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「ほくとの一人旅」開設5周年記念
2005 GW春の北海道旅行旅日記−2
リアルタイム旅日記として作成
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 [4月29日 出発〜新日本海フェリー] (4月30日 小樽〜天人峡〜網走)
 [5月1日 網走〜知床五湖〜羅臼] [5月2日 羅臼〜中標津] [5月3日 摩周・阿寒エリア]
 [5月4日 白糠〜帯広〜糠平] [5月5〜6日 糠平〜苫小牧〜太平洋フェリー]

4月30日

 

小樽の夜景が・・・。まもなく入港です。。。
もうすぐ小樽港に到着します。。

 昨夜は22時には寝に入りましたね。こんな時間に就寝するのは、一年のウチでも、この新日本海フェリーに乗った時ではないかと・・・(笑)。
船酔い加減もなんのその、しっかりと熟睡しました♪
 起きたのは、3時半です。すでに小樽港内に入っているようで、まったく揺れていません。コンタクトを装着して、下船準備を済ませます。

小樽港に上陸しました。
朝の小樽に上陸しました。

 3時50分過ぎに、車両甲板への下船が始まりました。しばらくしてから、S寝台を後にして移動します。デッキへは出られませんが、船内から小樽の街灯りが見る事が出来ます。ようやく2ヶ月ぶりに帰ってきましたね。。。

 さて、車両甲板に移動しますが、白のV35君、あれ絶対去年隣に並んだ車に違いありません。あのGTマークが物語っている(笑)。
 18時間ぶりに我がV35君とご対面して乗り込みます。やはり船内のこの場所はPHSは入りませんね・・・。時間があるので、旅行記を書きながら過ごしています。
 4時20分を過ぎた頃から、大型トラックの下船が開始されました。それからほどなくして、ちょうど旅行記を書き終えた頃に車が動き始めました。そして4時35分過ぎに北海道・小樽港に上陸したのです。
 さて、一路網走目指して走ります♪
                     
4時40分作成

銭函付近で朝日を迎えます。
銭函付近で朝日が・・・♪

 小樽港を出発して、小樽ICから札樽道に入ります。
しばらく走り続けると、進行左側に日本海が見えてきます。そして、朝日も・・・。出来れば車停めて写真撮りたいんですけど、そう言う訳にもいかないし。。銭函付近からの景色がすごくキレイです。。朝日を眺めつつ、交通量の少ない札樽道を走り続け、札樽道から道央道に入って、旭川方面めざして走り続けます。

岩見沢PAでひと休みします。
岩見沢PAでひと休み・・・

 道央道も交通量少ないですね〜。そして、相変わらず道の状態が良くないです。
 途中、岩見沢PAで一呼吸おきますが、ここのPAに停まっている車がものの見事に道外ナンバーだけと言う・・・(笑)
 岩見沢PAを出てひたすら走り続けます。途中から雨がポツポツと・・・。大雪山系には厚い雲が掛かっています。。

 去年と同じく、深川ICで高速を降ります。
道の駅隣のコンビニで朝食を買い込んで、R12を走りつづけ、旭川駅の前を通過して旭川市内を走り抜けます。そのまま道道をひたすら走り続けます。
 旭岳方面への道と別れて天人峡方面に向かいますが、ポツポツの雨がいつしか雪に変わっていました。しかもかなりの本降り・・・・。路面は濡れているだけですけど、気温は0度・・・。
 ところでこの道道、しつこいくらいに「層雲峡方面には通り抜け出来ません」の看板が出ています。間違える人・・・いるんでしょうね。。。

遊歩道は雪に埋もれています。。。
遊歩道は雪道・・・

 天人峡温泉はすっかりと雪に降られていました。停めてある車にも雪が積もっていますし。。。
 車を駐車場に停めて、歩いて羽衣の滝を目指します。遊歩道があるようなんですけれど、その遊歩道は雪の中・・・。でも、見に行く人はかなり多いようで、しっかりと踏み固められているので、少しは歩きやすいですけど、それでも新雪が少しとはいえ積もっています。

 雪は依然として降り続いていて、ここはまだ冬です。
歩く事20分くらいでしょうか。。ようやく、羽衣の滝に到着しました。足跡は上の見晴台まで続いているようですけど、かんじきでも履かなきゃ無理のようなので、下から滝を眺めるだけにします。

まるで季節逆行したかのような、雪景色です。。
まるで季節逆行したような雪深さ・・・

羽衣の滝に到着。雪景色の滝はキレイです。
雪景色の羽衣の滝です。

 天人峡は初めてで、もちろん羽衣の滝も初めて見ますけど、キレイですね。。。つい見入ってしまいます。ここから600m先に敷島の滝があるのですが、さすがにそこまで行く装備はしていないので、羽衣の滝だけ見て引き返す事にします。
 今度はぜひ、夏に来て両方の滝を見てみたいものです。

層雲峡のような柱状節理です。
温泉街の柱状節理です

 帰りも同じくらいの時間で温泉街に戻ってきました。
あらためて温泉街を見渡すと、すごい場所にあるんですね。層雲峡を凌ぐような柱状節理の真下にホテルが建っていたりしますから・・・。
 今度は温泉にも浸かってみたいな・・・と思いつつ、雪降る天人峡を後にしました。

 当初、このまま美瑛に立ち寄って白金の「青い池」に立ち寄ろうかと思っていましたが、時間的に厳しくなりそうなので、止める事にして一路網走方面目指して走る事にします。
 道の駅「ひがしかわ」でスタンプノートを100円にて購入。今年から有料化されたんですよね〜。有料化するのなら24時間スタンプ押せるようにすればいいのに・・・って思ってしまいます。。
 道の駅そばのコスモでこの旅最初の給油をします。567km走って56.8L。ほぼリッター10kmの好成績。カタログ数値以上の高燃費です♪

愛山渓ドライブインでお昼タイム
愛山渓ドライブインでお昼♪

 旭川の郊外を走り抜けてR39に出ます。道の駅「とうま」に立ち寄り、あとはひたすら走り続けます。この辺りの天気は曇り空・・・。
 上川の手前にある「愛山渓ドライブイン」に立ち寄ります。時間的に少し早めの昼食にしますが、もう一つの理由が「原田ラーメン」です。ジャンプスキーの原田雅彦選手の生まれ故郷である上川町。その原田選手のV字ジャンプをイメージ(?)してのラーメンだそうで、ずいぶん前にテレビで紹介されていたものです。

これが噂の「原田ラーメン」です。上川名物(笑)
原田ラーメンです♪

 で「原田ラーメン」ですが、メンマと海苔とネギでV字飛行を表現しています。それ以外はいたって普通の醤油ラーメン。なかなかに美味しかったです。

 ラーメン食べた後は上川を通過して、石北線に寄り添うようにしてR39からR273に入って走り続けます。浮島から無料開放の高速に入り、北見峠をトンネルでかわします。
 R333に出て、道の駅「まるせっぷ」に立ち寄って、道道に入ってしばらく走り続けます。車・・・走っていません(^_^;
 しばらく走って、目的の「丸瀬布いこいの森」に到着しました。
 ここでの目的はもちろんSL雨宮号です。ちょうど駐車場に車停めて外に出たら、列車がやって来たので当然撮り鉄とします(笑)。いかに森林鉄道サイズの小さい蒸機とは言え、SLはSLです。煙吐きながら近づいてくる姿は、なかなかに迫力がありますね。

小さいながらも、蒸機は蒸機ですね。
小さくても蒸機は蒸機

近付くと小さくて可愛い(^^)
でも可愛いです(^^)

もちろん乗ってきます(笑)
もちろん乗りました(笑)

 で、もちろん写真だけ撮って帰る訳にはいきません(笑)。
500円の乗車券を購入して、13時半の列車に乗り込む事にします。オープンデッキの車両を選びますが、気温3度・・・・・かなり寒いです。でも、走り出してしまえば、楽しいですね。ほとんどトロッコ列車みたいな感じで、牽引しているのはSLですから、小さいけど・・。

つかのまのミニSLの旅でした♪
ちょっとしたミニSLの旅♪

 約15分のミニSLの旅を満喫して・・・・すっかり手がかじかんで冷えてしまいました(笑)。
で、すぐちかくにある丸瀬布温泉の日帰り入浴施設「やまびこ」で、温泉に浸かる事にします。ここには露天風呂もあって、なかなかに良い湯でした。この旅最初の温泉ですね♪

 温泉で温まったあとは、丸瀬布を出発します。
さっき来た道を引き返して、R333に合流して走り続けます。遠軽市街に入って駅前から延びる道道を走ります。芭露へ抜ける道道ですが、ここも車走っていませんね・・・(^_^;
 途中から雨が再び降ってきました。。

 R238に出て少しした所で、「水芭蕉群生地」の看板を見つけたので、ちょっと立ち寄ってみます。サロマ湖のほとりにある一角ですが、水芭蕉が見頃を迎えているようです。春らしい風景ですけど、雨ではなく雪が舞っています・・・(^_^;

ミズバショウです。
サロマ湖湖畔のミズバショウ

かなり群生していて、見頃を迎えています♪
ちょうど見頃を迎えてました。

ここに鉄道があったことを物語っている「鉄道林」の標識
鉄道があった証が・・

 またここの水芭蕉群生地に、あるものを見つけてしまいました。
それは「鉄道林・中湧別」の小さな標識。かつて、この場所に鉄道が走っていた事実を、しずかに物語っています。でもいったいどれだけの人が、ここに鉄道が走っていた事を思い浮かべるのだろうか。。。

計呂地交通公園。C58と客車が残されています。
旧・湧網線の計呂地駅跡

 水芭蕉を眺めた後は、道の駅「愛ランド湧別」に立ち寄り、その先にある計呂地交通公園に立ち寄ります。実はここにこのような施設があるとは知りませんでした・・・(^_^ゞ
 ここは旧・勇網線の計呂地駅を保存していて、かつての計呂地駅もそのままの姿で建っています。客車は夏場はライダーハウスとして利用されているようです。
 交通公園を出てしばらく走って、「ピラオロ展望台」という場所に立ち寄ってみます。
 国道からちょっと入った場所にあるのですが、立派な展望台の建物の割りには、見える景色は大したこと無いです(笑)。展望台の隣に旅館があるのが気になりましたけど(^_^;

ピラオロ展望台からの眺め
ピラオロ展望台からの眺め・・・

展望台自体は立派な建物なんですけど・・・(^^;
展望台は立派なんですが。。

道の駅サロマ湖の焼きホタテ♪
焼きホタテ♪

ソーセージの春巻き揚げのような、サクサク。美味しかった♪
サクサク♪

 しばらく走って、道の駅「サロマ湖」に到着します。
ここの道の駅といえば、「焼きホタテ」です。もちろん食べますが、ふと目にとまったのが並びの露店にあった「サクサク」・・・。つい買ってみますが、ソーセージを春巻き風にして揚げたもの。これがなかなかに美味しかったのが意外でした。
 道の駅を出発してサロマ湖を眺めつつ走り続けます。
サロマ湖展望台に行ってみようか・・とも思いましたが、幌岩山山頂が雪化粧していたので止めました。展望台の姿も見えますが真っ白でしたし。。

 ワッカネイチャーセンターに行ってみますが、僅差で終わってしまいました・・・。で、いつもの展望台まで戻ってみますが、分厚い雲が漂っていてとても夕日なんて見えそうにもないです。しかも気温1度で風が強くて、寒い・・・。この季節のサロマ湖も、たいして湖面の色はしていないですしね。。
 トレイン喫茶「ゆうもうせん」跡をみて、サロマ湖をあとにします。

レストハウス「ところ」で夕食タイム。ホタテづくし定食です(^^)。
ホタテづくし定食で夕食♪

 ちょうど時間も17時半を過ぎていたので、レストハウス「ところ」でちょいと早めの夕食タイムにします。
 ここは以前に一度利用した事があります。メニューを見てみると「カキづくし定食」が目にとまりましたが、今は時期を過ぎてしまったので無いとの事・・・。なので、「ホタテづくし定食」にしました。久しぶりに食べましたが、変わらず美味しかったです。
 ちなみに時間が時間だったので、お客さんはσ(^^;一人だったのですが、食べ終わってお店を出たとたんに、3組のお客さんが入っていきました・・・(^_^;

 さて、網走まではもう一息です。
途中、今まで目にしながら一度も立ち寄った事のない旧・卯原内駅に立ち寄ってみます。
ここには9600型蒸機と客車が1両、能取湖をバックに保存されています。しかも、ここの9600型は運転室に上がる事が出来るようなので、運転台に上ってみました。今はサイクリングロードとして利用されている勇網線廃線跡・・・。機関車の運転台からはどんな景色が見えていたんだろうな・・・・と、つい物思いにふけってしまいました(笑)

旧・卯原内駅にある9600型蒸機。
旧・卯原内駅の9600型蒸機

この運転台から、かつてどんな景色が見えていたのだろう・・・。
この運転台からどんな景色が・・・

 卯原内を出るとあとは網走湖湖畔を走って網走市内に入ります。
網走駅前を通過して、今夜の宿泊場所である、ほとんど網走の常宿と化した北海ホテルに到着しました。
 さて、明日の天気はでうでしょう。それが気になります。

 そういえば、、今日でサイトを開設してから、5年が経過しました。
HPを始めた頃は、こんなに続くとは思ってもいませんでしたね。もう5年か〜。早いものです。。。

                走行距離・483km
                  
21時40分作成

 

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