忍法大名の登場です。    飛び抜けたものがない者は落第。しょせん、何の取り柄もない男。
     忍者は芸術家と同じ。余人を超える特質があればよい。『忍法とりかえばや』


 忍法帖シリーズ 山田風太郎の私設ファンコーナー45です。

           ★山田風太郎の忍法帖シリーズを是非ぜひゼヒ読んでネ★

   んで、45回目の今回は、


            ちくま文庫 山田風太郎 忍法帖短全集 9
    ********* 忍法聖千姫 *********    .

           短篇集なので、目次の紹介をします。

                   忍法聖千姫───── 52p
                   忍法ガラシヤの棺
──  39p
                   
忍法とりかえばや───  52p
                   忍法幻羅吊り
────  69p
                   
忍法穴ひとつ───── 24p
                   忍法瞳録
────── 28p
                   
忍法阿呆宮────── 47p
                   
首斬り浅右衛門(エッセイ) 2p
                                      の8短篇です。
                     
注:第一話〜第六話の
                     
は講談社文庫版『忍法関ヶ原』をご覧ください。


   妖しき 聖女 千姫   

   美しき 魔女 千姫   
ちくま文庫 880円 324p 表紙:山本タカト(千姫) 解題:日下三蔵 解説:山田正紀

 
 


それでは、ちくま文庫版『忍法聖千姫』の第三話です。

  *** 『忍法とりかえばや』 52p ***   .
 

 なんと、忍法大名の登場です、『忍法とりかえばや

 「忍法とりかえばや」は、人間接木
(つぎき)の術、人体移植術です。
 人間接木の術とくれば、『忍法小塚ッ原』(『
忍法関ヶ原』第4話)、
                
『羅妖の秀康』(『忍法流水抄』の第5話)、
                『忍者死籤
(しにくじ)』(『忍法鞘飛脚』第7話)、
                『転の忍法帖』(『姦の忍法帖』第4話)、でおなじみですね
 ま、『忍法小塚ッ原』には及びませんが、忍法大名にはビックリ仰天。
 上州岩殿藩の謎をめぐる、ミステリーな短編忍法帖、でした。

  伊賀組首領の娘
    花婿候補の選抜試験
      武芸に優れた赤目市兵衛
(あかめ いちべえ)
        容貌が自慢の楢葉平九郎
(ならは へいくろう)
          偉丈夫な男根の勾銅骨
(まがり どうこつ)
            平均点ではトップの茨木丈馬
(いばらき じょうま)
              飛び抜けたものがない者は落第
                しょせん、何の取り柄もない男
                  忍者は芸術家と同じ
                    余人を超える特質があればよい
                      あやしき上州岩殿藩を探れ
                        隠密御用が最終審査
                          花婿は誰に?
                            『忍法とりかえばや

                              ***
                                
( 注:は手裏剣のつもり (^ ^; )

(これがいわゆる、”少年摩羅人アルク・コーガン”の
 『失笑・スピロヘータネッチョリ目線:流し目波状攻撃』part112
 っつーこと? あ、ごくろうさんpart112)

 謎の忍法大名、『忍法とりかえばやを読みたまえ、小林少年君、むはははは。

◆オレのオモシロ度=読んでいない。
◇ボクのオモシロ度=☆☆ (☆5つが最高。)
                        2005.1.9.(また読者が減っちゃったかな)


   お七  服部万蔵の娘。          お眩(おげん) 朝国甲太夫の女房。                            忍法とりかえばや          お左衣(おさえ) 岩殿上野守の側女。                       武田家諏訪流くノ一。                          忍法呪殺の術                               「とりかえばや忍譚」改題
     
*** ボク「忍法とりかえばや」データ ***     .。

 えー、これはボクの個人的趣味です。
忍法名とか脇役陣とか時代とかをExcelで並べ替えして遊ぼっかな、っつーつもり。

忍法帖第?作目
初連載誌:小説現代1968年8月号「とりかえばや忍譚」改題
                                   (山田風太郎46歳:執筆時)
時代設定:不明(戦争のない江戸時代)梅雨〜秋
登場人物
伊賀忍者
@服部 万蔵(はっとり まんぞう)伊賀組首領。:忍法名使用せず&不明
A朝国 甲太夫(あさくに こうだゆう)伊賀組顧問格。:忍法とりかえばや(とりかえばや)
       (手足・耳・眼・舌・男根を切り取り、別人と取り替える。移植手術。)
B茨木 丈馬(いばらき じょうま):忍法とりかえばや(とりかえばや)(手足・耳・眼・舌・男根
       を切り取り、別人と取り替える。移植手術。)
C赤目 市兵衛(あかめ いちべえ)剣の達人。:忍法名使用せず&不明
D楢葉 平九郎(ならは へいくろう)二枚目。:忍法名使用せず&不明
E勾 銅骨(まがり どうこつ)男根がりっぱ。:忍法名使用せず&不明
F服部 半蔵(はっとり はんぞう)初代服部半蔵は慶長元(1596)年に死去。八千石の
       服部石見守(いわみのかみ)。江戸城の半蔵門にその名を残す。
      :忍法名使用せず&不明
伊賀くノ一
@お七(おしち)服部万蔵の娘。:忍法名使用せず&不明
Aお眩(おげん)朝国甲太夫の女房。:忍法とりかえばや(とりかえばや)(手足・耳・眼・舌・
       男根を切り取り、別人と取り替える。移植手術。)
能登流忍者
@岩殿 上野守(いわどの こうずけのかみ)上州岩殿藩主。上杉家能登流忍法を江
       戸の妾から習った忍法大名。:忍法名使用せず&不明
諏訪流くノ一
@お左衣(おさえ)岩殿上野守の側女。武田家諏訪流くノ一。
      :忍法呪殺の術(じゅさつのじゅつ)(呪い殺す。)
脇役陣
@上杉 謙信(うえすぎ けんしん)戦国武将。不識庵謙信公とも呼ばれた。摩利支天
       を信仰した。天正6(1578)年3月13日病死。
A武田 信玄(たけだ しんげん)戦国武将。すでに死亡。

 *** ボク「忍法とりかえばや」データ おしまい***
                          2005.1.9.(まだ読者が残っているかな?)

ではでは、出羽の守、大変長らくお待たせいたしました。
今週のメイン・イベント
(^ ^;  あり??? 何か変よ。 え? あいむ・そりい?

 すべての短篇は、お休みさせていただきます。                      ♪ギャグ股の切れ上がったいい女♪
あいむ・そりい!
ちくま文庫版『忍法聖千姫』は短篇集なので、
いかがわしいシーンがほとんどありませんので、
 声に出して読めたらエライ禁断の忍法聖千姫 (^ ^; .
 
すべの短篇は、お休みさせていただきます。ご了承ください。

 何だこりゃ?っつー肩すかしで、ごめんネ。だって、スケベシーン過激じゃないんだもん。
『声に出して読めたらエライ禁断の
忍法聖千姫のすべての短篇』 (^ ^; は、お休みでした。

オレのゴックン度(初読)=お休み (5つが最高)
ボクのゴックン度(再読)=お休み

   **
「忍法とりかえばや」の巻 おしまい **
                          2005.1.9.(更に読者が減っちゃったかな?)

 
 


ちくま文庫版『忍法聖千姫』の第五話です。

 ***** 『忍法穴ひとつ』 24p *****
 

 男にとっては恐ろしい話です、男根忍法譚、『忍法穴ひとつ』

 詳しく知りたい人は、ボクの「忍法穴ひとつ」データを読んでネ。(またCMだね)

  柳生家の娘婿候補に名乗り出た
  
  宮本土佐、武蔵の子孫
  
    破った相手に放尿の儀式
        剣豪だが品格に欠ける
 
         将軍家剣法指南にはふさわしくない
  
          穏やかに国元へ帰す方策はないか
              『忍法穴ひとつ』
 
               ***
                  ( 注:は手裏剣のつもり (^ ^; )

(これがいわゆる、”少年摩羅人アルク・コーガン”の
 『失笑・スピロヘータネッチョリ目線:流し目波状攻撃』part113
 っつーこと? あ、ごくろうさんpart113)

 男にとっては恐ろしい話、『忍法穴ひとつ』をどう読んだかな、明智君、むはははは。

◆オレのオモシロ度=読んでいない。
◇ボクのオモシロ度=☆ (☆5つが最高。)
                        2005.01.16.(また読者が減っちゃったかな)


   服部 百蔵  公儀忍び組首領。       江袋 平九郎  公儀忍び組伊賀忍者。      おあん 甲賀卍谷で修行したくノ一。                   公儀忍び組首領服部百蔵の孫娘。       男根忍法譚       男にとっては  恐ろしい話 (^ ^;   
     
.。***** ボク「忍法穴ひとつ」データ *****     .。

 

忍法帖第?作目
初連載誌:週刊サンケイ1969年1月13日号
                          (山田風太郎47歳:執筆時)
時代設定:天明(1781〜1789)の頃の春
登場人物
公儀忍び組忍者
@服部 百蔵(はっとり ひゃくぞう)公儀忍び組首領。70歳以上。:忍法名使用せず&不明
A江袋 平九郎(えぶくろ へいくろう)伊賀忍者。:忍法名使用せず&不明
甲賀くノ一
@おあん(おあん)甲賀卍谷で修行したくノ一。公儀忍び組首領服部百蔵の孫娘。
      :忍法名不明(交合した男は、尿意を催すと射精し、性欲を催すと排尿してしまう。)
脇役陣
@田沼 山城守 意知(たぬま やましろのかみ おきとも)若年寄。田沼主殿頭意次の子。
A松前 周防守(まつまえ すおうのかみ)松前藩主。
B松前 帯刀(まつまえ たてわき)松前周防守の六男。
C宮本 土佐(みやもと とさ)九州細川藩に仕える剣の達人。宮本武蔵の子孫。
D宮本 武蔵(みやもと むさし)剣豪新免武蔵。慶長17(1612)年4月巌流島で佐々木小次郎を破
       る。正保2(1645)年5月19日死去。享年62歳。
E柳生 備前守(やぎゅう びぜんのかみ)柳生家五代目当主。将軍家剣法指南。すでに死去。
F井伊 兵部少輔(いい ひょうぶしょうゆう なおまさ)徳川家幕閣。
G前田 慶次郎 利太(まえだ けいじろう とします)前田利家の甥御。上杉家に仕えた豪傑。す
       でに死去。
H前田 利家(まえだ としいえ)戦国武将。加賀百万石藩主。すでに死去。
I柳生 能登守(やぎゅう のとのかみ)柳生家八代当主。将軍家剣法指南。
Jお景(おけい)柳生能登守の娘。

     
***** 「忍法穴ひとつ」の巻 おしまい *****
                          2005.01.16.(更に読者が減っちゃったかな?)

 
 


ちくま文庫版『忍法聖千姫』の第七話です。

******* 『忍法阿呆宮』 47p *******.
 

 捕まって自白寸前の仲間を殺すのが仕事、紀州藩お庭番「忍者目付役」、扇屋源三郎の悲
哀、『忍法阿呆宮
(あほうきゅう)

 ここで、
ボクの忍法ローリング・スクラッチ・ホールド又の名を
忍法いつもの丸写しシリーズその59だよん。 (^ ^;

 いちど源三郎がやって来て、ひどくまじめな顔で質問したことがある。
 「例の苦楽の件ですが、手当たり次第ばらばらに
楽を断つ修行、苦を断つ修行をしていても、
どうも一つ筋金が入りませぬ。何か根本的な原理が欲しいのですが、そもそも人間にとって、
苦楽とは何でござろう?」
 つい、つりこまれて、お庭番の首領も哲学的な思案顔をした。
 「ふうむ。それはじゃな、要するに楽とはおのれの愛するものを得ることであり、苦とはおのれ
の愛するものを奪われることではないかな」
                          
(丸写しオシマイ)
 
ボクの忍法ローリング・スクラッチ・ホールド又の名を
忍法いつもの丸写しシリーズその59』でした。(バカだねぇ)

  忍者目付役
    扇屋源三郎
      捕まって自白寸前の仲間を殺すのが仕事
        苦楽の感を断つ修行
          食の快を断つ修行
            色の快を断つ修行
              愛するものを断つ修行
                愛するものを奪われるのをいとわぬ修行
                  
『忍法阿呆宮』
                    
***
                      ( 注:は手裏剣のつもり (^ ^; )

(これがいわゆる、”少年摩羅人アルク・コーガン”の
 『失笑・スピロヘータネッチョリ目線:流し目波状攻撃』part114
 っつーこと? あ、ごくろうさんpart114)

 苦楽の感を断つ修行、『忍法阿呆宮』を読みたまえ、ボケット小僧君、むはははは。

◆オレのオモシロ度=読んでいない。
◇ボクのオモシロ度=☆ (☆5つが最高。)
                        2005.01.16.(また読者が減っちゃったかな)


   楽 とは 愛するもの を 得ること       苦 とは 愛するもの を 奪われること        食 の 快 を 断つ 修行      色 の 快 を 断つ 修行   
   愛するもの を 断つ 修行      愛するもの を 奪われる のを いとわぬ 修行      「大奥阿呆宮」 改題   
******* ボク「忍法阿呆宮」データ*******

忍法帖第?作目
初連載誌:問題小説1969年5月号「大奥阿呆宮」改題
                                (山田風太郎47歳:執筆時)
時代設定:正徳元年夏〜正徳6年春(1711〜1716)
登場人物
紀州藩お庭番
@宗友(むねとも)刀鍛冶。実は紀州藩お庭番牧谷 京馬(まきや けいま)。
       :忍法名使用せず&不明
A浅利 達右衛門(あさり たつえもん)紀州藩お庭番。:忍法名使用せず&不明
B北田 猪七郎(きただ いしちろう)紀州藩お庭番。:忍法名使用せず&不明
C奈良坂 周助(ならさか しゅうすけ)紀州藩お庭番。:忍法名使用せず&不明
D藪田 助八(やぶた すけはち)紀州藩お庭番首領。:忍法名使用せず&不明
E扇屋 源三郎(おうぎや げんざぶろう)紀州藩お庭番。忍者目付役
       :忍法名不明(息をふきかけると、女はみだらな夢を見て恍惚となる。)
F藪田 助右衛門(やぶた すけえもん)もと紀州藩お庭番忍者目付役。
       藪田助八の一族。屈指の剣客。:忍法名使用せず&不明
紀州藩お庭番くノ一
@如月(きさらぎ)水戸城大奥腰元。実は紀州藩お庭番くノ一。:忍法名使用せず&不明
A伽羅(きゃら)紀州藩お庭番首領藪田助八の娘。:忍法名使用せず&不明

脇役陣
@尾張 大納言 吉道(おわり だいなごん よしみち)尾張藩主。
A半井 大仙院(なからい だいせんいん)京の典薬頭(てんやくのかみ)。名医。
B中山 備後守(なかやま びんごのかみ)水戸藩国家老。
C松ヶ枝(まつがえ)水戸城大奥の総監督の老女。
D徳川 中納言 吉宗(とくがわ ちゅうなごん よしむね)紀州藩主。のちの八代将軍吉宗。
E兵六(ひょうろく)扇屋源三郎の姉の子。七歳。
F徳川 家宣(とくがわ いえのぶ)六代将軍。文化人的将軍。正徳2(1712)年10月14日病
       死。享年51歳。
G徳川 家継(とくがわ いえつぐ)七代将軍。わずか4歳。正徳6(1716)年4月病死。
       享年8歳。
H絵島(えじま)大奥の老女。30歳位。正徳4(1714)年大奥の「絵島生島事件」で有名。
I生島 新五郎(いくしま しんごろう)歌舞伎役者。正徳4(1714)年大奥の「絵島生島事
       件」で有名。
J間部 越前守 詮房(まなべ えちぜんのかみ あきふさ)将軍補佐役の側用人。
K月光院(げっこういん)七代将軍家継の生母。
L徳川 家康(とくがわ いえやす)元和2(1616)年4月17日75歳で死去。
M牛若(うしわか)源義経の幼名。

  ******* 「忍法阿呆宮 おしまい *******
                          2005.01.16.(まだ読者が残っているかな?)

 
 


ちくま文庫版『忍法聖千姫』の第八話です。

******** 『首斬り浅右衛門(エッセイ) 2p ********


 

 これはスゴイよ、作者の先祖が続々登場、『首斬り浅右衛門(エッセイ)

 種を明かせば、『空想・御先祖様』というコーナーに掲載された架空エッセイ、なのでした。
ボクは、みごとにだまされました。面白かったです。 (^ ^;

 ここで、
ボクの忍法ローリング・スクラッチ・ホールド又の名を
忍法いつもの丸写しシリーズその60だよん。 (^ ^;

   編者解題(日下三蔵)
 著者のスクラップ・ブック「貼雑帖」には、本編の切抜きの横にこんな覚書が書かれていた。
 「右の文章はでたらめの戯文字。しかるにあとで本文に出た人の子孫なる人より来書あり、種
をきかれて困惑す」
            
(丸写しオシマイ)
 
ボクの忍法ローリング・スクラッチ・ホールド又の名を
忍法いつもの丸写しシリーズその60』でした。(バカだねぇ)

  
山田風太郎の先祖をたどってみると
    
山田小三郎伊行(これゆき)、平清盛の郎党、伊賀の住人。
      山田真龍軒、荒木又右衛門に伊賀上野で討たれた鎖鎌の達人。
        山田八右衛門、忍術書「万川(まんせん)集海」に出ている11家の1つ。
          山田一風斎、新陰流を直心影流と改めた剣人。
            八代目山田浅右衛門、幕府おためし御用の首切役人。
              明治に至り失業、山陰の但馬で外科医となる。
  
              山田風太郎の「空想・御先祖様」
                  『首斬り浅右衛門(エッセイ)
 
                   ***
                      ( 注:は手裏剣のつもり (^ ^; )

(これがいわゆる、”少年摩羅人アルク・コーガン”の
 『失笑・スピロヘータネッチョリ目線:流し目波状攻撃』part115
 っつーこと? あ、ごくろうさんpart115)

 空想・御先祖様、『首斬り浅右衛門(エッセイ)』を読みたまえ、小林少年君、むはははは。

◆オレのオモシロ度=読んでいない。
◇ボクのオモシロ度=☆☆ (☆5つが最高。)
                        2005.01.16.(また読者が減っちゃったかな)


   作者の先祖が続々登場!     山田 小三郎 伊行(これゆき)                               平清盛の郎党。伊賀の住人。 山田 真龍軒 鎖鎌の達人。                           寛永11(1634)年荒木又右衛門に伊賀上野で討たれた。 山田 八右衛門   山田真龍軒の長男。             延宝(1673〜1681)年間に書かれた                   忍術書「万川(まんせん)集海」に                   11家の1つとしてその名が出ている。
 山田 一風斎                                 宝暦(1751〜1765)年間に高槻藩に仕える。                新陰流を直心影流と改めた剣人。 山田 浅右衛門 吉時                                初代幕府おためし御用の首切役人。  高橋 お伝    明治の女死刑囚。                         八代目山田浅右衛門に斬首される。 八代目山田浅右衛門。幕府おためし御用の首切役人。            明治に至り、失業、山陰の但馬で外科医となる。
******** ボク「首斬り浅右衛門(エッセイ)データ ********

忍法帖第?作目
初連載誌:アサヒグラフ1964年2月14日号
                               (山田風太郎42歳:執筆時)
時代設定:昭和39年(エッセイなので執筆時)
登場人物
延宝年間に書かれた忍術書「万川(まんせん)集海」に11家の1つとしてその名が出ている忍者
@山田 八右衛門(やまだ はちえもん)山田真龍軒の長男。延宝(1673〜1681)年間に書かれた
       忍術書「万川
(まんせん)集海」に11家の1つとしてその名が出ている。
       :忍法名使用せず&不明
脇役陣
@山田 一風斎(やまだ いっぷうさい)宝暦(1751〜1765)年間に高槻藩に仕える。新陰流を直心
       影流と改めた剣人。作者山田風太郎の先祖。山田小三郎伊行の子孫。
A平 清盛(たいらの きよもり)安芸守。平家一門の総帥。
B山田 小三郎 伊行(やまだ こさぶろう これゆき)平清盛の郎党。伊賀の住人。
C山田 真龍軒(やまだ しんりゅうけん)鎖鎌の達人。寛永11(1634)年初冬荒木又右衛門に伊賀
       上野で討たれた。
D荒木 又右衛門(あらき またえもん)柳生流の名剣士。寛永11(1634)年初冬伊賀上野鍵屋の
       辻で30人以上と戦いめざす敵を討ち取った。すでに寛永14(1637)年8月24日死去。
       享年41歳。
E永井 伊賀守(ながい いがのかみ)高槻藩主。宝暦(1751〜1765)年間の人。
F山田 浅右衛門 吉時(やまだ あさえもん よしとき)初代幕府おためし御用の首切役人。
       山田一風斎の四男。
G高橋 お伝(たかはし おでん)明治の女死刑囚。八代目山田浅右衛門に斬首される。
H山田 浅右衛門(やまだ あさえもん)八代目山田浅右衛門。幕府おためし御用の首切役人。
       明治に至り、失業、山陰の但馬で外科医となる。

 
******** 「首斬り浅右衛門(エッセイ)の巻 おしまい ********

 
 
******** これにて「忍法聖千姫」全巻のおしまいです。********
                   ご愛読感謝。 2005.01.16.(またまた読者が減っちゃったかな)
 
 

 ご愛読 ありがとう ございます。                  ps.イラストはH野Uらら画伯に描いてもらいました。               感 謝!   「忍法とりかえばや」

 
 



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(貴重なほんのわずかな読者の方々&明智君&小林少年君&ボケット小僧君へ)
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幻妖桐の葉おとし



46回配本は集英社文庫版不知火軍記」の中の
       一短篇幻妖桐の葉おとしです。

 

      ♪オチはなくともギャグ育つ♪

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