乗り物編 

今回の旅行では、地下鉄・バス・トラムの三大公共機関をよく使いました。 三都市とも、これらの交通機関を同じ切符で乗り継げるのでとても便利です。 それに比べて、地下鉄すら同じ切符で乗り継げない(営団と都営があるから)東京は、外国人旅行者にはずいぶん移動しにくい街だろうと思います。 日本でも共通券を出して欲しいですね。

まずは、中欧公共交通機関の共通点を1つ。(中欧一口メモ)

飛行機
スイス・エア
チロリアン航空

電車
 ウィーン→ブダペストの行程でICを使用。ツアーに組み込まれていたため、旅行会社により二等車の予約がされていた。  (なぜか、乗車券は一等印だったので、一等車に乗れるかと期待してしまった。) しかし、予約席に行くと、おじさんが我が物顔で3女王様の席を占拠していたため、いきなりどいてもらうよう交渉しなければならなかった。 ちゃんと、座席の横の壁に予約札も入っていたので、すぐに退いてくれましたが・・・。
出国スタンプ  所要時間は約2時間45分。止まる駅も少ないが、人の乗降も少なかった。
オーストリアとハンガリーの国境の駅(寂れた駅)で係官が乗り込み出入国審査が行われた。 (単にパスポートを見て判を押すだけですが。)オーストリアの出国スタンプは電車マークで、かわいかったので嬉しくて、妙にわくわく期待に満ちてパスポートを差し出してしまった。 (写真右)
ハンガリーの入国スタンプは特に特徴はなかったので、あからさまにがっかりしてしまった。

地下鉄・バス・トラム
プラハ
    地下鉄
      A、B、Cの3線がある。観光に便利なのはA線か? 本数も頻繁にある。主要駅では私服の車掌の抜き打ち切符検査に会う可能性がある。 我々は1回だけ遭遇した。(もちろん、切符は持っていました。)
    バス
      街中にホテルがあれば、使うことはなかったであろう。しかし、バスがなければどうにもならないホテル泊まっていたため、地元の人のように活用した。 ホテルに行くバスは107番or147番。 (147は循環バスだった。)ついには、空港までも路線バスで行ってしまった。
      ドアはたくさんあり、どこから乗車してもよい。全てのバス停に一応止まるので、自分が降りる停留所で素早く降りる。 ガイドブックには、大きな荷物を持ち込むときは、荷物用の切符(6Kc)を購入と書いてあったが、どこで買えばいいかもわからなかったので、特に買わずに乗ってしまったが、誰にも咎められなかった。単に運が良かっただけかしら。
    トラム
      街中を縦横無尽に走っているので使いこなせれば非常に便利。現地で地図等を買えば、トラムの路線番号もわかるかもしれない。 (我々は、そういうものを持っていなかったので、適当に乗ってちょっとはずしたりしていた。)かなり揺れるので覚悟しましょう。
プラハチケット

上記:60分以内乗り換え自由のチケット 12kc(約35円)

他:1回券8kc(バス、トラム15分以内、メトロ30分or4駅。乗換不可)
24時間券70kc。3日券180Kc

無賃乗車:罰金200kc(約600円)

ウィーン
    地下鉄
      U1~U6まであるのだが、なぜかU5はない。
      番号が若いほど深い位置を走っているように感じた。一番ウィーンの外側を走るU6は、古いトラムのような変わった車両であった。 ほかの路線の車両は広くてきれい。エレベータが完備してある駅が多い。
      24時間券を買っていたので問題はなかったが、2日間、車掌には一度も会わなかった。
    バス
      ウィーンの森に行くとき(ホイリゲに飲みに行った時)、地下鉄U4号線の終点Heiligenstadtから38番のバスに乗った。 ウィーンでのバス体験はこのとき1回のみ。途中で降りそこなわないように、前方の料金表を食い入るように眺めていたが、バスの後部座席からは判読が難しかった。 日本と同じく降りる停留所の前で、ブザーを押す方式だった。
      ウィーンの空港からウィーン・ミッテ駅までリムジンバスに乗った。さすがに座り心地の良い椅子で快適だった。 スーツケースは、自分でバスの下腹部(?)のトランクに入れるのだが、2号はこのとき、押し上げられていたトランクのドアに思い切り頭をぶつけてしまった。 頭上注意です。料金70os(約500円)
    トラム
      街のほとんど網羅して走っている。ベルヴェデーレ宮殿などは近くを通る地下鉄がないので、トラムを使わないと行きにくい。しかし、やはり素人には少し使いにくい。 (ちょっと間違えて乗ってしまったりした。)うまく活用できれば、すごく便利だと思う。
      ちなみに、王宮前で1度だけ日本人がトラムに乗っているのに遭遇した。 どうやらツアーの自由時間だったのか、添乗員さんに連れられて1駅だけ乗車していた。
ウィーンチケット

上記:24時間パス60os(約450円)

他:72時間パス150os(約1000円)
特典付フリーパス:ウィーンカードというものもある。

無賃乗車:罰金560os(約4500円)

ブダペスト
    地下鉄
      M1~M3の3路線で、我々はM1とM2のみ乗車。主にM2を使用。
      とにかくびっくりしたが、M2のエスカレータが速い&深い。乗降場で減速するというような小技はないため、慣れるまで乗り降りが恐ろしかった。
      昼間の主要な乗り換え駅(Deak F.ter等)では、車掌がかなりの確率で立っていて切符のチェックをするので、無賃乗車はしない方が賢明。
    バス、トラム
      トラム中止 地下鉄の網羅率があまりよくないので、バス&トラムを使わないと観光しにくい。 (タクシーは悪名高いので使わないほうがよいでしょう。)
      しかも、トラムは工事中が多く注意が必要である。右写真のような看板が出ていたら、「トラムは中止。代替バス有り。」という意味らしい。 代替バスは、「トラムの番号+V」の表示を出している(ようだ。)
       王宮の丘を巡るときは、Moszkva ter から出ている「城バス」が便利。 城バスは、正面にお城マークを表示したバスで、王宮の丘を循環している。
ブダペストチケット

上記:1日券740ft(約350円)

他:1回券95ft(約50円)乗り換え不可
3日券1500ft(約700円)

無賃乗車:罰金1200ft(約600円)

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