館内に入ってすぐに目につくのが、「死の凱旋」という作者不詳の壁画(右上写真)。死神(中央の馬に乗ってるガイコツくん)が乱入し、周囲に矢を放つと当たった人々が死んでいく…というなかなか不気味な絵です。
「ヨハネの黙示録」をテーマとしているらしい。展示場所は1階だけど、2階の踊り場のようなところからも全体を見下ろせるようになっていた。
続いての目玉作品は、フランチェスコ・ラウラーナ作の「アラゴン家のエレオノーラの胸像」(左写真)。モデルも作者もイタリア人なのに、切れ長の目でなぜか東洋人風味。
2階に進むと宗教画がメイン。その終わりの方に展示されているのがアントネッロ・ダ・メッシーナ作の「受胎告知のマリア」(右下写真)。黒バックに浮かぶヴェールの青が印象的。
写真撮影はOK(だと思う)が、どうしてもガラスに自分が写り込んでしまうので、こちらの画像は絵ハガキから転載。
女王様たちが見学に行ったときは、この美術館の美術品修復担当者(?)と大学生のグループらしき一団が、中庭に面した通路に作品を置いて修復の実地演習らしきものをやっていました。 |