ナポリ&シチリア旅行記 観光編
シチリア州旗 ≪ピアッツァ・アルメリーナ≫ 

※ 1ユーロ=約97円(2012年7月当時) ※


△▼△ カサーレの古代ローマの別荘 △▼△
 昼食後にアグリジェントから西に向けて出発し、約1.5時間でピアッツァ・アルメリーナに到着。 この街の唯一無二の?見どころがカサーレの古代ローマの別荘(http://www.villaromanadelcasale.it/)。大貴族が建てた別荘で、床のモザイクが有名。女王様たちはここで1時間の自由見学となった。
 入場料は本来なら10ユーロなのだが、このときは修復工事中のため5ユーロ。 工事中でも見学できるのはいいが、すぐそばでおっちゃんたちが作業をしていたり、一部の部屋が見れなかったりするので半額だったのだ(女王様たちは浴場のあるエリアを全然見れなかったのだが、工事中だったからなのか、単に入口を発見できなかったからなのかはナゾ)。

 例によって順路表示がまったく見当たらず、女王様たちはうっかり逆走したりしながら、あちこちの部屋を見学していった。
 下写真の「大狩猟の廊下」はかなりの長さにわたって人間といろいろな動物が描かれていて面白いのだが、その奥にあるバジリカで工事が行われていたため、廊下のモザイクの上には長々と電源コードが…(写真だと亀裂みたいにも見えるけど違います)。
大狩猟の廊下その1 大狩猟の廊下その2 大狩猟の廊下その3 大狩猟の廊下その4
ビキニの10少女  左写真は通称「ビキニの10少女」。古代ローマのミスコン(?)で下段中央の少女が優勝したのか、冠と月桂樹を手にしている。 上段右にはキャッキャウフフ的な追いかけっこポーズも。
 右のセクシーラブラブな2人は「オデュッセウスとポリュペモス」らしい。 モザイクの中ではこの2つが特に人気のようで、付近のみやげもの屋で売られているあれこれのモチーフに多用されていた。

 工事中で見れない箇所があったにもかかわらず、1時間では全部見て回るのに結構ギリギリだった。現在はもう工事が完了しているので、1時間では足りないかも(入場料も元に戻っている)。
 なお、今回の主な工事は直射日光で暑くなりすぎるガラス屋根を木製の屋根に交換するものだったそうで、これからは晴れの日でもそんなに暑くならない…のか?

 みやげもの屋で絵ハガキなどを購入してからクルマに戻り、2時間ほどでタオルミーナに到着。 この日はシチリア島北側のティレニア海沿いのパレルモから南側の地中海が見えるアグリジェント、そして東側のイオニア海沿いへと大移動の1日でした。

オデュッセウスとポリュペモス

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