それでは、ちくま文庫版『忍法聖千姫』の第三話です。
*** 『忍法とりかえばや』 52p *** .
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なんと、忍法大名の登場です、『忍法とりかえばや』。
「忍法とりかえばや」は、人間接木(つぎき)の術、人体移植術です。
人間接木の術とくれば、『忍法小塚ッ原』(『忍法関ヶ原』第4話)、
『羅妖の秀康』(『忍法流水抄』の第5話)、
『忍者死籤(しにくじ)』(『忍法鞘飛脚』第7話)、
『転の忍法帖』(『姦の忍法帖』第4話)、でおなじみですね。
ま、『忍法小塚ッ原』には及びませんが、忍法大名にはビックリ仰天。
上州岩殿藩の謎をめぐる、ミステリーな短編忍法帖、でした。
伊賀組首領の娘
花婿候補の選抜試験
武芸に優れた赤目市兵衛(あかめ いちべえ)
容貌が自慢の楢葉平九郎(ならは へいくろう)
偉丈夫な男根の勾銅骨(まがり どうこつ)
平均点ではトップの茨木丈馬(いばらき じょうま)
飛び抜けたものがない者は落第
しょせん、何の取り柄もない男
忍者は芸術家と同じ
余人を超える特質があればよい
あやしき上州岩殿藩を探れ
隠密御用が最終審査
花婿は誰に?
『忍法とりかえばや』
***
( 注:*は手裏剣のつもり
(^ ^; )
(これがいわゆる、”少年摩羅人アルク・コーガン”の
『失笑・スピロヘータネッチョリ目線:流し目波状攻撃』part112
っつーこと? あ、ごくろうさんpart112)
謎の忍法大名、『忍法とりかえばや』を読みたまえ、小林少年君、むはははは。
◆オレのオモシロ度=読んでいない。
◇ボクのオモシロ度=☆☆ (☆5つが最高。)
2005.1.9.(また読者が減っちゃったかな)
えー、これはボクの個人的趣味です。
忍法名とか脇役陣とか時代とかをExcelで並べ替えして遊ぼっかな、っつーつもり。
忍法帖第?作目
初連載誌:小説現代1968年8月号「とりかえばや忍譚」改題
(山田風太郎46歳:執筆時)
時代設定:不明(戦争のない江戸時代)梅雨〜秋
登場人物
伊賀忍者
@服部 万蔵(はっとり まんぞう)伊賀組首領。:忍法名使用せず&不明
A朝国 甲太夫(あさくに こうだゆう)伊賀組顧問格。:忍法とりかえばや(とりかえばや)
(手足・耳・眼・舌・男根を切り取り、別人と取り替える。移植手術。)
B茨木 丈馬(いばらき じょうま):忍法とりかえばや(とりかえばや)(手足・耳・眼・舌・男根
を切り取り、別人と取り替える。移植手術。)
C赤目 市兵衛(あかめ いちべえ)剣の達人。:忍法名使用せず&不明
D楢葉 平九郎(ならは へいくろう)二枚目。:忍法名使用せず&不明
E勾 銅骨(まがり どうこつ)男根がりっぱ。:忍法名使用せず&不明
F服部 半蔵(はっとり はんぞう)初代服部半蔵は慶長元(1596)年に死去。八千石の
服部石見守(いわみのかみ)。江戸城の半蔵門にその名を残す。
:忍法名使用せず&不明
伊賀くノ一
@お七(おしち)服部万蔵の娘。:忍法名使用せず&不明
Aお眩(おげん)朝国甲太夫の女房。:忍法とりかえばや(とりかえばや)(手足・耳・眼・舌・
男根を切り取り、別人と取り替える。移植手術。)
能登流忍者
@岩殿 上野守(いわどの こうずけのかみ)上州岩殿藩主。上杉家能登流忍法を江
戸の妾から習った忍法大名。:忍法名使用せず&不明
諏訪流くノ一
@お左衣(おさえ)岩殿上野守の側女。武田家諏訪流くノ一。
:忍法呪殺の術(じゅさつのじゅつ)(呪い殺す。)
脇役陣
@上杉 謙信(うえすぎ けんしん)戦国武将。不識庵謙信公とも呼ばれた。摩利支天
を信仰した。天正6(1578)年3月13日病死。
A武田 信玄(たけだ しんげん)戦国武将。すでに死亡。
*** ボクの「忍法とりかえばや」データ おしまい***
2005.1.9.(まだ読者が残っているかな?)
ではでは、出羽の守、大変長らくお待たせいたしました。
今週のメイン・イベント (^ ^; あり??? 何か変よ。 え? あいむ・そりい?
あいむ・そりい!
ちくま文庫版『忍法聖千姫』は短篇集なので、
いかがわしいシーンがほとんどありませんので、
『声に出して読めたらエライ禁断の忍法聖千姫』 (^ ^; .
のすべての短篇は、お休みさせていただきます。ご了承ください。
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何だこりゃ?っつー肩すかしで、ごめんネ。だって、スケベシーン過激じゃないんだもん。
『声に出して読めたらエライ禁断の忍法聖千姫のすべての短篇』
(^ ^; は、お休みでした。
◆オレのゴックン度(初読)=お休み (★5つが最高)
◇ボクのゴックン度(再読)=お休み
*** 「忍法とりかえばや」の巻 おしまい ***
2005.1.9.(更に読者が減っちゃったかな?)
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