ローマから列車で約2時間。花の都は曇り空である。
まずはホテル・ヴィクトリアにチェックイン。ローマのホテルと同じ三ツ星なのに、広々とした部屋、フカフカのタオル、もちろん
テレビも備え付け。(でもドアチェーンはなかった。)とりあえずテレビをつけてみたらいきなり
「セーラームーン」をやっていて度肝を抜かれてしまったが…。
一休みしてから街へ出てみる。少し歩くと建物の間からドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ)のクーポラが見えてきた。
だが、いささか方向オンチの気がある「フィレンツェ隊長」女王様2号はなぜかそれとは違う方向へ。何せ2号は以前フィレンツェへ
来たときも、地図から外れるほど道に迷ったことのあるツワモノだ。 (^^;
そのまま進むとアルノ川を越えて行ってしまいそうだったので、一行は1号と3号が正しいと思う方角へ方向転換した。
ローマでも見かけたアレッシのキッチングッズを扱っている店に立ち寄ったりしつつ、
無事たどりついたドゥオーモの周囲をぐるりと一周。白・緑・ピンクの大理石で覆われた外壁は、近くから見るとかなり汚れている。
ジョットの鐘楼の鐘がちょうど6時を告げたので、中の見学は明日、ということにして、フィレンツェ名物・
マーブルペーパーの店を覗いた後、ドゥオーモ近くの路地にあるトラットリアで夕食。
小雨が降り出しているのに屋外の席に通されてしまったが、念願の赤ワイン・キャンティ・クラシコも
頼んでいい気分。