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1万歩歩いても消費カロリーはたったの270kcal 1杯のビールで水の泡

「えっ!?がんばって、きのうあれだけ歩いたのに、全然体重減っていない!!」。じわじわと脂肪がつきはじめた腹まわりと背中まわりをなんとかしようと、毎日がんばって2駅分歩き、休日には山歩きもはじめたのに、ちっともやせない。そんな嘆きの声を、最近よく耳にします。
確かに朝、夕方とスポーツウェアを着てウォーキングをする人を多数目にするようになりました。

山登りのメカニズム

日本のウォーキング愛好家は年々増え続けて推定3千万人。歩くと心身や脳が活性化して、間違いなく体にはいいのだが、「ウォーキングで脂肪が効率よく燃える」という説は信じすぎすぐると痛い目にあいます。なぜなら、消費できるエネルギーが悲しいほど少ないのです。
「健康のために1日1万歩」とよく言われます。まず、1万歩歩くのが思ったより大変で、さらに歩幅は60センチ前後ですから1万歩は6キロです。普通に歩いて90 分。そんなにがんばっても、体重50キロで消費はわずか270kcal前後。
「いい汗かいた。とりあえずビール!」とロング缶(246kcal)をあけて、バタピーを5粒(30kcal) つまめば1万歩の努力は水の泡。おまけに食欲はそこで止められません。
さらに、歩いて内臓が活性化しているところにビールの炭酸ガスが加わると、胃液がますます分泌される。ホップの香りも食欲をかきたて、消化を促します。運動のあとのビールはまさに、食欲の火に油を注いでしまいす。
「登山太り」の嘆きもよく耳にします。仲間と山歩きを楽しむレベルでは、1日の消費力ロリーはふだんより約2000kcal多いだけ。なのに朝食も弁当もしっかり食べ、休憩タイムには仲間から甘いおやつがいろいろ回ってきます。ブドウ糖入りのドリンクもしっかり飲みます。下山すると宴会がはじまり、ビールで乾杯。から揚げなど、高カロリーのつまみを果てしなく飲食。山に登らない日もきっちり食べる癖がついてしまいます。太るわけである。歩いてやせる気なら「とりあえずビール」をやめるのが先決です。

ただし、現代人には複雑なストレスを抱えやすい労働環境があり、ウォーキングや山登りが非常によいストレス発散行動であることには間違いありません。痩せるならウォーキングや山登りをした後のビールを控えましょう…というお話です

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