ローマ観光編タイトル

<第2日 ローマ市内観光(後半)>

パンテオン 見上げてごらん 天窓を

 式典を見終わり、パンテオンへ向かう道すがら妙に気になったものがひとつ。サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会 (だということは帰国後ガイドブックを調べてわかったのだが)の前にある、オベリスクを背に乗せた象の像。
しかもこの像、「ひよこ」と呼ばれているのだとか…?理由をご存じの方、ご一報下さい。今も気になる…。

ひよこ
なぜひよこ?
パンテオン
 パンテオンは外から見ているだけではどうってことない建物なのだが、中に入ると天窓の開いたドームが圧巻。
日本の旅行会社のツアーに含まれる「ローマ市内観光」ではあまり立ち寄らないらしいこの建物にどうしても行きたい!と 1号が思い出したのも、某ガイドブックに載っていたパンテオン内部の荘厳な写真を見てしまったからなのだ。
実物を自分の目で見て感激しつつ、雨の日はどうするのかと余計な心配もついしてしまう。(天窓の下にあたる部分に排水溝が あったように思ったが、気のせいかもしれない。)
 ラファエロやヴィットリオ・エマヌエーレ2世のお墓もこの中にあります。


サン・ピエトロ寺院 バチカン市国突入!

 ナヴォナ広場でピザの昼食を摂り、パンテオン近くまで戻って「ローマで1番美味しい」という 「タッツア・ドーロ」で食後のカプチーノ
 その後ベネチア広場近くからバスでサン・ピエトロ寺院へ。
ご存じの通り、サン・ピエトロ寺院のある場所は「イタリア」ではなく「バチカン市国」だが、別に入国審査などはない。
(当たり前か)

 まずは、広場の「回廊の4列の柱がぴったり重なって1本に見える」というポイントを探す。
目印の「白い敷石」の上に立ってみるが全然柱は重なって見えない。???
正解は「中央が灰色で周囲が白い敷石」でした。
やはりガイドブックの情報を鵜呑みにしてはイケナイ。

正しい敷石
正しい敷石の上に立つ女王様1号。

スイスガード
 柱がちゃんと重なって見えたことに満足し、微動だにせず警備するスイスガードの写真も撮っていよいよ寺院内部へ。しかしスイス ガードのみなさんは、ミケランジェロデザインというこのドハデな衣装をどうお考えなのであろうか…。

 サン・ピエトロ寺院は世界最大の教会。中はもう、とにかく広い。有名な「ピエタ」くらいはすぐにわかるけれど、あちことに並ぶ 歴代法皇の像は誰が誰やらわからない。クリスチャンでも研究者でもない身には、ひたすらその豪華絢爛さを感じるのみ。

柵がジャマ。

サンピエトロ寺院 暗くてよくわからん…
(手前の黒いのは法皇の
祭壇を覆うブロンズの天蓋)


スペイン階段 ローマの休日?
 サン・ピエトロ寺院から再びバスに乗り、テルミニ駅へ。駅周辺で初めてジプシーの子供たちっぽい集団を見かける。
「イタリアへ行く」と周りの人に言うと条件反射のように「スリに気を付けて」と言われたのだが、いかにもそれらしいのを見たのは ここだけだった。休日ということで、わるものたちも遠出していたのかも(?)。

 地下鉄でホテルのあるバルベリーニ駅よりひと駅先まで行ってみる。ここは映画「ローマの休日」で有名なスペイン階段がある ところなのだ。
ところがスペイン階段は黒山の人だかり。みんな段に腰を下ろしておしゃべりしている。通りすがりの女の子をナンパしているらしき にーちゃんたちもいる。(我々は全然声をかけられなかったぞ…?)
この混雑ではオシャレにジェラートを食べている場合ではないが、それ以前に条例(?)でスペイン 広場での飲食は現在禁止されているらしい。

 オードリー・ヘップバーンファンだったらガッカリするところかもしれないが、幸い我々は違ったのでそのまま歩いてホテルに戻る。 ベネト通りの外れにあるレストランで夕食を食べて(「仔牛のフィレステーキ マッシュルームソース」 が絶品!)本日の予定は全て終了。


戻る 次へ

[TOP]  [食事編]  [買い物編]  [乗り物編]  [番外編]

海外旅行記一覧へ
旅好き3女王様の小帝国トップへ