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33回目、2002夏の北海道旅行・II 旅日記−1
リアルタイム旅日記として作成

 (8月10日〜11日 出発〜天売島) [8月12日 天売島〜焼尻島] [8月13日 網走・サロマ湖]
 [8月14日 根室〜川湯]  [8月15日 屈斜路・幻の滝] [8月16日〜17日 樽前山〜帰宅]

 

8月10日〜11日

 

夏恒例の新潟経由で旅立ちます〜^^。
東京駅から上越新幹線で。


 良い天気です。暑いです。。。
いよいよ33回目となる北海道行きの日になりました。昨夜遅番勤務を終えて、準備したのち4時間ほどの仮眠をとって、気温35度の中、自宅を出発しました。
 道東の気温は20度にも満たない・・・・。そんな第2の故郷に向けて、旅立ちます。
 東上線から山手線と乗り継ぎ、東京駅を目指します。山手線車内では「夢空間で行くごちぱら北海道」のポスターが。。。普段ならあまりに危険なポスターも、今日ばかりは故郷への思いを募らせてくれます。
 東京駅・・・帰省客で大混雑しています。。
 20番線から、「あさひ1号」に乗り込み13時16分、東京駅を出発。夏の帰省定番の、新潟経由で一路北海道を目指します。
 ちなみに車内、当然ですが混んでます。指定席満席、自由席は・・・・(^_^;と言う状態です・・・・(笑)
                                        14時25分作成

新潟駅からは、かつての「白鳥」なれの果て「いなほ」で青森へ
新潟で青森行き「いなほ」に
乗り継ぎます。


 「あさひ1号」は、速達列車です。上野を通過し、大宮に停車すると次は終点新潟・・。
越後湯沢も通過なので、混雑したまま新潟に向かいます。
「さいたまスーパーアリーナ」を通過し、大宮でさらに乗客を詰め込んで(お盆の季節です・・・(^_^;)、東京から1時間半で新潟に到着しました。新潟駅ホームでは、「テレビ新潟」の取材クルーがカメラを回していました。おそらく帰省シーンの撮影でしょう。インタビューも行っています(^_^;。ただ、デジカメはリュックの中に・・・。せっかくのシャッターチャンスを逃してしまいました・・・(おい)
 新潟は・・・・暑いです。。。。ただ、風は埼玉より冷たいかな・・・。
とりあえず、リアルタイムの初アップを行い、新潟での常風呂「みどり湯」で汗を流します。旅先のお風呂は、最高ですね〜。。。。
 お風呂タイムのあと、新潟駅に戻り、夕食となる駅弁を購入して6番ホームへ。
ちょうど、青森行き「いなほ9号」が入線してきました。
編成は全室グリーン車付きの9両編成。かつての「白鳥」を思い起こさせてくれます。

「いなほ」の車内から日本海に沈む夕日を♪
日本海に沈む夕日

16時55分、新潟駅を出発。車内はもちろん満席です。。。でも、新発田で結構下車し、車内は急に空き出します。僕の隣の人も下車しました。
 さっそくビールで一人乾杯します・・・・(^_^;
しばらく走って、村上に停車。村上を出発してすぐに、デットセクション(交直流の電源切り替え)を通過し、車窓には日本海が広がります。
 少し曇ってはいますが、夕暮れ時の日本海を眺めながら、ぼ〜っとする。。。列車の旅の醍醐味かもしれません。とにかく、日本海がキレイです。。。。
                                    19時03分作成

 
 今は日本海の上を追いかけてきている、ネッ友のこでら〜さんと携帯でメールしながら楽しんでたりします(笑)
 日が沈むと、列車の雰囲気は夜行列車に似てきます。途中「日本海2号」「日本海4号」「あけぼの」とすれ違いながら、北上を続けます。夏の帰省では、新潟経由が自分にとっては定番になっていますが、こうやって、ぼ〜っと過ごせる時間って、やっぱり良いですね〜^^。

万世押し寿司
万世押し寿司

列車はいつしか5分ほど遅れて運転していました・・・(^_^;
定時運行なら2分程度停車する秋田もすぐに出発。閑散としていた車内も、秋田で大量乗車があり、賑わいを取り戻した感じです。
 秋田出発後、新潟駅で購入しておいた「万世押し寿司」で夕食タイムとします。
 あとは、雑誌とか読んで過ごしています・・・・。
大鰐温泉では、大阪行き「トワイライトEXP」ともすれ違いました・・・乗りたい・・(^_^;
間もなく弘前に停車します。あと30分ほどで、青森に到着します・・・・・。
                                     22時10分作成

「はまなす」のカーペットカー。
「はまなす」のカーペットカー


 外は雨が降っています・・・。どうやら遅れの原因はこの雨みたい・・・。
結局7分ほど遅れて、「いなほ9号」は雨の青森駅に到着しました。同じホームに横付けされている、札幌行き急行「はまなす」に乗り込みます。
 今夜の部屋は、4号車カーペットカーの下席です。
盛岡からの特急「はつかり25号」も遅れており、その到着を待って、およそ5分ほど遅れて、青森駅を出発しました。
 いよいよ明日の朝は札幌です・・・。蟹田で「北斗星2号」とすれ違い、そのまま爆睡タイムに入っていったのです・・・・。

札幌に帰ってきましたが、霧に包まれています
札幌駅のJRタワーです。

青函トンネルも函館停車も気が付かないほど、熟睡していました。
目が覚めたのは、新札幌到着前・・・。外を見てみると、どんより・・・と曇っています。路面は濡れているものの、雨は降っていないようです・・・。
 そして、6時18分定刻に、札幌駅5番ホームに滑り込みました。
ホームに降り立ちます。「帰ってきた〜〜」と言う実感と共に、さすがに肌寒い・・・。と言うよりは、寒いです・・・(^_^;。関東とはあまりに気候が違いすぎますね〜。
 天気は曇り・・・。とりあえず雨は降っていないです。。。
 これから、8時発の特急バス「はぼろ号」に乗り込み、羽幌・天売島を目指します。
しばらく、PHSのエリアから離れます・・・・・・(T-T)
                               8月11日  7時30分作成

ドライブインで一休み中です。
特急「はぼろ号」です。


 札幌バスターミナルから、沿岸バス特急「はぼろ号」に乗り込みます。車内はほぼ満員に近い乗り具合。札幌を出発し、札幌ICから道央道を走り、滝川ICで降り、そこから一般道を走り続けます。
 札幌-留萌間はノンストップ。そのため、札幌を出発してから1時間半後にドライブインでの休憩タイムがあります。外に出て深呼吸・・・・。良いですね〜。。
 その後、留萌本線と併走して、留萌を過ぎると日本海オロロンラインを走ります。車窓には日本海が広がっています。そして気が付くと、恒例の睡魔との戦い・・・(笑)

バラの香りに包まれます。酔いそう・・・(^_^;
羽幌バラ園です♪

この旅最初の「ウニ」を頂きます〜^^。
バフンウニ丼です〜♪

 しばらく走ると、海岸線に天売島の姿が見えてきます。苫前の風車群を通過、天売・焼尻の姿がだんだんと近づいてきます。遙か彼方には、利尻富士の姿までもが・・・。
 札幌を出てから3時間半で、羽幌に到着。ここで下車します。

 一年ぶりの羽幌です。。。船の時間まで2時間あるので、しばらくフラフラと散歩したあと、羽幌バラ園の隣にある、「おろろん食堂・羽幌店」で昼食タイム。
 相変わらず待たされますが、注文した「バフンウニ丼」は絶品・・・・。舌にとろける味わいと言い、やはりここのウニはひと味違いますね。。。。
 その後、羽幌バラ園で「特製薔薇ソフトクリーム」を食してみますが・・・、これがハズレでした・・・・・(T-T)

 そして、歩いて羽幌港に向かい、14時発の高速艇「さんらいなぁ」に乗り込み、羽幌港を出発。一路天売島に向かいます。
 羽幌港を出港した高速艇は、文字通り海上を爆走します・・・。今日は波が少し高いためか、もの凄く右に左に揺れます。三半規管が壊れそう・・・(笑)。船に弱い人だと、間違いなく酔うでしょうね・・・・・(^_^;
 水しぶきを巻き上げながら走り、約35分で焼尻島に到着したのです・・・。
                                     14時45分作成   

巨大なオロロン鳥が出迎えてくれます
天売島に帰ってきました〜^^。


 焼尻島で10分ほど停泊した後、天売島に向けて出航します。
右側の車窓に焼尻島を望みながら進み、目と鼻の先には天売島。。。ただ相変わらず波が高く、軽い高速艇は木の葉のように大きく揺れます・・・・(^_^;
 15時、天売港に到着。一年ぶりの帰島です。。今年も帰ってきました〜。

焼尻島を眺めます
天売灯台付近から焼尻島を

 天売島に上陸して、今夜の宿である、民宿・栄丸の送迎を受けます。
で、このあとすぐに「海底探勝船おろろん」に乗り込むつもりでしたが、な、なんと「波が高いために欠航」・・・・・・・(T-T)。なんとついていないのか・・・・。
 しかし、翌朝の予約が出来るとのことで、羽幌からの船が来る前の時間、8時に予約を入れてきました。
 さて、そのあとにもう一つ・・・。宿のおかみさんから、手違いで空き部屋が無くなってしまい、テント泊にしてもらえないかと・・・・・(^_^;。一瞬焦りましたが、まぁ、コンセント引いてもらえるなら問題ないのと、せっかくの天売島初泊まりなので、OKしました

夕日を浴びている「赤岩」
夕暮れ時の「赤岩」

 宿に着いて、海底探勝船が消えたので、宿の自転車を借りて、島内サイクリングに向かいます。
 まずは天売港に戻り、絵はがき物色に、キリ番ゲット(40,000用)の記念品を購入。この時お土産やのおばさんに、「イカのするめ」の大きいの2本をもらいました^^。
 天売港をあとにして、観音岬から逆回りにサイクリングです。ちなみに天気ですが、風が強いものの、晴れてます♪。「天売島晴れ男」は健在です(爆)
 夕日の時間には早いので、観音岬の前に「天売灯台」まで往復してみます。その灯台へ向かう間に、「オニユリ」の群生を発見!天売島にもオニユリの群生があるんですね〜・・・。そのオニユリを入れて焼尻島を撮ってみたりしました。

夕暮れ時の屏風岩展望台
夕日を浴びた屏風岩付近の景色

 さて日の入りまで2時間ちかくあるので、観音岬を通過し、そのまま屏風岩へ・・・・。
とそこで、せっかく天売に泊まるのだから・・・と、赤岩まで行ってみることにします。赤岩はこの時間、逆光になるので止めようと思ったんですが、せっかくだから・・と。
 夕日を浴びた赤岩・・・・、すごくキレイでした。静かで波音だけが聞こえてくる別世界・・・。太陽を背にしているものの、逆光で潰れていないのが不思議でした。。。
 しばらく眺めて、明日も来るんだからと赤岩をあとに・・・。
 来るとき下りだった坂を、ひぃひぃ言いながら登り続け、ようやく屏風岩展望台に到着。
ここも夕日を浴びた姿が美しいですね。。。昼間とは別の姿を見せてくれます。
 この時間だから、他に観光客もいませんし・・。景色の独り占めは最高です。

観音崎展望台から眺める夕日・・・まったりです♪
観音崎展望台から眺める夕日

 屏風岩のあとは、観音岬展望台へ。ここは夕日の名所とガイドにも紹介されている所です。展望台に立つと、ちょうど良い感じに夕日が・・・・・♪
 ただ、海岸線には雲があるので、水平線に沈む夕日は見られないようです。でも、あの天気予報でここまでの夕日が見られるのですから、これは「離島系晴れ男」の神通力そのものかもしれません・・・・(笑)
 他にカップルが一組いたものの、夕日を眺めつつ、まったりと時間を過ごします。
が、さすがに寒くなってきたので、明るいウチに宿に戻ることにします。行きは上り坂・・・と言うことは、当然帰りは下り坂になるわけで・・・・♪ あっという間に、宿に到着しました。

宿に帰ってすぐにお風呂タイムにしてもらい、そのあと夕食タイムです。
その夕食というのが、専用のプレハブ(食堂ですね)に入り、炭火を前にして座ります。

今晩の夕食です。ウニがでかい♪
今宵の夕食です〜(^^)

そして持ってこられたのが、「ウニ・青つぶ貝、ホタテ、ほっけ、イカ」。。。それらを炭火で焼いていきます。まさに豪快そのもの・・・。「ウニ」は「焼きウニ」と生でそのまま・・・。2つに割られたウニ・・・生きてます。動いてます。。。そして、めっちゃ美味しいです♪♪甘みがあって、口の中でとろけるような・・・・・・・・・・♪
 焼き物の他に、海鮮丼も出てきます。「青つぶ」は美味しいし、「ほっけ」は絶品・・。魚介類の美味しさは、やはり離島ですね〜。ビールを飲みながら、大満足でした。
 食後は宿のおかみさんと、島の観光とかについて、いろいろと話し込んでました。先々月に放送された、NHK「人間ドキュメント」の番組(天売・焼尻の特集)にも出演されたとのこと・・・。帰ったらビデオチェックです(笑)。もちろんHPの宣伝もしっかりと行ってきます(爆)

 そのあとは、テントに移動します。と言っても、宿の敷地内にあるんですけどね。焼尻島の街の明かりがキレイです。。。
 テントの中には寝袋・・・。天売島での夜が更けていきます・・・。
 これをアップしたら、ライト持って少し夜の散歩に出てみます。夜空の星がすっごくキレイなんですよ・・・・♪
                                       22時15分作成

 

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