買い物編 |
中欧は、イタリア等に比べると買い物意欲をかき立てるところではないような気がします。
実際、金額的にはたいした買い物はしませんでしたが、結構かさばった。(グラス6客セットが)
2号の買ったお土産品は写真参考↓
料金は、2000年5月のレートです。1チェココルナ=約3円。1オーストリアシリング=約75円。 100ハンガリーフォリント=約40円。
★プラハ★
ありきたりですが、チェコと言えばボヘミアングラス。プラハの街にはガラス屋が軒を列ねています。
我々もまずはガイドブックに載っているような大きな店から覗いていきました。具体的には、旧市庁舎前にある「Erpet(エルペット)」等。大手なら日本までの配送もやってくれるらしい。
しかし、どうも高級なボヘミアングラスは、切子系が多く重い感じでいまいち趣味に合わず。 また、ワイングラス等はほとんど6客セットなことも手伝って、広い店内を歩き回るだけで疲れてしまい、特に購入はせずにトイレだけ借りて出てきたりしていました。
結局、購入したのはそういう高級店ではなく、小さな土産物店。いわゆる伝統的なボヘミアングラスとは異なるかもしれないけれど、色やカッティングの模様が美しく、値段も手頃で気に入りました。
写真のグラスは、1号が聖ミクラーシュ教会近くの小さな土産物店で購入したもの。 珍しく2客セットで売っていて、料金は約3000円。赤いガラスの上に彫られた葡萄の葉と実の模様がきれいでした。 (写真左のワインは、ハンガリーで買った「GUDEL Bull's Blood of Egry」)
2号は、その隣の店で透明地に金のラインと花のカッティングのあるグラス6客セットをやはり約3000円で購入。 (上部お土産写真参照)
3号は、ユダヤ人街新旧シナゴークのすぐ前にある小さいけれど少し気取った店で、グリーンの淡い色ガラスに葡萄模様が彫られた小さなグラスを購入。1客約1000円。
1号と2号の買った店は、大してクッションもない箱に入れて、ふたをセロテープで止めただけの超簡易包装で、2人とも暑さで不要だった上着の裏地などでくるんでスーツケースに入れて持ち運びをしましたが、飛行機のチェックイン時にベルトコンベアに載せられた荷物が手荒く扱われるのを見る度はらはらしました。
チェコ人は組立紙模型好き。というのは事実かどうかわかりませんが、意外にも組立紙模型のお土産品が充実していました。 プラハ城には3種類くらいおいてあったし、値段も手頃。(約250円~) もちろん「組立紙模型好き」の1号は大喜びで購入していました。 (詳細は女王様のお墨付き:FILE16で)
そして、珍しいのは、組立紙模型風の絵葉書も4種類くらい売っていたこと。 市庁舎の時計や、カレル橋の門やシナゴークなど。やっぱり、チェコ人は組立紙模型好きに違いない。
ミュシャ美術館のスーベニアショップには、手頃なミュシャ・グッズがいろいろあって、友人のお土産等に便利です。 アルフォンソ・ミュシャのきれいな絵が印刷されたメモ帳(約200円)などは、中身の用紙にも☆模様が描かれていて外国製品にしてはなかなか細かい。 手頃な大きさのカレンダーがあれば欲しかったのですが、スーツケースサイズ以上のものしかなくて断念。グラスもおしゃれなものが売っていました。
★ウィーン★
オーストリアのチョコレートといえば、モーツァルトの絵が印刷されたものが有名で、オーストリアのみならず、スイスでもハンガリーでも扱っていました。
ザッハートルテもホテルの側にある「ザッハー・コンフィセリー」という専門店でホールで買えます。
我々はインターネット情報を得るために入った「ウィーン伊勢丹」で、いろいろなチョコレートを会社土産用等として購入しました。 2号が買ったヨハン=シュトラウス・ガナッシュチョコレートは残念ながら思いのほか数も少なく、味もいまいちだった。(800円くらい?)
1号が買ったチョコレートは、包装容器がとてもきれいでお薦めですが、値段も結構よかった。(1200円くらい?)
コーヒー豆等
ウィーンはコーヒーも有名らしい。。と、どこかで読んだような気がしたので、伊勢丹で売っていたコーヒー豆を親へのお土産に買ってみました。 一応「ザッハー・カフェ」と書いてあったような気がする。 300gで約500円というところ。味は、残念ながら私は飲んでいないためわからない。
もし、スーパーマーケットに行く機会があれば、ザルツブルグの岩塩を買ってみたかった。
★ブダペスト★ここが最後に訪れた街だったので、買い物にスパーク!したかったのですが、基本的に時間がなかったことと、王宮の丘には思ったより土産物屋が少なかったことで、空港の免税店での買い物がほとんど。
土産物の値段は、場所及び店によりマチマチで、基本的に王宮の丘周辺はボリボリ観光地値段のような気が。。。 特に、ヒルトンホテルの土産物コーナーはひどかった。意外にも、空港で民芸品を扱っている店(免税店ではない)は、非常に高値で、ここでは免税店以外で買い物しないほうがいいかも。
藍染め&刺繍製品
藍染めと刺繍は、ハンガリーの伝統工芸。特に刺繍は、すべてハンドメイドで色鮮やかなレース調のものが多い。
3女王様は、王宮の丘で珍しく遅い時間まで営業していた刺繍製品を扱う店で、最後の気力を振り絞り女性用のお土産品を買いまくりました。 とはいえ、刺繍製品はちょっと高めで、藍染め製品の方がお手頃だったので、ちょっとそちらに走り気味・・・。(写真右→)
ハンカチ、ランチョンマット等藍染め製品:約300円~。刺繍製品:約400円~。
パプリカ
ほとんどの料理にパプリカが入っているというイメージもあるハンガリーの特産品パプリカ。
当然、どこででも売っていました。主な形式は、かわいらしい絵のかかれた布袋に入っているものと、四角い缶入りのもの。 どちらも結構量がある。(表示によれば、布袋は100g入り)
そして、明らかに同じ製品だと思われるのに、値段はマチマチ。 ドナウ河畔の屋台で売られていたものは550ftだったが、王宮の丘にあるヒルトンホテルでは1000ft、同じく王宮の丘のマーチャーシュ教会の近くにある食料品店では850ft、宿泊ホテルの売店では680ftで売っていた。 ちなみに、空港の土産物店では1200ft。(ボリボリチャンピオン)。日本円に換算すると、250円~600円の間。
パプリカには、HOTとSWEETの2種類あり、日本で通常パプリカとして売られているものはSWEET。 HOTは、チリペッパーに似ていて、かなり辛い。
(写真:白袋がSWEET、赤袋がHOT。普通のビニール袋に包まれ、これらの布袋に詰められている。)
グンデル製品
ランチを食べた高級料理店グンデルは、象のマークがシンボルで、様々な商品を売っています。 残念ながら、グンデル本店で、グンデル象のネクタイなどは買えませんでしたが、ブダペストの空港でワインやフォアグラを売っていて、喜び勇んで購入しました。
- ワイン・・・実際にグンデルで飲んでおいしいことがわかっていたEgry Bikverは、「雄牛の血」という意味の赤ワイン。 なぜかブダペストの空港の免税店はマルク表示で、このワインは5.5マルク。日本円にすると300円弱。申し訳ないほどの安さ。
Bull's Blood of Egryは、レストランでもちょっと高めだったのですが、免税店でもEgry Bikverのほぼ倍の12マルク(約600円)。 味は、より深みがあるといった感じでしょうか。ラベルもゴールドで、とてもこの値段では日本では売っていないと思います。
ハンガリーワインとして有名な貴腐ワインTokaji(トカイ)のグンデルものも免税店で売っていますが、残念ながら私がレストランで飲んだフルミントは売っていなかった。 (レストランの売店では売っている。) 甘くなくて爽やかでおいしかったのに。(トカイ独特の薬っぽい風味があり、人によって好き嫌いがあるかも。)
免税店で扱っているのはTokaji Azu(トカイ・アスー)のみ。アスーは加えられた貴腐ブドウの量によってランク付けされていて、免税店においてあるのは3~6P(プットニョス)。 2号は、貴腐ブドウの甘さはちょっと苦手。ワインセラーで3Pを試飲して、既に甘すぎて駄目だったので買いませんでした。
(そのワインセラーで売っていたグンデル製ではないフルミントを購入。これも美味。)
ちなみに、免税店では、グンデル製以外のワインも売っています。
- フォアグラ・・・実はハンガリーはフォアグラの名産地。 グンデル製のフォアグラが免税店で売られています。料金は小が約1200円。大が約2400円。 2号はあまりフォアグラは好きではないので知らなかったのですが、日本で買うとフォアグラって高い! ここで売っている小サイズよりずっと小さな缶でも3000円くらいしていた。
1号が、最初「小」を買おうとしながら「すごくおいしかったらどうしよう!」と「大」に買い換えていたのが印象的です。(今考えると、小を2つ買えば良かったのでは?)
で、味はといえば、2号はレバーペースト的なものが好きではないので、そのままだとちょっと生臭さを感じたけれど、ソテーしたらとてもおいしかった。
- ハンガリー料理の本・・・免税店ではなく、新聞売り場(本屋?)で売っていた本。 グンデルレストランの創始者グンデル・カーロイ氏が書いたハンガリー料理のレシピ本。 ちゃんと日本語版です。しかし、日本では食材が思うように手に入らないので、未だにこのレシピを使って料理したことはなし。1050ft(約500円)。
★スイス免税店★
スイスのクローテン空港では、往復ともに2時間ほど乗継待ち時間があったので、免税品は最後の頼みの綱として利用しました。
- 化粧品・・・免税店の買い物といえば定番。特に3号は、ランコム製品を買いだめしていた。 (そして日本人のおばさんに製品についていろいろ質問され困っていた。) 2号もお土産最後の手段としてマスカラや口紅など購入。
しかし、日本ではなぜあんなに化粧品は高いのだろう。
・ブランド品・・・スイスの免税店にはそれほどブランド品はないです。そういえば、時計の免税店は充実してたなあ。 2号は、実は今回「グッチのバッグを買う」と一大決心していたのですが、なぜかフェラガモの財布を買っていた。(グッチはあまり置いてなかった。) 今回の旅で、一番高いお買い物でした。
・万能ナイフ・・・スイスの名産品万能ナイフ。いろいろなものが売っていましたが、どうやら小型化&多機能化の度合いによって値段が変わるよう。 空港の店には、あまりかわいい模様のものが売っていなかったので買いませんでした。約1200円~。
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