう」と言った。一瞬躊躇するような事を言っても、そこは亭主の”こころ”を知り尽くしているので許可が出た。

つり場所は、奥さんが退屈しない場所と蓮着寺を選んだ。ここには見たかった河津桜があった。また遊歩道を進むと変化のある海岸線で退屈する事はない。

しかし、いつものエサ屋に行くと主人が居ない。16時半まで不在の看板があった。同じ富戸のサンデーフィッシングに立ち寄ると、初めて奥さんとお子さんが出てきた。値引きはしてくれるし、前カド・オオツリ、コツリで40xmオーバーが上がっているなど情報も一杯頂いた。ありがたい事である。

さて本題の寺下の釣果は、奥さんから2時間頂いた13時から15時までの許可時間ではなーんにも釣れませんでした。右からの強風も影響したのですが、ハリにはフグの噛み跡が沢山残っていました。他に4人居たのですが皆一緒でした。しかし、墓下を攻めていた人(写真中央)は14時過ぎに良形を1枚上げていました。

女房と青い海でこころが落ち着く一日を過ごすことが出来ました。しかし、メジナは2.5連敗です。(本日は余りにも時間が短いので0.5日とさせてください) そして、本来は一緒に行く予定のOさん御免なさい。

2月14,15日大島(松崎)

釣友からのメールです。

今年の初釣りは大島でした。しかし、タイミング悪く春一番が吹き荒れ、散々でし
た。しかし、そういう中でもちゃんと結果を出した人がいるんですね。

土曜は松崎に入りました。裏磯のためさほど風は気になりませんでした。Mさんが右寄りのところで35cm、Fさん、Uさんが左寄りのところで仲良く39cmをゲット。そ
の他はNGでした。なおFさんは35cm以下を数枚あげました。

日曜は風がさらに強くなり夕方のシーガルが欠航するかもしれないと言うので早々と11時の便で帰りました。不調組みの不満は爆発寸前でエサも残ってるので真鶴で竿を出しましたが、余計に不満が残る結果となりました。


ps:Mさんのハナの下は今回も長くなってました。