仏像彫刻 趣味、作品一覧
仏像彫刻 私の作品一覧 はじめての仏像彫刻!、私の彫った作品を 順に掲載していきます。 (お好みの違いは別として) 暖かい目!をもってご覧頂ければ..と、 そして、今後も時折 新しい作品等 のぞいて頂ければ幸いです。 |
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その内いつか、右のような阿修羅や四天王像を彫れることを楽しみに、 今後もやっていきたいと思っています!! |
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「作品名の一覧」、及び「個々の作品へ」は、 目次付本ページ からどうぞ! その他、仏像彫刻の全項目に関しては、”仏像彫刻へ”からもどうぞ! |
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No.彫刻名 | 制作時期、寸法 等 | 彫ってみて... | ||
1.わらべ地蔵; | ||||
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1) 完成年月 : H19.10〜 2) 材料:: 紅松 3) 寸法; 仏像; 3寸 ・像高: 9.9cm ・巾 : 6.0cm ・奥行: 6.3cm ・全高;10.8cm 4) 制作数;5体 |
NHKでH19(’07)年9月から放映された 趣味悠々「仏のこころを彫る」 [講師:松本明慶(慶派継承者)]を聴視 しながら彫りました。 その後、4体程彫り、娘・息子夫婦や知人 に贈りましたが.. わらべの顔、皆マチマチで..難しいもの です!! 左写真のは、彫刻1体目で、”ヤンチヤっ ぽい”ところが気に入っています。 またいつか、彫ってみたいと思う一体です。 元(豆知識内)に戻る |
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2.仏手・仏足; | 「仏像彫刻」教室に入学; | |||
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1)完成年月: H20.4〜 2)材料: 紅松 3)寸法 a)仏足;(左右足先) 指先-甲約4.5cm b)握り手; 手首-指約2.4cm c) 開き手; 手首-指先4.2cm |
”趣味の教室”に入りました。 まずは、 「仏像彫刻のすすめ」(松久 朋琳 著) の内容に沿い”彫刻の技能を高めていく” との事です。 そして、この一冊の課題を 終えれば、その後は、自由課題とし自分 の好きな像を彫れるとの事。 |
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a)”仏手・仏足”; まずは、地紋彫り、そして仏像の部分、 仏足、仏手と彫り進めて約半年。 最初は ”こんな小さなもの彫れるのだろうか!?” の思いでしたが、いくつかやっていく内に、 |
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3.仏頭; | 何とか形にもなって来ました!! そして、 | |||
![]() ![]() ![]() 釈迦如来仏頭 |
1)完成年月: H20.10〜 2)材料; 紅松 3)寸法;(1尺用仏頭) a)地蔵菩薩仏頭; (写真:奥の4頭) 全高 9.0cm b)釈迦如来仏頭; (写真:手前の真中) 全高 10.2cm c)聖観音仏頭; (写真:手前の両脇) 全高 11.7cm |
b)”仏頭”;へ、 仏像で大事な要素の”お顔”。 確かに、仏像に面した時、全体の容姿の 次に、自然と目が行くのは、”お顔”。 それ程に大切と思いますが、いざ彫ってみ ると、中々先生の見本のようには、彫れま せん。 同じ進行の生徒も、同様な様で、先生言わ く、”皆さん、始めは自分の顔に似てくる ものです” 慰めも含め... でも確かに..人は良かれ悪しかれ内に潜 むは”ナルシスト”?!! 全部で、8つ彫りましたが、早く自分風から 脱却したいなぁ〜... (仏手・足、仏頭等の寸法取りについては、 ”彫刻の方法”内も参照下さい) |
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注記; 素材の変色について; ここまでの作品で、シミの様な、また濃い褐色になったりしたものが有りますが、これは、素材の”紅松”が脂っけが多く、時が 経つにつれ表面に出てきたリ、紫外線で変色するためだそうです(紅松にもよりますが.. それで”紅松”は練習用なのか!) ただ、今後使用する”檜”にも同じような傾向があり、そのため仏壇用の木肌のままの仏像に”檜”は使われないとの事でした。 (それで、白木、白檀、黒檀 等が使われていると...仏具店で聞きました) そんな〜...(関連記載は、別項へ) |
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追記;彩色してみました!(H23.11初) | ||||
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日が経つにつれ、”紅松”の仏頭が脂の影響で益々黒ズンで来ます。 余りにもかわいそうな気もしてき、アクリル絵の具で彩色してみました! 教室に持参し、皆で”笑っちゃうしかない!”状態でしたが...! (下塗りに”白色”、その後、”金色”で彩色) とは云へ!後掲の”大黒さん”を金で彩色したら、今度こそ”ご利益”が 有るのでは!?などと思えてきました..。 と言う事で大黒様も⇒彩色2へ |
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4.救世観音; | 制作時期、寸法 等 | 彫ってみて... | ||
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1) 完成年月: H21.4 2) 材料: 紅松 3) 寸法 ・像高:16.5cm ・巾 : 6.0cm ・奥行: 2.7cm ・全高;(一体物) 20.0cm ![]() |
「仏像彫刻教室」に通い始めて約1年。 基礎編の最終として初めて手がけた一木 造りの小さな”救世観音立像”。 法隆寺・夢殿の観音像を模して単純化した という小さな仏です。 さぁ〜、これからは、一体仏を彫れるか.. と、彫るうえでの少々の自信と希望を持た せてくれる一体となりました。 |
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5.大黒様; | 制作時期、寸法 等 | 彫ってみて... | ||
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1)完成年月: H21.6〜 2)材料:紅松 3)寸法 ・像高:8.1cm ・巾 :6.6cm ・奥行:8.1cm ・ 全高(一体物) 11.6cm 4)制作数:3体 (左写真の作品は 俵部分が未完) |
「仏像彫刻教室」での二体目”大黒様”。 教室では飛ばしている課題なのですが (まじめな!私は)申し出て彫りました! 何ンせ...!?... [ ご利益はないようです... (彫る心が未熟!?) チョット! 期待したのですが... (宝くじ...) (*_*;] これも3体ほど彫り、娘・息子夫婦に贈り ましたが..(迷惑かナ〜 若い人達に、 仏像々々したものでは..と気を遣ってい るつもりですが..) |
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追記:彩色してみました!2(H23.12初) | 彩色してみて... | |||
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仏頭の彩色がマァマァだったので、運気UP!?の願いも込め.. 俵を仕上げ、小槌に「吉」の字を彫って!!... 全金色で彩色してみました!! そして、座布団も制作して鎮座いただいたのですが..... |
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こうして、彩色前後の写真を比較してみると、(彩色前は上部) 表情が変っています! 彩色前のはもっと”にこやか”だったのが、 彩色後は”すまし顔”風になった様な... 運気UPはどうなることやら...(-"-) (渇!”知足”(足るを知レ!) やはり邪念があってはいけない!と!! |
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追記:表情の違いは、撮影時の光線の当り具合による事判明しましたが..(~_~) | ||||
追記2:娘・息子夫婦に贈った分も彩色したら、両孫達とも自分のだ!といって 可愛 がってくれているとか!! 小児には派手さが必要!? |
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6.(小)仁王(阿、吽)像; | 制作時期、寸法 等 | 彫ってみて... | ||
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1)完成年月: H21.10 2)材料:南洋材 3)寸法 3.6寸 ・像高:12.0 cm ・巾 : 6.3 cm ・奥行: 3.6 cm ・全高;14.4 cm |
次の課題”地蔵菩薩”(下記)を彫る合間に、 別の本*にある 小さな”仁王” を自宅で彫ってみました。 ( *「松下宗琳の仏像彫刻」教科書著者・ 朋琳の息子の書 ) 本では、目が縁取りだけですが、何せ練習 ですから ”カッと開いた目!”に挑戦してみ ました!... もっと”みなぎる力強さと躍動感”が感じら れる様に彫れれば..(吽年早い!) それでも手の指がチャンと分けて彫れる等、 自分にも彫れるんだ!と自分に ” 感動した(ホれた)!? ” 一対とはなりま した。 将来、もっと大きいのに挑戦したい!! |
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7.地蔵菩薩立像; | 地蔵菩薩については豆知識内の項も参照下さい | |||
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1)完成年月(所要): H21.9(3ヶ月) 2)材料;檜 3)寸法;仏像 6寸 ・像高:19.5cm ・巾 : 6.3cm ・奥行: 4.5cm ・全高;26.7cm ![]() |
「教室」での課題”地蔵菩薩”。 衣紋(ひだの流れ)を表現する難しさを 学ぶ一体となりました。 |
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こわごわ彫ってはやり直し..を繰返す 内に彫りすぎて..(特に、側面の衣紋の 流れ。(正面からは見えない!)) とは言え..お顔はマァマァ!!の所で 彫り終えたかナ〜...と。 |
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お腹が出きみですが、これは、仏像の基 本寸法取りに則っており(別項参照) その昔から、この位お腹が出ているのが 拝まれる!対象としてちょうど良かった.. のでは! |
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光背の輪の中には、カミさんから貰った ”ステンドグラス”の余りガラスをはめ込 んでみました。 教室の先生は、「...」 でしたが!... |
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家では、上記の”地蔵菩薩”と”仁王”を一緒にして下記写真の様にして飾っています。 時々手を合わせて.. | ||||
追記:飾り方を変えたので写真は省略(現在は、後掲載の「三尊像」の脇侍として飾っています) | ||||
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8.釈迦如来坐像; | 如来像については豆知識内の項も参照下さい | |||
8-1).釈迦如来坐像; | 制作時期、寸法 等 | 彫ってみて... | ||
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1)完成年月(所要): H22.3(6ヵ月) 2)材料: 檜 3)寸法;仏像 6寸 (坐像 3寸) ・像高:10.8cm ・巾 : 9.0cm ・奥行: 8.1cm ・全高;24.6cm ![]() |
次の「教室」での課題”釈迦如来坐像”。 どうしても”お顔”が小さめになってしまい ます。中々思った様に彫れず、つい、彫り 込んでしまうためですが... 額の「白毫」と「肉髻朱」はインターネット通販 で購入し、嵌め込みました。 実は、”地蔵”では、「ビーズ」の小さいもの を嵌め込んだのですが... やはり、それ用の物はいいかナ〜と。 台座(蓮華座+反カエリ花+框カマチ座゙)は 柾目が左右に走る様に彫る(飾る) のが正式なのだそうですが、実は”地蔵” でもそうでしたが、中間の反花は、またし ても連弁の位置を間違えてずれてしまい ました。(1/16弁=22.5°) 本体を終えると、集中力が途切れ.?! |
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8-2).坐像用光背; | 制作時期、寸法 等 | 彫ってみて... | ||
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寸法 ・高さ:約18.6cm ・ 巾 :約13 cm ・奥行:約1.2cm ![]() |
”釈迦如来坐像”の”光背”です!! マァ〜細かくて、見本を見るなり、これ は辞退しよう!と心に決めていたのですが ...皆さん挑戦しているし... で、穴あけ後の拡張用カッターを見付けて から俄然やる気になって!! 何とか完成 とさせましたが... (彫刻の方法内も参照下さい) 彫っている内に、彫りすぎて... 先生の見本より、個々の隙間(すかし)が 1〜3割大きくなってしまいました!! 一生に一度の彫り物です!! (もしも..次は、もっと簡素なもので!) |
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本”釈迦如来坐像"は、宗派に関係なく祀れるとの事なので、カミさんの実家の仏壇用に贈ろうかと... 今は、我が家で、”地蔵さん”と入れ替えて飾ってます。(地蔵さんは次の観音さまと供に脇侍とすれば...) |
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追記:飾り方を変えたので写真は省略(現在は、後掲載の「三尊像」の中尊として飾っています) | ||||
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9.聖観音菩薩立像; | 観音菩薩については豆知識内の項も参照下さい | |||
9-1).聖観音1(自習); | 制作時期、寸法 等 | 彫ってみて... | ||
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1)完成年月: H22.5 2)材料:檜 3)寸法;仏像6寸 ・像高:20.7cm ・巾 : 6.3cm ・奥行: 4.8cm ・全高; cm ![]() |
教室での最終課題”聖観音立像”に取組 む前に、前記の”別の本”の像も参考に 私なりに取組んだ”聖観音”です。 これもついつい彫りすぎて若作り風!? になってしまいました! |
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本番(教室での課題)では、本・試しでうま く表現出来なかった部分(特に、胸、腕、 裙(腰布)の折返し部分)や天衣(ショール状 のもの)の裾さばき等よく解らないところ を、よく習って生かしたいと思います。 |
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それにしても嬉しかったこと! 最後にハスの花を彫ったのですが、径 .5mmほどの茎と、ハスが一体で彫れた 時!、そして手に挿し込めた時!は、 思わずニヤ!!..でした。 |
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9-2).聖観音2(教室での課題); | 制作時期、寸法 等 | 彫ってみて... | ||
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1)完成年月: H22.10 2)材料:檜 3)寸法; 仏像6寸 ・像高:20.3cm ・巾 : 6.0cm ・奥行: 4.7cm ・全高; 29cm ![]() |
聖観音像の二体目。教科書内の参考画 (正面写真)をモデルに制作しました。 光背(放射光)は先生の指摘を受け再制作。 最後に(額に)白毫を嵌め込みました。 前作(上記)聖観音1よりはふくよかに表現 出来たかナ!と思います。 |
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実は、1度本体完!(7月)としましたが、腹 部や腰まわりの立体感等に不足を感じ修正 を加えてみましが..今の技量では、これ が限界! として完成としました。 |
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いつもながら、作像後しばらくは(細かい所 は別にして)出来映えに”フムフム!(^^♪” ですが、次の像が出来る頃には また一つ 目が肥えて...今後も頑張ろう! |
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(本課題については、制作過程を別項の 「彫刻の方法」内に記載しています。) |
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10.地区の文化祭に出展;「三尊像」としてまとめてみました。(仏教での”仏像の組合せ”には、則っていませんが..) | ||||
出展の機会を得、これまでの如来坐像を中尊とし、脇侍を地蔵菩薩と聖観音の「三尊像」としてみました。 (展示用に、緑色のフェルトで覆った置き台に、青系和紙を貼った背景板を取付け、像を配しました。 三尊とする場合、中尊はもっと大きい方が...(→別記)。 出展後もこのまま家で飾っています。) |
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余談!; カミさんいわく、 ”もらい物をついついこの前に置いてしまう!” 確かに...!! | ||||
余談2!;家での”飾り方”を変えてみました!(⇒”作品を飾る”を参照下さい。) | ||||
追記(H25.1);観音と地蔵菩薩の組み合わせは、”放光菩薩”と呼ばれ、安産祈願の像などとして造像されたのだ そうです。 (「国宝の美・14」内より) (⇒知らず知らずに組み合わせしていました。 合掌!) |
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ご覧いただき 有難うございました <(_ _)> 。 ここまでは、「教科書内の課題」の作品でしたが、以後に「自由課題」の作品を掲載しています。 引き続き ご覧いただければ 幸いです !(^^)! 。 次ページ・私の作品一覧Uへ |
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