フィレンツェ観光編タイトル

<第4日 フィレンツェ市内観光(後半)>

ドゥオーモ 登るべし!登るべし!
 たまには慣れ親しんだ味を、とホテル近くの店で中華料理の昼食。
その後は腹ごなしとしていよいよメインイベント・ドゥオーモ登りである。ドゥオーモだけではなく、すぐ隣に立つジョットの鐘楼にも 登れるのだが、あくまでもより高いドゥオーモに登ってみることにした。
ドゥオーモ正面 ドゥオーモ入り口上部 ドゥオーモ側面
ドゥオーモ三態。

 かつてフィレンツェ中の市民が集まれるほどだったドゥオーモはだだっ広い。その一角に、クーポラへと登る階段の入り口がある。 階段を自力で登るだけなのに料金を取られるのがなんとなく釈然としないが、ともかく登り始める。
 …いつまで登ってもつかない。日頃の運動不足がたたり、だんだん息が上がってくる。しかし後ろからどんどん人が続いてくるので 立ち止まることもできない。車を回し続けるハツカネズミのごとく、機械的に足を動かして、延々と連なる螺旋階段を進むのみ。
途中、クーポラの底部に当たるあたりが回廊になっており一息つけるのだが、そこを過ぎるとますます階段は狭くなり、登る人と 下りる人が交錯してもう大変。やっと頂上にたどりついてもしばらくは景色を眺める余裕もなかった。
 フィレンツェでドゥオーモに登ろうと思っている人、事前に体力を養っておきましょう。
ドゥオーモからの風景

 次第に呼吸が回復してくるにつれ、眼下の景色も目に入ってきた。遠くにはトスカーナの丘陵の稜線、近くにはこの地方独特の オレンジ色の屋根の連なり。さらにすぐそばには鐘楼。料金を払ってまで登っただけのことはある。(と納得することにする。)
15分ほど風景を楽しんでから、苦労して登ってきた階段を苦労して下りる。下に着いたときは完全に腿が笑っていた。
ドゥオーモのみやげもの売場で1号が組立紙模型を購入。

 その後、明日は日曜日で店が軒並み閉まる、とガイドブックに書かれていたため、各自分かれて買い物に走る。7時半に落ち合い、 適当なリストランテで夕食。フィレンツェ風ビーフステーキなるものも試してみるが、どちらかと 言えば「名物に美味いものなし」系。(店にもよるのだろうが)
ともかく今日で旅も半分終わってしまったのである。


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