曇り空の網走の朝
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昨夜は「レストハウスところ」で食べた「ホタテづくし定食」でかなり満腹になったので、いつもなら「あんじろ」等に行くのですが行く気になれずに、旅行記書き終わったあと、網走駅にて「オホーツク10号」を見送って、あとは風呂入ってビール飲んで熟睡しました。
北浜駅にやってきました
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起きたのは8時前です。
昨夜の予報ですと、朝の網走は「雪」の予報だったのですけど、外を見てみると雪も雨も降った形跡は無く、曇り空に薄日が射しているような状態です。ホッと一安心ですね。
ホテルのバイキング形式の朝食を食べたあと、9時前に北海ホテルを出発します。
まず行き先は当然、北浜駅ですね。
国道を走り、釧網線と寄り添いながら走り続け、約20分程度で北浜駅に到着しました。
先客は2名だけのようです。駅舎に入る前に駅前海岸に出てみますが、今日のオホーツク海は波が高いです。少し荒れ気味。。。知床半島にはどんより・・と雲が掛かっています。
ベンチ上のゾーン。
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さて、駅舎内に入ってみると、事前情報のように「ゴミ箱」が撤去されており、本来の依存症ゾーンが復活しています。しかも、さらに増殖しているようで。・・・(^_^;
と言う訳で、σ(^^;も当然のように依存症ゾーンと、ベンチ上のゾーンの2ヶ所に貼り付けてきました。ゴミ箱が無くなったので、ずいぶんと依存症ゾーンが広く感じられたりして・・・(笑)
貼り付けを済ませたら、北浜駅を出発します。
道の駅「はまこしみず」に立ち寄りつつ、R244を走り続け、斜里からR334に入ります。案内標識には「知床横断道路 5月6日10時開通予定」と表示されています。
R334をひた走りますが、ウトロに向かう車がほとんど無いのに対して、ウトロ側から斜里に向かう車の多い事多い事・・・・。まるで、知床横断道路の通行止めに諦めて戻ってきた車の列みたいな・・・・(^_^;
天気は相変わらず曇り空ですが、斜里岳はキレイな姿を見せてくれています。
オシンコシンの滝を通過してしばらく、ウトロ市街に入ります。市街地を抜けて知床横断道路に入り、とりあえず知床自然センターに立ち寄って知床五湖についての掲示板を見ますが、閉鎖はされていないようなので一安心。
自然センターを出発して、道道93号線を知床五湖に向かって走ります。途中、路駐している車を何台かみかけますが、決まって近くにはエゾシカの姿が・・・。そんなにエゾシカが珍しいのか・・・と思ってしまいます。
一湖
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さて、知床五湖駐車場に到着しました。410円を払う有料なので、安全面では安心出来ます。靴を履き替えて、クマよけの鈴を装着して遊歩道を歩き始めます。
4月末に降り続いた雪のせいもあるのか、例年よりかなり積雪が多いです。遊歩道上にも雪が残っていますし。。。
しばらく歩いて、一湖に到着しますが、湖は霧の中に包まれています。。。ま、こればかりは仕方ないですけどね。。
遊歩道です。
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霧に包まれた一湖をぐるっと回るように歩き、二湖に向かいます。この辺りの積雪もかなり多いですね。GWの知床五湖はもう何度も訪れていますけど、ここまで雪が多いのは初めての気がします・・・。
一湖からあるいて10分くらいで、二湖に到着します。ここも湖は霧の中です。まぁ、それはそれで雰囲気はあって良いんですけどね。
二湖
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二湖
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ほとんどの観光客はここ二湖で引き返すようです。
σ(^^;はもちろんその先に向かいます。二湖を眺めながら湖岸沿いをかなり歩いて内陸に入り、少しして三湖に出ます。こちらも霧に包まれていますが、なんとか中之島が見える程度・・・くらいですね。
しばらく湖岸を歩いて再び森の中に入っていきます。クマよけの鈴が無いと、かなり怖いかもしれません。霧が掛かっていますから・・・・。
三湖
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四湖
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五湖
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四湖も霧の中でしたが、四湖からすこし歩いた五湖は、キレイに霧が晴れていました・・・。なぜここだけ・・・と思いますけどね。
五湖を出てしばらく歩いて、駐車場に戻ります。でも、出発した時よりかなり霧が晴れているので、もしや・・・と思い、再び一湖に向かって歩き始めます(^_^;。
そして一湖に着きますが、「さっきよりマシ程度・・・」でした。そこから二湖まで行ってみますが、二湖の方が霧は晴れていましたね。
再び一湖。霧は変わらず。。
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二湖は少し晴れてきた。。
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知床連山が少しだけ顔を見せて・・
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とりあえず、二湖を眺めてそのまま駐車場に戻る事にします。
駐車場に戻って、レストハウスで「はまなすこけももソフト」を買い、それを食べつつ展望台まで歩いてみます。
で、展望台に出てみると、なんと一湖がキレイに見渡せるではありませんか・・。ちと悔しい・・・・(T-T)
しかも、それまでの曇り空が晴れてきて、知床連山までもがうっすら・・と姿を見せてくれます。ちょっと悔しい・・・と思いましたが、麓の方にはまだ霧が走っているので、果たして湖から連山を見る事が出来るのかは分かりませんけどね。。
横断道路は通行止めのまま・・
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知床五湖を出発して、いったん知床自然センターに戻ります。フレペの滝遊歩道はまだ雪の中に埋まっていました。。。
知床横断道路はしっかりとゲートが閉じられています。ここを通ればものの30分程度で羅臼に抜ける事が出来るんですけどね〜。。。そんなこんなで、自然センターを出発して一路羅臼目指して走る事にします。
今年最初のウニ丼です♪
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と、ウトロに立ち寄って、少し遅めの昼食タイムにします。
入ったのは、ウトロ港にある「ウトロ漁協婦人部食堂」です。以前にテレビの番組に登場した事があるんですよね。それで。。。
で、食べたのはもちろん「ウニ丼」です。いまはオホーツク海側が漁期ですからね。なかなかに美味しかったです。
さてウニを食べたあとは、ひたすら走り続けます。オシンコシンの滝にトイレで立ち寄りますが、観光客多いです。。。
で、斜里方面・・・交通量少ないですね〜。そんなR334を走り続け、朱円で脇道にそれて少し走り、R244に合流します。知床横断道路が通行止めの場合、羅臼に向かうには根北峠を経由するしか無いですからね〜。
旧・根北線の越川橋梁跡
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開通することなく建設中止の行く末
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そして、R244と言えば越川にある、旧・根北線の越川橋梁跡です。立派なコンクリートアーチ橋は北海道遺産にも登録されているようで・・・。このような遺構は道内あちこちで見る事が出来ます。無駄な鉄道建設の行く末ですね。。
さて、根北峠を越えるR244ですが、こちらも見事に車走っていません(笑)。
対向車すらまれですからね〜。峠山頂付近は路面が濡れていましたが、天気は曇りです。気温が0度なので、凍結が怖かったんですけれど大丈夫でした。
スキー足跡が川北温泉に向かって・・
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川北温泉入り口は雪に埋もれてます
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峰浜から見る知床連山
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峠を越えても車の数は変わらず・・・。ひたすら走り続けて、川北温泉入り口に着きます。もちろん川北温泉への林道は雪に閉ざされていますが、近づいてみるとなんと、人の足跡がずっと続いているではありませんか・・・。しかもかなり新しい足跡です。まさか温泉まで歩いたのでしょうか・・・。かな〜り気になりますね。なにしろここから温泉までは5キロほどの距離がありますから。。。
羅臼市街から羅臼岳を・・
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川北林道入り口を出てしばらく走り続け、道道にそれてまたひたすら走り続けて、羅臼に向かうR335に合流します。
あとは真っ直ぐ羅臼に向かって走り続けるだけです。途中の峰浜では知床連山を見る事が出来ます。もちろん海を見れば国後島の姿も見えています。
ひたすら走り続けて、羅臼に到着しました。
道の駅に立ち寄って羅臼市街に入ってみますが、なんと羅臼岳が美しい姿を見せてくれています。ちょっと温泉街の方に向かってみますが、やはりこっちまで来ると羅臼岳は隠れて見えなくなりますね。引き返そうとした時、大型の除雪車が2台峠側から降りてきました。除雪作業も進んでいるようです。
今夜の宿、番屋北浜
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さて、今夜の宿は羅臼なんですが、ここから相泊の方に向かって、しばらく走り続けます。羅臼市街からかなり離れた、ほとんど瀬石の近くにある番屋北浜に到着したのが、17時半過ぎでした。今夜はここに宿泊します。
19時45分作成 |