フィレンツェ観光編タイトル

<第5日 フィレンツェ→ベネチア(前半)>

パラティーナ美術館 ウフィツィがダメならパラティーナがある!
 昨夜は蚊の襲撃に悩まされ、朝からいまいちすっきりしない一行、ウフィツィ美術館に行ってみて愕然。
まだ9時だというのに行列が昨日の数倍になっている…しかもバチカン美術館と違って進む気配ナシ。
しかも列の三分の一くらいは日本人だ。本日は日曜日で日本人の好きな有名ブランド店も休みのため、 みんなウフィツィへ流れてきてしまったと思われる。
 「今日はグッチもフェラガモも開いてます、ってガセネタ流してみるか?!」
いや、実行はしませんでしたが。 (^^;

 ラチが空かないので方針を変更し、アルノ河の対岸にあるピッティ宮殿の中のパラティーナ美術館に行くことにする。
ウフィツィに比べると、笑ってしまうほどすいている。しかしパラティーナ美術館の絵画も逸品揃い。
ただ、ウフィツィのように大作は少なく肖像画サイズが主なので、1つの室内にいくつもの絵が飾られていて、 全て丹念に見ているとかなり疲れる。
「有名作品だけちゃちゃっと見たい」という場合は、壁からやや張り出すように掛けられている絵がどうやらそうらしいので、 その辺に注目していけばいいかもしれません。


一路ベネチアへ ボラレもラッシュも踏み越えて
 午前中いっぱいかけてパラティーナ美術館を見学し、戻る途中でサッカー好きの女王様2号が地元チーム・ フィオレンティーナのユニフォームを購入。しかし、やはりこういう所で 地元以外のチームのユニフォームを買おうとしたらイヤな顔をされたりするんでしょうか?

 そして昼食に入った店でついにボラレる。
1階席より2階席の方が高い、ということは知っていたのだが、2倍になるとは…。
1階から2階に持ってあがったボトル入りミネラルウォーターの値段までも2倍。ああ、納得いかない。くぅ。
後悔先に立たず。 (-_-#)

 ボラレた悔しさをちょっとした買い物でまぎらわしてから(ブランド店などは閉まっていたが、個人経営のお店は 日曜でも結構開いていた)、ベネチアへ移動するべく駅へ。


サンタ・マリア・ノヴェッラ駅風景
 まだ列車の時間まで余裕があったので、駅風景を写真に撮ったりしてのんびりしていたら、イタリアにあるまじきことに(?) 定刻より早く到着。
一行はすっかり出遅れる。始発駅だったローマと違い、ここフィレンツェでは列車はすでにかなり混んでいる。
入り口から人がはみ出していてまるで日本のラッシュ。日曜の午後ということで人出が多いのかもしれないが…。
これではとてもスーツケース抱えて乗り込むのは無理なんでは?と危ぶまれる。
 それでもなんとかカタコト英語で交渉の結果、一行&荷物は中へ入れてもらうことができた。(入り口付近に頑張っていたのは 途中のボローニャで下車する学生たちだったようだ。)
当然コンパートメントに空きなどないが、普通は通路の壁に収納されている補助席に腰掛けることができた。
安堵のあまり、かなりくだらない話を連発して壊れつつ、一路終点ベネチアへ…。

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